2012年08月30日

[youtube] Benedict Cumberbatch, Martin Freeman Interview

Benedict Cumberbatch, Martin Freeman Interview


 ちょ…マーちん男前過ぎ…orz そしてカンバーパッチんはどうしてそんなにソフトな喋り方ですか…可愛いやんけー(低音)



【2012/Sep/2】追加
 カンバーパッチんオンリーだけどインタヴュアーとかの要らん茶々が入ってないので純粋にカンバーパッチんの声堪能用に。声は色っぽいくせに仕草は可愛いとかどういう罠かw
Benedict Cumberbatch: A 21st Century Sherlock Holmes





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2012年08月29日

『SHERLOCK』/「The Reihenbach Fall」プロローグ〜望まぬ名声〜ロンドン塔

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第3話「The Reihenbach Fall」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m


脚本のスティーヴンさん曰くシーズン2はホームズものの中でも最も有名な「The Woman」と「The Hound」と「The Professor」の3話。それぞれが象徴し、シャーロックがそれぞれのエピソードで対峙することになるものは、「愛」と「恐怖」と「死」… 
カンバーパッチん曰くでは「愛」と「恐怖」と「スリル」らしい。

正典を知っているならばこのタイトルを見ただけでラストシーン(及び「本当の」ラストシーン)は予測が付く、のだけれど、そこに至るまでの、心の中に指を突っ込まれて探り回されるような気色悪さは、流石に裏切りと疑心暗鬼の騎士伝説アーサー王物語と悲劇とグロテスクのシェイクスピア文学の本家、って気がした。


プロローグ〜望まぬ名声〜ロンドン塔

プロローグが一番心に痛いんですけど…結末も“その後”も全て判っていても、それでも、冒頭のマーちんの目を見ただけで胸が詰まる…(泣)

<プロローグ>

・雷鳴の轟くカウンセリングルーム。第1話の冒頭に見た無気力なジョンとは違う、けれど、何かを堪えているような痛々しい瞳のジョン。

♀:Why today?
  何故今日ここへ?
J : Do you want to hear me say it?
  俺がそれを言うのを聞きたい?
♀ : Eighteen months since our last appointment.
  最後の診察から1年半にもなるわ
J : You read the papers?
  新聞は読んでるよね?
♀ : Sometimes.
  時々
J : And you watch telly? You know why I'm here. I'm here because…
  テレビ見てるだろ? 何で俺がここに来たか知ってるよね。 …ここに来たのは…
(言いよどむジョン…)
♀ : What happened, John?
  何があったの、ジョン?

・深く深呼吸して、心を整えるジョン
 とてつもない権力を持つマイクロフトを敵と誤認して対峙した時でさえ全く怯まず、“昨日出会ったばかりの”友を守る為に一片の迷いも無く引き金を引いた彼が。異郷の犯罪組織に拉致されて生命の危機に曝されてさえ時間稼ぎの為に怯えた振りをしていた彼が。己の命さえ顧みず家一軒を吹っ飛ばす程のプラスチック爆弾を抱えたままモリアーティに組み付いた彼が。(推測ではあるが)友の為に共にほぼ不可能に近いテロ組織からの“あの女性”の救出作戦をやってのけた彼が。一度は己も心の底から恐怖した筈の“魔犬”が友に迫った時余りにも冷静にたった数発の弾丸で仕留めて見せた彼が。
 戦場と云う地獄をさえ、恋しがった彼が、今、只“その出来事”を言葉にする、というだけの行為に、これほどに怯え、戸惑い、心を乱している

J : Sher…
  シャール…
(名前を口にするのさえ、戸惑うジョン…)
♀ : You need to get it out.
  言ってしまわなければならないのよ
J : My best friend, Sherlock Holmes, is dead.
  最愛の友、シャーロック・ホームズが… 死んだ


・ホームズ、の方は殆ど声に出ていない&字幕にないけど、口は「Holmes」と動いているので…


<望まぬ名声>
(3ヵ月前に遡る…)
(美術館にて)
♂ : Falls of Reichenbach, Turner's masterpiece, thankfully recovered owing to the prodigious talent of Mr Sherlock Holmes.
  ターナーの名作「ライヘンバッハの滝」は、有り難い事に、シャーロック・ホームズ氏の並外れた才能によって、取り戻されました。

参考:wiki; ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー
・「ライヘンバッハの滝」は1804年の作品で、ベドフォードのTHe Higgins Art Gallery & Museumの所蔵

♂ : A Small token of our gratitude.
  ほんの感謝の印です
(小さな箱を手渡され…)
S : Diamond cufflinks. All my cuffs have buttons.
  ダイアモンドのカフリンクス(袖留め)。僕の袖は全部ボタン付きなんだが

参考:wiki; カフリンクス

J : He means "thank you".
  (どん引きの美術館関係者に)「感謝します」と言ってます
S : Do I?
  僕が?
J : Just say it.
  言うの
S : Thank you.
  感謝します
(立ち去ろうとするシャーロックを止めるジョン…写真撮影)
(新聞:「Hero of the Reihenbach」)

・どうでもええけどもう公式に夫婦扱いなんか君らwww こういう場でそういう立ち位置ってそういうことやろwww (新聞には「アシスタント」って書いてあるな)
・それともあれか、ジョンは胸に「保護者」って札でも付けとくか?w 小学校低学年くらいの子供と母親の図、だよなコレwww

(新聞:「Top Banker Kidnapped」)
・新聞の紙面が建物にトランスフォームするの面白い

♂ : Back together with my family, after my terrifying ordeal. And we have one person to thank for my deliverance, Sherlock Holmes.
  恐ろしい試練の後、再び家族の元に帰る事ができました。私の解放に関して、感謝を述べたい人物がいます、シャーロック・ホームズです
  
(小さな箱を受け取って…)
S : Tie pin. I don't wear ties.
  タイピン。僕はネクタイはしない
J : Shh.
  シー
(新聞:「Reichenbach hero finds kidnap victim」)
・贈り物の箱をからから振るな!www

(スコットランドヤード)
L : Peter Ricoletti. Number one on Interpol's most wanted list since 1982. But we got him. And there's one person we have to thank for giving us the decisive leads, with all his customary diplomacy and tact.
  ペーター・リコレッティ。1982年からのインターポール国際指名手配書の筆頭。しかし我々が逮捕しました。ここに我々が感謝しなければならない人物がいます、彼はいつもの交渉術と機転をもって我々に決定的な糸口を与えてくれました
J : Sarcasm.
  嫌みだな
S : Yes.
  だな
L : We all chipped in.
  皆でカンパしたんだ
(包みを開けると、鳥打ち帽が…記者の「冠って!」の声)
J : Just get it over with.
  さっさとやっちまえよ
(しかたなく帽子を冠るシャーロック、拍手、カメラのフラッシュ)

・ドノバンとアンダーソンが笑ってるのは帽子のプレゼントはギャグのつもりやったんかな
・このシーンのルパートさん@レストレード、なんか妙に綺麗な顔してるんよね、レストレード警部TV中継あるからお手入れして来たんかw

新聞 : BOFFIN SHERLOCK SOLVES ANOTHER Hero'Tec cracks ‘unsolvable’ case
   専門家シャーロックまた事件を解決 英雄探偵、不可能犯罪を解明

・Boffinには「昼行灯」的な意味もあり、専門的技術、知識を持っているものの、それ以外の事に関してはちょっと疎い人を意味するっぽい

(221B)
S : “Boffin”? Boffin Sherlock Holmes.
  研究ヲタ?研究ヲタク、シャーロック・ホームズだと?
(新聞を叩き付けるシャーロック)
J : Everybody gets one.
  みんなひとつ貰うんだよ
S : One what?
  何をひとつだって?
J : Tabloid nickname. SuBo, Nasty Nick. Shouldn't worry. I'll probably get one soon.
  タブロイド用の渾名だよ。スーボとかナスティ・ニックとか。気に病むなよ、俺もすぐにひとつ頂戴する事になるさ

参照:wiki; スーザン・ボイル(愛称SuBo)
参照:wiki: Nick Bateman(愛称Nasty Nick)

S : Page five, column six, first sentence.
  5ページ、6段目、最初の文
(新聞を捲るジョン)
S : Why is it always the hat photograph?
  何故いつも帽子の写真なんだ?
J : “Bachelor John Watson.”
  「バチェラー(独身男、結婚していない男性)・ジョン・ワトソン」
S : What kind of hat is it, anyway?
  だいたいこれはどういう種類の帽子なんだ?
J : Bachelor? What the hell are they implying?
  バチェラーだと?やつら何をほのめかしてやがるんだ?
(帽子を持ってぐるんぐるん回してるシャーロック)
S : Is it a cap? Why has it got two fronts?
  キャップなのか?なんで庇がふたつもある?
J : It's a deerstalker. “… frequently seen in the company of bachelor John Watson.”
  鳥打ち帽/鹿猟師の帽子だよ。「…頻繁にバチェラー・ジョン・ワトソンを伴って現れる」
S : How do you stalk a deer with a hat? What am I going to do, throw it?
  この帽子でどうやって鹿に忍び寄るんだ?僕にどうしろって云うんだ、投げるのか?
J : “Confirmed bachelor John Watson.”
  「独身主義者ジョン・ワトソン」
S : Is it like some sort of death Frisbee?
  死のフリスビーとかそういうやつか?

・チャクラムのことを言っとるのか?>死のフリスビー
参考:wiki; チャクラム

J : Okay, this is too much. We need to be more careful.
  いいだろう、もう充分だ。俺たちはもっと慎重になる必要があるな
S : It's got flaps. Ear flaps, it's an ear hat, John.
  フラップが付いてる。耳当てだ。これは耳帽子だよジョン
(帽子をフリスビーのように飛ばすシャーロック、綺麗にジョンの胸元に。まったく動く事無く片手で受けるジョン)
・このシーン何テイク撮ったんやろw NGシーン見てみたいw

S : What do you mean, more careful?
  どういう意味だ、もっと慎重に、とは?
J : I mean, this isn't a deerstalker now. It's a Sherlock Holmes hat. I mean that you're not exactly a private detective any more. You're this far from famous.
  つまりな、これはもう鳥打ち帽じゃない。シャーロック・ホームズ帽なんだよ。君はもう「私立(プライベートな)探偵」では有り得ないんだ。(親指と人差し指を近づけて)もう後このくらいで有名人だ
S : Oh, it'll pass.
  ああ、直ぐに過ぎ去るさ
J : It better pass. The press will turn, Sherlock. They always turn. And they'll turn on you.
  過ぎ去ればいいがな。マスコミは変化するぞ、シャーロック。あいつらはいつでも手の平を返すんだ。そのうち君を攻撃し始めるぞ
S : It really bothers you.
  そんなに気に入らないのか
J : What?
  何が?
S : What people say.
  人の言うことが
J : Yes.
  ああ
S : About me. I don't understand. Why would it upset you?
  僕についてのことじゃないか。理解出来ないな、何故それが君を動揺させるんだ?
J : Just try to keep a low profile. Find yourself a little case this week. Stay out of the news.
  目立つ行動は控えるように。今週は小さな事件で我慢しなさい。新しい事には関わらないこと。

・なんやその処方はwww どういう病状やねんなw
・「なんでだ?」と自問自答した結果、こわいかんがえになった。そうだろ、ジョン?w

<ロンドン塔>
(ロンドン塔、11:00)
・逆チルト撮影でミニチュアのように見えるロンドン…このシリーズの、こういう「ロンドン・街ガイド」的なシーンばかりを繋ぎ合わせて、ロンドンPV作って欲しいよ。美しすぎる〜
・観光客のような出で立ちで現れるジム・モリアーティ…

(221B)
・シャーロックのスマホに着信…顕微鏡を覗いているシャーロック、風呂上がりのジョン…やっぱり台所の向こうっかわ、風呂場やったんやv そしてジョンも風呂上がりのまんまリビングうろつくんやv
J : That's you phone.
  君の携帯だぞ
S : Mmm, keeps doing that.
  うん、さっきから何度も鳴ってる
(台所とリビングの間にマネキンがぶら下がってるwww)
J : So, did you just talk to him for a really long time?
  じゃ君は…ずっと彼に話しかけてただけなのか?
S : Oh. Henry Fishguard never committed suicide. Bow Street Runners missed everything!
  ん?ああ、ヘンリー・フィッシュガードは絶対に自殺したのではないよ。ボウ・ストリート・ランナーズ(警察)は何もかも見逃している!

・Bow Street Runners:後の警察、スコットランドヤードの前身
参照 : wiki; Bow Street Runners

J : Pressing case, is it?
  緊急の事件かい?
S : They're all pressing till they're solved.
  解決されるまではどれも急を要する事件だよ

・どうやらジョンの言いつけを守って新しい事件には触れずに古い文献から未解決の事件を拾って検証しているらしいな、シャーロックw

(ロンドン塔)
・王冠や王杖の展示された部屋へ入って行くモリアーティ…イヤホンでクラッシック音楽を聴き始める… 
・スマホの王冠のアイコンをクリックするモリアーティ、整備システムが作動、警告が鳴り響く… 現場に急ぐレストレード、モリアーティはイングランドの旗の模様の豚さんの貯金箱のアイコン(これかなり可愛い)、檻に入った囚人のアイコンをクリック、イングランド銀行、ペントンヴィル刑務所に次々に警報が。

参考:wiki; イングランド銀行
参照:wiki; HM Prison Pentonville (ペントンヴィル刑務所)


・「やらなきゃいけない訳じゃなかったんだけどぉ、やっちゃったんだ♪」とアンドリュー・スコットがメイキングで語っていた“踊るモリアーティ”。何がどうと云う程ヘンなところがあるというのではないのだけれど、何とも云えず、奇怪な気分。
・なだれ込んでくる武装した警官たち、叩き割ったケースの中の王座に、王冠と王杖を持ちケープを纏ったモリアーティ…

JM : No rush.
  急がなくて良いよ

(221B)
(シャーロックの携帯に着信)
J : I'll get it, shall I?
  俺がとるぞ、いいか?
(テキストを確認…シャーロックに差し出すジョン)
J : Here.
  おい
S : Not now, I'm busy.
  後で。今忙しい
J : Sherlock.
  シャーロック
S : Not now.
  後で!
J : He's back.
  奴が帰って来た

・ジョンを見上げるシャーロック、目を合わそうとしないジョン、この絶妙な緊張感…
(携帯を受け取るシャーロック)
Text : Come and play, Tower Hill. Jim Moriarty x.
  おいで、遊ぼう。タワーヒル。ジム・モリアーティ(キス/愛を込めて)

・連行されて行くモリアーティ…悲劇の幕が、騒々しく上がった…


・兎に角もうアンドリュー・スコットの演技が凄過ぎてモリアーティ見るのが怖い。特に何をやっていなくても怖い、この怖いと云うのは、何と云うか、根源的な何かに訴えてくる怖さ、に近い。アンドリューはむしろ可愛いと云える程整った顔なのに、その全身から滲ませるグロテスクさはなんとしたことなのだろう。彼って、ポスト・ゲイリー・オールドマン、な役者さんだと思うなあ


posted by radwynn at 12:33| 京都 ☁| Comment(4) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月17日

『SHERLOCK』/「The Hounds of Baskerville」デュワーズホローの真実〜エピローグ


BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第2話「The Hounds of Baskerville」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m

※このエントリにはヘンリーの依頼した事件の犯人と真相などのネタばれが含まれます、ドラマ未見でネタばれNGの方は閲覧用注意!※


デュワーズホローの真実〜エピローグ

やっぱりジョンの射撃の腕は相当なもんだな、とw

<デュワーズホローの真実>
・闇を切り裂くレンジローバーのヘッドライト、ホローに急ぐS&J…ヘンリーは銃を持ったままホローへ…
Henry : I'm sorry… So sorry, Dad…
  ごめんよ…本当にごめんよ、父さん…
しゃがみ込んで銃口を口に突っ込むヘンリー…
S : Oh, Henry, no! No!
  ヘンリー!よせ!やめろ!
Henry : Get back, Dad! Get away from me!
  来ないで、父さん!近づかないで!
J : Easy, Henry. Easy. Just relax.
  落ち着いて、ヘンリー、大丈夫だ。落ち着くんだ
Henry : I know what I am. I know what I tried to do!
  自分の事は判ってるよ!何をしようとしたか判ってる!
J : Just put the gun down. It's okay.
  さあ、銃を下ろして。大丈夫だ
Henry : No! No! I know what I am!
  いやだ!いやだ!僕はー!
S : Yes. I'm sure you do. Henry. It's all been explained to you, hasn't it? Explained very carefully.
  ああ、その通りだ、ヘンリー。君は全てを知らされていた、そうだろう?非常に慎重に、述べられていた
Henry : What?
  何の事だ?
S : Someone needed to keep you quiet. Needed to keep you as a child to reassert the dream that you'd both clung on to because you had started to remember. Remember now, Henry. You've got to remember what happened here when you were a little boy.
  誰かが君を黙らせる必要があった。君を、心に染み付いたふたつの夢を喚き立てる子供の侭にしておく必要があった、何故なら、君は思い出し始めていたからだ。さあ、思い出すんだ、ヘンリー。君は、子供の時にここで何が起こったのか思い出さなければならない
Henry : I thought it had got my dad. The Hound. I thought… Oh, Jesus! I don't know any more! I don't!
  僕はアレが父さんを捕まえたと思ったんだ、ハウンドが… ああ、神様!僕はなんにも知らない!知らないんだ!
(再び銃口をくわえるヘンリー)
J : No, Henry! Henry!
  やめなさい!ヘンリー!ヘンリー!
S : Henry, remember, "Liberty, In." Two words. Two words a frightened little boy saw here 20 years ago. You'd started to piece things together, remember what really happened here that night. It wasn't an animal, was it, Henry? Not a monster. A man.
  ヘンリー、思い出せ、「リバティ、イン」、2つの言葉。2つの言葉だ、20年前にここで怯えた少年が見た。君はそれらを繋ぎ合わせ、あの夜ここで何が起こったのかを思い出し始めていた。あれは動物ではかった、そうだね、ヘンリー?怪物ではなかった。人間だ

・ヘンリーの回想:ガスマスクを着けた男が父親を襲う…ガスマスクの赤い眼鏡の反射、くぐもって獣の唸り声に聞こえる荒い息遣い、そして立ち上がった男のTシャツに犬の顔と「H.O.U.N.D. Liberty, In」の文字…

・ジョンが、シャーロックの喋ってる間ずっと、ヘンリーから銃を奪う隙を伺ってるんだよなあ…

S : You couldn't cope. You were just a child. So you rationalized it into something very different. And then you started to remember, so you had to be stopped. Driven out your mind so that no one would believe a word that you said.
  君には処理不能だった。まだ幼かった。だから君は、納得出来るようひどく違ったものに置き換えた。そして君は思い出し始めた。だから、阻止されねばならなかった。君の言葉を誰も信じないように、君を狂わせたままにして
L : Sherlock!
  シャーロック!
(ジョンがヘンリーの手から銃をそっと受け取る)
J : Okay. It's okay, mate.
  大丈夫、大丈夫だ
Henry : But we saw it! The Hound. Last night. We did!
  でも、見たでしょう!ハウンドだ。昨日の夜。僕ら、見たんだ!
S : There was a dog, Henry. Leaving footprints, scaring witnesses. But it was nothing more than an ordinary dog. We both saw it. Saw it as our drugged minds wanted us to see it. Fear and stimulus. That's how it works. But there never was any monster.
  あれは犬だったんだ、ヘンリー。残された足跡、恐ろしげな目撃証言。しかしあれは只の犬以上のものではない。僕らはあれを見た。麻薬に冒された僕らの心がそれを見ると望んだ通りに。恐怖と反動、それがこれの効き目だ。しかし怪物は決して存在しなかった
(遠吠え、そして巨大な影がホローの縁を回り込んで来る…唸り声…)
J : Sherlock?
  シャーロック?!
(パニクるヘンリー、今度はジョンにも、そしてレストレードにも見えている!)
J : Are you seeing this? He is not drugged, Sherlock. So what's that?
 (レストレードに)見えてるのか?(シャーロックに)彼はヤクにやられてないぜ、シャーロック。じゃあれは何なんだ?
(迫ってくる赤い目)
J : What is it!
  何なんだ!
S : All right! It's still there! But it's just a dog, Henry. It's nothing more than an ordinary dog!
  いいだろう!あれはまだ居る!しかし只の犬なんだ、ヘンリー。普通の犬以外の何者でもない!
L : My God! Oh, Christ!
  クソッタレが!うわっ、なんてこった!
(襲いかかってくる巨大な赤い目の魔犬)

・霧のわき出す岩の割れ目の方から、ガスマスクを着けた人影が近づく…気付いたシャーロックが飛びかかり、ガスマスクを剥ぎ取ると…そこにはモリアーティの顔!

S : No! No! It's not you. It's not you.
  違う!違う! お前ではない、お前ではない!
(引きずり出されたのは、フランクランド博士…)
S : The Fog,
  霧だ…
J : What?
  何?
S : It's the fog! The drug, it's in the fog! Aerosol dispersant, that's what it said in those records. Project H.O.U.N.D. It's the fog. A chemical minefield.
  霧だ!麻薬は霧に仕込んであるんだ!煙霧質分散、あの記録にあった。ハウンド計画、それは霧だ、化学的地雷原だ
(いつの間にか窪地は霧に包まれている)
Dr F : For God's sake, Kill it! Kill it!
  クソッ!(犬に)こいつらを殺せ、殺せ!

・襲いかかる犬…レストレード発砲!ハズレ!w ジョン、ダブルショット!的中!確実に仕留めるつもりやなw ほんと、ジョンの射撃の腕、良過ぎw それ自分の銃ちゃうやん、今持ったばかりの、整備すらされてへんような銃で、2発とも当てるとかw 1発は捨て弾で弾道見るとかそういうのなくてもいけるんかいw

S : Look at it, Henry.
  見ろ、ヘンリー
Henry : No, no, no…
  いやだ、いやだ…
S : Come on, look at it!
  いいから、見るんだ!
(さっきまで光る身体の巨大な犬だった姿が、只の黒い犬に)
Henry : It's just… You bastard.You bastard! Twenty years! Twenty years of my life making no sense. Why didn't you just kill me?
  これは、只の… 畜生…畜生!20年だぞ!20年間の僕の人生には何の意味も無かったんだ!なんで只僕を殺さなかったんだ?
S : Because dead men get listened to. He needed to do more than kill you. He had to discredit every word you ever said about your father. And he had the means right at his feet. A chemical minefield! Pressure pads in the ground, dosing you up time that you came back here. Murder weapon, scene of the crime, all at once. Oh, this case, Henry! Thank you, it's been brilliant.
  何故なら人は死者の声には耳を傾けるからだ。彼は君を殺す以上のことをする必要があった。君が父親に関して発言する全ての言葉の信憑性を失わせなければならなかった。そして彼はまさに足下にその手段を持っていた。化学的地雷原だ!圧力板を地面に設置し、君がここを訪れる度に投薬する。殺人兵器と犯行現場が一体化しているんだ。ははは、なんという事件だ、ヘンリー、感謝するよ、素晴らしかった
J : Sherlock.
 …シャーロック
S : What?
  何だ?
J : Timing.
 …タイミングを考えろ
S : Not good?
  まずかったのか?
Henry : No, no, it's okay. It's fine, because this means… This means that my dad was right. He'd found something out, hadn't he? And that's why you killed him, because he was right! And he found you right in the middle of an experiment.
  いや、大丈夫。良かったよ、だって、それなら… それはつまり僕の父さんが正しかったってことだ。父さんは、何かを見つけたんだ、そうだろう?それがあんたが父さんを殺した理由だ、何故なら、父さんが正しかったから!父さんは、実験の真っ最中だったあんたを見つけたんだ
(犬が息を吹き返す)
(ジョンが犬を射殺している間に逃げ出すフランクランド博士)

・警部ー、ちゃんと犯人確保しとこうやーw

・バスカヴィルに逃げ込むつもりか、グリンペン大地雷原に踏み込むフランクランド…地雷を踏みつけてしまい…爆死
・正典では犯人がグリンペン大沼に呑み込まれてしまうシーン
・どうでもいいけどその爆発規模、対人地雷とちゃうwww そんなところに対戦車地雷仕掛けてどうすんねんwww なんか形状が圧力式というより呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンな跳躍式っぽい気もする…もしそうやったら結構広い範囲に殺傷能力あるから後ろに迫ってたシャーロックたちも危なかったかもねーw ってまあTVドラマですからw

<エピローグ>
・翌朝、クロス・キーズ・パブで食事してるジョン。またかwww

・ビリー君(どうでもいいけどこのシリーズお店のボーイは全員「ビリー」w 正典でワトソンが引っ越した後シャーロックが雇ったボーイの名前)がブレックファストのプレートを運んで来て…シャーロックがコーヒーのマグカップを両手に持って登場vvv 座ってるジョンにシャーロックがコーヒーを、ってのは、シーズン1第2話でもあったけど、なんかほのぼのするんだよなーw

S : So they didn't have it put down, then? The dog.
  じゃあ、彼らは安楽死させてなかったんだな?あの犬
J : Obviously. Suppose they just couldn't bring themselves to do it.
  そのようだな。思うに自分らで始末つけるのに忍びなかったんだろうな
S : I see.
  判るよ
J : No you don't.
  君にゃ判らんよw
S : No, I don't. Sentiment?
  ああ、判らん。感傷ってやつか?
J : Sentiment.
  そう、感傷

・またいちゃついとるwww

J : Mmm, listen, what happened to me in the lab?
  ん、なあ、ラボで俺に起こったのは何だったんだ?
S : Do you want some sauce with that?
  何かソースかけるかい?

・イギリス料理は味が無い。テーブルで各自好きな味付けをするというのが正しい食べ方なんだそうな。なんでも、イギリス人は作る方も食べる方も自分の味覚に自信が無いから、作る側は最低の味付けだけして、後は好きにして、で丸投げ、食べる側も、こんだけかけときゃまあなんとかなってるでしょ、と、てきとーに調味料をぶっかけて食べてるんだそうな。流石に最近は、美味しく作ろう、美味しく食べよう、と言う、味覚ルネサンス的な気運が高まって来てて、ガストロ・パブなど、正しく美味しい料理を提供する店も増えて来てるらしいがw
・っていうかいつもなら滔々と解説を始める君がそこでそんなかいがいしい振りをして話を逸らしたらどう考えても変だろ、シャーロック!www

J : I hadn't been to the Hollows. How come I heard those things in there? Fear and stimulus, you said.
  あん時ゃ俺はホローには行ってなかったんだぞ。なんであんな事になったんだ?恐怖と反動、って言ってたっけ?
S : You must've been dosed with it elsewhere. When you went to the lab, maybe.
  何処か他の場所で投薬されたんだよ。ラボに入った時にね、多分

・シャーロック、人の目を見て喋れwww 後ろ暗さ満点やないかwww 姿勢までコンパクトに丸まってwww

S : You saw those pipes. Pretty ancient, leaky as a sieve. And they were caring the gas, so…
  あのパイプを見ただろう、ひどく古びてて、ザルみたいに漏れてた。あれがガスを運んでたんだ、だから…
(調味料入れから小袋を引っ張り出して…)
S : Um, ketchup, was it, or brown?
  えーと、ケチャップはこれ、それともブラウンソース?

・そういう常にはしないかいがいしい事をするからジョンに怪しまれるんやろwww

J : Hang on.
  ちょっと待て

・やっと気が付いたか、ジョンよwww

J : You thought it was in the sugar. You were convinced it was in the sugar.
  君は砂糖に薬物が入ってると思ってたんだよな。砂糖に入ってると確信してた
S : Better get going, actually. There's a train that leaves in half an hour, so if you want…
  そろそろ出た方がいいんじゃないかな。30分後に出る列車があるから、それに乗りたければ…
J : Oh, God. It was you. You locked me in that bloody lab!
  …マジかよ…君だったんだな…君が俺をあのクソ忌々しいラボに閉じこめたんだな!
S : I had to. It was an experiment.
  僕がやった。実験だったんだ

・ちょっとは申し訳なさそうやん!良い子になったやんシャーロックwww

J : An experiment?
  実験だと!?
S : Shh.
  シーッ
J : I was terrified, Sherlock. I was scared to death!
  俺は震え上がったんだぞ、シャーロック。死ぬ程怖かったんだぞ!
S : I thought the drug was in the sugar so I put the sugar in your coffee. Then I arranged everything with Major Barrymore. It was all totally scientific, laboratory conditions. Well, literally.
  砂糖に入っていると思ったから、君のコーヒーに砂糖を入れたんだ。そしてバリモア少佐に話を付けた。全て完全に科学的なものだったんだよ、実験室条件だ。まあ、文字通りね
(回想:ラボで逃げ回るジョンを悠然とモニタでチェックしながら、遠吠えや唸り声をマイクで流すシャーロック…ひでぇwww)
S : I knew what effect it had had on a superior mind, so I needed to try it on an average one.
  知性の高い精神に及ぼす影響は既に判っていたから、平均的なので試す必要があったんだ
(思わず手を止めるジョン)
S : You know what I mean.
  言わんとするところは判っているね?
J : But it wasn't in the sugar.
  でも砂糖じゃなかった

・ジョンの反撃開始www

S : No, well, I wasn't to know you'd already been exposed to the gas.
  いや、つまり、僕は君が既にガスを吸い込んでたなんて知り得なかった
J : So you got it wrong.
  だから、君は間違ってたんだ
S : No.
  いいや
J : You were wrong. It wasn't in the sugar. You got it wrong.
  間違ったんだ。砂糖じゃなかった。君は勘違いしてたんだ
S : A bit. Won't happen again.
  …ちょっとだけね。もう二度とこんな事はないよ

・認めた!シャーロックが自分が間違ってたって認めた!vvv

J : Any long-term effects?
  長期的な影響は?
S : None at all. You'll be fine once you've excreted it. We all will.
  いや、まったく。一度排出してしまえば大丈夫だ。皆問題ない
J : Think I might have taken care of that already.
  それに関しては既に対処できてる筈だと思う
(テーブルにマグを置いて立ち上がるシャーロック)
J : Where are you going?
  どこ行くんだ?
S : Won't be a minute. Got to see a man about a dog.
  すぐ戻る。ちょっと所用がある

・Got to see a man about a dog:男性がトイレに立つ時の常套句らしい、行き先を明らかにしたくない時に使うんだそうだ。今回の場合は、あの犬と引っ掛けて、パブリカンのオヤジに用がある、ってことなんだろうけど。ジョンも振り返ってオヤジを見て納得してるしw


・いやー、楽しかった。仕掛けの面白さ、正典のネタの解釈、バスカヴィルを現代に置き換えるならコレだろ!というお手本のような作品でしたな!
・シーズン2になってからジョンはシャーロックに対して保護者的な何か、になって来てるなw シャーロックの弱さや、彼が自分に対して見せる無防備な程の信頼を見るにつけ、ジョン本来の気質の保護欲がむくむくしてるんやろなw それと、“彼女たち”と違ってシャーロックはジョンのことを判り過ぎる程判ってるから、いちいちなにも言わなくて良いっての、すっげー楽だと思うんだよなw シャーロックの方はいちいち言いたがりだから、まあバランス取れてる、のかw ほんとお似合いですことゴチソウサマ!…orz

・ラストのラストに、次回に向けての厭ーな気配の前振り…シャーロックの名前を書き散らした部屋から出されるモリアーティ…鏡に対して鏡文字で、つまり、マジックミラーになっている鏡の裏から見ると順文字で書かれた「Sherlock」の文字は、彼が自分自身をシャーロックと重ね合わせている…ボーダーを越えてシャーロックと己をほぼ同一視している、という暗示なのか…

・シーズン1、2とも、第2話が一番能天気に楽しめて気が楽だわー…orz

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2012年08月16日

『SHERLOCK』/「The Hounds of Baskerville」バスカヴィルの魔犬〜HOUNDの正体


BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第2話「The Hounds of Baskerville」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m

※このエントリにはほんとにがっつり「HOUND」に関するネタばれが含まれます、要注意!※


バスカヴィルの魔犬〜HOUNDの正体

ジョンの災難と、実のところそんなものは消し飛ぶくらいにとんでもなかったHOUNDの正体。今回の脚本はほんと凄い。


<バスカヴィルの魔犬>
(再びバスカヴィルに乗り込むS&J)
S : I need to see Major Barrymore as soon as we get inside.
  僕は中に入ったら直ぐにバリモア少佐に会う必要がある
J : Right.
  判った
S : Which means you'll have to start the search for the Hound.
  つまり君はハウンドの探索を始めなければならない
J : Okay.
  いいだろう
S : In the labs. Stapleton's first. Could be dangerous.
  研究室だ、ステイプルトン博士のラボから。危険だぞ

(バリモア少佐と)
B少佐 : Oh, you know I'd love to. I'd love to give you unlimited access to this place. Why not?
  ああ、喜んで。喜んで君にここの無制限利用権限を与えよう、もちろんそうするとも
S : It's a simple enough request, Major.
  至極簡単な要求ですよ、少佐
B少佐 : I've never heard of anything so bizarre.
  こんな突拍子も無い事は聞いた事が無い
S : You're to give me 24 hours. It's what I've negotiated.
  僕には24時間が与えられる、それが交渉の結果だ
B少佐 : Not a second more. I may have to comply with this order but I don't have to like it. I don't know what the hell you expect to find here, anyway.
  1秒たりとも超過は許さん。私はこの命令に従わなくてはならんが、喜んで従う必要は無い。ここで一体全体何が見つかると期待しとるのかは知らんがな
S : Perhaps the truth.
  おそらくそれは、真実、でしょうね
B少佐 : About what? Oh, I see! The big coat should have told me. You're one of the conspiracy lot, aren't you? Well, then, go ahead. Seek them out. The monsters, the death rays, the aliens.
  何についての、だね?ああ、判ったぞ、そのでかいコートから判る。君はあの陰謀組織の一員だな?なるほど、ならば、捜すがいいさ、怪物やら、殺人光線やら、宇宙人をな
S : Have you got any those? Oh, just wondering.
  そんなものがここに?いえ、ふと思っただけですが
B少佐 : A couple. Crash-landed here in the '60s. We call them Abbott and Costello. Good luck, Mr Holmes.
  一組、な。60年代に不時着したんだが、我々は彼らをアボットとコステロと呼んでいる。幸運を祈るよ、ホームズさん

・Abbott and Costello:アメリカのコメディアンコンビ
参照:wiki; Abbott and Costello

・【追記:8/21/2012】今更ながらですが、バリモア少佐がここで言ってる「あの陰謀組織」とは、「ドクター・フー」のスピンオフ「秘密諜報部トーチウッド」の事で、“大きなコート”というのはトーチウッドのリーダー、ジャック・ハークネスのコスチュームを指している…んだよね? だって、「黒サングラス、黒スーツ」ならMIBだろうけど、「大きなコート」で連想するそっち系って、トーチウッドなんじゃないかと…
因にこのジャック・ハークネスさんですが、オムニセクシャルという「老若男女地球人異星人問わずおーるおっけー!」なお方でして、作中では数人の男性との恋愛模様が描かれているようです。演じているジョン・バロウマン自身もカミングアウトしてまして…って、おい今wiki見てて気が付いたんだがこいつもグラスヴェジアンかよ…orz もういいよグラスヴェジアンなら何やっても許すよっていうか説得力あり過ぎだよwww

・未だ悪夢に悩まされ続けるヘンリー…

・ジョンは独りラボへ…前回とは打って変わって、職員が全員退出したラボは不気味に静まり返る。奥のラボへ入ってみるが誰も居らず、古びたパイプからは何かが霧状に漏れている。突如手術用のライトが目の前で点灯、余りの眩しさに立ちすくむジョン、追い打ちをかけるようにサイレンが大音量で鳴り響く。慌てて退去しようとIDリーダーにカードを通すも、アクセス不可のレッドランプ表示で無反応。と、サイレンが鳴り止むと同時に電灯が全て消灯され、暗闇に沈むラボ…脱出しようにもどこのIDリーダーもアクセス不可…そして不気味に響く、何かの動物の唸り声…
(携帯をかける…)
J : No, you've… Don't be ridiculous. Pick up. Dame it!
  おい…いい加減にしろよ…電話に出ろ…クソッ!
(…すぐ傍で聞こえる唸り声と足音…開いていた檻に飛び込み、扉を閉める、と、携帯に着信)
J : It's here. It's in here with me!
  奴はここに居る、この中だ、俺と一緒に!
S : where are you?
  何処に居る?
J : Get me out, Sherlock. You've got to get me out. The big lab. The first lab that we saw.
  ここから出してくれ、シャーロック。頼むから出してくれ、でかい方のラボだ、俺らが最初に見たラボだ
(唸り声)
J : Oh…
  ひぃ…
S : John? John?
  ジョン?ジョン?
J : Now, Sherlock. Please,
  直ぐにだ、シャーロック、頼む
S : All right. I'll find you. Keep talking.
  判った。探す。喋り続けろ
J : I daren't, it'll hear me.
  無理だ、奴に聞こえる
S : Keep talking. What are you seeing? John?
  喋るんだ。何が見えてる?…ジョン?
J : Yes, I'm here.
  ああ、ここだ
S : What can you see?
  何が見える?
(そろり、と檻の扉に近づくジョン…)
J : I don't know. I don't know, but I can hear it. though.
  判らん、判らんが、聞こえてる
(唸り声)
J : Did you hear that?
  聞いたか?
S : Stay calm. Stay calm. Can you see it? Can you see it?
  落ち着け、落ち着くんだ。奴が見えるか?…奴が、見えるか?
J : No. I… … I can see it.
  いや… … 見えた
(檻の前に動く影)
J : It's here. It's here!
  奴はここだ、ここにいる!
(布が捲られ… 居たのはシャーロック、ラボには灯りも点いて元通り)
S : Are you all right? John?
  大丈夫か、ジョン?
J : Jesus Christ! It was the Hound! Sherlock. It was here. I swear it, Sherlock. It must… It must… Did you see it? You must have!
  クソッタレ!ハウンドだ!シャーロック、奴はここに居た、間違いない、シャーロック、あれは…あれは絶対… 見ただろ?見た筈だ!
S : It's all right. It's okay now.
  大丈夫だ、もう問題ない
J : No, it's not! It's not okay! I saw it, I was wrong.
  違う!問題なくない!俺は見たんだ、俺は間違ってた!

・喚き散らすジョンと、冷静に観察するシャーロック… シャーロックはさあ、なんでそう無意識にジョンの愛を確信してるかなあ。人間関係上、やっちゃダメなことだ、って論理的には判ってるだろうに、ジョンなら大丈夫と思ってやがるんだろうなあw

S : Hmm. Let's not jump to conclusions.
  ふむ。結論を急ぐのはやめよう
J : What?
  何だと?
S : What did you see?
  何を見た?
J : I told you, I saw the Hound.
  言っただろ、ハウンドだよ
S : Huge? Red Eyes?
  巨大な?赤い目の?
J : Yes!
  そうだ!
S : Glowing?
  光っていた?
J : Yeah.
  ああ
S : No.
  違う
J : What?
  何?
S : I made up the bit about glowing. You saw what you expected to see because I told you. You have been drugged. We have all been drugged.
  僕が細工を仕掛けたんだ、光を放つ犬のね。君は僕の話の所為で、自分自身で見ると予期したものを見たんだ。薬物による症状だ。我々は皆薬物を盛られたんだ
J : Drugged?
  一服盛られた?
S : Can you walk?
  歩けるか?
J : Of course I can walk.
  もちろん歩ける
S : Come on, then. It's time to lay this ghost.
  なら一緒に来たまえ、そろそろこの幽霊を埋葬しよう
(ステイプルトン博士のラボへ)
Dr S : Oh, back again? What's on your mind this time?
  あら、帰って来たの?今度は何を考えているのかしら?
S : Murder, Dr Stapleton. Refined, cold-blooded murder.
  殺人です、ステイプルトン博士。巧妙で、冷酷な殺人です
(ラボの照明を消すシャーロック、光る兎…)
S : Will you tell little Kirsty what happened to Bluebell or shall I?
  ブルーベルに何が起こったか、あなたが幼いキルスティにお話になりますか?それとも僕が?
Dr S : Okay, what do you want?
  …いいでしょう、何をお望み?
S : Can I borrow your microscope?
  顕微鏡、お借り出来ますか?

・顕微鏡で何かを観察しているシャーロックの横で、手持ちぶたさん(違)なジョンとステイプルトン博士がお喋り。ほんと、ジョンってなんか話しかけ易いんだよねえw 街角や駅で道訊かれるタイプだよねw

Dr S : Are you sure you're okay? You look very peaky.
  あなた本当に大丈夫なの?随分窶れて見えるけど?
J : No, I'm all right.
  いや、大丈夫
Dr S : It was GFP gene from a jellyfish, in case you're interested.
  クラゲから抽出したGFP遺伝子なの、もしあなたが興味があれば、だけど

・GFP = green fluorescent protein 緑色蛍光タンパク質
参考:wiki; 緑色蛍光タンパク質

J : What?
  何の事?
Dr S : In the rabbits.
  兎よ
J : Hmm. Great news.
  ふむ すごいニュースだな
Dr S : Aequorea victoria, if you really want to know.
  オワンクラゲよ、もし本当に知りたいのなら

参考:wiki; オワンクラゲ

J : Why?
  何故?
Dr S : Why not? We don't ask questions like that here. It isn't done.
  否定する理由は?ここではそういう質問はしないの。された事は無いわ

・机に書き散らされている化学式は実際にある物質なのかどうかは判らないけど、モルヒネや酸の化学式に似てるっぽい、H2SO4は硫酸、左上には窒素、重水素の文字

Dr S : It was a mix-up, anyway. My daughter ended up with one of the lab specimens, so poor Bluebell had to go.
  兎に角、思い違いしてるわ。娘は実験室のサンプル体の1羽と一緒にいたの、だから、可哀想なブルーベルはそうなる運命だったのよ
J : Your compassion's overwhelming.
  大した思いやりだな
Dr S : I know. I hate myself sometime.
  判ってる。時々自分でも嫌になるわ
J : So, come on, you can trust me, I'm a doctor, what else have you got hidden away up here?
  なあ、俺を信じてくれていいんだぜ、俺だって医者だ、他に何がここに隠されてるんだ?
Dr S : Listen, if you can imagine it, someone is probably doing it somewhere. Of course they are.
  ねえ、あなたにも想像出来るでしょ、きっと誰かが何処かで同じことをやっているわ。当然ね
J : Cloning?
  クローン作成?
Dr S : Yes, of course! Dolly the sheep, remember?
  ええ、その通り!羊のドリー、覚えているわよね?
J : Human cloning?
  人間のクローン作成も?
Dr S : Why not?
  もちろんね
J : And what about animals? Not sheep? Big animals.
  それに、他の動物も?羊以外も?もっとでかい奴
Dr S : Size isn't a problem. Not at all. The only limits are ethics and the law. And both those things can be very flexible. But not here, not at Baskerville.
  大きさは問題ではないの、全くね。唯一の制限は、倫理と法よ。どちらもとてもフレキシブルになり得るものだけど。でもここでは違うの、バスカヴィルではね
(突然検体を壁に投げつけるシャーロック)
S : It's not there!
  無い!
J : Jesus!
  何だってんだ!
S : Nothing there! It doesn't make any sense.
  何も無い!それでは全く意味をなさないじゃないか
Dr S : What were you expecting to find?
  何が見つかると思っていたの?
S : A drug, of course! It has to be a drug. A hallucinogenic or a deliriant of some kind. There's no trace of anything in the sugar.
  薬物にきまっている!薬物に違いないんだ。幻覚誘発剤か譫妄発生剤の類いだ。あの砂糖の中には何の痕跡も無かった

参照:wiki; デリリアント

J : Sugar?
  …砂糖?
S : The sugar, yes. It's a simple process of elimination. I saw the Hound, saw it as my imagination expected me to see it. A genetically engineered monster. But I knew I couldn't believe the evidence of my own eyes, so there were seven possible reason for it, the most possible being narcotics. Henry Knight, he saw it, too. But you didn't, John. You didn't see it. Now, we have eaten and drunk exactly the same things since we got to Grimpen, apart from one thing! You don't take sugar in your coffee.
  あの砂糖だ、その通り。簡単な消去法だ。僕はハウンドを見た、僕の想像力が僕自身に見ると期待した通りに。遺伝子技術によって作り上げられた怪物だ。しかし既に僕は自分自身の目で見たものが信じられないと判っている、可能性のある理由は7つあるがもっとも可能性のあるのは、麻薬だ。ヘンリー・ナイト、彼も見た。しかし、君は見ていないんだ、ジョン。君は、見なかった。さて、僕らはグリンペンに来てから全く同じものを食べ、同じものを飲んでいる、たったひとつを除いて!君はコーヒーに砂糖を入れない
J : I see.So…
  なるほど、で…
S : I took it from Henry's kitchen. His sugar. But it's perfectly all right.
  これはヘンリーの台所からとって来た。彼の家の砂糖だ。しかしこれには全くなんの問題も無い
J : But maybe it's not a drug.
  じゃ、薬物じゃないとか
S : No, it has to be a drug. How did it get into our systems? How? There must be something. Something… Something… Something buried deep. Get out.
  いや、絶対に薬物だ。どうやって僕らの体内に入った?どうやって?何かある筈だ、何か…何か…奥深くに埋もれた何かが。(ふたりに)出て行ってくれ
Dr S : What?
  えっ?
S : Get out. I need to go to my mind palace.
  出て行ってくれ。僕は思考の宮殿に行かなければ
Dr S : Your what?
  何にですって?
J : Er… He's not going to be doing much talking for a while, we may as well go.
  あ…彼は暫くの間口をきかなくなるから、出てった方がいい
Dr S : His what?
  何なの?
J : Oh, his mind palace. It's a memory technique. A sort of mental map. You plot a map with a location. It doesn't have to be a real place. And then you deposit memories there. Theoretically, you can never forget anything. All you have to do is find your way back to it.
  ああ、思考の宮殿、だ。記憶術なんだ。心象地図の一種だよ。記憶の場所を地図に描くんだ、実際の場所である必要は無い。そしてそこに記憶を保管しておく。理論上では、決して何も忘れることはない。ただそこへの帰り道を見つけさえすればいい
Dr S : So this imaginary location could be anything, a house or a street?
  じゃあ、その想像上の場所はどこでもいい訳よね、家でも、道でも?
J : Yeah.
  うん
Dr S : But he said palace. He said it was a palace.
  でも彼、宮殿、って。彼、それを宮殿って言ったわ
J : Yeah, well, he would, wouldn't he?
  ああ、じゃあいつはそう思ってるんだろうね

・多分、記憶量が多過ぎて家や道じゃ追いつかないので部屋数の多い宮殿に成ったんじゃないか?それならいっそ高層ビルとかにしたらどうだろう。部屋に特徴がある方が覚えやすいのかな…

・記憶の検索を始めるシャーロック、ここの表現、今までで一番派手、っつうか、エキセントリックやねwwww ここまで大げさじゃなくてもいいんじゃないのかwww

・Liberty→模様布地での有名なロンドンのリバティ、自由の鐘、作曲家のジョン・フィリップ・スーザ(行進曲「自由の鐘」)
参考:Liberty London
参照:wiki; ジョン・フィリップ・スーザ

・In→宿泊施設のイン、国名のインド、ドイツのインゴルシュタット、元素のインジウム(原子番号49)

参照:wiki; インゴルシュタット

・Hound→ローデシアン・リッジバック、アイリッシュ・ウルフ・ハウンド、エルヴィス・プレスリーの「ハウンド・ドッグ」
参考:wiki; ローデシアン・リッジバックアイリッシュ・ウルフ・ハウンド
   wiki; ハウンド・ドッグ(エルヴィス・プレスリーの曲)

・最終検索結果:アメリカのインディアナ州の都市、リバティ、H.O.U.N.D.
参照:wiki; インディアナ州Liberty, Indiana

・HOUNDは何かの頭文字なのか…

・その頃ヘンリーは荒野を追われる妄想に苛まれて、手にした銃を…


<HOUNDの正体>
(ステイプルトン博士のラボから少佐の部屋の前の情報端末のある場所へ移動するS&Jと博士)
S : John?
  ジョン
J : Yeah, I'm on it.
  ああ、見張ってるよ

・すっかり板についちゃってるジョンw

S : Project H.O.U.N.D. I must have read about it. Stored it away. Experiment in the CIA facility in Liberty, Indiana.
  ハウンド計画。僕はそれについて読んでいる筈だ。記憶の片隅に仕舞い込んでいた。インディアナ州リバティにおけるCIA機関の実験だ
(ステイプルトン博士のIDではアクセス禁止…)
Dr S : That's as far as my access goes, I'm afraid.
  私のアクセス権限を越えてるわ、申し訳ないけど
J : There must be an override. A password.
  上位権限のパスワードがある筈だろ
Dr S : I imagine so, but that'd be Major Barrymore's.
  私もそう思うけど、それはバリモア少佐のパスワードでしょうね
S : Password.Password.Password.
  パスワード、パスワード、パスワード

・シャーロック作詞作曲パスワード行進曲w 某准教授のセロテープの歌に通ずるものがあるなw

(バリモア少佐の部屋へ)
S : He'd have sat here when he thought it up. Describe him to me.
  それを思い付いたとき彼はここに座っていた筈だ。(ステイプルトン博士に)彼について説明して
Dr S : You've seen him.
  彼には会ってるでしょ
S : But describe him.
  いいから説明して
Dr S : He's a bloody martinet. A throwback. The sort they'd have sent into Suez.
  酷く規律に厳しい人。時代に逆行してるわ。スエズ危機を引き起こした連中の類いね

参考:wiki; 第二次中東戦争

S : Good, Excellent. Old-fashioned. A traditionalist. Not the sort of man that uses children's names as a password. He loves his job. Proud of it. And this is work-related. So, what's at eye level? Books, Jane's Defence Weekly. Bound copies. Hannibal, Wellington. Rommel. Churchill's History of the English-Speaking Peoples, all four volumes. Churchill. He's fond of Churchill. Copy of the Downing Street Years, one, tow, three, four, five separate biographies of Thatcher. Mid-1980's, at a guess. Father and son. Barrymore senior? Medals. Distinguished service order?
  上出来だ、素晴らしい。古風で伝統主義者。子供の名前をパスワードに使うような人間ではない。彼は仕事を愛し、それを誇りに思っている。そしてこれは仕事に関連する。さあ、目線の位置には何がある?本、『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』、バックナンバーの束、ハンニバル、ウェリントン、ロンメル、チャーチルの『英語諸国民の歴史』全4巻。チャーチル。彼はチャーチルを好んでいる。『サッチャー回顧録〜ダウニング街の日々』、1、2、3、4、5冊の別個のサッチャーの伝記。(写真を見つけて)1980年代中頃と思われる。父と子。バリモアの父か?勲章。特殊従軍勲章だね?

参照:wiki; ジェーン・ディフェンス・ウィークリー
   wiki; ウェリントン公爵

J : That date, I'd say Falklands veteran.
  その時期なら、フォークランドの復員兵だと思う
S : Right, so Thatcher's looking more likely a bet than Churchill.
  そうか、ならサッチャーがチャーチルより有望だ

参考:wiki; フォークランド紛争


Dr S : So that's the password?
  じゃあそれがパスワード?
S : No! With a man like Major Barrymore, only first-name terms would do.
  違う。バリモア少佐のような男なら、名前だけを使うだろう
(パスワード入力…Margaretと入れかけて訂正、Maggie→Enter、正解!)

・展開される数式、化学記号、医療写真、実験のレポート…extreme suggestibility:極度の被暗示性、fear and stimulus:恐怖と反動、conditioned terror:条件性恐怖、aerosol dispersal:煙霧質分散…
・実験に携わった人物たちの写った写真…Leonard Hansen、Jack O'Mara、Mary Uslowski、Rick Nader、Elaine Dyson、5人の頭文字が描き出す「HOUND」の文字

Dr S : "H.O.U.N.D."
  ハウンド…

・モニタに現れる、本当の恐怖…実験結果。Paranoia:妄想症、Severe frontal lobe damage:重篤な前頭葉損傷、Blood-brain:脳血栓、Dangerous acceleration:促進度の危険性、Gross cranial trauma:全体的頭蓋損傷、Multiple Homicide: 多発殺人

・モニタの中の惨状に反比例するように、照度が上がって白飛び寸前のシャーロックの顔の、目の、唇の美しさよ…この顔とこの醜悪な画像を組み合わせるってところにイギリスのグロテスクの美学を見る気がするよ…
・毎度思うんだがカンバーパッチんの下唇、ふっくらしてて柔らかそうだよなー

J : Jesus!
  なんてことだ…
S : Project H.O.U.N.D. A new deliriant drug which rendered its users incredibly suggestible. They wanted to use it as an anti-personnel weapon to totally disorientate the enemy using fear and stimulus. But they shut it down and hid it away in 1986.
  ハウンド計画。使用者に桁外れの被暗示性をもたらす新しい譫妄発生剤だ。彼らはこれを対人兵器として使用するつもりだったんだ、恐怖とその反動で敵を完全に混乱させる為に。しかし1986年に閉鎖し隠蔽している。
Dr S : Because of what it did to the subjects they tested it on?
  それを試した被験者にもたらした結果の所為で?
S : And what they did to others. Prolonged exposure drove them insane. Made them almost uncontrollably aggressive.
  他への影響もあった。長期暴露は彼らをも精神的障害に導いた。彼らを殆ど制御不能な程に攻撃的にしたんだ
J : So, someone's been doing it again? Carrying on the experiments?
  じゃ、誰かがまた始めたってことか?実験を続けてるってか?
S : Attempting to refine it, perhaps. For the last 20 years.
  おそらくは改良しようと試みている。この20年間ね
Dr S : Who?
  誰が?
J : Those names mean anything to you?
  彼らの名前に思い当たるふしは?
Dr S : No, Not a thing.
  いいえ。何も
S : Five principal scientists, 20 years ago. Maybe our friend's somewhere in the back of the picture.
 (ため息)5人の中心的科学者…20年前。きっと僕らの良く知っている人物が写真の後ろの方の何処かに居る筈だ
(写真を拡大…皆、吠える犬のイラストとH.O.U.N.D.という文字の描かれたTシャツを着用している)
S : Somebody who was old enough to be there at the time of the experiments in 1986. Maybe somebody who says "cell phone" because of time spent in America. You remember, John?
  1986年の実験当時その場に居るに足る年齢だった誰かが…(ひとりの男性に気付く)多分、アメリカで過ごした期間の所為で携帯電話を「セルフォン」と言う誰かが。君、覚えてるかい、ジョン?
J : Hmm-hmm.
  ふむ
(フランクランド博士の台詞の回想:「Here's my cell number.」)
S : Gave us his number in case we needed him.
  万が一僕らが彼を必要とする時の為に携帯番号をくれた
Dr S : Oh, my God. Bob Frankland. But Bob doesn't even work on it. I mean, he's a virologist. This was chemical warfare.
  ああ、なんてこと…ボブ・フランクランドだわ。でもボブはこれの研究なんてしてないわ、だって彼はウィルス学者なのよ。これは化学兵器でしょ
S : That's where he started, though. And he's never lost the certainty, the obsession that that drug really could work. Nice of him to give us his number. Let's arrange a little meeting.
  ならばここが彼の出発点だったんだろう。そして彼は決して、この薬物が本当に機能するという確信と情熱を失わなかった。彼が携帯番号を教えてくれたのは良かったね、ちょっとしたミーティングを手配しよう

(ジョンの携帯に着信)
J : Hello?
  もしもし?
(女性の泣き声)
J : Who's this?
  誰?
Dr M : You've got to find Henry.
  ヘンリーを探してちょうだい
J : It's Louise Mortimer. Louise, what's wrong?
 (シャーロックに)ルイス・モーティマーだ。(電話に)ルイス、どうしたんだ?

・「…ふーん。口説けなかったとか言ってたくせに携帯の番号はしっかり教えてるんだ…」とか思ってんのかシャーロックwww

Dr M : Henry was remembering, then… He tried… He's got a gun, he went for the gun and tried to…
  ヘンリーは妄想状態で…やろうとしたのよ…彼、銃を持ってるの、銃で…しようとしたのよ…
J : What?
  何だって?
Dr M : He's gone! You've got to stop him. I don't know what he might do.
  行ってしまったの!彼を止めてちょうだい、彼、何をするか判らないわ
J : Where are you?
  何処に居る?
Dr M : His house, I'm okay. I'm okay.
  彼の家よ。私は大丈夫、大丈夫よ
J : Right. Stay there, we'll get someone to you. Okay?
  判った、そこに居て。誰か行かせるから。いいね?
S : Henry?
  ヘンリーか?
J : He's attacked her.
  ルイスを襲った
S : Gone? (John : Hmm) There's only one place he'll go to, back to where it all started. Lestrade, get to the Hollow. Dewer's Hollow, now! And bring a gun.
  居なくなった?(ジョン「うん」)彼の行く場所は只ひとつ、全てが始まった場所に戻るんだ。(電話に)レストレード?ホローに来てくれ。デュワーズホローだ、今直ぐに!銃を携帯しろ


・事態の急転の所為で忘れてるっぽいけど、ジョン、君、とんでもない事をされたんだってことに、気付いてるかい?www 残念ながらシャーロックの思惑とはちょっと外れたところに着地したけどねw



…次でバスカヴィルは終わり、かな…20年前の真実と、エピローグ…

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2012年08月10日

『SHERLOCK』/「The Hounds of Baskerville」シャーロックの謝罪〜レストレード登場

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第2話「The Hounds of Baskerville」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m


シャーロックの謝罪〜レストレード登場

謝ってるんだかなんだかなー、なシャーロックと、颯爽とおっさんくさい格好で登場の警部w


<シャーロックの謝罪>
・翌朝、ムーアの岩上でバスカヴィルとデュワーズホローを見詰めているシャーロック…と思ったらいきなりヘンリーんちに押し掛けたよwww

S : Morning! Oh, how are you feeling?
  おはよう!やあ、気分はどうだね?
Henry : I'm… I didn't sleep very well.
  僕… 僕はよく眠れませんでしたよ
S : That's a shame. Shall I make you some coffee? Oh, look. you've got damp.
  それは残念だ。コーヒーでも作ろうか?ああ、ごらん、雨漏りが

・だから作り笑い恐いってばw

(キッチンで缶から何かをくすねるシャーロック)
Henry : Listen. Last night… Why did you say you hadn't seen anything? I mean, I only saw the Hound for a minute but…
  あの…昨日の夜…なんで、何も見なかったなんて言ったんです?つまり、僕はハウンドをほんのちょっとの間見ただけだけど…
S : Hound.
  ハウンド
Henry : What?
  え?
S : Why do you call it a hound? Why a hound?
  何故君はあれをハウンドと呼ぶ?何故、ハウンドなんだ?
Henry : Why? What do you mean?
  何故、って?どういう意味です?
S : It's odd, isn't it? Strange choice of words, archaic. That's why I took the case. "Mr Holmes, they were the footprints of a gigantic hound." Why say "hound"?
  奇妙だ、そうだろう?妙な言葉の選択だ、古めかしい。僕がこの依頼を受けたのはそれが理由だ。「ホームズさん、それは巨大なハウンドの足跡だったんです」何故、ハウンドと言う?

・そうなんや!ハウンドって、古い言い方やったんや!バセット・ハウンドとかアフガン・ハウンドとか、犬種名に使われてるから、そんなに違和感無かったけど、犬の古語、ってことなんか… ヘンリーの齢でそれを使うのは珍しい、ということだったのかー。日本語でいうとどんなんかなあ…漢字なら「犬」を「狗」って書くような感じかなぁ…蝙蝠のことを「かわほり」と言うとか…かな

Henry : I don't know, I've never…
  判りませんよ、そんなこと今ままで…
S : Actually, let's skip the coffee.
  とにかくコーヒーは止めておこう

・村を歩くシャーロック…教会の墓地でノートに何か書き付けてるジョンを見つける…
・昨夜って、ふたりは何処で寝たんやろ?多分、部屋は一緒だよね?まさかシングルひと部屋づつってことはないと思うんだが… シャーロックもジョンも着替えてるから、ちゃんと部屋に帰ってる筈だし… そーっと部屋に帰ってお互いに知らんふりして寝たんかなw 翌朝はシャーロックはムーアに出掛けるのにかなり早起きしてるような気がするけど、ジョンが寝てるうちに出掛けたんだろうかw

S : You, uh, getting anywhere with that Morse Code?
  あー…モールス信号の暗号を攻略中?
J : No.
  いや
S : U-M-Q-R-A, wasn't it? UMQRA…
  U-M-Q-R-A、だったね?UMQRA…
J : Nothing.
  何でも無い
S : U M Q…
J : Look, forget it. I thought I was onto something, I wasn't.
  いいか、それは忘れろ。ネタを掴んだと思ったが何でも無かったんだ
S : Sure?
  確かかい?
J : Yeah.
  ああ

・「Sure?」と「Yeah」の掛け合いの響きがいいわーv

S : How about Louise Mortimer? Did you get anywhere with her?
  ルイス・モーティマーは?うまく攻略できたかい?
J : No.
  いや
S : Too bad.
  それは残念だ

・どんどん歩いて行くジョンw 後ろからついて行くシャーロックがワンコに見えるwww

S : Did you get any information?
  なにか情報は?
J : Hmm. You're being funny now?
  ふん、今度はふざけてんのか?
S : Thought it might break the ice a bit.
  思うにこれはちょっとした関係改善かな
J : Funny doesn't suit you. I'd stick to ice.
  冗談は似合わんぜ。俺は関係を改善する気はないぞ
S : John…
  ジョン…
J : It's fine.
  このままでいい

・シャーロックが焦り始めとるwww

S : No, wait. What happened last night. something happened to me, something I've not really experienced before.
  いや、待てよ。昨夜は何かが起こったんだ、僕に、何かが、今までにあまり経験したことのない何かが
J : Yes, you said. Fear. "Sherlock Holmes got scared," you said.
  ああ、言ってた。恐怖だ。「シャーロック・ホームズが怖がっているんだ」って、言ってたぞ
S : No, no, no. It was more than that, John. It was doubt. I felt doubt. Always been able to trust my senses, the evidence of my own eyes, until last night.
  いや、違う。それだけじゃないんだ、ジョン。疑惑だよ。僕は疑惑を感じた。ずっと自分の感覚を信じていた、僕自身の見た物が証拠だった、昨夜までは
J : You can't actually believe that you saw some kind of monster?
  実際にはいわゆる怪物とやらを見たのが信じられない、ってことか?
S : No, I can't believe that. But I did see it. So the question is how? How?
  そうだ、信じられん。しかし僕は見たんだ。ならば、質問は、「どうして?」だ。どうして?
J : Yes. Yeah, right, good. So, you got something to go on, then? Good luck with that.
  そうか。ふーん、なるほど、よかったな。じゃあ何かとっかかりを掴んだんだな?じゃあ頑張れよ
S : Listen, what I said before, John. I meant it. I don't have friends. I've just got one.
  聞いてくれ、昨夜言った事だが、ジョン、僕は本当にそう思っている。僕に友達などいない。只ひとりの相棒だけだ
J : Right.
  なるほど

・シャーロック渾身のひと言を軽く受け流すジョン!流石上級者www
・すたすた去って行くジョンwww 慌てるシャーロックがwww ちょっと思惑と違ったねーw ジョンって時々判んないよね、シャーロックw

S : John?
  …ジョン?
(振り向きもしないジョンw 慌てて追っかけるシャーロックw)
S : John! You are amazing! You are fantastic!
  ジョン!君は素晴らしい、君は最高だ!
J : Yes, all right. You don't have to overdo it.
  はいはい、判ってますよー、無理しなくていいぞー
S : You've never been the most luminous of people but as a conductor of light, you are unbeatable.
  君は最も輝かしい人物では有り得ない、けれど光の伝導体としては、無二の存在だ
J : Cheers. What?
  ありがとう…って、なんだよそれ?
S : Some people who aren't geniuses have an amazing ability to stimulate it in others.
  自分自身は天才ではないものの、他の人の天才的才能を活性化させる驚くべき能力を持つ者というのは居るものなんだよ
J : Hang on, you were saying sorry a minute ago, don't spoil it. Go on. What have I done that's so bloody stimulating?
  ちょっと待てよ、さっきまで謝ってたんだろ、台無しにするなよ。続けろよ、俺が何をとんでもなく活性化させたって?
(ノートに何か書き付けて見せるシャーロック)
文字:HOUND
J : Yeah.
  それが?
S : What if it's not a word? What if it is individual letters?
  言葉でないとしたら何だ?個別の文字だとしたら、何を意味する?
文字:H.O.U.N.D.
J : You think it's an acronym?
  頭字語だってのか?
S : Absolutely no idea.
  全く判らない

<レストレード登場>
(ふと目をやったパブのカウンターに見慣れた顔が…www)
・なんで満面の笑みやねんな警部www っていうかちょっとカッコいいとか思ったしwww ただのおっさんやのにーvちょっと悔しいw(只のおっさんじゃありません名優ですw)

S : What the hell are you doing here?
  一体全体ここで何をしてるんだ?
L : Oh, nice to see you, too. I'm on holiday, would you believe?
  ああ、お会い出来て光栄だ。休暇だ、って言ったら信じるか?
S : No. I wouldn't.
  いや信じない
L : Hello, John.
  やあ、ジョン
J : Greg.
  やあグレッグ
L : I heard you were in the area. What are you up to? You after this Hound of Hell, like on the telly?
  君らがここに居ると聞いてな。何をやっとるんだ?地獄の魔犬とやらを追っかけとるのか?テレビみたいに?
S : I'm waiting for an explanation, Inspector. Why are you here?
  説明を待っているのだがね、警部。何故ここに居る?
L : I've told you, I'm on holiday.
  言っただろ、休暇だよ
S : You're brown as a nut. You're clearly just back from your holidays.
  木の実みたいに茶色じゃないか、明らかに休暇から戻ったところだ

・実際、俳優のルパート・グレイヴスが休暇で日焼けして戻って来たところだったらしいw

L : Maybe I fancied another one.
  おかわりをいただいてるところ、かな
S : Oh, this is Mycroft, isn't it?
  ああ、マイクロフトの差し金か、そうだろう?
L : Now, look…
  あのな、いいか…
S : Of course it is. One mention of Baskerville and he sends down my handler to spy on me, incognito. Is that why you're calling yourself Greg?
  もちろんそうだ。バスカヴィルに触れるやいなや、あいつは僕を探る為に調教師を送り込む、お忍びでね。だから自分のことをグレッグなんて呼んでるんだろう?
J : That's his name.
  それって彼の名前だぞ?
S : Is it?
  そうなのか?
L : Yes, if you'd ever bothered to find out. Look, I'm not your handler. And I don't just do what your brother tells me.
  ああそうだ、今まで知る気もなかったようだがな。いいか、俺はお前さんの調教師じゃあ無い。それと君の兄さんに言われたことをやってるだけでもない

・5年も一緒にやってきて名前も知らんかったんかw 「調教出来るもんならしてやりたいわい!」って思ってるかいレストレードw
・「just」が入ってるから、マイクロフトにシャーロックのスパイを頼まれた事は確か、なのかな?…ってことはやっぱりマイクロフトとレストレードは接触してるんだ…ってまあ当たり前か、兄さんってば警察に介入くらいは日常茶飯事か…
・つーかいつの間に警部と名前で呼び合う仲になってんねんなジョンw

J : Actually, you could be just the man we want.
  実際のところ、あんたはまさに俺らが待ってた人間かもしれん
S : Why?
  何故?
J : I've not been idle, Sherlock. I think I might have found something. Here. Didn't know if it was relevant, it's starting to look like it might be. That is an awful lot of meat for a vegetarian restaurant.
  俺だっていつまでも間抜けじゃないぞ、シャーロック。何か見つけたんじゃないかと思うんだ。これ見ろ。関係があるかどうか判らなかったんだけど、どうも匂って来たんでな。ヴェジタリアンの店にしちゃおそろしく大量の肉だ

・宿の部屋を取った時見つけた、肉の領収書…くっそ、店の看板見落としてたっw ちゃんとヴェジタリアンって書いてあるじゃないか。ほんと気が抜けないわ…

S : Excellent.
  素晴らしい
J : A nice, scary inspector from Scotland Yard who can put in a few calls might come in very handy.
  スコットランドヤードから来た素敵な強面の警部さんならちょっとばかし召喚をかけれるだろ、丁度いいところに来てくれたよ
(ベルを鳴らして店員を呼び出すジョン)

(取り調べ…)
・書類をぱらぱら捲ってるだけでなんか圧力かけちゃってるレストレードw
・シャーロックはコーヒーをかちゃかちゃ…コーヒーカップの下方から仰角で、って面白い画面構成だなあ
(そーっとコーヒーを運んでくるシャーロック…ジョンにw)
J : What's this?
  何だ?
S : Coffee. I made coffee.
  コーヒー。コーヒー作ったんだ
J : You never make coffee.
  君コーヒーなんか作らないだろ
S : I just did. Don't you want it?
  作ってみた。いらない?
J : You don't have to keep apologizing.
  いつまでも謝ってなくていいんだぞ

・視線を外してため息とか、結構駆け引きできるやんシャーロックw

J : Thanks.
  …貰うよ

・ジョン相手にならちゃんと可愛く笑うよねシャーロックってw
・と思ったらなんか企んどるな…ww

J : Mmm, I don't take sugar.
  ん…俺砂糖は入れないんだ

・シャーロックの顔を見て仕方なく全部飲むジョン…眉間にしわ寄せてまで飲まんでええやんwww 健気だwww ほんと、ジョンは良いボーイフレンドだよなあw
・その様子をじーっと見てるシャーロックが黒いwww

L : These records go back nearly two months.
  (店の主人に)これはここ2ヵ月の記録だな。
J : That's nice, It's good.
  (シャーロックに)美味しかったよ、ありがとう
L : Was that when you had the idea? After the TV show went out?
  お前たちが思い付いたのはその頃だな?TV番組の放映の後だな?
Billy : It's me. It was me. I'm sorry, Gary, I couldn't help it. I had a bacon sandwich at Cal's wedding and one thing just led to another.
  僕です。僕だったんです。ごめんよ、ゲイリー、でも我慢出来なかったんだ。カルの結婚式でベーコンサンドイッチを食べて、そしたらやめられなくなって…
L : Nice try.
  無駄だぞ
Gary : Look, we were just trying to give things a bit of boost, you know? A great big dog run wild up on the moor, it was heaven sent. It was like us having our own Loch Ness Monster.
   聞いてくださいよ、儂らはちっとばかし後押ししようとしただけでさぁ、ねえ?とんでもなくでっかい犬がムーアで暴れとる、こりゃ天国からの賜りもんだ。儂らにとっちゃ自分らのネス湖の怪獣を持てるみたいなもんじゃないかね
L : Where do you keep it?
  何処に隠してる?
Gary : There's an old mine shaft. It's not too far. He was all right there.
  古い坑道があってね。そんなに遠くない。そこで大丈夫だったんだがな…
S : Was?
  だった?
Gary : We couldn't control the bloody thing! It was vicious! And then a month ago, Billy took him to the vet and, you know…
  (ため息)あのとんでもねえもんを操るなんて出来なんだのさ。凶暴でな!で、1ヵ月ほど前だが、ビリーがアレを獣医に連れてって…そんで…
J : It' dead?
  そいつは死んだのか?
Gary : Put down.
  安楽死だ
Billy : Yeah. No choice. So it's over.
  うん。どうしようもなかった。だからもう終わったんだ
Gary : It was just a joke, you know?
  ほんの冗談だったんだよ、なあ?
L : Yeah. Hilarious. You've nearly driven a man out of his mind.
  ああ、バカバカしいな。あんたらもう少しで人の気を狂わせるところだったんだぞ!

・ジョンがコーヒーを飲み切ったことを確認するシャーロックの仕草がでっかい鳥のようだw

J : You know he's actually pleased you're here? Secretly pleased.
  あのさ、あいつ、本当はあんたが来た事を喜んでるんだぜ?内心、喜んでるんだ
L : Is he? That's nice. I suppose he likes having all the same faces back together. Appeals to his… his…
  あいつが?そりゃよかった。見慣れた顔が揃うのが嬉しいんじゃないのか?そういうのが作用するんだろ、奴の…ええ…アレに、ほれ、なんだ…
J : Asperger's?
  アスペルガー症候群か?

・出て来たシャーロックが「何を言ってた?」って目でジョンを見てるしwww
・高機能社会不適合者とアスペルガー症候群は同義なんかな?
参考:wiki; アスペルガー症候群


L : So, you believe them about having the dog destroyed?
  じゃあ、あいつらが犬を処分したってのは、信じるんだな?
S : No reason not to.
  そうしない理由はないな
L : Well, hopefully there's no harm done. Not quite sure what I'd charge them with anyway. I'll have a word with the local force. Right. that's that. then. Catch you later. I'm enjoying this! It's nice to get London out of your lungs.
  ああ、被害が出てなきゃいいんだがな。どのみち俺が追求しただけじゃはっきりせん。地元の警察と話してくるよ。よし、とりあえずいまのところはここまでだな。じゃあ後でな。俺ぁ楽しんどるぞ!ロンドンから出るのも肺にはいいぞ(笑)
(去って行く警部さん)
J : So that was their dog that people saw out on the moor?
  じゃあ、皆がムーアで見たのは彼らの犬だったのか?
S : Looks like it.
  そのようだね
J : But that wasn't what you saw. That wasn't just an ordinary dog.
  けど君が見たのはそうじゃないよな。只の犬じゃなかったんだろ
S : No. It was immense, had burning red eyes and it was glowing, John, it whole body was glowing. I've got a theory, but I need to get back into Baskerville to test it.
  そうだ。巨大で、燃えるような赤い目、そして、光っていた、ジョン、全身が、光を放っていたんだ… ひとつ説があるんだが、バスカヴィルに戻ってテストする必要がある
J : How? You can't pull off the ID trick again.
  どうやって?もうID詐称は出来んぞ
S : Might not have to.
  その必要はないと思うよ
(電話をかけるシャーロック)
S : Hello, brother dear. How are you?
  やあ、親愛なる兄さん♪お元気デスカー?

・どんだけわざとらしいねんw 電話うけてるマイクロフト兄さんの顔が見たいwww …案外ノリノリで受けてたりしてw


・レストレードはやっぱりマイクロフトと接点があるんだな…5年前にシャーロックを紹介したのもマイクロフトだったのかな。



…ちょっと短いけどキリがいいからここで。…次はまたもやジョンの受難…w


posted by radwynn at 16:49| 京都 ☀| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月09日

『SHERLOCK』/「The Hounds of Baskerville」デュワーズホローの悪夢〜ジョンの聞き込み

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第2話「The Hounds of Baskerville」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m


デュワーズホローの悪夢〜ジョンの聞き込み

超高速回転する脳に歯止めが利かなくなったらどうなるか、と、ジョンのおつかい、の巻www

<デュワーズホローの悪夢>
(ヘンリーの家)
Henry : Hi, Come in. Come in.
  やあ、どうぞ入って
S : Hi.
  やあ
(家の中を眺めるジョン…これこれ、ハシタナイw)
J : This is, uh… Are you, um… rich?
  こりゃあ…あー…君って…えー…金持ち?
Henry : Yeah.
  ああ
J : Right.
  そうか

・コメンタリによるとここの「Are you rich?」「Yeah.」は『ジョーズ』のパクリなんだそうな…、なんか有名なシーンなんかな?ゲイティスさんたちには思い入れのある台詞らしい…

・ジョン、ぴこ!と眉毛でシャーロックに「すげえな!」→シャーロック、微かなため息「まったくもう…ホームズ家に来たら目回すんじゃないのか?」とか思ってる?w

(キッチン)
・マグカップのコーヒー(?)に角砂糖2個も入れてるシャーロック、やっぱ脳味噌使う人は砂糖が必要なんやねw

Henry : It's a couple of words. That's what I keep seeing. "Liberty"…
  言葉が幾つか…それがずっと見え続けてるんです…「Liberty」と…
J : Liberty?
  リバティ?
Henry : "Liberty" and… "In".
  「Liberty」と…「In」
(メモに書き付けるジョン)
Henry : It's just that. Are you finished?
  …それだけ… (牛乳を取って)もういいですか?
J : Mmm.
  うん
(冷蔵庫に牛乳を仕舞うヘンリー)
J : Mean anything to you?
  何か思い付くか?
S : "Liberty in death", isn't that the expression?
  「死による解放」の表出というのはどうだ?
J : Mmm.
  ふむ…
S : The only true freedom?
  唯一の真の自由、か?

・これ…シーズン2最終話への布石…な、の…か?

Henry : What now, then?
  さて…どうします?
J : Sherlock's got a plan.
  シャーロックに考えがあるって
S : Yes.
  ああ
Henry : Right.
  そう…
S : We take you back out into the moor.
  君をムーアに連れて出る
Henry : Okay.
  いいですよ
S : And see if anything attacks you.
  そして何かが君を襲うかどうか確認する
J : What?
  何だって?
S : That should bring things to a head.
  それで事態がはっきりする筈だ
Henry : At night? You want me to go out there at night?
  夜に?夜にあそこへ行けと?
J : That' your plan? Brilliant.
 (シャーロックに)それが君の計画?(笑)素晴らしい
S : Do you have any better ideas?
  他に何かいい案があるかい?
J : That's not a plan.
  そりゃ計画とは言わんぜ
S : If there is a monster out there, John, there's only one thing to do, find out where it lives.
  もし怪物が外に居るなら、ジョン、することは只ひとつ、どこに生息しているのか捜し出すんだ

・だから作り笑いするなシャーロック、それ可愛くないw

(夜のムーア)
(物音に振り向くジョン)
・しんがりの後方確認が癖になってんですか大尉w

(丘の上に明滅するライト…)
J : Ah… Sher.
  あ… シャール!
(ハンドライトで照らしてみるも、先に行ってしまって影も無し)
・どーでもいいけど「シャール」って…ちょっとちょっとジョン、普段は君、ソレで呼んでるん?!

(明滅がモールス信号になっていることに気付いたジョン…)
J : U-M-Q-R-A… UMQRA?
(しかし意味不明www)
J : Sherlock!
  シャーロック!
(「危険」「地雷原」の警告が埋もれる森を行くヘンリーとシャーロック)
S : Met a friend of yours.
  君の友人に会ったよ
Henry : What?
  え?
S : Dr Frankland.
  フランクランド博士
Henry : Oh, right. Bob, yeah.
  ああ、ボブか、うん
S : He seems pretty concerned about you.
  随分君を心配していたようだが
Henry : He's a worrier. Bless him. He's been very kind to me since I came back.
  心配性なんだよ、ありがたいことにね。帰って来てから随分親切にしてくれるんです
S : He knew your father?
  お父さんの知り合いだった?
Henry : Yeah.
  そうなんだ
S : But he works at Baskerville. Didn't your dad have a problem with that?
  しかし彼はバスカヴィルで働いている。君の父さんはその事を気にしなかったのか?
Henry : Well, mates are mates, aren't they? I mean, look at you and John.
  でも友達ってのはそういうものでしょう?つまり、あなたとジョンを見ても…
S : What about us?
  僕たちがどうだって?
Henry : Well, I mean, he's a pretty straightforward bloke and you...
  ええと、つまり…彼はすごく真っ直ぐな男だけど…あなたは…

・「あなたは」どうやねんなヘンリー、言うてみwww

Henry : They greed never to talk about work, Uncle Bob and my dad.
  仕事のことは言わない、って決めてたんですよ、ボブ小父さんと、父さんは
(霧が流れ始める…)
Henry : Dewre's Hollow.
  デュワーズホローです
(霧の漂う不気味な窪地…)
・そのころジョンは不審な音の出所を探して…ドラム缶に雨水がしたたる音と確認。と、狼のような遠吠えが聞こえ、慌ててデュワーズホローに向かうw 偵察能力高いのはいいけど勝手に動き回るからはぐれちゃうんでしょうにw
・窪地の上に何かの影…、驚愕の表情を浮かべるシャーロック、パニクるヘンリー…帰り道でようやくジョンと合流、しかし様子がおかしいシャーロック…

J : Did you hers that?
  今の聞いたか?
Henry : We saw it! We saw it.
  見たんだ、僕たち、あれを見たんだ
S : No. I didn't see anything.
  いや。僕は何も見ていない
Henry : What? What are you talking about?
  え?何を言ってるんです?
S : I didn't see anything!
  僕は何も見ていない!

(ヘンリーの家、ジョンがヘンリーの面倒を見ている)
Henry : Look, he must have seen it! I saw it. He must have. He must have. I… Why? Why? Why would he say that? It it it was there. It was.
  いいかい、彼は絶対見てる!僕は見たんだ。彼も見てる筈だ、絶対そうだ…僕は…何故なんだ?何故?どうして彼はあんなことを言うんだ?あ、あ、あ、あれは居たんだ、居た
J : Henry? Henry, I need you to sit down. Try and relax, please.
  ヘンリー、ヘンリー、座んなさい。落ち着こう、いいかい?
Henry : I'm okay. I'm okay.
  僕は大丈夫。大丈夫ですよ
J : I'm going to give you something to help you sleep. All right?
  何か眠れるようなものを用意する。いいね?
Henry : This is good news, John. It's… it's… it's good. I'm not crazy. There is a Hound. There is… And Sherlock, he saw it too. No matter what he says. He saw it.
  これは、嬉しい事ですよ、ジョン…こ、これ、これは、いい事だ…僕は気が狂ってるんじゃなかった…ハウンドは居たんだ、居た… そして、シャーロックも…彼も見たんだ。彼がどう言おうと。彼は、あれを見た

・人が近づくとセンサーが作動し自動でライトが点灯、時間が経つと消灯する防犯システムを設置してある、というのがこのシーンで示されて、後のホラー仕立てのシーンへの布石に。

(宿のレストラン、暖炉の前のソファに座るシャーロック)
・ずっと自分でさえも己自身を疑って来たヘンリーと、ずっと己自身を信じて来たのにその自分が見たものを信じられないシャーロックの、ふたりの対照的な表情
・コメンタリによると、このシリーズではシャーロックはまだ若く、本当の恐怖と云うものを体験した事が無い、今彼はそれを経験してるのだ、とのこと…シーズン2第1話は「愛」、第2話では「恐怖」と、原初的な感情と向き合うシャーロック、という構成…無垢故に冷酷で残忍且つある意味で無知だったシャーロックが、少しずつ人に成って行く過程、ってことなのかな
・戦争と云うこれ以上無い恐怖体験を通過して来たジョンとの対比がなかなか興味深いなあ

J : Well, he is in a pretty bad way. He's manic. Totally convinced there's some mutant super-dog roaming the moors. And there isn't, though, is there? 'Cause if people knew how to make a mutant super-dog, we'd know. They'd be for sale. I mean, that's how it works. Listen, on the moor, I saw someone signalling. Morse. I guess it's Morse. Doesn't seem to make much sense. U-M-Q-R-A. Does that mean anything?
  うーん、ヘンリーはかなり状態が悪化してるなあ。躁状態だよ。ミュータントスーパードッグがムーアをうろついてると信じ切ってる。そんなもん居るわけないよな?だってミュータントスーパードッグなんて作れるようなら俺たちが知らないなんて事はないだろ。売りに出されてる筈だもんな、つまり、そういう仕組みだからな。あ、そうだ、ムーアで、誰かが信号を送ってるのを見たんだ。モールス信号だ。モールス信号だと思う。意味がよく判らんのだが。U-M-Q-R-A…何か意味が?
(…返事無し)
・暖炉のマントルピースにハートのリースが飾ってあるんだよね、丁度それを真ん中に、左右にシャーロックとジョン…221Bの彼らの定位置とは逆になってるのは暗示的、なのかな。

J : So, okay. What have we got? We know there's footprints, 'cause Henry found them. So did the tour guide. But we all heard something.
  まあいいや。で、どうする?足跡があったのは判ってる、ヘンリーが見つけたからな。ツアーガイドもだ。しかし俺たちは全部聞いただけだからな

・シャーロックの様子がおかしいのには気付いてるけど、煙草の禁断症状だと思ってるのかな、ジョンは…

J : Maybe we should just look for whoever's got a big dog.
  誰か大きな犬を飼ってるやつを捜す、かな
H : Henry's right.
  ヘンリーは正しい
J : What?
  え?
H : I saw it, too.
  僕もあれを見た
J : What?
  何だって?
S : I saw it, too, John.
  僕も見たんだ、ジョン
J : Just… Just a minute. You saw what?
  ちょっと…ちょっと待て。見たって、何を?
S : A hound. Out there in the Hollow. A gigantic hound!
  ハウンドだ。ホローで。巨大なハウンドだよ!

・シャーロックの顔が恐いwww ホラーっぽいwww カンバーパッチんの歯並びって、尖った歯とか歯の隙間とかあるから妙に生々しくホラーっぽいw 上の前歯2本がちょっと子供っぽいのは、時々唇から覗いて妙に可愛いときもあるけどw

J : Um… Look, Sherlock. We have to be rational about this. Okay? Now, you, of all people, can't just… Let's just stick to what we know, yes? Stick to the facts.
  あー…あのな、シャーロック。冷静に行こうぜ、この件については。いいか?なあ、他のだれあろう、君がそんな… 判ったことだけに注目しようぜ、な?事実に注目しよう
S : Once you've ruled out the impossible, whatever remain, however improbable, must be true.
  不可能なことを排除すれば、何が残ろうとも、どれほど有り得なさそうでも、それが真実だ

・正典でのシャーロックの名言の1つ…なんだけど、ここでこの台詞になる意味がちょっと判らないんだが…

J : What does that mean?
  どういうことだ?

・と思ったらジョンが代弁してくれたw
・シャーロックは、自分が見た物は信じがたいけれど、それが真実だ、って言ってるのか…?

(ウィスキー(?)のタンブラーを持つ手が震えるシャーロック)
S : Huh… Look at me, I'm afraid, John. Afraid.
  はは…僕を見ろよ、恐がってるんだ、ジョン。恐れてる
J : Sherlock…
  シャーロック…
S : I've always been able to keep myself distant. Divorce myself from feelings. But, look, you see? My body's betraying me. Interesting, yes? Emotions. The grit on the lens, the fly in the ointment!
  僕はずっと自分自身を客観視し得てきた。自分自身を感情から切り離して。けど、見ろ、判るか?身体が僕を裏切っている。面白いじゃないか、そうだろ?感情だ。レンズの汚れ、軟膏の中の小バエだ!

・シャーロックの秘密の開示、相手がジョンだからこそそのことを口にする、それほどジョンを必要として頼ってるんだってことに、本人が今気付いてないのが可愛いな

J : Yeah, all right, Spock. Just take it easy. You've been pretty wired lately. You know you have. I think you've just gone out there and got yourself a bit worked up.
  ああ、判ったよ、スポック君。落ち着けよ。君、さっきからかなり変だぞ。自分で判ってるよな。ムーアに出掛けてから、ちょっと取り乱してると思うぞ

・Spock(スポック):スター・トレックの登場人物、バルカン星人。感情を抑制し、常に理知的な行動をとる。
参考:wiki; スポック

・冒頭の煙草の禁断症状とこのシャーロックの奇行が重なってる、のかな。ニコチンの禁断症状の件が前提としてあるから、ジョンはシャーロックの状態をまたニコチン中毒の発作だと思ってる、ので、「何故こうなったか」の追求をしない、と繋がるのかな

S : Worked up?
  取り乱している?
J : It was dark and scary…
  ムーアは暗くて恐ろしげだったから…
S : Me? There's nothing wrong with me.
  僕が?僕には何も問題ない
J : Sherlock?
  シャーロック?
(どんどん様子がヘンになっていくシャーロック…)
J : Sherlock…
  シャーロック…
S : There is nothing wrong with me! Do you understand?
  僕には何も問題は無い!判ったか?

・ここで立って出て行かなかったジョンの忍耐強さよ…w

S : You want me to prove it, yes? We're looking for a dog, yes? A great big dog. That's your brilliant theory. Cherchea le chien! Good. Excellent. Yes! What shall we start? How about them? The sentimental widow and her son, the unemployed fisherman? The answer's yes.
  証明して欲しいのか、そうだろう?僕らは犬を捜している、そうだね?とてつもなく大きな犬を。君の素晴らしいご意見だ、「犬を捜せ!(※仏語)」。いいね、上出来だ、そうだろう!何から始める?(レストランの一組の男女を指差し)彼らはどうだ?傷心の未亡人とその息子、失業中の漁師?答えは「その通り」
J : Yes?
  その通り?
S : She's got a West Highland terrier called Whisky. Not exactly what we're looking for.
  彼女はウィスキーと呼ばれるウェスト・ハイランド・テリアを飼っている。僕らが捜している犬ではもちろんない

参照:ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア


J : Sherlock, for God's sake.
  シャーロック、いい加減にしろ
S : Look at the jumper he's wearing, hardly worn. Clearly he's uncomfortable in it. Maybe it's because of the material, more likely the hideous pattern. Suggests it's a present. Probably Christmas. So, he wants into his Mother's good books. Why? Almost certainly money. He's treating her to a meal, but his own portion is small. That means he wants to impress her, but he's trying to economise on his own food.
  彼の着ているセーターを見ろ、殆ど擦り切れていない。明らかに彼はあれを気に入っていない。もしかすると素材の所為か、それよりも趣味の悪い模様の所為かもしれない。それはあれがプレゼントだということを示す。おそらくはクリスマスの。つまり彼は母親に気に入られたいと思っている。何故か?ほぼ明確に金の為に。息子は母に食事をおごっているが、彼自信の料理は少量だ。これは彼が母に好印象を与えようとしているが自分自身の食事は倹約しようとしていることを意味する
J : Well, maybe he's just not hungry.
  ああ、もしかして只腹が減ってないだけかも
S : No, Small plate. A starter. He's practically licked it clean. She's nearly finished her pavlova. If she'd treated him, he'd have had as much as he wanted. He's hungry, all right. And not well off. You can tell that from the state of his cuffs and shoes. "How do you know she's his mother?" Who else would give him a Christmas present like that? Well, it could be an aunt or an older sister, but mother's more likely. Now, he was a fisherman. The scarring pattern on his hands is very distinctive, fish-hooks. They're ll quite old now, which suggests he's been unemployed for some time. Not much industry in this part of the world, so he's turned to his widowed mother for help. "Widowed?" Yes! Obviously. She's got a man's wedding ring on a chain around her neck, clearly her late husband's and too big for her finger. She's well-dressed but her jewelry's cheap. She could afford better, but she's kept it. Sentimental. Now, the dog. Tiny little hairs all over the leg from where it gets a little bit too friendly. But no hairs above the knee, suggesting it's a small dog, probably a terrier. In fact, it is a West Highland terrier called Whisky. "How the hell do you know that, Sherlock?" Because she was on the same train as us and I heard her calling its name. And that's not cheating, that's listening. I use my senses, John, unlike some people. So, you see, I am fine. In fact, I've never been better. So just leave me alone.
  違う。小さな皿。前菜だ。彼はそれを殆ど舐め尽くしている。母親はもう少しでパブロヴァを食べ終わる。もし母親が彼におごったのなら、彼は食べたいだけ食べただろう。彼は空腹だ、間違いない。そして裕福ではない。それは袖口と靴の状態から判る。「どうして彼女が彼の母親だと判るんだ?」他の誰があんなクリスマスプレゼントを贈る?まあ、叔母か姉という線もあるが母親の可能性が高い。さて、彼は漁師だった。彼の手の傷跡は非常に典型的だ、釣り針だよ。今では傷跡はどれもかなり古い、これは彼がここ暫く無職だと云う事を示す。この分野の世界ではそれほどの雇用があるわけではない、だから彼は寡婦である母親に頼る事にした。「寡婦だって?」その通り、明白に。彼女は男物の結婚指輪をペンダントにしている。明らかに彼女の亡き夫のものだ、彼女の指には大きすぎる。身なりは良いが装飾品は安っぽい。もっと良い物を買う事は出来るが、彼女はそれらを持ち続けている。感傷的だ。次は犬だ。細かい毛が足中についている、ここから、ちょっとばかり人懐こすぎる犬だと判る。しかし膝より上に毛はない、これは小さな犬だということを示す。おそらくはテリア。実際それはウェスト・ハイランド・テリアで、ウィスキーという名前だ。「一体なんでそんな事が判るんだ、シャーロック?」何故なら彼女は僕らと同じ列車に乗っていた、そして僕は彼女が犬の名前を呼ぶのを聞いたんだ。そしてこれはごまかしじゃない、聞き取りだ。僕は知覚で判断したんだよ、ジョン、他の人とは違ってね。さあ、どうだ、僕が大丈夫だと判ったろう、実のところ非常に調子がいい。だから放っておいてくれ!

・パブロヴァ:メレンゲのケーキ
参考:絶品パブロバのレシピ

・速い、むちゃくちゃ速い、なんだこれwww 早回しかと思う程の早口www メイキングでカンバーパッチんが「僕はまあ早口な方だけど、僕の限界を超えた早口だったね」って言ってたのはここの台詞なんかなw 何テイク撮ったんやろ…
・高速回転する脳に歯止めが利かなくなったらそれは只の迷惑でしかないwww

J : Yeah, okay. Okay. Why would you listen to me? I'm just your friend.
  ああ、判った。判った。けど、いいか?俺は、君の友達なんだからな
S : I don't have friends.
  僕に友達などいない
J : No. I wonder why?
  止せ。…何でだよ?

・レストランから出て行くジョン。シャーロックの暴言や奇行よりも、たったひと言の「友など居ない」の言葉に反応するジョンの、シャーロックに対する献身とストレートさが愛しいなあ


<ジョンの聞き込み>
・レストランから出たジョン、明滅するライトの発信源を探るため丘へ向かう…

・その頃、ダイニングキッチンのソファで寝ていたヘンリー、何かの気配を感じたのか、目を覚ます…って、ヘンリーは殆ど他の部屋を使ってないんやろかな。ダイニングキッチンをワンルームのフラットみたいにして使ってるんかな

・丘へ向かったジョンが見たものは… 村人のハッテン場wwwww 揺れる車の方向指示器の明滅が偶然モールスになっていたらしいwww 下手にモールスとか読めちゃうから勘違いしちゃうんだよねジョンwww

(ジョンの携帯にテキスト)
Text: Henry's therapist currently in Cross Keys Pub S
  ヘンリーのセラピストが今丁度クロス・キーズ・パブに居る シャーロック
J : So?
  だから?
Re: So?
Re: Interview her?
  聞き込みは?
Re: Why should I?
  何で俺が?
(画像が送られてくる)
J : Oh, you're a bad man.
  たちが悪いぜまったく…

・あんたが美人さんに弱いのが問題なんちゃうんかジョンよwww

(ヘンリーの家)
・眠れなくなったらしいヘンリー、気を紛らわそうとTVのチャンネルを変える…突然、庭のライトが点灯…しかし誰も居ない…自動で消灯…TVに狼が大写しに…再びライトが明滅…何かの影が走り、怯えるヘンリー、銃を持ち出す…窓ガラスに何かが突進!恐怖に踞るヘンリー
・ホラー仕立てv コメンタリでゲイティスさん(多分そうだったと思う)が「(ライトの明滅は)我が家でほんとにあったんだよ…」と怪談ちっくに喋ってたw

(パブ)
(談笑するジョンとモーティマー博士)
J : Um, more wine, Doctor?
  あー、ワインをもう少しどうかな、博士?
Dr M. : You trying to get me drank, Doctor?
  私を酔わせる魂胆ね、博士?
J : The thought never occurred.
  そんなこと考えても無かったよ
Dr M. : Because a while ago, I thought you were chatting me up.
  だって、さっきまでは、口説いてるんだと思ってたわ
J : Oh! Where did I go wrong?
  あれっ、どこで間違えたかなあ?
Dr M. : When you started asking me about my patients.
  私の患者の事を聞き始めたところね
J : No, you see, I am one of Henry's oldest friends.
  いや、だから、俺はヘンリーの古くからの友達なんだってば
Dr M. : Yeah, and he's one of my patients, so I can't talk about him. Though he has told me about all his oldest friends. Which one are you?
  そうね、で、彼は私の患者のひとり、だから喋る訳にはいかないわ。彼、古くからの友達全員のことを私に教えてくれたんだけど、どっちがあなたなのかしら?
J : A new one? Okay, what about his father? He wasn't one of your patients. Wasn't he some sort of conspiracy nutter, theorist?
  新しい方かな?判った、じゃあ彼の父親のことは?父親は君の患者じゃあないだろ?彼は、なんていうか、熱狂的陰謀論支持者じゃなかったっけ?
Dr M. : You're only a nutter if you're wrong.
  もし違ってたらあなたが変人なだけね
J : Hmm. Was he wrong?
  ふむ。彼は間違ってた?
Dr M. : I should think so.
  そうだと思うわ
J : But he got fixated on Baskerville, didn't he? With what they were doing in there. Couldn't Henry have gone the same way? Started imagining a hod?
  けど、彼はバスカヴィルに固執してた、そうだろ?あそこで行われてる事に。ヘンリーも同じ道を歩む、ってことはないかい?ハウンドを想像するのが始まりで。
Dr M. : Why do you think I'm going to talk about this?
  何故そのことについて私が話すと思うの?
J : Because I think you're worried about him. And because I am a doctor, too, and because I have another friend who… might be having the same problem.
  だって、君は彼の事を心配してると思うから。それに僕も医者だし、それに…僕にはもうひとり友達が居て、そいつは…おそらく同じ問題を抱えてる

・最後のひと言に滲んだ本当の気持ちが、モーティマー博士ににも伝わった…と思ったら邪魔が入るw

Dr F : Dr Watson!
  ワトスン博士!
J : Hi.
  やあ
Dr F : Hello. How's the investigation going?
  (モーティマー博士に)やあ(ジョンに)捜査の進み具合はどうだね?
J : Hello.
  …どうも
Dr M : What investigation?
  捜査って何のこと?
Dr F : Didn't you know? Don't you read the blog? Sherlock Holmes!
  知らなかったのかい?ブログを読んどらんのかね?シャーロック・ホームズだよ!
Dr M : Sherlock who?
  シャーロック?誰?
Dr F : Private detective. This is his PA.
  私立探偵だよ。この人は彼の個人秘書だ
J : PA?
  個人秘書?
Dr F : Well, live-in PA.
  ああ、同居の個人秘書
J : Perfect.
  カンペキ…
Dr M : Live-in.
  同居…
J : Uh, this is Dr Mortimer. Henry's therapist.
  あー、こちらはモーティマー博士。ヘンリーのセラピストです
Dr F : Oh, hello. Bob Frankland. Listen, tell Sherlock I've been keeping an eye on Stapleton. Any time he wants a little chat… All right.
  ああ、こりゃどうも、ボブ・フランクランドだ。いいかね、シャーロックに伝えてくれ、儂はステイプルトンを見張っとる。彼がちょっと話があると言うならいつでも…判ったかね
(去って行くフランクランド博士)
(席を立つモーティマー博士)
Dr M : Why don't you buy him a drink? I think he likes you.
  何故彼におごってあげないの?彼あなたがお気に入りみたいよ

・Live-in は「住み込み」「同居」「同棲」とございますがどれにいたしましょうかお客サマ(誰)
・ジョンってやっぱりそう見えるん?w



・レストランでイっちゃってるシャーロックを見てジョンはまたヤバいもんに手出したか?とか疑わなかったんかなあ?なんかおかしい、とは思ってるけど、ってことなんかなあ…

・ジョンは使えるんか使えんのんか判らんところが可愛いなあwww まあ、一般的に言えば使える方なんだろうけどなあ



…さてと、次は大好きな「ごめんね」シーンvvv


posted by radwynn at 15:29| 京都 ☁| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月06日

『SHERLOCK』/「The Hounds of Baskerville」ダートムア〜グリンペン村〜バスカヴィル潜入

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第2話「The Hounds of Baskerville」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m


ダートムア〜グリンペン村〜バスカヴィル潜入

このシーズン2第2話はやたらとジョンが前面に出てるんで私としてはひじょーに嬉し楽しいのですw 特に村の宿屋とバスカヴィルではジョンの見せ場(?)がw

<ダートムア>
・荒涼たるダートムア、古来よりの伝説の眠る地。只景色を映しているだけなのに背後に物語さえ浮かび上がってくるような。むしろ平坦で、決して険しくはないけれどそれ以上に畏れを抱かせるケルトの自然。BBCのカメラワーク凄いよなあ…画面構成も色合いも考え尽くされてるんだろうなあ

(ハンドルを握るのはシャーロック、ジョンは助手席…文字通りw)
(荒野の岩の上に立って眺めるシャーロック、地図を広げるジョン)
・このシーン、指輪物語っぽい、つって、ファンフィク動画になってるのがあったなw たしかにマーちんは今度ホビット役演るし、このシーンのカンバーパッチん、ストライダーっぽいw

J : There's Baskerville. Uh, that's Grimpen village. So that must be… Yes, Dewer's Hollow.
 (地図を見ながら)あれがバスカヴィルだ。あー、あっちがグリンペン村。ってことはあれがそうだな…うん、デュワーズホローだ
S : What's that?
  あれは何だ?
J : Hmm? Ah… A minefield? Technically, Baskerville's an army base, so I guess they've always been keen to keep people out.
  ん?(双眼鏡を覗いて)あぁ…地雷原だろ。厳密に言えばバスカヴィルは陸軍基地だ、だから一般人の立ち入りを規制するのに注力してるんだろうな
S : Clearly.
  なるほど

<グリンペン村>
(村へ乗り入れるS&J)
(「魔犬ツアー」が開催されているらしい…「命が惜しいなら夜のムーアに近づいちゃだめだよ!お元気で!」とツアーガイドの終い口上)
(襟を立てるシャーロック、じーっと見てるジョン)
S : It's cold.
  寒いね
(宿とレストランが一緒になったタイプの宿泊施設、INNってやつかな、に入って行くS&J)

(ヘンリーの家)
・また父親の襲われるシーンを思い出しているヘンリー、セラピストが付いている。父親の襲われるるシーンは何度思い出してもなにも変わらない、が、「Liberty」と「In」という2つの単語が頭に浮かんだ、というヘンリー。だが意味は判らない…

(グリンペン村の宿)
(レストランの中をうろうろしてるシャーロック、宿の部屋をとってるらしいジョン)
宿の主人 : Eh, sorry we couldn't do a double room for you boys.
  ああ、すまんなぁ、あんたらおふたりさんにダブルの部屋が用意できなくて
J : That's fine. We're not… … There you go.
  ああ、いいよ、俺ら別に… …これ代金ね
(オヤジの微笑みで発言を遮られるジョンwww)
主人 : Oh, ta. I'll just get you change.
  ああ、ありがとう、おつり持って来るよ
J : Ta.
  ありがとう

・もう否定するの諦めたんか、ジョンwww それとも否定すればする程、ってのに気付いたんかwww
・ダブルの部屋じゃないけど、多分、ツインでひと部屋なんだよねこれって…
・そういえば思い出したけど、以前にソールズベリーの素敵なB&Bに泊まったとき、私たちの他に客はひと組だけ、素敵な男性のふたり連れだったんだよね。ほんとに、上品でスマートな、けど、ふっっつーーの、30代〜40代前半のふたりだった。なんだけど、彼らがチェックアウトした後で、オーナーが掃除してる時に見えたんだけど、彼らの部屋、ダブルベッドだった。べつにいちゃこらしてた訳でもなく、なんの変哲もないふたりだったので、そのことに気付くまでにちょっと時間を要したwww

(メモ刺しに不審な肉の請求書を発見、くすねるジョン)
・ジョンの、あんまり理解してるふうには思えないけど、唐突に「発見」する勘というか引きっていうか、は、凄いよなw

主人 : Well, there you go.
  ほれ、おつり
J : I couldn't help noticing, on the map of the moor, a skull and crossbones?
  ムーアの地図見てて気になったんだけどさ、骸骨とぶっちがいの骨のマークあるだろ?
主人 : Oh, that.
  ああ、あれな
J : Pirates?
  海賊かい?
主人 : Eh, no, no. The Great Grimpen Minefield. They call it.
  ああ、違う違う。グリンペン大地雷原、そう呼んどるよ

・おお、正典の「グリンペン大沼」が地雷原に!w

J : Oh, right.
  へえ、そうなの
主人 : It's not what you think. It's the Baskerville testing site. It's been going for 80-odd years. I'm not sure anyone really knows what's there any more.
  あんたが思ってるようなんじゃないよ。ありゃあバスカヴィルの試験場さね。もう80数年にもなるかね。最近はあそこに何があるかなんて誰も本当に知ってるとは思えんね
J : Hmm. Explosives?
  ふーん…爆薬とか?
主人 : Oh, not just explosives. Break into that place and if you're lucky, you just get blow up, so they say. In case you're planning a nice wee stroll.
  いやいや、爆薬だけじゃない。あすこに忍び込んで吹っ飛ぶだけならそりゃ幸運だ、って言われとるよ。あんたらがちょいとお散歩しようと思ってるんなら、念のために言っとくけどな
J : Ta, I'll remember.
  ありがとう、覚えとくよ

・ジョンって、なんか話しやすいよね、この人と喋ってるとついついぺらぺらこっちから喋ってしまいそうや…なんなんやろ、別にそれほど聞き上手な感じでもないのになあ…表情かなあ、なんか、こっちを落ち着かせる、というか、安心させる、というか、油断させる顔してるよねえw そうかと思えば物凄く厳しい顔も出来るのになあ。まあその辺りはマーちんの凄さ、ってことか

主人 : Aye. No, it buggers up tourism a bit, so thanks God for the demon hound! Did you see that show? The documentary?
  ああ。いや、観光にとっちゃ玉に瑕だろ、だから魔犬様々、ってやつさね!あの番組、見たかい?ドキュメンタリーの
J : Quite recently, yeah.
  つい最近のだね、うん
主人 : God bless Henry Knight and his monster from hell.
  ヘンリー・ナイトと地獄から来た魔物に幸いあれ、だ
J : You ever seen it? The Hound?
  見たことある?そのハウンドとか云うの
主人 : Me? No, no. Eh, Fletcher has. He runs the walks, the monster walks, for the tourists, you know? He's seen it.
  儂かい?いや、無いね。ああ、フレッチャーが。ほれ、歩くツアー、怪物ツアーを、観光客相手にしとる、な?あいつは見たことあるぞ
J : That's handy. For trade.
  重宝するね、商売には
主人 : I'm just saying we've been rushed off our feet, Billy.
  大忙しだって言ってたところさね、なあ、ビリー
Billy : Yeah, lots of monster hunters. Doesn't take much these days. One mention on Twitter and woomph!
  ああ、すごく大勢のモンスターハンターだよ、ここんとこ無かったくらいのね。誰かがツイッターで呟いたら、ビューン、だ

・ええと…調べたところではwoomphは俗語でセクシャルな音の意味があるみたいですけど、もうひとつの、槍の飛んで行く音、の方を採用しときますw
参照 : URban DICTIONARY; woomph

Billy ; We're out of WKD.
  (主人に)WKDが切れちゃってるよ
主人 : All right.
  わかった

・WKD:ウォッカベースのアルコール飲料
参照:wiki; WKD Original Vodka
   公式サイト:WKD

Billy : What with the monster and the ruddy prisoner, I don't know how we sleep nights, do you, Gary?
  モンスターやら赤ら顔の囚人やらで、ゆっくり寝ることも出来ないよ、ねえ、ゲイリー?

・正典では脱獄犯がうろついてることになってるんだけど、それのことかな、赤ら顔の囚人、って…

主人 : Like a baby.
  赤ん坊みたいにぐっすりだ
Billy : That's not true. He's a snorer.
  うそばっかり。この人、鼾かきなんだよ
主人 : Hey! Shh.
  おい、しーっ!
Billy : Is yours a snorer?
  あんたの彼氏は鼾かきなの?
J : Got any crisps?
  クリスプス(※ポテチ)ある?

・おっちゃんら幸せそうやなw
・シャーロック鼾かいたら五月蝿いだろうなあ…声があれだけ深く響くんだから、朗々たる鼾になりそうやw ジョンはシーズン1第2話の本騒動の後に診察室で鼾かいてたっけ?なんか自分の鼾で吃驚して起きそうな感じw
・クリスプスといえばウォーカーズ!ウォーカーズのソルト&ビネガー!うわあ食べたくなってもーたー …orz

(フレッチャーに声をかけるシャーロック)
(手近なテーブルに残ってたビールを片手に、フレッチャーの後ろポケットに賭け事の新聞が突っ込まれてるのをチェック)
S : Mind if I join you?
  ご一緒してもいいかな?
(同じテーブルに腰をかけて)
S : It's not true, is it? You haven't actually seen this Hound thing?
  嘘なんだろう?本当にこのハウンドとやらを見たことはないんだろう?
F : You from the papers?
  新聞社の人?
S : No. Nothing like that. Just curious. Have you seen it?
  いや、そういうのではないよ、ただ好奇心でね。見たのかい?
F : Maybe.
  多分ね
S : Got me proof?
  証拠を見せてくれないか?
F : Why would I tell you if I did? Excuse me.
  見たことがあったとして、なんでおたくにそんなこと言わなくちゃいけないんだよ?失礼するよ
(スタウトを持ってテーブルに座るジョン)
J : I called Henry…
  ヘンリーに電話して…
S : Bet's off, John. Sorry.
  賭けはお流れだ、ジョン、残念ながら
J : What?
  え?
F : Bet?
  賭け?
S : My plan needs darkness. We've got anther half an hour of light…
  僕の計画は暗くならないとだめだな。まだあと半時間は明るいから…
F : Wait, wait. What bet?
  待って待って、賭けって?
S : Oh, I bet John here 50 quid that you couldn't prove you'd seen the Hound.
  ああ、僕はこのジョンと50ポンドの賭けをしたんだ、君がハウンドを見たことを証明出来ない、ってね
(状況を把握するジョン、話を合わせるw)
J : Yeah, the guys in the pub said you could.
  ああ、パブの連中が、あんたは証明出来るって言ってたんだ

・ほんと、コンビネーション良くなってるよねえw

F : Well, you're going to lose your money, mate.
 (笑)じゃああんた金を失うことになるぜ、兄さん
S : Yeah?
  ほんと?
F : Yeah. I seen it. Only about a month ago. Up at the Hollow. It was foggy, mind. Couldn't make much out.
  ああ。見たんだ。たった1ヵ月ほど前にね。ホローの上で。霧が出てたってことに注意してくれよ、あんまりはっきりとはしてなかったんだ
S : I see. No witnesses, I suppose?
  なるほど。証人はいない、そうだろう?
F : No, but…
  ああ、でも…
S : Never are.
  いる筈が無い
F : No, wait. There.
  まあ待てよ。ほら(カメラ携帯の画像を見せる)
S : Is that it? It's not exactly proof, is it? Sorry, John. I win.
  これだけ?これじゃ本当の証拠とは云えんよ、だろ?すまんなジョン、僕の勝ちだ
F : Wait, wait! That's not all. People don't like going up there, you know. To the Hollow. Gives them a bad sort of feeling.
  待て待て、これだけじゃない。誰もあそこへは行きたがらないんだ、知ってるかい、ホローへ、だよ。嫌な感じがするんだ
S : Ooh, is it haunted? Is that supposed to convince me?
  うひゃあ、怪談かい?そんなので納得しろと?
F : Nah, don't be stupid! Nothing like that. But I reckon there is something out there. Something from Baskerville. Escaped.
  違うよ、混ぜっ返すなよ!そんなんじゃねえよ。けどあそこにゃ何かがいるって思うぜ。バスカヴィルからの何か、だよ。逃げ出したんだ
S : A clone? Super-dog?
  クローン?スーパードッグ?
F : Maybe. God knows what they've been spraying on us all these years. Or putting in the water. I wouldn't trust them as far as I could spit.
  多分な。奴らが長年俺らに何を吹きかけてるのか、神のみぞ知る、だ。それか、水に何か混ぜてるか。唾が吐ける限りはあいつらを信用はしたくないね
S : Is that the best you've got?
  それが一番いい証拠かい?
F : I had a mate once who worked for the MOD. One weekend we were meant to go fishing, but he never showed up. Well, not till late. When he did, he was white as a sheet. I can see him now. "I've seen things today, Fletch," he said, "I ain't never want to see again. Terrible things." He'd been sent to some secret army place. Porton Down, maybe? Maybe Baskerville? Or somewhere else. In the labs there, the really secret labs, he said he'd seen… terrible things. Rats as big as dogs, he said. And dogs, dogs the size of horses.
  昔国防省に勤めてたダチが居たんだ。ある週末に、俺たちは釣に行く筈だった。でもそいつは現れなかった。真夜中になって現れた時には、そいつ、シーツみたいに真っ白だった。今になってみれば俺にも判る。「見たんだ、フレッチ」やつは言った。「もう2度と見たいとは思わねえ。恐ろしい事だ」。そいつはどこかの秘密の軍の施設に送られてたんだ、ポルトン・ダウンか?バスカヴィルか?それとも別の場所か。そこの研究室で、本当に秘密の研究室で、そいつは、見たと言ってたんだ…恐ろしい物を。ドブネズミが犬程もあった、って言ってた。そして犬は…犬は馬程の大きさだった、と…(巨大な足跡の石膏取りを見せる)
J : Uh, we did say 50?
  あ… 50って言ってたっけな?
(財布から札を出してジョンに渡すシャーロック)
S : Mmm. Ta.
  ん、さんきゅ

・フレッチャー兄ちゃんさすがにツアーガイドやってるだけあって喋りうまいなあ(いや俳優ですからw)
・途中でシャーロックが残り物のビール飲むかと思ってハラハラした(そこかい!)
・このシーンのシャーロックとジョン、目の色彩を強調してあって、肌の色合いとかバックのグリーンとかの兼ね合いで、ほんとに綺麗に見える
・会話のタイミングがほんとに巧いよなあ

<バスカヴィル潜入>
(軍事施設に堂々と乗り込んで行くシャーロック…)
(警備兵に通行証を手渡す)
J : We got ID for Baskerville? How?
  バスカヴィルのID持ってるって?どうやった?
S : It's not specific to this place. It's my brother's. Access all areas. I, um… acquired it ages ago, just in case.
  ここ専用のでは無いよ。兄のだ。何処へでも入れる。僕は…あー…万が一の為に随分前に確保しておいたんだ
J : Brilliant.
  素晴らしい
S : What's the matter?
  何か問題でも?
J : We'll get caught.
  捕まるぞ
S : No, we won't. Well, not just yet.
  そんなことはない。まあ、今のところはね
J : Caught in five minutes. "Oh, hi! We just thought we'd come and have a wander round your top-secret weapons base." "Really? Great! Cone in, kettle's just boiled." That's if we don't get shot.
  5分以内に捕まる。「ああ、どうも!いやあちょっとおたくの最高機密軍事兵器基地に立ち寄ってうろつきたいと思ってねー」「おやほんと?そりゃいいね!さあどうぞ、ちょうどお湯が沸いたとこだよ」。もし撃たれるんじゃなきゃな。

・マーちんの演技のリアル感って凄く好き。有り得ない状況で有り得ない台詞をただ呟いているだけなのにこのリアルな感触!
・横で聞いてるシャーロックがにやにや笑ってるんだけど、もしかしてカンバーパッチんが素で笑っちゃってるんじゃないかと思う程だよw

警備兵 : Here you are. Thank you very much.
  お返しします。ありがとうございました
S : Thank you.
  ありがとう
警備兵 : Straight through, sir.
  真っ直ぐ進んでください
J : Mycroft's name literally opens doors.
  マイクロフトの名前はほんとに入場無制限なんだな…
S : I've told you. He practically is the British Government. I reckon we've got about 20 minutes before they realize something's wrong.
  言っただろう?あいつは実質上の英国政府、なんだよ。何かがおかしいと気付かれるまでに20分の猶予があると思う
(基地へ入って行くS&J)
♂ : What is it? Are we in trouble?
  何事です?何かトラブルでも?
S : "Are we in trouble, sir?"
  「トラブルでもありましたでしょうか?」
♂ : Yes, sir. Sorry, sir.
  はい、申し訳ありません
S : You were expecting us?
  我々が来ると予期していたのかね?
♂ : Your ID showed up straight away, Mr Holmes. Corporal Lyons. Security. Is there something wrong, sir?
  あなたのIDが突然に表示されたもので、ホームズさん。ライオンズ兵長、警備兵です。何か問題があるのでしょうか?
S : Well, I hope not, Corporal. I hope not.
  ああ、そうではないことを願っているよ、兵長、そうではないことを
Lyons : It's just we don't get inspected here, you see, sir. It just doesn't happen.
  ここは査察を受ける事はありません、ご存知でしょう、これは有り得ない事です
J : Never heard of a spot check? Captain John Watson. Fifth Northumberland Fusiliers.
  抜き打ち査察の件を聞いていないのかね?ジョン・ワトスン大尉だ。第5ノーザンバーランド・フュージリアーズ所属
Lyons : Sir! Major Barrymore won't be pleased, sir. He'll want to see you both.
  (敬礼)サー!バリモア少佐はご不興かと。おふたりに面会を望まれるでしょう
J : I'm afraid we won't have time for that. We'll need the full tour. Right away. Carry on. That's an order, Corporal.
  残念だがその時間は取れんだろう。基地全体を視察しなければならん。今直ぐにだ。始めたまえ。これは命令だ、兵長
Lyons : Yes, sir.
  イエッサー

・バリモアは正典ではバスカヴィル家の執事

・ちょ、大尉?!大尉って、えー!えっと、軍医は確かに将校待遇だそうですが(医療行為の為に回りの兵に命令を下す必要があるから、だそうだ)、そんな上位の階級与えられるんだー!と思ったら米国だと少佐とか中佐とかもあるらしい…けど、それって野戦病院の院長とかそういう地位の人らしいから、戦闘に参加してたジョンの立場とは違うよねえ…戦闘に参加してた状況から、医療技術も持ち合わせた戦闘員、って見方もあるんだけど、そうだとしたら逆に大尉の地位は高すぎる、ので、やっぱ、医者から軍務に就いて軍医になり大尉の階級授与、なんだろうなあ。うーむ、やっぱ謎の人だ、ジョンwww
・あと不思議なのは退役軍人で軍人年金も貰ってるっぽいのに、そしてバッキンガムのハリーさんにははっきり「元」って云われてたのに、階級章付きの身分証まだ持ってるんだ?あれって返さなくていいの?それとも予備役軍人扱いなん?勲章とか階級章とかはそのまま個人持ちなんだろうけど…身分証は?銃の件といい、なーんかジョンてばキナ臭いなwww
・因に英国軍の階級については以前に纏めてたページがあるので参考までに→『S.A.S. 英国特殊部隊』キャラクター一覧(ページ下部に階級一覧)

・っていうかライオンズ君が不憫www

・唇の端でにやり、のシャーロックw 君の可愛い人はほんと突然ぺろっと怖いとこ見せるよねw そこがいいんだろ?w

・研究施設のゲートのIDリーダーにマイクロフトのカードが通された瞬間、情報がネットワークを走り始める…不正使用がばれるまでの時間との戦い。マイクロフトのプライオリティって「ultra」なんや!w

(通路を行くS&J)
S : Nice touch.
  巧いな
J : Haven't pull rank in ages.
  階級を傘に着るなんて久しぶりだぜ
S : Enjoy it?
  楽しんでるか?
J : Oh, yeah.
  ああ、そうだな

・久しぶりってことは軍隊時代はやってたんか、階級でごり押しwww しょうもない事に使ってたら可愛いなw 「おい、軍曹、そのチョコバーよこせ」「えーっwそりゃないっすよ大尉ーw」「うるさい、命令だwww」とか「おっ!曹長、いいの持ってるな!そのエロ雑誌没収!w」「ちょwww またっすか大尉www」「ばかやろうw 命令だっつってんだろwww」とかw あと疲れてる部下と夜警の順番替わってやるとか。「軍曹、下がって休め」「しかし自分は夜警が」「下がって休め。夜警は俺が交代する。これは命令だ」「…ありがとうございます」「命令に感謝は不要だ」「…イエッサー!」とか。きっと隊でも人気者だったんだぜワトスン大尉w むしろマスコット?まあ戦闘上等なマスコットだがw

(ラボに到着)
(動物の檻が並んで、明らかに生体実験をしている雰囲気)
・どれくらいの動物が?とか、逃げた事はない?とか、ありきたりな質問をしつつ、最奥のラボへ…
・大柄な博士が声をかけて来る

Lyons : I'm sorry, Dr Frankland, I'm just showing these gentlemen around.
  失礼します、フランクランド博士。こちらの方々を案内しております
Dr F : Ah, new faces! How nice. Careful you don't get stuck here, though. I only came to fix a tap.
  ああ、新顔だね。いらっしゃい。しかしここに長居しないように気をつけなさい。私は蛇口を直しに来ただけなんだ
(立ち去って行く博士)
J : How far down does that lift go?
  あの昇降機は何処まで降りるのかな?
Lyons : Quite a way, sir.
  かなり下まで、であります
J : Mmm-hmm. And what's down there?
  ふむ。で、下には何がある?
Lyons : Well, we have to keep the bins somewhere, sir. This way, please, gentlemen.
  そうですね、各所に監視スコープを設置しております。ではこちらへどうぞ

・何質問しても適当にはぐらかされてるしwww「何をやってる?」「風邪の治療の研究です」とか、ライオンズ君も切り返し鋭いなあw
・ライオンズ君は兵長で、ここの博士たちは皆将校扱いだから、白衣来てる人は皆ライオンズ君より格上になるんだな
・フランクランド博士のこの台詞が伏線になっていようとは。最初見た時は気付かなかった…orz
・「ひとつの戦争が終われば、次が始まるのです」ってのは、暗示的な台詞だな…

(奥のラボへ…)
♀ : Okay, Michael. Let's try Halo 3 next time.
  いいわ、マイケル。次回はヘイロー3を試してみましょう

・Halo 3ってw 多分薬品か試験の名称として使ってるんだろうけどw こっちが頭に浮かんだw → 参考:Halo 3 あのお猿さんがモニタの前でコントローラー使ってゲームしてるのを想像したw

Lyons : Dr Stapleton.
  ステイプルトン博士
S : Stapleton…
  ステイプルトン…

・ステイプルトン博士は正典では昆虫学者

♀=Dr S : Yes. Who's this?
   何かしら?こちらは?
Lyons : Priority ultra, ma'am. Orders from on high. An inspection.
   超越優先権です、上位命令であります。査察です
Dr S : Really?
   なんですって?

・ちゃんと「ma'am」って言ってるのがいいなあ〜v
・超越権限者の割に超基本的な質問をして不審がられるシャーロックw 多指症の遺伝について研究しているというステイプルトン…

S : Stapleton, I knew I knew your name.
  ステイプルトン、その名前には覚えがある
Dr S : I doubt it.
  まさか
S : People say there's no such thing as coincidence. What dull lives they must lead.
  人はこういうことは偶然にはないと云うが…彼らはなんとつまらん人生を生きているのだろうな
(ノートに書いて博士に示した文字は「BLUEBELL」)
(博士の反応を見るシャーロック、不審そーなライオンズ君w)
Dr S : Have you been talking to my doughtier?
  あなた、うちの娘と話した事がおありなの?
S : Why did Bluebell have to die, Dr Stapleton?
  何故ブルーベルは死ななければならなかったのかね、ステイプルトン博士?
J : The rabbit?
  あの兎?
S : Disappeared from inside a locked hutch, which was always suggestive.
  鍵の掛かった兎小屋の中から消えた、これは、常の事だが、示唆的だ
J : The rabbit?
  兎?

・うるさいよジョンwww しかし博士は「兎」という言葉にかなり敏感に反応してるな…無意識に核心に近づくのは相変わらずだなジョンw
・冒頭の兎はバスカヴィルのラボに繋がってた、と…

S : Clearly an inside job.
  明白に内部の人間の犯行だ
Dr S : Oh, you reckon?
  ああ、そう思うの?
S : Why? Because it glowed in the dark?
  何故?闇に光ったから、かな?
Dr S : I have absolutely no idea what you're talking about. Who are you?
  あなたが何を仰っているのか、全く判りません。いったいあなたはどなたなの?
(警告がネットワークを流れ始める…)
S : Well, I think we've seen enough for now, Corporal. Thank you so much.
  さて、当面見るべき物は見たようだ、兵長、ありがとう
Lyons : That's it?
  これだけですか?
S : That's it. It's this way, isn't it?
  そうだ。こっちだったかな?
Dr S : Just a minute!
  ちょっと待って!
J : Did we break into a military base to investigate a rabbit?
  兎の捜査する為に軍事基地に不法侵入したのかよ?

・…途中がやたらとアナログな連絡網だなオイw 兎も角も、マイクロフト兄さんの元へ連絡が…兄さんも大変だなwww

(シャーロックの携帯にテキスト着信)
Text : What are you doing? M
  おまえは何をしているのだ? M
S : Huh. 23 minutes. Mycroft's getting slow.
  は!23分。マイクロフトも鈍ったな
(昇降機に先ほどのフランクランド博士)
Dr F : Hello. Again.
  やあ、また会ったね

・昇降機を待ち構えていたバリモア少佐、知らない間に査察名目で入り込まれたことに怒り心頭のご様子。
・シャーロックがひと言…っていうか十言ほど多いから火に油やんw ジョンが後ろで少佐の圧力に耐えてんのが面白いわー
・後もう一歩で出口というところで、ID詐称が発覚www 自分で「20分以内に」って言ってたのに、ちゃんと時間配分考えようや、シャーロックwww まあスムーズに出られたらお話にならんからしょうがないけどwww
・しかしジョンは落ち着いてるなあ。ほんまこの人の度胸だけは感心する。戦場で頼りになるタイプやなあ、勘はいいし度胸はあるし、腕も立つしv
・絶体絶命な局面で、フランクランド博士の助け舟が。博士がシャーロックを「マイクロフトだ」と証言してくれたお陰でなんとか施設から出る事が出来たS&J…
・少佐が渋々ながらでも従ったところを見ると博士の階級は少佐以上なのかな

S : Thank you.
  感謝します
Dr F : This is about Henry Knight, isn't it? I thought so. I know he wanted help but… I didn't realise he was going to contact Sherlock Holmes. Don't worry, I know who you really are. I'm never off your website. Thought you'd be wearing the hat, though.
  ヘンリー・ナイトの件だろう?そう思っていたんだ。彼が助けを必要としてたのは知ってたが、しかし…まさかシャーロック・ホームズのところへ駆け込んでたとはね!心配はいらんよ、私は君のことをよく知っている。君のサイトをしょっちゅう見とるよ。ところであの帽子を被ってると思ったんだがね
S : That wasn't my hat.
  あれは僕の帽子ではありません
Dr F : I hardly recognise him without the hat.
  (ジョンに)あの帽子が無いと彼だと気付き難いよ
S : It wasn't my hat.
  あれは僕の帽子じゃない

・実際、正典ではシャーロック・ホームズがあのトレードマークの鳥打ち帽を被っているという記述は無いそうで、あれは挿絵と後世の映像化の折りの創作、なのだとか。むしろ被っていない方が本当のシャーロック・ホームズ、と云えるのかも?w

Dr F : I love the blog, too, Dr Watson.
  君のブログもお気に入りなんだよ、ワトスン博士
J : Oh, cheers.
  ああ、ありがとう
Dr F : The Pink thing! And that one about the Aluminium Crutch!
  あのピンクのと、それから、アルミニウムの杖の!
S : You know Henry Knight?
  ヘンリー・ナイトをご存知なんですか
Dr F : Well, I knew his dad better. He had all sorts of mad theories about this place. Still, he was a good friend.
  ああ、彼の父の方をよく知ってた。彼はここについてのあらゆる種類のとんでもない持論を持っててね…だが、いい友達だった
(振り向くとバリモア少佐がこちらを凝視している)
Dr F : Listen, I can't really talk now. Here's my cell number. If I can help, with Henry, give me a call.
  いいかね、今は喋る訳にいかん。私の携帯の番号だ。もしヘンリーの事で私に手助け出来るなら、電話をくれたまえ
S : I never did ask, Dr Frankland. What exactly is it that you do here?
  まだお聞きしていませんでした、フランクランド博士。あなたがここでなさっているのは、一体何なのです?
Dr F : Mr Holmes, I would love to tell you, but then of course I'd have to kill you.
  ホームズさん、喜んでお話したいのだが、そうするともちろんあなたを殺さにゃならん(笑)
S : That would be tremendously ambitious of you. Tell me about Dr Stapleton.
  それがあなたの大いなる野望のようですね。ステイプルトン博士のことを教えていただけますか
Dr F : I never speak ill of a colleague.
  同僚の悪口は言わんよ
S : But you'd speak well of one, which you're clearly omitting to do.
  なら良く言えばどうでしょう、明らかにそれは除外していらっしゃるようですが
Dr F : I do seem to be, don't I?
  そんなふうに見えるのかね?
S : I'll be in touch.
  連絡します
Dr F : Any time.
  いつでもどうぞ

(車に向かうS&J)
J : So?
  で?
S : So?
  で?とは?
J : What was all that about the rabbit?
  あの兎の話は一体なんだったんだ?
(片頬で笑って襟を立てるシャーロック)
J : Oh, please. Can we not do this this time?
  あ、よせよ、今回はそれは無しにしようぜ?
S : Do what?
  何をって?
J : You being all mysterious with your… cheekbones, and turning your coat collar up so you look cool.
  全部秘密にしようって時は、そうするんだ…頬で笑って、それからコートの襟を立ててクールぶって
S : I don't do that.
  僕はそんなことしない
J : Yeah, you do.
  いーや、する

・自分のことは案外判ってないシャーロックwww まあ占い師も自分の事は判らんって云うから(それはなんか違)
・ジョンが妻だとシャーロックは隠し事が出来ないとかちょっと笑えるんですがw

・ジョンの軍隊時代が垣間見えた(それは妄想だろうがよw)バスカヴィル潜入でしたw

(ダートムアを行く車上にて)
J : So, the email from Kirsty, the missing luminous rabbit…
  つまり、キルスティからのEメール、行方不明の光る兎…
S : Kirsty Stapleton, whose mother specialises in genetic manipulation,
  キルスティ・ステイプルトン、母親は遺伝子操作の専門家
J : She made her daughter's rabbit glow in the dark?
  彼女が、娘の兎を、暗闇で光るようにしたのか?
S : Probably a fluorescent gene. Removed and spliced into the specimen, simple enough these days.
  おそらく蛍光性の遺伝子だ。取り出してサンプル体に挿入する、最近では簡単なことだ
J : So…
  じゃあ…

・運転手を見詰めるなジョン、シャーロックもいちいちジョンの視線に反応して目を合わせようと慌ただしくこっち見んでよろしい、前向いて運転しとけ!ダートムアの道って凸凹してるからハンドル取られたら危ないぞ!w

S : So we know that Dr Stapleton performs secret genetic experiments on animals. The question is has she been working on something deadlier than a rabbit?
  つまり、ステイプルトン博士が動物で秘密の遺伝子実験を行っていると云う事が判った。質問、「彼女は兎よりも破壊的な何かについて実験を行っていたでしょうか?」
J ; To be fair, that is quite a wide field.
  公平に言って、そいつはかなり広いフィールドだな

・ダートムアの「野原」と研究の「分野」を掛けてみました、なちょっとドヤ顔のジョンと、何ソレ?なシャーロックがwww

・聞き取りに甚だ自信がないのですが、コメンタリで、「マーティン(ジョン)が運転している方がどう考えても自然なんだけどね、もしマーティンが運転出来れば」て話になっているような気がする。そっかマーちん運転出来ないのか。でも見ててシャーロックが運転してる方が自然な気がするんだけどなあ…自然っていうか、なんか微笑ましい?っていうかw
(※コメンタリは各話のあっちこっちを断片的にチェック中、何かまた気になる内容があったら、あっちこっちに追記します…但し聞き取りが不自由ですので間違えてたらやさしくそっと踏んでやってください…)


・シーズン2に至ってやたらとジョンのフォロー能力が向上しとるwww それと、シャーロックに対して、対等以上に、なんというか、庇護意識を明確にするようになって来た? 出会った翌日、彼の命を守る為に迷い無く引き金を引いた夜からそれは変わっていない、どころか、ますます傾倒して行ってる気がするよw


…さてと、次はデュワーズホローの悪夢…


【私信】メールフォームからメールをくださったKhaos様、どうもありがとうございましたm(_ _)m 返信させて頂いたのですが、どうやらセキュリティに引っ掛かったらしく、エラーで帰って来てしまいました…申し訳ありません…orz このエントリのコメント欄にお返事書き入れさせていただきました、もしご覧になっておられましたら、どうぞチェックしてやってくださいましm(_ _)m




posted by radwynn at 17:23| 京都 ☀| Comment(1) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月05日

『SHERLOCK』/「The Hounds of Baskerville」暴走シャーロック〜電車で来た依頼人

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第2話「The Hounds of Baskerville」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m

シーズン2の3話のラインナップは正典の中でも人気の高い「ボヘミアの醜聞」「バスカヴィル家の犬」「最後の事件」、この第2話は「バスカヴィル家の犬」、何度も映像化されてるエピソードを下敷きにした物語。

暴走シャーロック〜電車で来た依頼人

・冒頭、ダートムアの森の中を逃げる少年、背後では男性が何かに襲われている…出会った女性の連れた犬を見て叫び声を上げる少年──その少年が長じたのであろう青年が、陰鬱な森の洞窟の前に佇んで…何かの気配を察したように、立ち去って行く
・いかにも「バスカヴィルの魔犬」なオープニングv わくわくするー

<暴走シャーロック>
(221B)
(銛を携え頭からずっぷり血を浴びたシャーロックが帰宅w)
S : Well, that was tedious!
  まったく、つまらん!
J : You went on the Tube like that?
  その格好で地下鉄乗ったのか?
S : None of the cabs would take me.
  僕を乗せようというタクシーがなかったんだ

・その格好で地下鉄乗ったら捕まるってwww 大迷惑www シャーロックが地下鉄乗ったら大変やろね、回りの乗客たかっぱしからプロファイリングして「どいつもこいつも平凡すぎる!」とかなるんやろなw

(銛を持ったまま檻の熊さんなシャーロック)
S : Nothing?
  何もない?
J : Military coup in Uganda.
  ウガンダで軍事クーデター
S : Hmm.
  ふむ
J : Hmm. Another photo of you with the…
  ふふん、また君の写真だ、例の…
(新聞に例の帽子を被ったシャーロック)
J : Oh, un, Cabinet re-shuffle…
  ええと…内閣改造…
S : Nothing of importance! Oh, God! John, I need some. Get me some!
  重要なことは何も無いじゃないか!クソッ!ジョン。アレが要る。アレをくれ!
J : No.
  だめ
S : Get me some!
  アレをくれ!
J : No! Cold turkey. We agreed. No matter what.
  だめだ!きっぱり止めるんだ!決めたじゃないか。何があっても、だ

・ジョンってばちゃんとお医者さんらしいw

J : Anyway, you've paid everyone off, remember? No one within a two-mile radius will sell you any.
  とにかく、君は皆に金を払って辞めさせた、覚えてるな?半径2マイル(※3km強)以内では誰も君に何も売ってくれんぞ
S : Stupid idea! Whose idea was that?
  バカバカしいアイディアだ!だれの考えだ?
(君のだ、という顔のジョンw)
S : Mrs Hudson!
  ハドソンさん!
(禁断症状で見境無くあっちこっち掻き回すシャーロックw)
J : Look, Sherlock, you're doing really well. Don't give up now!
  いいか、シャーロック、君は本当によくやってる。いま諦めちゃだめだ!
S : Tell me where they are. Please. Tell me. Please.
  アレはどこにあるんだー!頼む、教えてくれ … お願い
J : Can't help, sorry.
  言えない。すまんな
S : I'll let you know next week's lottery numbers.
  来週の宝くじの番号を教えてやるよ
(鼻で笑うジョン)
S : Oh, it was worth a try.
  ああ、試して見る価値はあったのに
(シャーロック、暖炉の前にダイビングwww)

・カンバーパッチんってなんか動作が笑えるんだよなあ、奇妙な可笑し味がある、アンバランス感、っていうか、戯画、アニメっぽい、っていうか。こう、身体が先に動いて頭と足があとからついて行くみたいなディズニーアニメの表現があるけど、あんな感じw
・シャーロックが暖炉の中から引っ張り出したのはアジア風のスリッパ、正典ではこの中に煙草を隠してたんだっけw 残念ながら今回は何も入ってなかったようだw

H : Woo Hoo!
  うっふーv
S : My secret supply. What have you done with my secret supply?
  僕の秘密の必需品!僕の秘密の必需品をどうしたんだ?
H : Hey?
  え?
S : Cigarettes!
  煙草だよ!

・もうひとつの方ではなかったようだwww シーズン1第1話ではそっちも匂わせてたけど、流石にそっちはきっぱり止めたんかなw

S : What have you done with them? Where are they?
  あれをどうしたんだ?どこにある?
H : You know you never let me touch your things. Oh! Chance would be a fine thing.
  あなたなにも私に触らせようとしないじゃないの。ま!見つかりっこ無いわねw
S : I thought you weren't my housekeeper?
  あなたは僕の家政婦じゃなかったと思うが?
H : I'm not.
  違いますよ
(ハドソンさんにお茶を飲む仕草で催促するジョン)
H : How about a nice cuppa? And perhaps you could put away your harpoon.
  お茶でもいかが?それとよかったらその銛をどっかにやってくれるかしら
S : I need something strong than tea. Perhaps 7% stronger.
  紅茶よりも強いのが要る。おそらく7%強いのが

・シャーロックの発言に関係あるのかないのか判らないけど、ビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーは紅茶を煙草の替わり(?)にパイプに入れて吸ってたらしい。もしかしたらイギリスでは有名な逸話なのかな?
参照:ポール・マッカートニー、日本での逮捕を語る

(いきなりハドソンさんに銛を向ける)
S : You've been to see Mr Chatterjee again.
  またチャッタージーさんに会いに行ってたね
H : Pardon?
  なんですって?
S : Sandwich shop. That's new dress, but there's flour on the sleeve. You wouldn't dress like that for baking.
  サンドイッチ屋の。それは新しい服だ、しかし袖に小麦粉が付いている。パンを焼くのにその服を着ようとは思わないないだろう
J : Sherlock.
  シャーロック…
S : Thumbnail, tiny traces of foil. Been at the scratch-cards again. We all know where that leads, don't we? Mmm, Casbah Nights. Pretty racy for first thing on a Monday morning, wouldn't you agree? I've written a little blog on the identification of perfumes. It's on the website. You should look it up!
  親指の爪、小さなアルミ箔の痕跡がある。またスクラッチくじをやった。ここに居る皆、それがどういうことか知っている、だろう?(鼻で息を吸い込んで)ふむ、“カスバ・ナイト”だ。月曜の朝一番にはかなり不適切だ、とは思わないかな?香水の識別でちょっとしたブログ記事を書いたことがあるんだ。サイトにあるから見るといい!

・サンドイッチ屋さんってスクラッチくじも売ってるの?っていうか、サンドイッチ屋ってどんなんだろ?プレタマンジェとかサブウェイみたいなチェーン店しか入ったこと無い…
・Casbah Nightsっていうのは見つからなかったけど、Casbahって香水はあった。瓶の可愛いのを載っけとこう
参考:Casbah Avon for women

H : Please!
  いい加減にして!
S : I wouldn't pin your hopes on that cruise with Mr Chatterjee. He's got a wife in Doncaster that nobody knows about.
  チャッタージーさんとの船旅には望みは無いと思うよ。彼はドンカスターに妻が居る、誰にも知られていないがね
J : Sherlock!
  シャーロック!
S : Well, nobody except me.
  ああ、僕を除いて誰もね

・なんやそのお手てひらひらはwww なんかシャーロックが幼児化してませんかwww

H : I don't know what you're talking about, I really don't!
  何の話をしてるのか判らないわ!サッパリ判りません!
(ドアを閉めて出て行くハドソンさん)
J : What the bloody hell was all that about?
  何なんだ今のクソサイテーなのは?
S : You don't understand.
 (ソファに丸まってゆさゆさしながら)君には判らないよ
J : Go after her and apologies.
  追いかけて行って、謝るんだ

・ジョン、お父さんみたいwww

S : Apologise? Oh, John, I envy you so much.
  謝る?ああ、ジョン、君がとっても羨ましいよ
J : You envy me?
  羨ましい?
S : Your mind. It's so placid, straightforward, barely used. Mine's like an engine, racing out of control. A rocket tearing itself to pieces, trapped on the launch pad. I need a case!
  君の思考能力が。平坦で、一直線で、殆ど使われてない。僕のはエンジンのようなものだ、高速回転で制御不能。発射台に引っ掛かって自分で自分をバラバラに引き裂くロケットだ。事件が必要だ!
J : You've just solved one! By harpooning a dead pig, apparently.
  ひとつ解決したとこだろ!死んだ豚を銛で突き刺して、って言ってたじゃないか
S : Ah! That was this morning! When's the next one?
  ぅがぁー!それは今朝の分!次のはいつなんだ!

・ソファで手足バラバラにばたばたさせるシャーロックwww それ結構難しくね?脳トレ体操とかにありそうだw
・そうだ、このシーン、シャーロック素足なんだよね。シーズン1の第3話でもそうだったけど、聞くところによると欧米では素足はパンツ履いてないのと同じくらい恥ずかしい格好、ってされてるらしいから、ジョンの前で素足で歩き回る、そしてジョンがそれをなんとも思っていない、ってのは、ふたりの距離の近さを表してるんだろうなあ。まあ、シャーロックはマッパシーツでうろちょろすることもあるみたいだからなあw ジョンはやっぱり3階からリビングに降りて来る、ってだけで、きちんと服着なきゃ、って思うのかな。階段室は公道と同じ、なんだろうなあ。ジョンの自分の寝室での姿も見てみたいなあ。ジョンはトランクス派、に1票(何の話)シャーロックはブリーフかボクサーだよね(だからどうして下着話)
   
J : Nothing on the website?
  サイトには何も書き込みないのか?
(ジョンにノートパソコンを渡して)
S : "Dear Mr Sherlock Holmes, I can't find Bluebell anywhere. Please, please, pleas, can you help?"
  「親愛なるホームズさん、ブルーベルがどこにもいません。どうか、どうか、お願い、助けてくれますか?」
J : Bluebell?
  ブルーベル?
S : A rabbit, John!
  う・さ・ぎ だよ!ジョン!
J : Oh.
  ああ
S : Ah, but there's more. Before Bluebell disappeared, it turned luminous. "Like a fairy!" according to little Kirsty. Then the next morning, Bluebell was gone! Hutch still locked, no sign of a forced entry. What am I saying? This is brilliant. Phone Leatrade, tell him there's an escaped rabbit.
  ああ、しかしもう少し詳細がある。ブルーベルは、いなくなる前に光り始めた。「妖精みたいに!」とは幼いキルスティ曰く。そして次の朝、ブルーベルは消えた!兎小屋の鍵は閉まったまま、不法侵入の形跡無し。今僕は何と言った?素晴らしい。レストレードに電話だ、逃亡兎が居ると教えるんだ
J : You're serious?
  マジかよ?
S : It's this or Cluedo.
  それともクルードをするか

・Cluedo:犯人当て推理ボードゲーム
参照:『クルード』[Cluedo/Clue/クルー]
   実際にプレイしてみた感想はこちら→名探偵/クルード
   今年7月にタカラトミーから発売されてました→TAKARA TOMY:CLUEDOクルード

J : Oh, No. We are never playing that again.
  い・や・だ。俺たちはもう2度とあれで遊ばない
S : Why not?
  何故だ?
J : Because it's not actually possible for the victim to have done it, Sherlock, that's why.
  何故ならば、被害者が犯人なんてのは有り得ないんだよ、シャーロック、それが理由
S : It was the only possible solution.
  それが唯一の可能な答えだったじゃないか
J : It's not in the rules.
  そんなルールはないんだよ!
S : Well, then the rules are wrong!
  だったらルールが間違っているんだ!
(玄関のベルが鳴る)
J : Single ring.
  ベル1回
S Maximum pressure, just under the half-second.
  最大荷重で、0.5秒足らず
S&J Client!
  (顔を見合わせて)依頼人!

・ますますコンビネーションに磨きがかかってますなw

<電車で来た依頼人>
(依頼人は冒頭の青年、彼が持って来たのであろうTV番組のVTR)
・神話と伝説の地ダートムアには今では機密の軍事研究施設があり、第2次世界大戦中に化学兵器、生物兵器を開発していた噂がある。そしてそれが逃げ出した可能性を匂わせるレポーター、画面には、20年前父親が何かに襲われた話をする依頼人ヘンリー、そして当時の彼が描いた魔犬の絵が映る
・番組中に言及されるPorton Downはイギリスの化学兵器研究機関
参照:wiki; Porton Down

S : What did you see?
 (VTRを止めて)何を見たんです?
Henry : Oh, I… I was just about to say.
  あ、今…ちょうどそれを言うところだった…
S : Yes, in a TV interview. I prefer to do my own editing.
  ええ、TVのインタヴューでね。僕は自分の編集で拝聴したいんだが
Henry : Yes. Sorry, yes, of course. Excuse me.
  ああ…すみません、そうですよね…ちょっと失礼(鼻をかむ)
J : In your own time.
  慌てなくていいですよ
S : But quite quickly.
  しかし極力迅速に

・ジョンが診察室のお医者さんっぽい〜v
・シャーロックの被せツッコミ、翻ってボケw

Henry : Do you know Dartmoor, Mr Holmes?
  ダートムアをご存知ですか、ホームズさん
S : No.
  いいえ
Henry : It's an amazing place. It's like nowhere else, It's sort of bleak but beautiful.
  驚くべき場所です、他の何処にも似ていない、なんというか、荒涼としているけれども、美しいんです

・台所に靴下干してあるような気がする…(何処見てる)

S : Hmm. Not interested, moving on.
  んー、興味ないな。先に進んで
Henry : We used to go for walks after my Mum died, my Dad and me. Every evening we'd go out onto the moor.
  僕たちは、母さんの死後、よく散歩にいったものです…父さんと、僕です。毎夕、僕たちはムーアに出掛けて行きました
S : Yes, good, skipping to the night that your dad was violently killed. Where did that happen?
  ああ、いいでしょう、君の父さんが暴力的に殺害された夜まで飛ばしましょう。それは何処で起こったのかな?
Henry : There's a place, it's a sort of local landmark called Dewer's Hollow. That's an ancient name for the Devil.
  地元では目印のように使われている場所で、デュワーズホロー(デュワーの窪地)、と呼ばれている場所があります。悪魔の古い呼び名です

・Dewer を検索してみたんだけど、魔法瓶の原形を発明したスコットランドのデュワーさんしか出てこなかった…ダートムアの伝説になにかこれに似た名前の魔物が出て来るのかな?

S : So?
  で?
J : Did you see the Devil that night?
  その夜君は悪魔を見た?
Henry : Yes.
  ええ…
(冒頭の何かに襲われるシーンのフラッシュバック)
Henry : It was huge. Coal black fur with red eyes. It got him. Tore at him, tore him apart. I can't remember anything else, They found me the next morning just wandering on the moor. My Gad's body was never found.
  とても大きくて…石炭のように黒い毛皮、真っ赤な目… それが父さんを捕えた…引き裂こうと…バラバラに噛みちぎったんです。他のことは思い出せないんです、僕は翌朝ムーアを彷徨っているところを発見されました。父さんの遺体は見つかっていません
J : Hmm. Red eyes, coal black fur. Enormous. Some dot of dog, wolf?
  ふむ(シャーロックに)赤い目、真っ黒な毛皮で、巨大。何かの種類の、犬か、狼か?
S : Or a genetic experiment?
  もしくは遺伝子実験の成果物か?
Henry : Are you laughing at me, Mr Holmes?
  僕のことを笑ってるんですか、ホームズさん?
S : Why, are you joking?
  何故?君はふざけてるのか?
Henry : My Dad was always going on about the things they were doing at Baskerville. About the type of monitors they were breeding there. People used to laugh at him. At least the TV people took me seriously.
  僕の父さんはいつもバスカヴィルで行われていることについて話し続けていました。彼らがあそこで作り上げているある種の怪物について。皆、父さんを笑ってた。TVの人たちだけが僕を真面目に取り上げてくれたんだ
S : I assume did wonders for Devon tourism.
  デヴォンの観光業に大いに貢献したと思うよ
J : Yeah… Henry, whatever did happen to your father, it was 20 years ago. Why come to us now?
 (シャーロックに)ああ(ヘンリーに)…ヘンリー、君の父親になにが起こったにせよ、それは20年前の話だ。何故今になってここへ?
Henry : I'm not sure you can help me, Mr Holmes, since you find it all so funny!
  僕にはあなたが僕を助けられるのかどうか確信が持てませんよ、ホームズさん!あなたがこれを冗談だと思っているのなら!
(立ち去ろうとするヘンリー)
S : Because of what happened last night.
  昨夜起こったことが理由だ

・ここでシャーロックはヘンリーを見ながらヘンリーではなくジョンに話しかける、ジョンが必ず「どうしてだ?」と聞くのを前提にw

J : Why? What happened last night?
  何故だ?昨夜何が起こった?
Henry : How… How did you know?
  なんで… なんで知ってるんです?
S : I didn't know, I noticed. Came up from Devon on the first available train this morning. You had a disappointing breakfast and a cup of black coffee. The girl in the seat across the aisle fancied you. Although you were initially keen, you've now changed your mind. You are, however, extremely anxious to have you first cigarette of the day. Sit down, Mr Knight. And do please smoke, I'd be delighted.
  知っていたのではない、気付いたんだ。今朝の一番早い便で、デヴォンから出て来た。不味い朝食を食べ1杯のブラックコーヒーを飲んだ。通路を挟んだ向かいの席の少女は君のことが気に入った。君も最初は関心があったが今では気を変えた。君は、兎も角も、今日最初の煙草を吸いたいと極度に切望している。座りたまえ、ナイトさん。そして煙草をどうぞ、是非とも

・ジョンの大ため息がwww ほんとジョンはよくシャーロックに尽くしてるよなあwww
・ホームズ家のお坊ちゃんたちの英語はホントに流麗なんだけど、これって普通の会話でこの調子で喋ったら「慇懃無礼」なんだろうなw

(ソファに座り直すヘンリー)
Henry : How on earth did you notice all that?
  一体、どうやって、そんなことが全部判るんです?
J : It's not important…
  それは重要じゃ無い…
S : Punched-out holes where you kicker's been checked.
  君のチケットが検札されたときに打ち出された券の破片
J : Not now, Sherlock.
  今はよせよ、シャーロック
S : Oh, please? I've been cooped up in here for ages.
  ああ、いいだろう?僕はずっとここに閉じこめられてるんだぞ
J : You're just showing off.
  ひけらかしてるだけだろ
S : Of course. I am a show-off. That's what we do.
  もちろんだ。僕は目立ちたがり屋だ。それこそ僕らのやってることじゃないか

・ゲイカップルっぽく見える最大の要因はジョンのシャーロックに対する世話の焼き方にあるような気がするんだが…w まあしょうがないか、シャーロックはジョンのファム・ファタルw

S : Train napkin you used to mop up the spilled coffee, strength of the stain shows that you didn't take milk. There are trace of ketchup on it and round your lips and on your sleeve. Cooked breakfast. Or the nearest thing those train can manage, probably a sandwich.
  君が溢れたコーヒーを拭くのに使った電車の紙ナプキン、染みの濃さは君がミルクを入れなかったことを示す。ケチャップの跡が君の唇と袖の縁に残っている。調理された朝食、もしくは電車で供給可能なそれに近い何か、おそらくはサンドイッチ。
Henry : How did you know it was disappointing?
  なんで、それが不味かったと判るんですか?
S : Is there any other type of breakfast on a train?
  他にどんなタイプの朝食に電車でお目にかかれる?

・それ推理ちゃう皮肉やwww むしろ英国式自嘲かw
・そう考えてみると日本の駅弁って凄いよなあ…

S : The girl, female handwriting's quite distinctive, wrote her phone number down on the napkin. I can tell from the angle she wrote at that she was sat across for you on the other side of the aisle. Later, after she's got off, I imagine, you used the napkin to mop up your spilled coffee, accidentally smudging the numbers. You've been over the last four digits yourself with another pen so you wanted to keep the number. Just now, though, you used the napkin to blow your nose. Maybe you're not that into her after all. Then there's the nicotine stains on your fingers, your shaking fingers. I know the signs. No chance to smoke one on the train, no time to roll one before you got a cab here. It's just after 9:15, you're desperate. The first train from Exeter to London leaves at 5:46 a.m. You got the first one possible, so something important must have happened last night. Am I wrong?
  少女は、極めて典型的な女性の手書き文字で、ナプキンに彼女の電話番号を書き記した。彼女が書いた角度から彼女は通路を挟んで君と向き合って座っていたと判る。後で、彼女が降りてからだと想像するが、君はそのナプキンで溢れたコーヒーを拭いた。偶然、電話番号が汚れて不鮮明になった。最後の4桁を別のペンで書き直したのだから君はその番号を取っておこうと思っていた。ところが先ほど君はそのナプキンを鼻をかむのに使った。多分、結局のところ君は彼女にたいして関心があったわけではない。さて、君の指にニコチンの染みがある、君の震える指に。僕はその兆候を知っている。電車で吸うチャンスはなかった、ここへのタクシーを拾う前に1本巻く時間もなかった。今ちょうど9時15分を過ぎたところだ、吸いたくて堪らないだろう。エセクター発ロンドン行の始発は5時46分の発車だ。君は最善を尽くして始発に乗った、つまり、何か重要なことが昨夜起こったに違いない。僕は間違っているかね?

・イギリスでは自分で巻いて吸う手巻きたばこが一般的みたい、フィルタ付きで箱に入った煙草は高いらしい。そういえば、バス停とかでくるくるって巻いてる人を見かけた。手で器用に巻く人もいるけど、手の平サイズの煙草巻き機ってのがあって、それも普及してるっぽい。

Henry : No. You're right. You're… You're completely, exactly right. Bloody hell, I heard you were quick.
  …いいえ。その通りです。…完璧に、まったく、その通りです。まったくとんでもないな、あなたが切れ者だとは聞いていたけど
S : It's my job. Now shut up and smoke!
  仕事ですから。さあ、黙って煙草を吸いなさい!

・シャーロックにとって今一番大事なんはそれかいwww ジョンも苦労するなw

J : Henry, your parents both died and you were, what, seven years old? I know, but…
  ヘンリー、君のご両親は両方とも亡くなったんだね、ええと、君が7才の時に?それは判ってるけど、でも…

・シャーロック!ハウス!wwwww なんやそれwww 人の煙草の煙吸うなや!www只のヘンな人やんwwwww

J : That must be er… quite a trauma. Have you ever thought that maybe you invented this story, this…
  それは、ええと…かなりのトラウマになったろう。君がこの話を作り上げたかもしれないというのは考えたことはあるかい、これを…

・だから人の煙吸うのやめんかい!wwww

J : … to account for it?
  克服する為に?
Henry : That's what Dr Mortimer says.
  それはモーティマー先生が言ってました
J : Who?
  誰?
S : His therapist.
  彼のセラピストだよ
Henry : My therapist.
  僕のセラピストです
S : Obviously.
  もちろんだね
Henry : Louise Mortimer. She's the reason I came back to Dartmoor. She thinks I have to face my demons.
  ルイス・モーティマー。彼女が僕がダートムアに戻った理由なんです。彼女は僕が魔物と向かい合わなければいけないと考えてるんです
S : And what happened when you went back to Dewer's Hollow last night, Henry? You went there on the advice of your therapist and now you're consulting a detective. What did you see that changed everything?
  そして、昨夜デュワーズホローに戻った時、何があったんだね、ヘンリー?君はセラピストのアドヴァイスでそこへ行った、そして今、探偵に相談している。全てを変えるような何を見たんだ?
Henry : It's a strange place, the Hollow. Makes you feel so cold inside, so afraid.
  奇妙な場所なんです、ホローってのは。背筋が寒くなって、ひどく恐ろしくなる
S : Yes, if I wanted poetry, I'd read John's emails to his girlfriends, much funnier. What did you see?
  いいかね、詩を求めるなら僕はジョンが彼の彼女たちに宛てたEメールを読む、そっちの方がもっと面白い。何を見たんだ?

・こらこらこらwww っていうか人に云うな人にwww ほんまジョンは一番の被害者やなwww とりあえずため息だけで済ますんかこの場は、ジョンよwww

Henry : Footprints. On the exact spot where I saw my father torn apart.
  足跡です。僕の父親が引き裂かれたのを見た、まさにその場所に
J : A man's or a woman's?
  男性の?それとも女性の?
Henry : Neither. They were…
  どちらでもない。それは…
S : Is that it? Nothing else? Footprints. Is that all?
  それだけ?他にはなにも?足跡。それで全部?
Henry : Yes, but they were…
  ええ、でもそれは…
S : No, sorry, Dr Mortimer wins, childhood trauma masked by an invented memory. Boring! Goodbye, Mr Knight. Thank you for smoking.
  いや、残念だが、モーティマー博士の言う通りだ、幼少期のトラウマが創作された記憶で覆い隠されている。つまらん!さようならナイトさん、煙草をありがとう
Henry : But what about the footprints?
  しかし、足跡はどうなんですか?
S : Oh, well, they're probably pawprints, could be anything, therefore nothing. Off to Devon with you. Have a cream tea on me.
  ああ、そうだね、多分動物の足跡だね、何であれ、つまり何でも無い。おひとりでデヴォンへお帰りなさい、クリームティは僕のおごりだ

・クリームティ美味しいよねーvvv デヴォンには行ったことないけど、ブレナムパレスで食べたの、美味しかったvvv
参考:wiki; クリームティ

Henry : Mr Holmes, they were the footprints of a gigantic hound!
  ホームズさん、その足跡は、巨大なハウンドのものだったんです!
(部屋に帰ろうとしていたシャーロック、振り返って戻って来る)
S : Say that again?
  もう一度言って?

・ここのシャーロック、妙にフェミニンだよねw

Henry : I found footprints, they were…
  足跡を見つけて、それは…
S : No, no, no, your exact words. Repeat your exact words from a moment ago, exactly as you said them.
  いや、違う違う、正確な言葉を。さっき言った通りの言葉を、言った通りに、繰り返して
Henry : Mr Holmes, they were the footprints of a gigantic hound.
  ホームズさん…その足跡は…巨大な、ハウンドの、ものだったんです
S : I'll take the case.
  この事件を引き受ける

・シャーロックが唐突に気を変えたのは「hound」という単語なんだろうけど、何故「hound」にそんなに反応したんやろ?

J : Sorry, what?
  え?何だって?
S : Thank you for bringing this to my attention, it's very promising.
  依頼していただいて感謝する、これは非常に面白そうだ
J : No, no, no. Sorry, what? A minute ago footprints were boring, now they've very promising?
  いやいやいや、ちょっと待てよ。ついさっきは足跡はつまらん、で、今は非常に面白そうだ、だって?
S : It's got nothing to do with footprints. As ever, John, you weren't listening. Baskerville, ever heard of it?
  足跡は関係無い。いつものことだが、ジョン、君は聞いてなかった。バスカヴィル、それについて聞いたことはあるか?
J : Vaguely. It's very hush-hush.
  朧げにならな。かなりの機密事項だ
S : Sounds like a good place to start.
  始めるには良さそうな場所のようだな
Henry : Ah, you'll come down, then?
  ああ、じゃあ来てくれるんですね?
S : No, I can't leave London at the moment, far too busy. But don't worry, I'm putting my best man onto it. Always rely on John to send me all the relevant data, as he never understands a word of it himself.
  いや、僕は今ロンドンを離れることは出来ない、忙し過ぎてね。しかし心配は要らない、最良の人物を差し向けるよ。いつもジョンを頼りにしているんだ、彼自身はその言葉を決して理解していなくとも僕に全ての関連する情報を送ってきてくれる

・正典のバスカヴィルでは、ホームズは最初自分では出向かずワトスンに行かせて彼からの手紙を受け取っている、ということになっているので、それをふまえてのこの台詞、なんだろうな

J : What are you talking about, you're busy? You don't have a case. A minute ago you were complaining…
  何の話をしてる、忙しいだと?事件はないじゃないか。ついさっきまで君は不満を…
S : Bluebell, John! I've got Bluebell. The case of the vanishing glow-in-the dark rabbit. NATO's in uproar.
  ブルーベルだよ、ジョン!ブルーベルの件がある。闇に光る兎の失踪事件。(ヘンリーに)NATOが大騒ぎしていてね
Henry : Oh, sorry. You're not coming, then?
  ああ、すみません、じゃあ、あなたは来ない?

・なんなんだシャーロックそのジョンに向けた見え透いたイヤイヤはwww なんでこの人は時々こういう可愛い仕草をするかなあw

J : Oh! Okay. Okay.
  ああ、判ったよ。いいだろう

・あっさり受けるなよジョンwww

(骸骨の下から煙草の箱を取り出してシャーロックに投げるジョン)
(受け取った煙草をポイッと後ろに投げちゃうシャーロック)
S : I don't need those any more, I'm going to Dartmoor. You go on ahead, Henry, we'll follow later.
  これはもう必要ない、僕はダートムアに行く。君は先に行ってくれたまえヘンリー、僕らは後から行く
Henry : Sorry, so you are coming?
  えっ、じゃあ、あなたは来るんですか?
S : Twenty-year-old disappearance? A monstrous hound? I wouldn't miss this for the world!
  20年前の行方不明?巨大なハウンド?世界に替えても見逃せるものか!

(荷物を持って221Bのドアを閉めるジョン、カフェでハドソンさんが何か叫んでる)
・ジョンが全部荷物運んでるんだーv いろいろと萌えるなソレw
・スーツケースがジョンで鞄がシャーロックだろうなw ふたりの荷物の中身が見てみたいな〜

J : Oh! Looks like Mrs Hudson finally got to the wife in Doncaster.
  おやおや、どうやらとうとうハドソンさんがドンカスターの奥さんに到達したらしいな
S : Hmm. Wait till she finds out about the one in Islamabad.
  うむ、彼女がイスラマバードの妻に気付くのが楽しみだな
(荷物を持って乗り込むジョン、後から乗ってドアを閉めるシャーロック)
S : Paddington Station, please.
  パディントン駅へ頼む

・パディントン駅、熊のパディントンの銅像があるんだよねーv 西方面への列車のターミナル。


・シリーズお決まりの冒頭コント、ここでのネタが何処かで重要な意味を持つ伏線になってるというパターンなんだが、どれがどう絡むのかを考えるのも楽しいなw



…次は…宿屋のおっちゃんwww




posted by radwynn at 01:00| 京都 ☀| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月02日

『SHERLOCK』/「A Scandal In Belgravia」007便の真相〜取り引き〜エピローグ

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第1話「A Scandal In Belgravia」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m

007便の真相〜取り引き〜エピローグ

どんでん返しの連続、なような気がする(?)、第1話のラストシークェンス

<007便の真相>
(空港に向かう車の中で)
S : There's going to be a bomb on a passenger jet. The British and American governments know about it, but rather than expose the source of their information, they're going to let it happen. The plane will blow up. Coventry all over again. The wheel turns, nothing is ever new.
  旅客機の爆破計画が進行中、か。英国及び米国政府はそれを把握しているが情報の発信源を暴露するよりは事態を静観する方を選ぶ。飛行機は吹っ飛ぶ。コヴェントリー再び、だ。運命の輪は回る、新しいことなどなにもない
(格納庫の前に停機中のジャンボジェット)
(タラップの前に居るのはCIAのヒットマン)
S : Well, you're looking all better. How are you feeling?
  おや、すっかりよくなったようだね。どんな感じだね?
♂ : Like putting a bullet in your brain, sir.
  あんたの脳味噌に弾をぶち込みたいような感じですよ
(タラップを上がるシャーロックに)
♂ : They'd pin a medal on me if I did, sir.
  やってたら勲章ものでしょうな
(…違和感を感じるシャーロック…)
(真っ暗な機内…乗客は…死者)
M : The Coventry conundrum. What do you think of my solution? The flight of the dead.
  コヴェントリーの難問。私の解答をどう思うね?死者の航空便
S : Plane blows up midair, mission accomplished for the terrorists, hundreds of casualties but nobody dies.
  航空機は中空で爆発、テロリストにとっては任務完了、大勢の犠牲者、しかしテロで死ぬ者は居ない
M : Neat, don't you think? You've been stumbling around the fringes of this one for ages. Or were you too bored to notice the pattern?
  巧妙だとは思わないかね?お前はずっとこれの回りをふらふらと彷徨っていたのだよ。それとも兆候に気付くにはあまりにも退屈していたのかね?
(祖父の死後について相談に来た少女、叔母の遺体が行方不明と訴えて来た男性…)

・冒頭のコミカルなシーンの真相がこの死者の群れ…あまりにもシュール、英国式悪趣味の美学、そしてどんだけ気が抜けないのかこのシリーズの視聴者はw

M : We ran a similar project with the Germans a while back. thought I believe one of our passengers didn't make the flight.
  少し前にドイツので同様の計画を実行したよ、しかし我々の乗客のひとりは搭乗しなかったと思うのだが
(車のトランクに居た「航空機事故で死ぬ筈だった死者」)

・この事件に関してはなんでシャーロックが放っておくのか、の方が疑問だった…ごっつシャーロック好みの事件だと思ったのに

M : But that's the deceased for you, late, in every sense of the word.
  しかしこのお前の為の死者は、遅かった、あらゆる意味で
S : How is the plane going to fly? Oh, of course, unmanned aircraft, hardly new.
  どうやって飛ばす?ああ、もちろん無人操縦機だ、目新しくはない
M : It doesn't fly. It will never fly. This entire project is cancelled. The terrorist cells have been informed that we know about the bomb. We can't fool them now. We've lost everything. One fragment of one email and months and years of planning, finished.
  飛ばんよ。決して飛ぶことはない。この件に関する全ての計画は打ち切られた。テロリスト組織は我々が爆破に関して把握していると知らされている。今となっては彼らを欺くことは出来ない。我々は全て失った。たった一片のEメールの欠片、計画に費やした数年数ヶ月…終わった
S : Your MOD man.
  部下の国防省の男か
M : That's all it takes. One lonely, naive man, desperate to show off, and a woman clever enough to make him feel special.
  ひとりの淋しいうぶな男が、自己顕示に必死になっている。そしてひとりの女性が、彼に己を特別だと思い込ませるに充分な知恵があった。それが全てだ
S : You should screen your defense people more carefully.
  国防省の人間をもう少し慎重に検査するべきだな
M : I'm not talking about the MOD man, Sherlock, I'm talking about you! A damsel in distress. In the end, are you really so obvious? Because this was textbook. The promise of love, the pain of loss, the joy of redemption. Then give him a puzzle and watch him dance.
  国防省の男のことを言っているのではない、シャーロック!私はお前の話をしているのだ!嘆きの乙女、か。結局、お前は本当に判っているのかね?教科書通りではないか。愛の約束、喪失の痛み、救済の喜び。そして謎を与えて、踊るのを見る

・damsel in distress、嘆きの乙女:神話や伝説、延いては小説、近年では映画や漫画にも現れる「危機に陥る女性」のモチーフ。例)スターウォーズのレイア姫
参考 : wiki; Damsel in distress

S : Don't be absurd.
  ばかげたことを
M : Absurd? How quickly did you decipher that email for her? Was it the full minute? Or were you really eager to impress?
  ばかげた?あのEメールを、彼女の為にどれ程の速さで解読してやったんだね?1分はかかったかね?それとも好印象を与えたくて必死だったかい?
IA : I think it was less than five seconds.
  5秒とかからなかったと思いますわ
M : I drove you into her path. I'm sorry. I didn't know.
  私がお前を彼女の元へと導いた。許しておくれ。知らなかったのだよ
IA : Mr Holmes, I think we need to talk.
  ホームズさん、私たち、お話しする必要があると思いますの
S ; So I do. There are a number of aspects I'm still not quite clear on.
  僕もそう思う。まだ明確になっていない状況が多数ある
IA : Not you, Junior, you're done now. There's more, loads more. On this phone I've got secrets and pictures and scandals that could topple your whole world. You have no idea how much havoc I can cause and exactly one way to stop me. Unless you want to tell your masters that your biggest security leak is your own little brother.
  あなたじゃないわ、坊や、あなたの番は終わり。他があるのよ、もっと上口がね。(マイクロフトに)この携帯の中に、私は機密や写真や醜聞を持っているわ、あなたの所属する全世界を覆す程のね。私がどれ程の混乱を引き起こせるか見当もつかないでしょう、そして私を止めることができるのは、たったひとつの方法だけよ。あなたが飼い主たちにあなたの実弟の犯した重大な機密漏洩を報告したくないのなら、ね

・マイクロフトの表情が凄い…弟は売れんかったんか、兄よ…それとも自分の足下を考慮したか…


<取り引き>
(二者会談の場所はマイクロフトが居た部屋…ホームズ家ではなくマイクロフトの執務用の館なのかしらん?)
(蚊帳の外におかれたシャーロックは暖炉の傍の肘掛けに)
M : We have people who can get into this.
  (カメラ携帯を示しつつ)これに侵入出来る人材はある
IA : I tested that theory for you. I let Sherlock Holmes try it for six months. Sherlock, dear, tell him what you found when you x-rayed my camera-phone.
  その説はあなたの為に検証しておいたわ。シャーロック・ホームズに6ヵ月間試させたのよ。シャーロック、可愛い人、彼にあなたが私のカメラ携帯をX線にかけて何を見つけたか教えてあげて
S : There are four additional units wired inside the casing. I suspect containing acid or a small amount of explosive. Any attempt to open the casing will burn the hard drive.
  4つの後付けの装置が外装の内側に配線されている。酸か少量の火薬を包含しているのだろうと思う。外装を剥がそうとすればハードドライブが焼ける
IA : Explosive. It's more me.
 (シャーロックに)火薬よ(マイクロフトに)私らしいでしょ
M : Some date is always recoverable.
  幾つかのデータのはいつでも復元可能だ
IA : Take that risk.
  なら危険を冒すといいわ
M : You have a passcode to open this. I deeply regret to say we have people who can extract it from you.
  これを開封するパスワードがあるね。誠に遺憾ながら申し上げるが、君からそれを聞き出すことの出来る人間も居るのだよ
IA : Sherlock?
  シャーロック?
S : There will be two passcodes, one to open the phone, one to burn the drive. Even under duress, you can't know which one she's given you and there would be no point in a second attempt.
  パスワードはおそらく2つある。ひとつは携帯を開封、ひとつはドライブを焼く。無理強いしたところで彼女がどちらを吐いたかは判らない。やり直しても意味は無い
IA : Oh, he's good, isn't he? I should have him on a leash. In fact, I might.
  ああ、彼っていい子よね?鎖に繋いで飼いたいわ。実際、そうできたのに

・思わず同意してしまった人は挙手しなさいw ノ

M : We destroy this, then. No one has the information.
  では破壊しよう。誰も情報を手に入れられない
IA : Fine, Good idea. Unless there are lives of British citizens depending on the information you're about to burn.
  素敵。いいアイディアね。あなたが焼くと仰る情報に英国国民の命が掛かっているのでなければね
M : Are there?
  そうなのかね?
IA : Telling you would be playing fair. I'm not playing any more. A list of my requests and some ideas about my protection once they're granted. I'd say it wouldn't blow much of a hole in the wealth of a nation, but then I'd be lying. I imagine you'd like to sleep on it?
  駆け引きのない方なのね。もうお遊びはお終いにするわ。(封筒を提示して)要求のリストよ、それと、以前には彼らが供与してくれていたのだけど、私の保護に関するアイデアを幾つか。国富を弱体化させる程のことではないわ、と言えば嘘になるけど。(要求を確認するマイクロフトに)その上で寝たいと思ってるのじゃないかしら?
M : Thank you, yes.
  有り難いね、その通りだよ
IA : Too bad. Off you pop and talk to people,
  お気の毒さま。出て行って部下に仰いなさい
M : You've been very thorough. I wish our lot were half as good as you.
  随分と徹底しているね。うちの手の者の多くが君の半分も役に立てばね
IA : I can't take all the credit, I had a bit of help. Oh, Jim Moriarty sends his love.
  称賛を独り占めには出来ないわね、少々助けてもらったのよ。(シャーロックに)ああ、ジム・モリアーティがよろしくとのことよ
M : Yes, he's been in touch. Seems desperate for my attention, which I'm sure can be arranged.
  ああ、連絡して来たよ。私に目を向けて欲しいようだ。そのうち機会をもてるだろう
IA : I had all this stuff, never knew what to do with it. Thank God for the consultant criminal. Gave me a lot of advice about how to play the Holmes boys. Do you know what he calls you? The Ice Man and the Virgin. Didn't even ask for anything, I think he just likes to cause trouble. Now, that's my kind of man.
  ずっとこれを持ってはいたけど、これでどうすればいいのかは知りもしなかったわ。顧問犯罪者様様ね。どうやってホームズ家の息子たちと遊べばいいか、沢山アドヴァイスをくれたわ。彼があなたたちのことなんて呼んでいるかご存知?(マイクロフトに)「冷凍人間」と(シャーロックに)「聖女サマ」。殆ど何も訪ねもしなかったわ。厄介ごとを引き起こすのが好きなのね。今度こそ私好みの男だわ
M : And here you are, the dominatrix who brought a nation to its knees. Nicely played.
  そして君は国家を跪かせた女王様、というわけか。素晴らしい出来だったよ
S : No.
  違う
IA : Sorry?
  何ですって?
S : I said no. Very, very close, but no. You got carried away. The game was too elaborate, you were enjoying yourself too much.
  違う、と言ったんだ。非常に、非常にいい処までいったが、違う。君は我を忘れたね。ゲームは巧妙に過ぎた。君自身が楽しみ過ぎたんだ。
IA : There's no such thing as too much.
  これぐらいのことはやり過ぎなんかじゃないわ
S : Oh, enjoying the thrill of the chase is fine. Craving the distraction of game, I sympathise entirely, but sentiment? Sentiment is a chemical defect found in the losing side.
  ああ、追跡の興奮を楽しむのはいい。 ゲームでの気晴らしを切望するのには僕も完全に共感する、しかし、感傷は?感傷は敗者に見られる化学的欠陥だ
IA : Sentiment? What are you talking about?
  感傷?何の話をしているの?
S : You.
  君の
IA : Oh, dear God. Look at the poor man. You don't actually think I was interesting in you? Why? Because you're the great Sherlock Holmes, the clever detective in the funny hat?
  あらまあ。この可哀想な人ったら… 私があなたに興味があったなんて、本当に思ってはいないわよね?あなたが偉大なシャーロック・ホームズ、ヘンな帽子の賢い探偵さんだから?
S : No.
  違う
(アイリーンの手をとり、耳元に唇を寄せるシャーロック)
S : Because I took your pulse.
  君の脈を測ったから、だ。
(暖炉の前のアイリーンとシャーロックのイメージ)
S : Elevated. Your pupils dilated.
  上昇していた。瞳孔は拡張していた
(カメラ携帯を手に取る)
S : I imagine John Watson thinks love is a mystery to me but the chemistry is incredibly simple and very destructive. When we first met, you told me that disguise is always a self-portrait. How true of you. The combination to your safe, your measurements, but this, this is far more intimate. This is your heart and you should never let it rule your head. You could have chosen any random number and walked out here today with everything you've worked for. But you just couldn't resist it, could you? I've always assumed that lave is a dangerous disadvantage. Thank you for the final proof.
  ジョン・ワトスンは僕にとって愛は謎だと思っていると想像するが、化学は驚く程単純且つ非常に破壊的だ。最初に会った時、君は僕に変装は常に自画像だ、と言ったね。なんと君の真実を表していることか。君の金庫の解錠コードの組み合わせ、君のスリーサイズだった。しかしこれは、これは遥かに私的だ。これは君の心であり、頭で決めたのではない。君がランダムな数字を選んでいたなら、今までの仕事の成果を持って今日ここから歩み去るがいい。(何かを入力しながら)しかし君はこれに抗い切れなかった、そうだろう?僕は常々、愛は危険な不利要因だと思っていた。決定的な証拠に感謝する

・なんでここでジョンの名を出す必要があるwww アイリーン踏んだり蹴ったりやんw
・シャーロックがまさにシャーロックでちょっと嬉しいかもしれない。お兄ちゃんがアイリーンの相手をしてくれてたおかげで充分考える時間があった…のか、それとも全てこの兄弟の計画通り、なのか…アイリーンを小躍りさせて感情の箍を外す、のが目的だった、のか? もうねえ、このふたりだけは何処まで疑っても疑い切れない感じがするよ…

IA : Everything I said, it's not real. I was just playing the game.
  私の言ったこと全て、真実ではないわ。ただゲームをしていただけよ
S : I know. And this is just losing.
  知っている。そして、ただの負けだ
(カメラ携帯のコード:I AM S-H-E-R LOCKED 解錠完了)

・wwwなんやそれ!www
・221Bでパスワード云々やってる時にジョンが自分の名前を言ったのは、これの伏線か

S : There you are, brother. I hope the contents make up for any inconvenience I may have caused you tonight.
  さあどうぞ、兄さん。内容があらゆる不都合を巻き起こして今夜あなたに迷惑をかけることを願ってるよ
M : I'm certain they will.
  確実にそうなるだろうね
S : If you're feeling kind, lock her up, otherwise let her go. I doubt she'll survive long without her "protection".
  もし親切心があるなら、彼女を収監しろ、そうでなければこのまま行かせろ。「防護装置」無しで長く生き延びれるかどうかは知らんがね
IA : Are you expecting me to beg?
  私に懇願しろと言うの?
S : Yes.
  その通り
IA : Please. You're right. I won't even last six months.
  …お願い あなたは正しいわ。この先6ヵ月さえ無理でしょうね
S : I'm sorry about dinner.
  食事をご一緒出来なくて残念だ
(去って行くシャーロック)

<エピローグ>
(スピーディズカフェ)
(雨の中傘をさして待つマイクロフト、煙草を吸っている)
(傘もささずに濡れて来るジョン)
J : you don't smoke.
  煙草吸わないだろ?
M : I also don't frequent cafes.
  カフェに足しげく通うことも無いよ
(カフェで書類を前にしたふたり)
J : It's the file on Irene Adler?
  それ、アイリーン・アドラーのファイル?
M : Closed forever. I am about to go and inform my brother, or if you prefer, you are, that she somehow got herself into a Witness Protection scheme in America. New name, new identity. She will survive and thrive, but he will never see her again.
  永久に封印される。これから弟に知らせに行こうと思っているのだが、もしよければ、君が。彼女はどうにかしてアメリカの証人保護プログラムに潜り込んだ。新しい名前、新しい身元。彼女は生き長らえてうまくやって行くだろう。しかしあれが再び彼女に会うことは決してない
J : Why would he care? He despised her at the end. Won't even mention her by name, just The Woman.
  なんであいつが気にかける?最後には彼女を軽蔑してた。名前を口にしようともしない、ただ、あの女性、とだけ
M : Is that loathing or a salute? One of a kind, the one woman who matters?
  それは蔑みかね?それとも敬意?比類の無い、ひとりの、重要な女性?
J : He's not like that. he doesn't feel things that way. I don't think.
  そんなんじゃない、あいつは物事をそんなふうには感じない。俺はそうは思わない
M : My brother has the brain of a scientist or a philosopher. yet he selects to be detective. What might we deduce about his heart?
  弟の脳は科学者かもしくは哲学者の脳なのだが、にもかかわらずあれは探偵を選んだ。あれの心に関して我々はどう推測できるかね?
J : I don't know.
  判らない
M : Neither do I. But initially he wanted to be a pirate.
  私もだ。しかし最初は海賊になりたがっていたのだよ
J : He'll be okay with this, Witness Protection, never seeing her again, he'll be fine.
  これに関しては大丈夫だろう、証人保護、2度と会えない、あいつは大丈夫だろう
M : I agree. That's why I decided to tell him that.
  同意するよ。だから私はあれにこの話をしようと決めたのだよ
J : Instead of what?
  …何の替わりに、だ?
M : She's dead. She was captured by a terrorist cell in Karachi two months ago and beheaded.
  彼女は死んだ。2ヵ月前にカラチでテロリスト組織に捕えられ、断首された
J : It was definitely her? She's done this before.
  間違いなく彼女だったのか?前にもそれをやってるぞ
M : I was thorough this time. It would take Sherlock Holmes to fool me and I don't think he was on hand, do you?
  今回は徹底させたよ。シャーロック・ホームズでもなければ私を欺くのは無理だし、あれがその場に居たたとは思えない、どうだね?
(ジョン無言)
M : So…What shall we tell Sherlock?
  さて…シャーロックになんと言おうかね?

・小さなカフェの中、見詰め合うマイクロフトとジョン。マイクロフトは完全に浮いてるよねこの店では。このシーン、違和感がひしひし来る…全てが、なんか奇妙にズレた感じなんだなあ… 煙草を吸わないマイクロフトと煙草、マイクロフトとカフェ、なによりこんな小さなカフェでするべき内容の話ではなかろうに。平坦な台詞まわし、ほとんど無表情な両者。話の内容が内容だけに確かに渋面で通してもおかしくは無いんだけど…なんというか、テンポの違和感、というか…ややもするとホラーちっくな演出、だったなあ…

(221B)
S : Clearly you've got news. If it's about the Leeds triple murder, it was the gardener. Did nobody notice the earring?
  ニュースがあるのは明白だね。もしリーズの3連続殺人事件なら、犯人は庭師だよ。誰もイヤリングに気付いていないのか?
J : Hi. Uh, no, it's um… It's about Irene Adler.
  やあ、あー、いや、これは…えー… アイリーン・アドラーのことだ
S : Well? Something happened? Has she come back?
  で?何かあったのか?彼女が返り咲いた?
J : No, no, she's… I just bumped into Mycroft downstairs, he had to take a call.
  いや、違う、彼女は… さっき下でマイクロフトとばったり会ってな、彼は電話に出なくちゃいけなくて…
S : Is she back in London?
  ロンドンに帰って来たのか?
J : No. She's, uh…
  いや。…彼女は…
(ジョンの傍らに立つシャーロック)
J : She's in America.
  彼女はアメリカだ
S : America?
  アメリカ?
J : Hmm,. Got herself on a Witness Protection scheme, apparently. I don't know how she swung it but, uh… Well, you know.
  うん、証人保護プログラムの庇護化だ、と聞いた。俺には彼女がどう立ち回ったのか判らんが、でも、あー…ええと…判ってるだろ
S : I know what?
  何を判ってるって?
J : Well, you won't be able to see her again.
  ええと、君は二度と彼女に会うことは出来ない
S : Why would I want to see her again?
  何故僕が再び彼女に会いたいなどと思う?
J : Didn't say you did.
  思ったとは言わなかったな

・確かに口に出しては言ってないよな、ヴァイオリンに語らせただけで。

S : Is that her file?
  彼女のファイルかい?
J : Yes, I was just going to take it back to Mycroft. Do you what to…
  ああ、マイクロフトに返しに行くところだったんだ。君、これ…
S : No.
  いや
J : Hmm.
  ん…
(じっとシャーロックを見詰めるジョン)
J : Listen, actually…
  あのな、実は…
S : No, but I will have the camera-phone, though.
  いや、しかし、やはりカメラ携帯は貰おうか
J : There's nothing on it any more. It's been stripped.
  もう何も入ってないぞ、剥かれちまったんだ
S : I know, but I… I'll still have it.
  知っている、しかし僕は…それでも貰うよ
J : I've got to give this back to Mycroft, you can't keep it.
  マイクロフトに返さなくちゃいけないんだ。君が持っとくことは出来ないよ
(手を引っ込めないシャーロック)
J : Sherlock, I have to give this to Mycroft, it's the government's now. I couldn't…
  シャーロック、マイクロフトに返さなきゃいけないんだ、これはもう政府機関の所有物なんだ、だめだよ…
S : Please.
  頼む
(結局、シャーロックの手にそっと携帯を置くジョン)

・ジョンの手とシャーロックの手の大きさの違いで萌えた人挙手ーw ノ

S : Thank you.
  ありがとう
J : Well, I'd better take this back.
  じゃあ…そろそろ返した方がいいだろう
S : Yes.
  そうだね
J : Did she ever text you again after all that?
  彼女からまたテキストあったのか?全部…終わった後で? 
S : Once, a few months ago.
  1度、数ヶ月前にね
J : What did she say?
  なんて言ってた?
S : "Goodbye, Mr Holmes."
  「さようなら、ホームズさん」
J : Oh.
  ああ…
(檻の熊さん状態だったけど結局何も言わず降りて行くジョン)

・シャーロックの携帯に残ったアイリーンのテキストに
 John's blog is HILARIOUS. I think he likes you more than I do.
 ってのがwww

(窓辺に佇み、最後のテキストを見るシャーロック)
(画面が切り替わる)
(チャドルを着け跪くアイリーン、携帯を操作)
(最後のメールを送信するアイリーン)
(送信)
(蛮刀を持つ男が傍らに)
(自動小銃を持つ男に携帯を取り上げられるアイリーン)
(首筋に蛮刀が…、着信音…アぁン…www)
S : When I say run, run.
  逃げろ、と言ったら、逃げろ
(蛮刀を翻すシャーロック)

・おかしいって。シャーロックひとりじゃ絶対無理だから。しかも蛮刀って。いきなり蜂の巣になって終わりだからw そしてすっごい気になる、アイリーンの携帯を受け取った自動小銃の男。お前ー!ジョンやろー!w まあ、ジョンが居たとしてもふたりきりじゃ無理だと思うから、お兄ちゃんからの差し入れ人員もあったんだろうなあ…あのアメリカのヒットマンさんとか、駆り出されれてそうwww 大体、ふたりだけで潜入出来るはずも無いので、それもお兄ちゃんのバックアップだろうしw

S : The Woman. The Woman.
  あの女性… あの、女性…
(携帯を、そして雨を見詰め、研究に戻るシャーロック)


・えーと、あの場にジョンが居て、そしてバックアップにマイクロフト兄さんも関わってると思うので、カフェでのシーン以降は全て何かに対する偽装工作、になるのかな。モリアーティに対する、だとは思うけど。そう考えると、カフェのシーンの違和感も納得出来る…
・結局、アメリカの証人保護プログラム、っていう話だけは本当なんだろうな、それをシャーロックに伝えつつ、情報操作する、ってのがミッション、なのかな


・シーズン2第1話はマイクロフト兄さん大活躍なお話でしたな。兄さんのキャラ好きだからちょっと嬉しいけどw
・シャーロックが無垢なままで居られるのは、兄さんの愛と庇護があればこそ、なのかもなあ。シャーロックってば兄さんとかジョンとかモリーとか、愛してくれる人に恵まれ…てもないか、モリアーティにも愛されちゃってるもんなあ…
・ということで、なんだか上がったり下がったりの激しいお話でしたな…
・ホームズ兄弟の人でなし感がすっごく好きだ〜 とはいえ、悩むマイクロフト兄さんとか、傷心のシャーロックとか貴重なものも見れたけどw
・ハドソンさんが出来るおばさんだったつうのもカッコええなあw

・とりあえずジョンの愛の深さに呆然とするシーズン2第1話でした…orz


…さて、次は大好きなバスカヴィルだよーv


posted by radwynn at 20:19| 京都 ☀| Comment(2) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月01日

『SHERLOCK』/「A Scandal In Belgravia」黒塗りの車〜侵入者の災難〜新年おめでとう〜カメラ携帯の謎

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第1話「A Scandal In Belgravia」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m



黒塗りの車〜侵入者の災難〜新年おめでとう〜カメラ携帯の謎

時折忘れそうになるけどシャーロックは格闘技も得手なんですw 武闘派はジョンだけじゃない…危険な奴らだwww

<黒塗りの車>
(221B)
(ヴァイオリンを奏でているシャーロック、食事を採っていない様子)
H : Lovely tune, Sherlock. Haven't heard that one before.
  素敵なメロディね、シャーロック。これって今まで聞いたことないわ
(楽譜になにか書き込みしているシャーロック。お返事なし)
J : You composing?
  作曲してんのか?
S : Helps me to think.
  思考の助けになる
J : What are you thinking about?
  何を…考えてるんだ?
(唐突にヴァイオリンを置くシャーロック)
S : The count on your blog is still stick at 1,895.
  君のブログのカウンター数、未だに1895のままだ
J : Yes. Faulty, can't seem to fix it.
  ああ、障害が発生してて、直せないみたいだ
S : Faulty or you've been hacked ant it's a message.
  障害か、もしくはハッキングされていて、それがメッセージなのか
J : Hmm?
  ん?
(アイリーンの携帯に「1895」入力。ハズレ!)
S : Just faulty.
  只の障害か…
J : Right. Right. Well, I'm going out for a bit.
  そうか。なるほど。じゃあ、俺、ちょっと出て来る
(部屋のドアのところでハドソンさんと)
J : Listen, has he ever had any kind of …er… girlfriend, boyfriend, a relationship, ever?
  ねえ、彼は、今まで、なんというか、その…彼女とか彼氏とか、そういう関係って、全く?
H : I don't know.
  知らないわ
J : How can we not know?
  俺たちが知らないなんて有り得る?
H : He's Sherlock. How will we ever know what goes on in that funny old head?
  シャーロックなのよ。なんで私たちにあのおかしないまいましい頭の中がどうなってるなんて判りようがあるの?
J : Right. See you.
  違いない。じゃあね

(出掛けるジョンを呼び止める女性)
♀ : John?
  ジョン?
J : Yeah?
  はい?
(振り向く…誰だこれ?)
J : Hello.
  やあ
♀ : So, any plans for New Year tonight?
  で、今夜の新年のご予定は?
J : Uh, nothing filed. Nothing I couldn't heartlessly abandon, yeah. Any ideas?
  えー…あー、何も予定は無い。取りやめて薄情になるようなことは、ひとつもないよ、うん。なにかいい案でも?

・知らん姉ちゃん口説くなよw 呼び止められたからって…

♀ : One.
  ひとつあるわ
(滑り込んで来る黒塗りの車)
J : You know, Mycroft could just phone me, if he didn't have this bloody stupid power complex.
  あのな、マイクロフトは俺に電話するだけでいいんだよ、こんなクソ馬鹿げた権力志向さえなけりゃな

(発電所の廃墟)
J : Couldn't we just go to a cafe? Sherlock doesn't follow me everywhere.
  カフェに行くとかじゃだめなのか?シャーロックだってどこにでもついて来るってわけじゃないぜ
♀ : Through there.
  この奥よ
(入って行くジョン)
♀ : He's on his way. You were right, he think it's Mycroft.
  向かいました。あなたの言った通りね、彼、マイクロフトだと思ってます

(コントロールルームの跡か、複雑な機器の並んだ部屋…)
J : He's writing sad music. Doesn't eat, barely talks, only to correct the television. I'd say he was heartbroken but, uh, well, he's Sherlock. He does all that anyway…
  あいつは寂しげな曲を作曲してるよ。食事も採らずに。殆ど喋りもしない、テレビ番組の間違いを訂正する以外はな。悲嘆に暮れるってやつだな。とは言え、まあ、シャーロックだからな。とにかくそういうことをやって…

・このシーンの色合いがすごく好き。蒼と翠の微妙な色彩、人物もバックも同じ色調に揃え且つバストショットシーンは一見平坦な画面構成の筈なのに、ものすごく深い奥行きが。

(現れた人物に気付くジョン)
IA : Hello, Dr Watson.
  こんにちは、ワトスン博士
J : Tell him you're alive.
  生きてるって彼に言ってやれ

・こ、この声が、口調がっ 感情が瞬時にぐるっと一回りして全てをを通り越したような。 このシーンのマーティンの演技は全て好きなんだけど最初のこの台詞で撃ち抜かれました
・アイリーンを確認して最初の台詞がこれ。アイリーンは負けを確信したよね

IA : He'd come after me.
  彼、私を狙うわ
J : I'll come after you if you don't.
  言わないなら俺があんたを狙うぜ
IA : Hmm, I believe you.
  ええ、あなたはやるでしょうね
J : You were dead on a slab. It was definitely you.
  あんたは遺体安置台の上で死んでた。間違いなくあんただった
IA : DNA tests are only as good as the records you keep.
  DNA検査結果はあなたたちの保管している記録にだけ有効なの
J : Oh, and I bet you know the record-keeper.
  ああ、そして、掛けてもいいがあんたは記録保管係を知ってる
IA : I know what he likes. And I needed to disappear.
  彼の好みもね。そして私は姿を消す必要があった
J : Then how come I can see you and I don't even want to?
  で、どうして俺があんたと会えることになったんだ?俺は望みもしないのに
IA : Look, I made a mistake. I sent something to Sherlock for safekeeping and I now I need it back, so I need you help.
  いいこと、私は失敗しちゃったの。ある物を保管してもらう為にシャーロックに送ったのだけど、今の私はそれを返してもらう必要があるの。だからあなたに手伝って貰いたいのよ
J : No.
  いやだ
IA : It's for his own safety.
  彼自身の安全の為でもあるのよ
J : So is this. Tell him you're alive.
  だったら。彼に、生きてると教えてやれ
IA : I can't.
  それは出来ない
J : Fine, I'll tell him and I still won't help you.
  いいだろう、俺が彼に言う。そして手伝う気はない
IA : What do I say?
  何と言えばいいのよ?
J : What do you normally say? You've texted him a lot!
  いつもはなんて言うんだ?あんたあいつに山のようにテキストしてたじゃないか!
IA : Just the usual stuff.
  普通のことでしょ
J : There is no usual in this case.
  この場合は普通なんてのは無いんだよ
IA : "Good morning. I like your funny hat." "I'm sad tonight, let's have dinner." "Hmm, you look sexy on Crimewatch, let's have dinner." "I'm not hungry." "Let's have dinner."
  「おはよう、あなたのあのヘンな帽子、好きよ」「今夜は寂しいの、お食事でもいかが?」「ふうん、クライムウォッチのあなたセクシーね、お食事はいかが?」「お腹は空いてないの」「お食事しましょう」

・Crimewatch:BBCの犯罪番組、未解決事件の紹介など
参照 : wiki; Crimewatch

J : You flirted with Sherlock Holmes?
  あんた…シャーロック・ホームズを弄んでたのか?

・ジョンが怖いwww
・マイクロフトもアイリーンも、シャーロックに関しての予測はほぼ完璧だったと思うけど、きっとジョンはダークホースだったんじゃないかなあw
・しかしジョンはほんとにどんだけシャーロックを愛してるのか。おそらく、己よりもシャーロックの方を愛してる数少ない人間のひとりだよねえ

IA : At him. He never replies.
  彼“に”よ。一度も返事してくれないの
J : No, Sherlock always replies, to everything. He's Mr Punchline. He will outlive God trying to have the last word.
  いや、シャーロックはいつだって返事する、何にでも。あいつはミスター“ツッコミ”なんだ。最後の審判にもツッコミ入れようとするぜ
IA : Does that make me special?
  それは私が特別扱いってことかしら?
J : I don't know, maybe.
  知るかよ。多分そうなんだろ
IA : Are you jealous?
  妬いてるの?
J : We're not a couple.
  俺たちは恋人同士じゃない
IA : Yes, you are. There. "I'm not dead. Let's have dinner."
  いいえ、そうよ。さあ…「私は死んでないわ。お食事いかが?」(送信)
J : Who the hell knows about Sherlock Holmes, but for the record, if anyone out there still cares, I'm not actually gay.
  シャーロック・ホームズがどうなのかは知ったこっちゃない、だがはっきり言っておくぞ、もしその辺に誰かまだ気にしてる奴がいるならな、俺は本当はゲイじゃない

・ゲイに見えるってのはもう容認するんか、ジョンよw
・自分たちの他に誰かがこの場を監視もしくは盗聴してる、ってのは判ってるんだねジョンってば。for the record は文字通り盗聴の録音用に、の意味の方が強いのかも

IA : Well, I am. Look at us both.
  あら、私はそうよ。鑑みるに私たち両方とも、よ。

(壁の向こう側から、あの携帯の啼き声)
(コートを翻して出て行くシャーロックの後ろ姿)
(後を追おうとするジョンを留めるアイリーン)
IA : I don't think so, do you?
  それは違うわ…でしょ?


<侵入者の災難>
・己の頭の中に渦巻いている物の正体がつかめないという風情の、不安定な、雲の上を歩くようなシャーロック…
・カンバーパッチんのこの視線好きやわ、何処見とるか判らん
・目にだけフォーカス、ってどんだけ美しさを理解し切ってますかこの演出…

(221B)
・ドアの異常に気付き、場の状況をプロファイリングしながら、己の中の訳の判らないモノを怒りに変換して行くシャーロック… このシーン、シャーロックがすごく素直で好きw

(例のCIA関係者に後ろから銃を突きつけられたハドソン夫人)
H : Oh, Sherlock. Sherlock.
  ああ、シャーロック、シャーロック…
S : Don't snivel, Mrs Hudson, it'll do nothing to impede the flight of a bullet. What a tender world that would be.
  すすり泣くのはおやめなさい、ハドソンさん。銃弾の恐怖から逃れる役には立たない。(侵入者に)なんという優しい世界なんだろうね
H : Oh, please, sorry Sherlock.
  ああ、お願い、ごめんなさい、シャーロック

・ハドソンさん、シャーロックが真剣に怒ってるって判ってるんだな…多分頭の後ろの銃よりも目の前のシャーロックの方が怖いんだw

♂ : I believe you have something that we want, Mr Holmes.
  君が私の望む物を持っていると確信してるよ、ミスタ・ホームズ
S : Then why don't you ask for it?
  ならば何故それを要求しない?
♂ : Oh, I've been asking this one, she doesn't seem to know anything. But you know what I'm asking for, don't you, Mr Holmes?
  ああ、こいつに聞いてたんだがね、どうやら何も知らないようだ 。だが君は私が何を要求しているか判っているな?そうだろう?ミスタ・ホームズ
(ハドソン夫人の状況をチェック…殴られたと判るや、ヒットマンの急所に次々にロックオンマークw)

・変換した怒りをそのままに、完全に自制しているかに見えるシャーロック、だけど、己のテリトリーを犯された野生の虎のごときその視線が自分自身をも裏切ってるよ。ハドソン夫人を痛めつけたヒットマンは万死に値する訳ですな…

S : I believe I do.
  …間違いなく

・日本語にするの難しい…ヒットマンの付加疑問文のdon't you?を受けてのI do=判っている、とシャーロックの考えてること(ヒットマンの撃破)を行動に移すの意のI do…とりあえずどっちにも取れるような文言にしとく

H : Please help.
  お願い、助けて

・ハドソンさんwww あなた全然怖がっとらんね、後ろのおっさんをwww そしてハドソンさんも「彼がやる」と確信してる

S : First get rid of your boys.
  先ずは部下たちを人払いしてもらおう
♂ : Why?
  何故だ?
S : I dislike being outnumbered, it makes for too much stupid in the room.
  多勢に無勢は嫌いだ、部屋が酷い有様になってしまう
♂ : You two, go to the car.
 (部下に)君らふたりは車に行きたまえ
S : Then get into the car and drive away. Don't try to trick me, you know who I am, it doesn't work.
  そして車に乗り込んで走り去りたまえ。僕を引っ掛けようなどとは思わないことだ、僕が誰かは判ってるだろう、小細工は効かない
(部下ふたり退場)
S : Next, you can stop pointing that gun at me.
  次だ。君はその銃を僕に向けなくてもいい
♂ : So you can point a gun at me?
  そうすると君が私に銃を向けるのか?
S : I'm unarmed.
  僕は丸腰だ
♂ : Mind if I check?
  調べてもいいかね?
S : Oh, I insist.
  ああ、是非頼む
H : Don't do anything…
  何もしないでね…

・ハドソンさん、それどっちに言うてんのwww

・無造作にシャーロックの後ろに回る間抜けなヒットマン…ポケットから取り出したお掃除用スプレーは階段の下においてあったバケツの中のだね、シャーロック。スプレーで目つぶししてヘッドバット一発。くるりん、とスプレー缶を回す仕草がお気に入りv

S : Moron!
  能無し!

(ハドソン夫人にそっと寄り添う)
・ここで「ちゅっ」て鼠鳴きしてるの、シャーロックだよね?ちょっといいなあそれ
・ほんとカンバーパッチんの手、綺麗

H : Oh, thank you.
  ああ、ありがとう
S : You're all right now, you're all right.
  もう大丈夫、大丈夫だよ
H : Yes. Yes. … Oh…
  ええ、ええ…ああ…

・どうやらヒットマンが脳震盪から回復した模様…シャーロックが獲物を弄ぶ猫科猛獣になっとるwww

(ジョン、帰宅…お車で)
(ドアにメモ:CRIME IN PROGRESS PLEASE DISTURB 犯罪進行中 邪魔してください)
J : What's going on? Jesus, what the hell is happening?
  どうしたんだ?(縛られている男を見て)クソッ、何やらかしやがったんだ?
S : Mrs Hudson has been attacked by an American, I'm restoring balance to the universe.
  ハドソンさんがアメリカ人に襲われた。僕は宇宙の均衡を復元中だ
J : Oh. Mrs Hudson, my God, are you all right? Jesus, what have they done to you?
  ああ、ハドソンさん、なんてこった、大丈夫かい?畜生、奴らいったい何をしたんだ?
H : Oh, I'm just being so silly.
  ああ、私、おバカさんなのよ〜(泣)
S : Downstairs, take her downstairs and look after her.
  下へ、彼女を下へ連れて行って、手当てしてやってくれ
J : It's all right. It's all right now, I'll have a look at that.
  大丈夫だよ、もう大丈夫、俺が見てあげるから
H : I'm fine, I'm fine.
  大丈夫よ、私、大丈夫だから
J : Are you going to tell me what's going on?
  どうなってるのか話してくれるか?
S : I expect so, now go.
  そのつもりだ。さあ、行って

・カンバーパッチんとマーちんを選んだのは身長差のベストポジションを探った結果なんではなかろうか、とか思ってしまう。この角度でジョンを見下ろすシャーロックはほんとに色気がある
・ジョンが!ヒットマンを見て唇の端でにやり笑い未満の表情を!こいつの運命を知ってるってことだなw

(電話がやっと繋がった模様)
S : Lestrade? We've had a break-in at Baker Street. Send your least irritating officers and an ambulance. Oh, no, no, no, no, we're fine. No, it's the, uh, it's the burglar, he's got himself rather badly injured. Oh, a few broken ribs, fractured skull, suspected punctured lung. He fell out of a window.
  レストレード?ベイカー街で押込み強盗に遭った。一番煩わしくない警官と、救急車を頼む。ああ、違う違う、僕らは大丈夫だ。いや、あー、強盗の方だ。自分でかなり酷い怪我をしてね…ああ、肋骨数本の骨折、頭蓋骨骨折、肺臓破裂の疑い。窓から落ちたんだ。

・目には目を、歯には歯を。抵抗出来ないハドソンさんを殴ったのは、縛り上げられて半殺しにされるのと等価交換w

(ハドソンさんのフラット)
(怪我を消毒してあげてるジョン)
H : Oh, it stings.
  あー、ちくちくする…
(上から何か落ちて来る…コントで金だらいが降って来た時のような音がw)
H : Oh, that was right on my bins.
  あらやだ、私のゴミ箱の真上よ

・ゴミ箱の方が気になるハドソンさんもたいがいやなw

(通りを走り去る救急車)
L : And exactly how many times did he fall out of the window?
  ところであいつぁ一体何遍窓から落ちたんだ?
S : it's all a bit of blue, Detective Inspector. I lost count.
  なにもかもあっという間だったからねえ、警部。途中で数えるの止めたよ

・イギリスのジョークってなんか日本のと似てる気がする…

(ハドソンさんのフラット、ダイニングキッチン)
・するりと滑り込むように入って来るシャーロック、ちゃんと靴裏をマットでふきふきしてるのがなんか可愛いわwww 猫がもみもみしてるみたいだw

J : She'll have to sleep upstairs in our flat tonight, we need to look after her.
  彼女、今夜は上の俺たちのフラットで寝た方がいい、気を配る必要がある
H : No.
  大丈夫よ
S : She's fine.
  彼女は大丈夫だ
J : No, she's not, look at her. She's got to take some time away from Baker Street. She can go and stay with her sister. Doctor's orders.
  そんなことない、彼女を見ろよ。しばらくベイカー街から離れなくちゃ。お姉さんのところに泊まるんだ。医者の命令だ

・勝手に冷蔵庫開けて漁ってるシャーロックw 足で閉めた!www そしてなんか喰っとる…シャーロックが食べてるってことは、“仕事”は終了した、ということなんかな
・なんかシャーロックのこの仕草が、普段はお家で厳しく躾けられてるお坊ちゃんが時々乳母の家で息抜きしてる、みたいに見えるw

S : Don't be absurd.
  バカなことを
J : She's in shock, for God's sake, and all over some bloody stupid camera-phone. Where is it, anyway?
  彼女はショックを受けてるんだぞ、いい加減にしろよ!しかもこれは全部あのクソッタレなアホらしいカメラ携帯の所為なんだぞ…ところであれは何処なんだ?
S : Safest place I know.
  僕の知るかぎりの最も安全な場所に
(ハドソンさんの胸元から!!)
H : You left it in the pocket of your second-best dressing gown, you colt! I managed to sneak it out when they thought I was having a cry,
  あなたったら2番目にお気に入りのドレッシングガウンのポケットに入れっぱなしだったわよ、このヒヨッコちゃん!なんとかこっそり取り出したわ、私が泣いてるってあの人たちが思ってる隙に(笑)
(ジョン呆然)

・…CIAより使い物になる大家ハドソンさんwww ハドソンさんまで元マイクロフトの同僚で往年の女スパイだったとかいう落ちはないよな?w

S : Thank you. Shame on you, John Watson.
  ありがとう。恥を知りたまえ、ジョン・ワトスン
J : Shame on me?
  俺が恥知らず?
S : Mrs Hudson leave Baker Street? England would fall.
  ハドソン夫人がベイカー街を離れる?イングランドが崩壊するよ
(ハドソンさんの肩を抱くシャーロック、微笑むジョン)

・マーちんはほんといろんな「笑」の演技を持ってるなあ…

・久しぶりに獣性を開放してすっきりしたシャーロックwww その闘争本能、狩猟本能こそがライトサイドに居れない原因、なんだねえ…
・ところでCIA関係者をここへ送り込んだのはマイクロフト兄さんの差し金とかだったら笑えるんですが、落ち込んでるだろうシャーロックを慰める為にw


<新年おめでとう>
(221B)
J : Where is it now?
  あれは何処へ?  
S : Where no one will look.
  誰にも見られない場所に
J : Whatever's on that phone is more than just pictures.
  あの携帯に何が入ってるにしても、写真なんかより重要なものだ、ってことだな
S : Yes, it is.
  そうだ
(ヴァイオリンを調律するシャーロック)
J : So, she's alive, then. How are we feeling about that?
  ところで、彼女は生きてた訳だが…なんだか妙な気分だよな?(直:俺たちはどう感じればいいんだろうな?)

・weを使うんだ!なんか深いなあ…
・ってか、ジョンの「妙な気分」ってのは直接アイリーンと会って話して、己の中の微妙な部分に触られちゃったから、ってのもあるようなw

(鐘の音…)
S : Happy New Year, John.
  新年おめでとう、ジョン
J : Do you think you'll be seeing her again?
  また彼女に会えると思ってるか?
(ヴァイオリンを奏で始めるシャーロック)

・シャーロックが演奏しているのは『Auld Lang Syne』、日本では『蛍の光』として卒業式の定番、別れの歌っぽいけど、元ネタはスコットランドの民謡で、旧友の再会を祝う歌。パブで皆で合唱してたり、年始の恒例だったりするので、日本での雰囲気とはほぼ正反対、かな
・年始でこの曲を演奏するという行為に、ジョンの問いに答えて「再会」の意思表示を重ねてる、という演出、なんだよね?
参考:wiki; オールド・ラング・サイン

(セントポール寺院をバックにシティを歩くアイリーン。携帯に着信)
Text : Happy New Year SH

・返信した、ということで、彼女から特別というレッテルを剥がした、という解釈でいいのか…?


<カメラ携帯の謎>
(聖バーソロミュー病院ラボ)
(カメラ携帯をX線にかけているシャーロック、不審な部品に気付く)
M : Is that a phone?
  携帯?
S : It's a camera-phone.
  カメラ携帯だ
M : And you're x-raying it?
  で、それをX線にかけてるの?
S : Yes, I am.
  そうだ
M : Whose phone is it?
  誰の携帯?
S : A woman's
  ある女性のもの
M : Your girlfriend?
  あなたの彼女?
S : You thin she's my girlfriend because I'm x-raying her possessions?
  僕が女性の所有物をX線にかけていると君はその女性がが僕の彼女だと思うのか?
M : Well, we all do silly things!
  ええと、私たちみんなバカなことするじゃないの!
S : Yes. They do, don't they? Very silly. She sent this to my address. And she loves to play games.
  ああ。(なにかに気付く)するね、そうだろう?とてもふざけてる。彼女はこれを僕の住所に送って来た。そして彼女はゲームが好きだ。
M : She does?
  そうなの?
(携帯のコードに「221B」入力、ハズレ!)

・モリーは彼女は死んだと思ってるから、シャーロックの発言の時勢が気になってるんかな?

(221Bに帰って来るシャーロック、何かの残り香に気付く)
・どうでもいいが階段上がったところのピロティにおいてある本棚の本をちゃんと立ててくれ…本が傷む…装丁が革のやつとか、一遍曲がったら元に戻らんがなー(T.T)
・冷蔵庫の横の磨りガラスの窓の向こうは…やっぱりバスルームなん??
(寝室に辿り着くシャーロック)
(何か買って来たっぽいジョン)
J : Hey, Sherlock…
  おい、シャーロック…
S : We have a client.
  依頼人だよ
J : What, in your bedroom?
  何だって?君の寝室に、か?
(ワイン片手にやってくるジョン)
J : Oh…
  おやおや…

・ここでジョンのニコッv 確かに可愛く見えるね、アイリーンv

・ミステリアスでは価値がなくなったと判断したアイリーン、直接攻撃に転ずる、の図w

S : So, who's after you?
  で、誰が君を追っている?
IA : People who want to kill me.
  私を殺そうとしてる奴らよ
S : Who's that?
  それは誰だ?
IA : Killers.
  殺し屋たち
J : It would help if you were a tiny bit more specific.
  もうほんの少しだけでも具体的に言ってくれたら助かるんだがな
S : So you faked your own death in order to get ahead of them?
  では君が自分自身の死を装ったのは、彼らに先んじる為だった?
IA : It worked for a while.
  暫くはうまくいったわ
S : Except you let John know that you're alive and therefore me.
  君が生きていることをジョンに知らせ、結局は僕にも知らせたこと以外は
IA : I knew you'd keep my secret.
  あなたが秘密を守ってくれるのは判っていたもの
S : You couldn't.
  君は出来なかった
IA : But you did, didn't you? Where's my camera-phone?
  でもあなたはそうしてくれたでしょう?私のカメラ携帯は何処?
J : It's not here. We're not stupid.
  ここにはないよ。俺たちはバカじゃないんだ
IA : Then what have you done with it? If they've guessed you've got it, they'll be watching you.
  それで、あれをどうしたの?もし奴らがあなたがあれを持ってるって気付いたら、奴らあなたを監視するわよ

・あんたがここに来たってのはそれを奴らに知らせる行為でしょうがw

S : If they've been watching me, they'll know that I took a safety deposit box at a bank on the Strand a few months ago.
  もし彼らが僕を監視してたなら、数ヶ月前に僕がストランドの銀行で貸金庫を借りたことを知っている筈だ
IA : I need it.
  あれが要るの
J : Well, we can't just go and get it, can we? Molly Hooper, she could collect it and take it to Barts. Then one of your homeless network could bring it here, leave it in the cafe and one of the boys downstairs could bring it up the back.
  ええと、ちょいと行って取って来るって訳にはいかんのだろ?モリー・フーパー、彼女ならあれを取りに行ってバーツに持って来れる。そしたら君のホームレス連絡網の誰かがそれをここまで持って来て、下のウェイターの誰かがここまで持って来る
S : Very good, John, excellent plan, full of intelligent precautions.
  すごいじゃないか、ジョン、素晴らしい計画だ、知性溢れる最善策だね
J : Thank you. So, why don't I phone…
  ありがとう、じゃあ、電話して…
(片手でカメラ携帯を弄ぶシャーロック)
S : So… what do you keep on here? In general, I mean?
  さて…君はここに何を隠している?通常は、という意味だが?
IA : Pictures, Information, anything I might find useful.
  写真、情報、私が役に立つと思ったものは何でも、よ
J : For blackmail?
  脅迫の為に?
IA : For protection. I make my way in the world, I misbehave. I like to know people will be on my side exactly when I need them to be.
  防御の為よ。私は自分で道を切り開いて来たの、破廉恥な行いでね。皆、私が望む時には私の味方になってくれるっていうのは楽しいわ。
S : So how do you acquire this information?
  ではその情報はどうやって入手する?
IA : I told you, I misbehave.
  言ったでしょう、破廉恥行為で、よ
S : But you've acquired something that's more danger than protection. Do you know what it is?
  しかし君は防御用と云うには危険過ぎる何かを手に入れている。それが何か判っているのか?
IA : Yes. But I don't understand it.
  ええ。でも理解出来ないの
S : I assumed. Show me.
  そうだろうと思った。見せて
(手を差し出すアイリーン、渡すのを拒否するシャーロック)
S : The passcode.
  パスワードを
(睨み合い、携帯を渡すシャーロック)
(コードを入力するアイリーン…ビープ音)
IA : It's not working.
  コードが効かない…
S : No, because it's a duplicate that I had made into which you've just entered the numbers 1058. I assumed you'd choose something more specific than that, but thanks anyway.
  いや、それは僕の作った複製だ、君に1058のコードを入力してもらう為にね。もう少し特殊なコードを選んだと思っていたが、まあいい、とにかく、感謝するよ

・これって、ジョンも知ってて、アイリーンを引っ掛ける為にひと芝居うった、んだよね?ジョン実は演技派www

(ソファの破れ目から本物を取り出すシャーロック、1058を入力…ハズレ!)
IA : I told you that camera-phone was my life. I know when it's in my hand.
  そのカメラ携帯は私の命だ、って言ったでしょう?手にした瞬間に判ってたわよ
S : Oh, you're rather good.
  ああ、君はなかなかいいね
IA : You're not so bad.
  あなたもそれほど悪くはなくってよ
J : Hamish.
  ヘイミッシュ。
(アイリーンとシャーロック、?顔でジョンを見る)
J : John Hamish Watson, just if you were looking for baby names.
  ジョン・ヘイミッシュ・ワトスンだ、もし君らが子供の名前を考えてるなら、な

・えっとお…ジョンは何をぬかしとるのかなwww

IA : There was a man, an MOD official and I knew what he liked. One of the things he liked was showing off. He told me this email was going to save the world. He didn't know it, but I photographed it. He was a bit tied up the time. It's a bit small on that screen, can you read it?
  国防省の職員の男性がいたの、そして私は彼の好みを知っていた。彼の好きなことのひとつは見栄を張ることだった。彼はこのEメールが世界を救うと言ったわ。彼は気付いてなかったけど、私、それを写真に撮ったの。彼、ちょっと時間に追われてたわ。ちょっとその画面じゃ小さいでしょ、読める?

(007 Confirmed allocation 4C12C45F13E13G60A60B61F34G34J60D12H33K34K)

S : Yes.
  ああ
IA : Code, obviously. I had one of the best cryptographers in the country take a look at it, though he was mostly upside-down, as I recall. Couldn't figure it out. What can you do, Mr Holmes?
  暗号なのは間違いないわ。この国で最高の暗号研究家に見せたことあるんだけど、今思い起こせば、彼、ほとんどチンプンカンプンだったわ、解くことは出来なかった。あなたには何が出来て?ホームズさん?

・嘘つけw シャーロックのプライドに灯油ぶっかけて火をつけたいだけだろw
・ジョンはそれに気付いてるっぽい?気付いてないけどなんか変だと感じてる?

IA : Go on, impress a girl.
  さあ、私を感動させて

・アイリーンの唇が頬に触れた瞬間、ジョンが机にマグカップを置く瞬間。一番オモロいのはジョンの複雑な表情だなw

S : There's a margin for error, but I'm pretty sure there's a 747 leaving Heathrow tomorrow at 6:30 in the evening for Baltimore. Apparently it's going to save the world, I'm not sure how that could be true, but give me a moment, I've only been on the case for eight seconds.
  字詰めが間違っている、しかしこれが明日夕方の6時30分にヒースローを飛び立ってボルチモアへ向かう747であることは間違いない。聞くところによるとこれは世界を救うところだそうだが、どうやればそれが現実となるのかは定かではない、しかし時間をくれ、この件にはまだ8秒しか携わっていない。
(ジョンとアイリーンを見るシャーロック)
S : Oh come on, it's not code, these are seat allocations on a passenger jet. Look! There's no letter I because it can be mistaken for a one. No letters past K. the width of the plane is the limit. The numbers always appear randomly and not in sequence, but the letters have little runs of sequence all over the place. Families and couples sitting together. Only a jumbo is wide enough to need a letter K or rows past 55, which is why there's always an upstairs. There's a row 13, which eliminates the more superstitious airlines. Then there's the style of the flight number, 007, that eliminates a few more. And assuming the British point of origin, which would be logical, considering the original source of the information and assuming from the increased pressure on you lately that the crisis is imminent, the only flight that matches all the criteria and departs within the week is the 6:30 to Baltimore tomorrow evening from Heathrow airport. Please don't feel obliged to tell me that was remarkable or amazing. John's expressed that thought in every possible variant available to the English language.
  いいか、これは暗号じゃない、旅客機の座席配置だ。見ろ、ここには“I”の文字がない、なぜならこれは1と間違いやすいからだ。"K"より先は無い、飛行機の幅には限りがある。数字は常に不規則で順番通りではない。しかし文字はあちこちでひと続きになっている。家族や夫婦は一緒に座るからだ。ジャンボジェットだけが、文字列Kまで、席番号55以上を必要とする、常に2階席が設定されてるのでね。席番号に13があることから多くの迷信的な航空会社は排除される。また「007」というフライトナンバーの形式から、さらに幾つかが振るい落とされる。そして、英国人の原点、論理性を前提とし、この情報の元々の発生源を考慮且つ先ほどの君の緊迫感の高まりを鑑みるに、危機は差し迫っている。全ての基準に合致し今週中に出発する唯一の便は、ヒースロー空港明日夕方6時30分発ボルチモア行き。どうか、僕に対して「卓越している」だの「驚くばかりだ」などと言わなければならないと思わないで欲しい。ジョンが既に英語で使用出来る可能な限りの変異体で表現してくれているのでね

・「時間が無い」はバッキンガムのハリーさんも言うてはったよね…ここに絡むとすれば、バッキンガムの依頼もでっち上げ、だったりするのか?

IA : I would have you right here, on this desk, until you begged for mercy twice.
  今ここであなたをモノにしたいわ、その机の上で、あなたが2度慈悲を乞うまで
S : John, please can you check those flight schedules, see if I'm right?
 (アイリーンの方を見たままで)ジョン、フライトスケジュールをチェックして、僕が正しいか確認してくれるかい?
J : Yeah, I'm on it, yeah.
  ああ、やってるよ、うん
S : I've never begged for mercy in my life.
 (アイリーンに)僕は人生において慈悲を乞うたことはない
IA : Twice.
  2回、よ

・2回に拘るのは何かの伏線かなあ

J : Uh, yeah, you're right, flight 007.
  あー、うん、君は正しい、ダブルオーセブン便
S : What did you say?
  なんて言った?
J : You're right.
  君は正しい
S : No, no, after that, what did you say after that?
  いや、違う、その後だ、その後になんて言った?
J : 007. Flight 007.
  ダブルオーセブン。ダブルオーセブン便
S : 007, 007, 007, 007. Something. Something 007, 007. What? 007, 007…
  ダブルオーセブンダブルオーセブンダブルオーセブン、何か、何かダブルオーセブン、ダブルオーセブン…何だ?ダブルオーセブンダブルオーセブン
(後ろ手にメールを送信するアイリーン)
(747 TOMORROW 6:30PM HEATHROW)
(送信されたメールは…ビッグベンの前に佇むモリアーティの元へ…)

S : 007. 007 what? Something, what?
  ダブルオーセブンダブルオーセブン…何だ?何かだ、何だ?
(マイクロフトの電話の映像…)
M : Bond Air is go.
  ボンド航空は準備完了
(リフレイン)

・シャーロックがエンターテインメント方面に疎いというのはコニー・プリンスの件で伏線が張られてましたが、ジョンのブログにも、シャーロックがジョンに言われるまでジェームズ・ボンド/007(ダブルオーセブン)の映画のタイトルに気付かなかった、というネタが仕込んであって、その後にこの事件が起こる、という時系列
・こればっかりは、TVの前で「気付くの遅いやろー!」とツッコミを入れた人が大多数だったでしょうなwww

(モリアーティのメール)
(Jumbo Jet. Dear me Mr Holmes, dear me. ジャンボジェットだ。おやおや、だね、ホームズさん)

(メールを受け取ったのはマイクロフト)
(延々と悩み続けるマイクロフト…これほどに彼を苦しめるのは…?)

(暖炉の前でヴァイオリンの弦を弾くシャーロック)
(マイクロフトの電話のリフレイン)
M : Bond Air is go, that's decided. Check with the Coventry lot.
  ボンド航空は準備完了、それは決定だ、コヴェントリーの連中に確認しろ
S : Coventry.
  コヴェントリー
IA : I've never been. Is it nice?
  行ったことないわ。いい処?
S : Where's John?
  ジョンはどこに?
IA : He went out, a couple of hours ago.
  出掛けたわ、数時間前に
S : I was just talking to him.
  僕は今彼に話しかけていた
IA : He said you do that. What's Coventry got to do with anything?
  ジョンが、あなたはそうする、って言ってたわ。コヴェントリーが何か関係があるの?
S : It's a story. Probably not true. In the Second World War, the Allies knew that Coventry was going to get bombed because they'd broken the German code but they didn't want the Germans to know that they'd broken the code so they let it happen anyway.
  物語だ。おそらく真実ではない。第二次世界大戦中、連合軍はドイツの暗号を解読してコヴェントリーが爆撃を受けるという情報を得たが、彼らはドイツに暗号解読の事実を知られたくなかったので、そのまま事が起こるに任せた
IA : Have you ever had anyone?
  今までに誰か居たの?
S : I'm sorry?
  なんだって?
IA : And when I say had, I'm being indelicate.
  私が「居た」って言葉を使う時は、淫らになるのよ
S : I don't understand.
  理解出来ないんだが
IA : I'll be delicate, then. Let's have dinner.
  じゃあお上品にするわ。お食事はいかが?
S : Why?
  何故?
IA : You might be hungry.
  お腹が空いてるでしょ
S : I'm not.
  いいや
IA : Good.
  いいわね
S : Why would I want to have dinner if I wasn't hungry?
  何故…空腹でもないのに食事をしたいなどと思う?
IA : Mr Holmes, if it was the end of the world, if this was the very last night, would you have dinner with me?
  ホームズさん、もしこれが世界の終わりだとしたら、これが本当に最後の夜だとしたら…私と一緒に食事をなさる?
H : Sherlock?
  シャーロック?
IA : Too late.
  手遅れね
S : That's not the end of the world, that's Mrs Hudson.
  世界の終わりではないよ、ハドソンさんだ
H : Sherlock, this man was at the door, is the bell still not working? He shot it.
  シャーロック、この人がドアの前に立ってらしたわよ、呼び鈴まだ動かないの?(男性に)彼が撃っちゃったのよ
S : Have you come to take me away again?
  また僕を連れに来たのかい?
♂ ; Yes, Mr Holmes.
  そうです、ホームズさん
S : Well, I decline.
  では辞退する
♂ : I don't think you do.
  そうはなさらないと思いますが
(差し出された封筒の中身は航空券…)

・アイリーンが何処まで絡んでいるのか、マイクロフトとモリアーティの関連は…20分未満の残り時間で怒濤の解決篇なんか?!
・シャーロックだけが蚊帳の外なのがアリアリ…なのがちょっと痛い…この子、真相の衝撃に耐えれるんかなw まあマイクロフトはきっと周到にジョンを使うんでしょうなw


…次で終われる…の、かな?…



posted by radwynn at 22:59| 京都 ☀| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月30日

『SHERLOCK』/「A Scandal In Belgravia」マイクロフトと朝食を〜クリスマス、クリスマス〜聖夜劇

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第1話「A Scandal In Belgravia」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m

マイクロフトと朝食を〜クリスマス、クリスマス〜聖夜劇

次々と小競り合い的対人関係が展開されて、スラップスティック風味さえ漂わせる演出ながら、底に流れる不穏さがじわじわ来る…

<マイクロフトと朝食を>
(221B)
・なごやか(?)な朝食の時間に闖入しているマイクロフト兄さんw
・ハドソンさんがご飯作ってる〜v そっかここのキッチンちゃんと機能するんだwww

S : The photographs are perfectly safe.
  あの写真は完全に安全だ
M : In the hands of a fugitive sex worker?
  逃亡中の売春婦の手の中にあって、かね?
S : She's not interested in blackmail. She wants… protection, for some reason. I take it you've stood down the police investigation into the shooting at her house?
  彼女は脅迫するつもりはない。…防護装置を必要としているんだ、何らかの理由で。彼女の家の襲撃事件から警察の捜査を撤退させたんだな?
M : How can we do anything while she has the photographs? Our hands are tied.
  我々に何が出来るというんだね、彼女の手に写真があるというのに?我々の手は縛り上げられたも同然ではないか
S : She'd applaud your choice of words. You see how this works, that camera-phone is her get-out-of-jail-free card. You have to leave her alone. Treat her like royalty, Mycroft.
  その言葉を選んだのを彼女は称賛するだろうね。あの携帯がどのように機能するかは判っているだろう、あれは彼女の刑務所釈放カードだ。彼女を放っておくんだな。彼女を王侯貴族のように扱うんだね、マイクロフト
J : Though not the way she treats royalty.
  あ、でも彼女が王侯貴族を扱うやり方では拙いぞ

・ジョンそれフォローとちゃう追い打ちやwww ジョンのこういうペロっと黒いとこ好きやわーw

(携帯が啼くwww)
J : What was that?
  今のは何だ?
M : Text.
  テキスト着信だ
J : But what was that noise?
  いやだけどさっきの音は何なんだ?
S : Did you know there were other people after her, too, Mycroft, before you sent John and I in there?
  彼女を狙っている連中が他にも居ることを知っていたんだろう、マイクロフト、ジョンと僕をあそこに送り込む前に?
(携帯のText:Good morning Mr. Holmes おはよう、ホームズさん)
S : CIA trained killers, I think excellent guess.
  CIA仕込みの殺人者。いい推測だろう?
J : Yeah, thanks for that, Mycroft.
  そうだ、あれには感謝するよ、マイクロフト
H : It's a disgrace, sending your little brother into danger like that. Family is all we have in the end, Mycroft Holmes!
  恥ずかしいことよ、弟をあんな危ない目に遭わせるなんて。結局は家族が一番大事なのよ、マイクロフト・ホームズ!
M : Oh, shut up, Mrs Hudson!
   ああ、お黙りなさいハドソンさん!
(同時に)
S : Mycroft!
  マイクロフト!
J : Hey!
  おい!
(3人から見詰められて…)
M : … Apologies.
 (ハドソンさんに)お詫び申し上げます
H : Thank you.
  ありがとう

・すごいなあ、「年上」の「女性」は最優先なんだ、社会的地位に関わらず。こういうのが徹底してるから、強盗もおばあちゃんに叱られて逃げてったりするんだろうなあ(@世界の面白映像で見たイギリスの強盗事件)

S : Though do, in fact, shut up.
 (立ち去るハドソンさんを見ながら小声で)とはいえ、実際、大きなお世話だ
(携帯がw)
H : Oh, it's a bit rude, that noise, isn't it?
  まあ、それちょっとお下品じゃない?その音?
(携帯のtext : Feeling better? 気分は良くなった?)
S : There's nothing you can do and nothing she will do, as far as I can see. 
  そっちは何も出来ないし彼女も何もしない、僕の見る限りでは
M : I can put maximum surveillance on her.
  彼女に最高レベルの監視をつけることも可能なのだよ
S : Why bother? You can follow her on Twitter. I believe her username is TheWhipHand.
  何をわざわざ?ツイッターでフォロー出来るじゃないか。彼女のユーザーネームは“TheWhipHand”だと思うよ
M : Yes, most amusing.
  そう、それは実に面白いね
(お兄ちゃんの携帯にお電話)
M : Excuse me. Hello.
  失礼。もしもし?

J : Why does your phone make that noise?
  なんで君の携帯はあんな音がするんだ?
S : What noise?
  音って?
J : That noise, the one it just made.
  あの音、さっき鳴ったあれだ
S : It's a text alert, it means I've got a text.
  テキスト着信音だ。僕がテキストを受け取った、ということだ

・ちょwww オロオロするんじゃないシャーロックwww 事態がややこしくなってまうやろwww

J : Hmm. Your texts don't usually make that noise.
  ふむ。君のテキスト着信は普段はあんな音しないぞ

・っていうかなんでジョンはそんなにツッコミやんねんなw 公式パートナーの嫉妬かwww
・毎度思うが君らのそのすこーしずつズレた反応が相乗効果を生んでやたらと楽しいわw

S : Well, somebody got hold of the phone and apparently as a joke, personalized their text alert noise.
  そうだね、誰かが僕の携帯を見つけて、おそらくはジョークだろうが、テキスト着信音をパーソナライズしたようだ
J : Hmm, so every time they text you…
  じゃあそいつからテキストが来る度に…
(「アぁン」)
S : It would seem so.
  そのようだね

・シャーロックはジョンが“嫉妬”してるのが微妙に嬉しいっぽいなw

H : Could you turn that phone down a bit? At my time of life it's…
  携帯のボリューム、ちょっと下げてちょうだいな?私の齢じゃそういうのは…
(Text : I'm fine since you didn't ask 私は元気よ、訊いてはくださらないけど)

J : See, I'm wondering who could have got of your phone, because it would have been in your coat, wouldn't it?
  あのな、思うんだが、誰が君の携帯を見つけたってんだ?だってずっとコートの中にあったんだぜ?だろ?
S : I'll leave you to your deductions.
  勝手に推測したらいいだろ
J : I'm not stupid, you know.
  俺はバカじゃないぞ、なあ
S : Where do you get that idea?
  そんな考え何処から引っ張って来た?

・顔隠してるのは、実はにまにましちゃってるのを見られたくないからだと思うなあw

M : Bond Air is go, that's decided. Check with the Coventry lot. Talk later.
  ボンド航空は準備完了、それは決定だ。コヴェントリーの連中に確認しろ。また後で  

・あー、シーズン1第3話の「マイクロフトは話せる状態の時には決してテキストしない」って伏線がここで効果を発揮するわけか…というかこれもTVのこちら側への伏線であると同時に、マイクロフトからシャーロックへの伏線だった、と…辻褄の合い方が半端なくパスパスハマる…

S : What else does she have? Irene Adler. The Americans wouldn't be interested in her for a couple of compromising photographs. There's more. Much more. Something big's coming, isn't it?
  彼女は他に何を持っている?アイリーン・アドラーだ。あのアメリカ人たちは数枚の恥ずべき写真などに興味はなかっただろう。まだ何かある。もっと重大なものが。何か重大事項が進行中、そうだろう?
M : Irene Adler is no longer any concern of yours. From now on, you will stay out of this.
  アイリーン・アドラーはもはやお前とは全く無関係だ。これより先、お前はこの件から手を引きなさい
S : Oh, will I?
  おや、僕が?
M : Yes, Sherlock. You will.
  そうだ、シャーロック。そうしなさい
(睨み合う兄弟、不穏な気配を背中に察するジョン)
M : Now, if you'll excuse me, I have a long and arduous apology to make to a very old friend.
  さて、お許しいただけるなら、我が旧友に長く堪え難い謝辞を申し上げたい
S : Do give her my love.
  彼女によろしく
(イギリス国家「神よ女王陛下を守りたまえ」をヴァイオリンで奏でるシャーロック)

・彼女、は、女王陛下のことなのか…


<クリスマス、クリスマス>
(クリスマスの電飾に飾られた221B…)
・"I wish you a marry christmas"を演奏するシャーロック、これってハドソンさんのリクエストなんかな
・お辞儀が妙に可愛いシャーロックw

H : Lovely, Sherlock. That was lovely.
  素敵よシャーロック、ほんとに素敵だったわ
J : Hmm, marvellous.
  うん、素晴らしい

・口笛吹いたのジョンだよね?

H : That was very good. I wish you could have worn the antlers.
  ほんとにとっても上手だったわ。トナカイの角つければよかったのに

・ハドソンさんちょっときこし召してるなw

S : Some things are best left to the imagination, Mrs Hudson.
  想像にお任せするのが最善でしょうね、ハドソンさん
(ジョン、ハドソンさんに紅茶?を)
(…知らない女性がつまみを乗せたお盆を差し出す…新しい彼女かw)
S : Oh, no thank you, Sarah.
  ああ、ありがとう、でも結構だよ、サラ

・サラと違うしwww

J : Er, no, no, no, no, no, he's not good with names.
  ああああ、いや、違う違う違う、こいつ名前覚えるの苦手でね
S : No, no, no, I can get this. No, Sarah was the doctor and then there was the one with the spots and then the one with the nose and then… Who was after the boring teacher?
  いや判るよ、うん、サラは医者だった、その次のはニキビがあって、その次は鼻があった、で、その次が… あの退屈な教師の後って誰だったっけ?

・人の恋路を邪魔するものは馬に蹴られて死んでまうぞシャーロックwww鼻は誰にでもあるだろw つーかジョンは引っ掛けすぎやろ、どんだけモテてんねんwww
・いっそもう「僕と云うものがありながら君は」って言うたらええやん…

♀ : Nobody?
  他にはもう居ない?
S : Jeanette! Ah, process of elimination.
  ジャネット!ああ、消去法だ
(モリー登場)
S : Oh, dear Lord.
  ああ…勘弁してくれ
M : Hello, everyone. Sorry, hello. Uh, it said on the door just to, just come up.
  こんにちは皆さん、ごめんなさい、あの、玄関で言うべきだけど、あの、勝手に上がって来ちゃった
All : Hello, Molly.
  やあモリー(口々に)
S : Everybody saying hello to each other, how wonderful!
  皆お互いにご挨拶の応酬とはね、なんと素晴らしい!
(さっさと机に向かうシャーロック)
(コートを脱ぐモリー、素敵なドレス姿にv)
J : Let me, er… Holy Mary!
  お召し物をこちらへ…うわあ、素敵だ!
M ; So we're having a Christmas drinkies, then?
  じゃあ、クリスマスの酔っぱらいたち、ね?
S : No stopping them, apparently.
  どうやら止められんようだね

・レストレード警部モリーをガン見www そりゃなあ、あの検死のモリーがこんな綺麗とは思ってなかったわなぁw

H : It's the one day of the year where the boys have to be nice to me, so it's almost worth it.
  今日は年に一度の、この坊やたちがいい子にする日なのよ、それだけでも価値があるわ
S : John? The counter on your blog…
  ジョン、君のブログのカウンター…
J : Hmm?
  ん?
L : Molly, want a drink?
  モリー、何か飲むかい?
S : It still says 1,895.
  まだ1895のままだ
J : Oh no, Christmas is cancelled.
  マジかよ、クリスマスはお預けだな
S : And you've got a photograph of me wearing that hat!
  おまけにあの帽子を被った僕の写真を載せてる!
J : People like the hat.
  みんなあの帽子がお気に入りなんだよ
S : No, they don't. What people?
  まさか。どの“みんな”だ?
M : How's the hip?
 (ハドソンさんに)腰のお加減はどう?
H : Oh, it's atrocious, but thanks for asking.
  あら、それがひどいのよ、でも気にかけてくれてありがとう
M : I've seen much worse, but then I do post-mortems. Oh, God, sorry.
  もっと酷いのも見たわ、それでも検死解剖はするの。あ、やだ、ごめんなさい
S : Don't make jokes, Molly.
  冗談はよせ、モリー
M : No, sorry.
  そんなつもりじゃ…ごめんなさい
L : Here you are.
 (飲み物をモリーに手渡して)はい、どうぞ
M : Thank you. I wasn't expecting to see you. I thought you were going to be in Dorset for Christmas?
  ありがとう。あなたにお会いするとは思わなかったわ。クリスマスにはドーセットに行っているんだとばかり…
L : That's first thing in the morning, me and the wife, we're back together, it's all sorted.
  今朝一番で、俺と女房と、ふたりで帰って来たんだ、それだけのことだ
S : No, she's sleeping with a PE teacher.
  いや、彼女は体育の教師と寝てる最中だ

・人の家庭のことは放っとったれやwww

M : And John, I hear you're off to your sister's, is that right?
  ねえ、ジョン、あなた、お姉さんのところへ移るって訊いたんだけど、ほんと?
J : Yeah.
  ああ
M : Sherlock was complaining. Saying.
  シャーロックが愚痴ってた…言ってたわ

・やっぱシャーロックはモリーに甘えてるよなあ
・ジョンが221Bを出るのは正典にもあったけどあっちは結婚して所帯を構えちゃうんだよね
・シャーロックが不安定になってるのはアイリーンの件+ジョンの引っ越し+自分のテリトリーに他人(ジョンとハドソンさん意外)が入り込んでいる不快さ、の三重苦から来てるのか…

J : First time ever, she's cleaned-up her act, she's off the booze.
  初めてのことだよ、あいつ、行いを改める、酒飲むの止める、って
S : Nope.
  無・理
J : Shut up, Sherlock!
  黙れ、シャーロック
S : I see you've got a new boyfriend, Molly, and you're serious about him.
  新しいボーイフレンドが出来たようだね、モリー、そして君は彼に入れ込んでる。
M : What? Sorry, what?
  えっ?ごめんなさい、何のこと?
S : In fact, you're seeing him this very night and giving him a gift.
  事実、君は今夜遅くに彼に会って贈り物を渡すつもりだ
J : Take a day off.
  今日くらい休めよ
L : Shut up and have a drink.
  黙って飲んでろ
S : Oh, come on, surely you've all seen the present at the top of the bag. Perfectly wrapped with a bow. All the anther are slapdash at best. It's for someone special, then. The shade of red echoes her lipstick, either an unconscious association or one that she's deliberately trying to encourage. Either way, Miss Hooper has love on her mind. The fact that she's serious about him is clear from the fact she's giving him a gift at all. That always suggests long-term hopes, however forlorn, and that she's seeing him tonight is evident from her make-up and what she's wearing. Obviously trying to compensate for the size of her mouth and breasts…
  おやおや、皆バッグの中の一番上のプレゼントを見ただろう?蝶結びで完璧に飾ってある。他のはマシなのでもぞんざいな包み方だ。つまりこれは特別な誰かへのものだ。彼女の口紅の赤い色は無意識の連想を反映したものかそれとも意識して己を励ましたものか。いずれにしてもフーパー嬢の心には愛がある。彼女が彼に対して本気であるという事実は彼女が彼に贈り物を使用としているという事実からして全く明らかだ。これは常に長い間望んでいた──それがいかに望み薄であろうとも──という暗示であり、且つ、彼女が今夜彼に会うと云うことは彼女のメイクと彼女が何を着ているかによってはっきりと判る。明白に、口と胸のサイズを補完しようと…
(プレゼントのカードを無造作に開くシャーロック)
(Dearest Sherlock Love Molly xxx)
M : You always say such horrible things. Every time. Always. Always.
  あなたって、いつもそういう酷いことを言うのよね。毎回。いつも。昔から
S : I am sorry. Forgive me. Merry Christmas, Molly Hooper.
  申し訳ない。僕を許してくれ…クリスマスおめでとう、モリー・フーパー
(モリーの頬に軽くキス!!)

・すげー成長ぶりじゃないかシャーロック! っていうかシャーロック自身は全く意識してなくてモリーの方が感覚として理解してるんだろうけど、これ(謝罪やキスではなくて、ね)がこの子の愛情の形なんだよねえ…産まれたの侭の無垢な心が人の世という悪意に充ちた空間に放り出されていながら未だにこういう赤子の振る舞いなのはほんとに貴重種だなあ、この子って。やっぱ人ではなくて天使の種族だなあ。人の心についての理解の無さも含めてw

(携帯「アぁン」)
M : Oh, no! That wasn't… I didn't…
  ああ、違うわ、今のは違うの…私じゃないわ…
S : No, it was me.
  ああ、僕だ
L : My God, really?
  なんだと?マジか?
M : What?
  何ですって?
S : My phone.
  …僕の、携帯だ
J : Fifty-seven?
  …57
S : Sorry, what?
  え?何だって?
J : Fifty-seven of those texts, the ones I've head.
  57回目のテキストだよ、今俺が聞いたヤツで

・数えとんのかジョンよ!

(Teax : Mantelpiece)
S : Thrilling that you've been counting.
  君が数えていたとは刺激的だね

・シャーロックに「Thrilling」などと言わせるとは、ジョン、恐ろしい子w
・ジョンのは無意識なんかなぁ…なんかちょっと判らんようになって来たぞ(^^;;;

(マントルピースの上に赤いプレゼントの箱…ラッピングの色はあの女性の唇の色…)
S : Excuse me.
  失礼する
J : What's up, Sherlock?
  どうした、シャーロック?
S : I said excuse me.
  失礼する、と言ってるだろう
J : Do you ever reply?
  今までのに返事したのか?
(ひとり寝室で箱を開けるシャーロック…中にはあの携帯が…)

(マイクロフトの携帯に着信)
M : Oh dear Lord, we're not going to have Christmas phone calls now, are we? Have they passed a new law?
  驚いたね。これはクリスマスのお祝いの電話ではなかろうね?そちらで何か新しい行動規則でも決められたのかね?

・お兄ちゃんが居るのはホームズ家のリビングなんかしら?暖炉の焔だけに照らされた暗い室内に、どうやらお兄ちゃんひとり…雪のクリスマスなんていうイギリスでは珍しいロマンチックな夜なのに

S : I think you're going to find Irene Adler tonight.
  今夜アイリーン・アドラーを見つけることになるだろう
M : We already know where she is. As you kind enough to point out, it hardly matters.
  我々は既に彼女の居場所を把握しているよ。ご親切なご指摘だが、それは無意味だ
S : No, I mean you're going to find her dead.
  違う、僕が言っているのは、彼女が死んでいるのを見つけるだろうということだ
(携帯を切る)
(心配して寝室を覗き込んでいたジョン…)
J : You okay?
  大丈夫か?
S : Yes.
  ああ
(ドアを閉めて寝室に閉じこもるシャーロック)
(窓から雪を見詰めるマイクロフト)


<聖夜劇>
(雪景色の聖バーソロミュー病院)
(廊下を歩くマイクロフトとシャーロック、死体安置室へ…)
M : The only who fitted the description. Had her brought here, your home from home.
  記述と一致するのはこれ1体だ。ここへ運んでおいた、お前の憩いの家へ、ね。
S : You didn't need to come in, Molly.
  君は来る必要は無かったんだ、モリー
Molly : It's okay, everyone else was busy with… Christmas. The face is a bit sort of bashed-up. so it might be a bit difficult.
  いいの、他の人は皆忙しいのよ…クリスマスで。顔は少し叩き潰されてるの、だから、多分ちょっと難しいわよ
(シーツを捲るモリー)
M : That's her. isn't it?
  彼女だね、そうだろう?
S : Show me the rest of her.
  全部見せて
(足下までシーツを捲るモリー)
S : That's her.
  彼女だ
(立ち去ってしまうシャーロック)
M : Thank you, Miss Hooper.
  感謝するよ、フーパーさん
Molly : Who is she? How did Sherlock recognize her from not her face?
  これ、誰なんです?シャーロックはどうして顔以外で彼女が識別できたんですか?
(微笑んで無言のまま立ち去るマイクロフト)
(窓辺に佇むシャーロック、煙草を差し出すマイクロフト)

・現実の煙草は大嫌い、だけどこういうシーンの煙草はずるい程泣ける…

M : Just the one.
  この1本だけ
S : Why?
  何故?
M : Merry Christmas.
  クリスマスおめでとう
(受け取るシャーロック)
S : Smoking indoors, isn't there one of those… one of those law things?
  室内での喫煙、よくある…よくある違法行為ではないのか?
M : We're in a morgue. There's only so much damage you can do. How did you know she was dead?
  我々は死体安置所に居るのだよ。大きな痛手がそうさせているだけ、だ。何故彼女が死んでいると判った?
S : She had an item in her possession, one she said her life depended on. She chose to give it up.
  彼女の所有物にはあるアイテムがあった、彼女が、自分自身の命がそれにかかっていると言った物が。彼女はそれを手放すことを選んだ
M : Where is this item now?
  そのアイテムは今どこだね?
(扉の向こうで家族らしき人たちが泣いている)
S : Look at them, they all care so much. Do you ever wonder if there's something wrong with us?
  彼らを見ろよ、みな酷く心を痛めてる。僕らは何処かおかしいのではないかと思ったことはあるか?
M : All lives and, all hearts are broken. Caring is not advantage, Sherlock.
  全ての生命は死す。全ての心は砕かれる。心痛は有利ではないよ、シャーロック
S : This is low tar.
  (煙草を見詰めて)低タールだな
M : Well, you beryl knew her.
  まあ、お前は彼女を殆ど知らなかったのだからね
S : Huh.
  は!
(去って行くシャーロック)
S : Merry Christmas, Mycroft.
  クリスマスおめでとう、マイクロフト
M : And a Happy New Year.
  良い新年を

・これってシーズン1第3話のレストレードのオヤジギャグと繋がってるの?!

(携帯を取り出すマイクロフト)
(電話の相手はジョン)
M : He's on his way. Have you found anything?
  帰途についたぞ。何か見つけたかね?
J : No. Did he take the cigarette?
  いや。彼は煙草を吸った?
M : Yes.
  ああ
J : Shit! He's coming, ten minutes.
  クソッ!(ハドソンさんに)彼が来る、10分後だ
H : There's nothing in the bedroom.
  寝室には何も無いわ
J : Well, it looks like he's clean. We've tried all the usual places. Are you sure tonight's a danger night?
  どうやら彼は白のようだ。いつもの場所は全部捜した。本当に今夜が危険だと思うのか?
M : No, but then I never am. You have to stay with him, John.
  いいや。とはいえ、絶対にとは言えない。君は彼についていなければならないよ、ジョン
J : I've got plans.
  予定があるんだが
M : No.
  だめだ
J : Mycroft…
  マイクロフト…
(電話は既に切れている)

・マイクロフトはジョンの使い方を心得てる、というか、マイクロフトの目論みに嵌りに行くジョンが愛しいわwww
・つくづくマイクロフト兄さんはライトサイドだと痛感するシークェンスであった…

J : I am really sorry.
  本当にごめん
Je : You know my friends are so wrong about you.
  あのね、私の友達、あなたのことすっかり感違いしてるわ
J : Hmm?
  ん?
Je : You're a great boyfriend.
  あなたって最高のボーイフレンド
J : Okay, that's good. I mean, I always thought I was great…
  ああ、そりゃあいい。つまり、俺は常にそう思って…
Je : And Sherlock Holmes is a very lucky man.
  ほんと、シャーロック・ホームズはとーっても幸せな人よね!
J : Oh, Jeanette, please.
  ああ、ジャネット、頼むから…
Je : No, I mean it. It's heartwarming. You'll do anything for him. And he can't even tell your girlfriends apart!
  いいえ、本気よ。心温まるお話じゃない、あなた彼の為なら何だってするのよ、おまけに彼ってばあなたのガールフレンドの見分けもつかないんだもの!

・あっ!そうか、そうなんか!いやー、レンアイカンジョウに疎いんでさっきは逆かと思ってたけど、そうか「シャーロックがジョンの彼女の区別もつかいない」ってのはつまり「シャーロックにとってそんな存在は無きに等しい」ってことで、シャーロックの絶対的優位(且つそれをシャーロック自身が誇っている、と彼女らは受け止める)、を示す表現だったんか!ジャネットありがとう、気付かせてくれて(^^;;;

J : No, I'll do anything for you, just tell me what it is I'm not doing, tell me!
  違うよ、君の為なら何だってするよ、俺の至らないところがあるんだったら言ってくれよ!

・なにを墓穴堀りに行っとんねん、でっかいシャベル背負ってヘルメットとカンテラまで見えてるでジョンwww

Je : Don't make me compete with Sherlock Holmes!
  私にシャーロック・ホームズと張り合えって言うの?!
J : I'll walk your dog for you. There, I've said it now, I'll even walk your dog.
  君の為に犬の散歩もする、な、はっきり言ったぞ、犬の散歩までする、って
Je : I don't have a dog!
  私犬なんて飼ってないわ!
J : No, because that was the last one. Okay.
  違う、そりゃそうだ、あれは前の彼女だった… オーケー(止めるのをやめるw)
Je : Jesus!
  サイアク!
J : I'll call you.
  電話するよ
Je : No!
  嫌よ!
J : Okay.
  オーケー

・去る者は追わんのやね、ジョンwww ええ心がけやwww

H : That really wasn't very good, was it?
  今のはほんとにひどかったわね、そうじゃなくて?

(深夜に帰って来るシャーロック、ソファで読書して待っていたジョン)
J : Oh, hi. You okay?
  あ、お帰り。大丈夫か?
(部屋を一瞥して「探索」に気付くシャーロック)
S : I hope you didn't mess up my sock index this time.
  今回は僕の靴下の分類をめちゃくちゃにしてなければいいがね

・今回、ってことは何回かあったんかそんなことがw



・ジョンがどう思おうとシャーロックとジョンはベスト・カップル、というのが世間的定説なわけですな…

・今回ってマイクロフトの存在感大きいなあ…黒幕度満点ですお兄さん…



…次の展開まで行こうと思ったけど力つきたwww 脳みそこねこね状態だわー









posted by radwynn at 23:35| 京都 ☀| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月28日

『SHERLOCK』/「A Scandal In Belgravia」アイリーン・アドラーとの邂逅

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第1話「A Scandal In Belgravia」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m

アイリーン・アドラーとの邂逅

いよいよ直接対決…というかまああれだ一方的というかなんというか…うん、しかたないよな、女って怖いんだぜ、シャーロック…

<アイリーン・アドラーとの邂逅>
(221B)
(寝室で服を放り投げているシャーロック)
・www 誰が後で片付けるんだよwww

J : What are you doing?
  何やってんだー?
S : I'm going unto battle, John, I need the right armor.
  戦いに赴くんだぞ、ジョン!相応しい鎧が必要だ!

・何をドン・キホーテみたいなことを喚いとるかwww っていうか「SMの女王様」ってだけでそんなに構えてる君が微笑ましいよシャーロックw

(警官の黄色いコートとか取り出して来るシャーロックw)
S : No
  違う!

(一方そのころベルグレイヴィアの邸宅では)
(鏡にドレス姿を映して矯めつ眇めつのアイリーン)
IA : Nah
  違うわ…
K : Works for me.
  私はそそられますけど
IA : Everything works on you.
  あなたは何だってそそられるんでしょ

・しかしこのアイリーン・アドラー嬢は、いかにも英国な感じですな。胸は板やし、尻はペタやし、顔怖いしw 英国って美人(女性も男性も含めて)の定義が無いに等しいと思うなあ、良い意味で。美しさとははそれを愛でる人の数だけ存在する、んだろうな

(タクシー)
J : So, what's the plan?
  で、どういう手で行く?
S : We know her address.
  住所は判っている
J : We just ring her doorbell?
  まさかドアベル鳴らすのか?
S : Exactly. Just here, please,
  その通り。(運転手に)そこで降ろして
J : You didn't even change your clothes.
  服も結局変えて無いじゃないか
S : Then it's time to add a splash of colour.
  じゃあそろそろ、少々色を注そうか

(路地裏)
J : Are we here?
  ここかい?
S : Two streets away, but this will do,
  通り2本向こうだ。しかしここでやらねば
J : For what?
  …何を?
S : Punch me in the face.
  顔を殴れ

(一方その頃鏡の前で化粧中のアイリーン)
K : Shade?
  影は?
IA : Blood.
  血の色で

(路地裏)
J : Punch you?
  殴るのか?
S : Yes, punch me, in the face. Didn't you hear me?
  そうだ、殴れ、顔を。聞いてなかったのか?
J : I always hear "punch me in the face" when you're speaking, but it's usually sub-text.
  君が喋ってるときは常に「顔を殴れ」って聞こえてるよ、普段は字幕だけどな
S : Oh, for God's sakes!
  ああ、まったくもう!
(シャーロック、ジョンを殴る→ジョン覚醒www)
S : Thank you, that was, that was…
  (顔を殴られて)あ、ありがとう、これで…
(シャーロックに襲いかかるジョンwww)
S : Okay, I think we're gone now, John.
  オーケー、もう充分だと思うよ、ジョン
J : You want to remember, Sherlock, I was a soldier. I killed people.
  思い出させてやる、シャーロック、俺は兵士だったんだ。人を殺してたんだぞ
S : You were a doctor!
  君は軍医だったんだろ!
J : I had bad days!
  最悪だった!

・攻撃されて覚醒するとかどこの姫姉さまwww

(アイリーンの邸宅)
(鏡の前)
K : What are you going to wear?
  何をお召しになる?
IA : My battledress.
  私の戦闘服
K : Ooh, lucky boy.
  あら…幸せな子ね
(ドアベルの音)

・殴られた牧師と目撃者の医者、というシチュで館に入れて貰うシャーロックとジョン、正体を知っててせせら笑いながら対応するケイトwww

(上品に設えられた、しかしどこか色気のある部屋)
IA : Hello, sorry to hear that you've been hurt. I don't think Kate caught your name?
  こんにちは、お怪我なさったんですって?お可哀想に。ケイトはお名前を伺わなかったのじゃないかしら?
S : I'm so sorry, I'm…
  ほんとうにすみません、私は…

・全裸にパンプスという出で立ちで平然と登場するアイリーン。ここでパンプスを履いているところが流石判ってらっしゃる

IA : Oh, it's always hard to remember an alias when you've had a fright. Isn't it?
  ああ、いつだって、ひどく驚くと偽名を思い出すのって大変よね。そうでしょ?
(シャーロックの牧師カラーを取りながら)
IA : There now, we're both defrocked. Mr Sherlock Holmes.
  さあ、これで、私たちふたりとも特権剥奪よ。シャーロック・ホームズさん
S : Miss Adler, I presume?
  アドラー嬢とお見受けするが?
IA : Look at those cheekbones. I could cut myself slapping that face. would you like me to try?
  その頬骨どうなさったの?私が顔を引っ叩いて切ってさしあげたのに。試してごらんになる?
(傷の手当をする用意を持ってジョン登場、タイミングがいいんだか悪いんだかwww)
J : Right, this should do it.
  さて、これでいいだろう
(状況に固まるw)
J : I've missed something, haven't I?
  何か間違えたみたいだ、な?
IA : Please, sit down. Or if you'd like some tea, I can call the maid.
  どうぞお座りになって。それとも、お茶がよろしければ、メイドを呼びますわ
S : I had some at the Palace.
  宮殿で頂いたよ
IA : I know,
  知ってるわ
S : Clearly.
  そのようだね
J : I had a tea, too, at the Palace. If anyone's interested.
  俺も宮殿でお茶したよ、誰も聞いちゃないっぽいけど

・アイリーンをスキャンしてもなーんにも判らないシャーロックwww ジョンのことは昨日の晩マイクと飲んだとか今晩デーとだとかまだ姉に電話してないってことまで判るのにwww これはシャーロックはこの手の女性に関する知識が皆無だ、ってことなのか?

IA : Do you know the big problem with a disguise, Mr Holmes? However hard you try, it's always a self-portrait.
  変装に関する最大の難点をご存知かしら、ホームズさん?どれほど一生懸命に頑張っても、結局自画像なのよ
S : You think I'm a vicar with a bleeding face?
  僕が顔に血を滲ませた牧師だと?
IA : No, I think you're damaged, delusional and believe in a higher power. In your case, it's yourself. Hmm, and somebody loves you. If I had to punch that face, I'd avoid your nose and teeth too.
  いいえ、貴方は傷ついていて、妄想がち。そして大いなる力を信じてる。貴方の場合は、それは貴方自身ね。ふうん、それに誰かが貴方を愛してる。もし貴方の顔を殴らなくちゃいけないなら、私も鼻と歯は避けるわ
J : Could you put something on please? Er, anything at all, a napkin?
  ははは…(乾いた笑いwww)何か着ていただけませんかね?あー、なんでもいいんだけど、このナプキンでも?

・殴ったのがジョンと判っててじわりと対抗意識を滲ませるアイリーン。無自覚なジョンの愛情が眩しいよね、アイリーン。

IA : Why? Are you feeling exposed?
  何故?見透かされてる感じがするの?
S : I don't think John knows where to look.
  ジョンが見るべき場所を知っているとは思えない
IA : No, I think he knows exactly where.
  あら、彼は見るべきは何処かを正確にご存知よ

・ジョンの正面に立つアイリーン、下を見ないように頑張るジョンwww 必死で目を見詰めとるwww

IA : I'm not sure about you.
  貴方については確信が持てないけど
S : If I want to look at naked woman, I borrow John's laptop.
  裸の女性が見たいならジョンのノートパソコンを借りる

・そういえば最近「ラップトップ」って言い方しなくなったよねえ…

J : You do borrow my laptop.
  俺のパソコン持ってったじゃないか
S : I confiscate it.
  あれは没収したんだ
IA : Well, never mind, we've got better things to talk about. Now, tell me, I need to know. How was it done?
  ああ、それはもういいわ、お話しするならもっといいことがあるわ。さあ、教えて、知りたいの。あれはどうやったの?

・シャーロックのコートを着てソファに座り、パンプスを脱ぐ!アイリーン、やっぱり判ってらっしゃる!そう、そこは裸足だよな!

S : What?
  何?
IA : The hiker with the bashed-in head, how was he killed?
  頭蓋骨陥没のハイカー よ、どうやって殺されたの?
S : That's not why I'm here.
  それは僕がここに居る理由ではない
IA : No, no, no, you're here for the photographs, but that's never going to happen. And since we're here just chatting anyway…
  ええ、ええ、貴方は写真の為にここに居るのよね、でもそれは無理よ。どうせここでお喋りだけするのなら…
J : That story's not been on the news yet, how do you know about it?
  あの話はまだニュースになってないぞ、どうやって知ったんだ?
IA : I know one of the policemen. Well, I know what he like.
  警官をひとり知ってるの。ええ、彼のお好みもね
J : Oh. And you like policemen?
  なるほど。で、警官が好きなの?

・ジョンにとってはアイリーンも只の女なんだなあ…いっそすげえや…話が通じる分、めんどくさくなくていいや、くらいな感じだなあ

IA : I like detective stories. And detectives. Brainy's the new sexy.
  探偵小説が好きなの。探偵さんもね。賢さって、新たな性的魅力よ

・なんかこのシーン、アイリーンとジョンが女子高生同士で会話してるみたいだwww
・アイリーンの魅力はこのギャップなんだろうなあ

S : Uh, the position of the car relative to the hiker at the time of the backfire, that and the fact that the death blow was to the back of the head, that's all you need to know.
 (盛大に噛むwww)ばくふぁれろ…あー、バックファイアー時のハイカーに対する車の位置、そして致命傷は後頭部への一撃という事実、それが知る必要のある全ての事柄だ。

・ええと…シャーロックの位置に対してソファに座るふたりの位置から推察するに、シャーロックに対するアイリーンとジョンの立場は「同等」な訳だね?

IA : Okay, tell me, how was he murdered?
  判ったわ、じゃあ教えて、彼はどうやって殺されたの?
S : He wasn't.
  殺されたのではない
IA : You don't think it was murder?
  殺人じゃないと思ってるの?
S : I know it wasn't.
  そうではないと判っている
IA : How?
  どうやって?
S : The same way that I know the victim was an excellent sportsman, recently returned from foreign travel and that the photographs I'm looking for are in this room.
  被害者が優れたスポーツマンで最近海外旅行から帰って来たばかりだということ、そして捜している写真がこの部屋にあるということが判ったのと同じ方法で。
IA : Okay, but how?
  オーケー、でもどうやって?
S : So, they are in this room. Thank you. John, man the door, let no one in.
  ではこの部屋にあるんだね。ありがとう。ジョン、ドアを見張れ。誰も入れるな

・ドアを閉め、雑誌を丸めて火をつけようとするジョン。この辺りは打ち合わせ済みだったようで。

S : Two men alone in the countryside, several yards apart and one car.
  田舎に男性がふたりきり、数ヤード離れていて、車が1台。
IA : Oh, I… I thought you were looking for the photos now.
  ああ…写真を捜してるんだと思っていたわ

・シャーロックはアイリーンの気を逸らすためにお話係

S : No, no, looking takes ages, I'm just going to find them. but you're moderately clever and we've got a moment, so let's pass the time. Two men a car and nobody else.
  違うね。捜すのは時間がかかる。僕は只、見つけようとしているんだ。だが貴女はどちらかと云うと賢いし少し時間がある、だから時間つぶしをしよう。ふたりの男、車が1台、そして他には誰も居ない

・メイキングで語られていた部屋の中から荒野へ切れ目無く移動するシーン

S : Driver's trying to fix his engine. Getting nowhere. And the hiker is taking a moment, looking at the sky. Watching the birds? Any moment now, something's going to happen. what?
  ドライバーはエンジンを直そうとしている。どうしようもない。そしてハイカーは少しの間、空を見上げている。野鳥の観察?今にも何かが起ころうとしている。何が?
IA : The hiker's going to die.
  ハイカーが死のうとしている
S : No, that's the result. What's going to happen?
  違う、それは結果だ。何が起ころうとしているのか?
IA : I don't understand.
  判らないわ…
S : Oh, well, try to.
  おやおや。努力したまえ
IA : Why?
  何故よ?
S : Because you cater to the whims of the pathetic and take your clothes off to make an impression. Stop boring me and think. It's the new sexy.
  なぜなら貴女は哀れを誘う思い付きに応じた上で強い印象を与える為に服を脱ぐような人だから。僕を退屈させるのは止めて考えたまえ。それこそ、新しい性的魅力だよ
IA : The car is going to backfire.
  車がバックファイアーを起こそうとしている
S : There's going to be a loud noise.
  大きな音が鳴り響こうとしている
IA : So what?
  だから何?
S : Oh, noises are important. Noises can tell you everything. For instance…
  ああ、音と云うのは重要だよ。音は、全てを語り得る。例えば…
(ジョンが煙で火災報知器を作動させる、アラーム音が鳴り響く)
(思わず鏡の方を見てしまうアイリーン)
S : Thank you. On hearing a smoke alarm, a mother would look towards her child. Amazing how fire exposes our priorities.
  ありがとう。火災の警報を聞けば母親は子供の方を見る。火事がどれほど我々の優先順位を暴露するかは、驚くばかりだ
(鏡の仕掛けを作動させて金庫を発見)
S : I really hope you don't have a baby in here. All right, John, you can turn it off now.
  この中に幼児を入れているんじゃないことを切に願うよ。いいだろう、ジョン、もう止めていいぞ
(火を止めようとばたばたしてるジョンw)
S : I said you can turn it off now.
  もう止めてくれていいって言ってるんだ
J : Give me a minute.
  ちょっと待ってくれ
(突如乱入して来る男ども、サイレンサー付き銃で警報装置を撃ち抜く)
(ジョンをホールドアップ)
J : Thank you.
  感謝する

・まあ確かに止まったけどwww

(金庫の解錠コードを考えるシャーロック)
S : you should always use gloves with these things, you know. Heaviest oil deposit is always on the first key used, that's quite clearly a three, but after that the sequence is almost impossible to read. I see from the make that it's a six-digit code. It can't be your birthday, no disrespect, but clearly you were born in the '80s and 8's barely used, so…
  この種のことを取り扱う場合は常に手袋をした方がいいよ。もっとも重い皮脂の沈着物が常に最初に使うキーに付着する、非常に明白に3だ、しかしその後の続きはほぼ読み取るのは不可能。型から見るに、これは6桁コードだ。貴女の誕生日では有り得ない、失礼は承知だが、明らかに貴女は80年代産まれで、8は殆ど使用されていない。だから…
IA : I'd tell you the code right now, but you know what? I already have. Think.
  コードは今すぐ教えて差し上げるわ。でも何かお判り?私、もう既に教えているのよ。考えて
(男ども乱入)
♂ : Hands behind your head, on the floor, keep it still!
  手は頭の後ろだ、床に伏せろ、そのまま動くな!
J : Sorry, Sherlock.
  すまん、シャーロック
♂ : Miss Adler, on the floor!
  ミス・アドラー、床に伏せろ!
S : Don't you want me on the floor too?
  僕も床に伏せさせる気はない?
♂ No, sir, I want you to open the safe.
  いや、あなたには金庫を開けてもらう
S : American. Interesting. Why would you care?
  アメリカ人か、面白い。何故なんだ?

・おおっと、ここに至ってやっとシーズン1第3話で使われてた「strongbox」がイギリス英語で「金庫」だったと云うことに気付く!そういやあ「strongbox」と「strong box」、ちゃんとスペース入ってるやん(遅っ) (^^;;; 修正しとこ(^^;;;

♂ : Sir, the safe, now, please.
  金庫だ、さあ早く
S : I don't know the code.
  コードは知らない
♂ : We've been listening, she said she told you.
  聞いてたんだよ、彼女は教えたと言った
S : Well if you've been listening, you'll know she didn't.
  聞いていたのなら彼女が教えていないと判るだろう
♂ : I'm assuming I missed something. From your reputation, I'm assuming you didn't, Mr Holmes.
  どうやらなにか聞き逃したようだな。風評からして、あなたは聞き逃していないだろう、ミスタ・ホームズ
J : For God's sake, she's the one who know the code, ask her!
  いい加減にしろよ!彼女がコードを知ってる唯一の人間だ、彼女に聞け!
♂ : Yes, sir, she also knows the code that automatically calls the police and sets off the burglar alarm. I've learned not to trust this woman.
  その通りだ、しかし彼女は自動で警察に通報し防犯ベルを鳴らすコードも知っている。この女性を信用してはいかんと思い知らされているのだよ
IA : Mr Holmes doesn't…
  ホームズさんは知らな…
♂ : Shut up! One more word out of you, just one, and I will decorate that wall with the insides of your head. That, for me, will not be hardship. Mr Archer, at the count of three, shoot Dr Watson.
  黙れ!もうひと言でも喋ってみろ、ひと言でもだ、貴様の頭の中身でその壁を飾ってやる。俺には難しいことじゃないぞ。アーチャー君、3つ数えたら、ドクタ・ワトスンを撃て
J : What?
  えっ?
S : I don't know the code.
  コードは知らない
♂ : One.
  1
S : I don't know the code.
  コードは知らない
♂ : Two.
  2
S : She didn't tell me, I don't know it.
  彼女は教えなかったんだ、僕は知らない
♂ : I'm prepared to believe you, any second now. Three!
  信じてやる準備はできてるよ、直ぐにでもな。3!
S : No, stop!
  よせ、止めろ!
(解錠コードを打ち込み始めるシャーロック)
(32-24-34…解錠成功)
(ほんのり唇の端に笑みを浮かべるアイリーン)
♂ : Thank you, Mr Holmes. Open it, please.
  感謝する、ミスタ・ホームズ、開けてくれたまえ
(開ける瞬間にアイリーンを見るシャーロック、目を伏せるアイリーン)
S : Vatican cameos!
  ヴァチカンのカメオ!
(伏せるジョン、ドアを開けつつ沈み込むシャーロック)
(ドアを開けると中に仕込んだ銃の引き金が引かれ、開けた人間の眉間を撃ち抜くアナログな紐仕掛け)
(射線上に居たアーチャー君に的中!)
(リーダーをシャーロックが、もうひとりをアイリーンが撃破!ジョン出番なしw)

・「ヴァチカンのカメオ」は書かれなかった事件のひとつ(正典に名前だけ登場する事件)なんだけど、どうしてここでこの台詞になったのかはどう考えても判らない。事前にジョンと決めてた合い言葉のひとつ、という理解でいいのかなあ?

S : Do you mind?
  いいかな?
IA : Not at all.
  ええ大丈夫
(相手を殴り倒すアイリーン)

・家の中で乱闘騒ぎをおこしたことを気になさいますか?と、その男の始末を手伝わなくてもいいですか?のどっちかなーと思ったんだけど、始末する前の台詞なので、後者を採ることに

(金庫から携帯を取り出すシャーロック)
J : He's dead.
 (アーチャーをチェックして)死んでる
IA : Thank you. You were very observant.
  感謝するわ。(シャーロックに)貴方ってとっても…よく観察してるのね
J : Observant?
  よく観察してる?
IA : I'm flattered.
  嬉しいわ
S : Don't be.
  どういたしまして
J : Flattered?
  嬉しい?
S : There'll be more of them, They'll be keeping an eye on the building.
  他にも居るだろう、この建物を見張っている筈だ
(建物の外へ)
J : We should call the police.
  警察呼ばなきゃな
S : Yes.
  ああ
(サイレンサーを外して玄関で発砲するシャーロック)

・ちょ、誰か流れ弾に当たったらどうすんねん、上向けて撃つなーwww

S : On their way.
  すぐ来るぞ
J : For God's sake!
  まったく!
S : Oh, shut up, it's quick.
  うるさいよ、これが手っ取り早いんだ

(再び部屋へ)
S : Check the rest of the house, see how they got in. Well, that's the knighthood in the bag.
 (ジョンに)家の残りの場所をチェックしろ、何処から入ったか確認するんだ。(携帯を弄びつつアイリーンに)さて、騎士道はこれにてお終い
IA : Oh, and that's mine.
  ああ、それは私のものよ
(携帯のロック:I AM _ _ _ _ LOCKED)
S : All the photographs are on here, I presume?
  全ての写真がこの中だと推測するが?
IA : I have copies, of course.
  コピーをとってあるわ、もちろん
S : No, you don't. You'll have permanently disabled any kind of uplink or connection. Unless the contents of this phone are provably unique, you wouldn't be able to sell them.
  いや、それはない。どのような種類の通信も接続も恒久的に無効にしてある筈だ。この携帯の内容が他に存在しないことが立証されなければ、彼らに売ることは出来ないだろう
IA : Who said I'm selling?
  誰が売っているなんて言ったかしら?
S : Well, why would they be interested? Whatever's on the Phone, it's clearly not just photographs.
  さあ、ならどうして彼らは興味を持ったのかな?この携帯に何が入っているにせよ、写真だけではないことは明白だ
IA : That camera-phone is my life, Mr Holmes. I'd die before I let you take it. It's my protection.
  そのカメラ付き携帯は私の命なの、ホームズさん。死んでも手放す訳にはいかないわ。それは私の防護装置なの
J : Sherlock!
  シャーロック!
S : It was.
  "だった"

・お前はイタズラッ子か!

(寝室)
(ジョンが倒れているケイトをチェック中)
J : Must have come in this way.
 (シャーロックに)ここから入ったらしい
S : Clearly.
  そのようだな
J : It's all right, she's just out cold.
 (アイリーンに)大丈夫だ、気を失ってるだけだ
IA : Well God knows, she's used to that. There's a back door. Better check it, Dr Watson.
  ええ、そうみたいね、この子のオハコよ。裏口があるわ。チェックした方がよくってよ、ワトスン博士
J : Sure.
 (シャーロックに確認して)諒解
(アイリーン、引き出しからそっと畳針状のものを取り出す。簪っぽいなあ)
S : You're very calm. Well, your booby trap did just kill a man.
  すいぶん落ち着いているね。君の仕掛けた罠が人を殺したばかりなのに
IA : He would have killed me. It was self-defense in advance.
  彼は私を殺そうとしてたわ。事前の正当防衛だったのよ

・正確には彼が殺そうとしてたのはジョンだったんじゃないかなあ「ジョンを殺そうとしてたから殺してあげた」とか言えばシャーロックってば感謝してくれるかもよ

(ボディタッチでフェイントかまして、針をシャーロックの腕に突き刺すアイリーン)
・刺された瞬間のシャーロックの声が色っぺーwww

S : What? What is that? What?
  なっ…これは何だ?…何なんだ?
(横っ面を思いっきり引っ叩かれて顛倒、どうやら薬が効き始めた様子)
IA : Give it to me. Now. Give it to me.
  それを渡してちょうだい、さあ、お渡しなさい
S : No.
  いやだ
IA : Give it to me.
  渡すのよ
S : Ah! No.
  あう…いやだ
(どうやら麻痺毒ぽい。身体の自由が利かなくなるシャーロック)
IA : Oh, for goodness' sake!
  ああもう、いい加減におし!
(乗馬鞭を構えるアイリーン)
IA : Drop it. I said drop it!
  落としなさい。落とせと、言って、いるのよ!
(女王様のお仕置き!w)
(鞭でシバかれたからか薬で指の力が抜けたか、携帯を落とすシャーロック)
IA : Ah, thank you, dear. Now, tell that sweet little posh thing the pictures are safe with me. They're not for blackmail, just for insurance. Besides, I might want to see her again.
  ああ、ありがとう、可愛い人。さあ、あの素敵な可愛いお上品な連中に教えてさしあげて。この写真は私に任せておけば安全よ。脅迫用じゃないの、只の保険なの。それに私また彼女に会いたくなるかもしれないわ
(必死で身を起こそうとするシャーロック)
IA : Oh, no, no, no, no, no, no. It's been a pleasure, don't spoil it.
  あら、だめだめだめだめ、だめよ、気持ちよくなって来たでしょ…ね、台無しにしちゃダメよ
(鞭の先でシャーロックを愛撫しながら)
IA : This is how I want you to remember me, the woman who beat you.
  ね、コレで私を思い出して欲しいの…貴方を打ちのめした女、よ…

・「打ち負かした」っていうよりほんまにピシピシ鞭打っとったからなあwww 文字通り、やなあw

IA : Goodnight, Mr Sherlock Holmes.
  おやすみなさい、シャーロック・ホームズさん…
J : Jesus! What are you doing?
  おい!何やってる?
IA : He'll sleep for a few hours. Make sure he doesn't choke on his own vomit. It makes for a very unattractive corpse.
  彼、しばらくの間眠るわよ。吐いたものを喉に詰めないように気をつけてあげてね、あれって酷く魅力の無い死に様になっちゃうのよね
J : What's this? What have you given him? Sherlock?
  これは何だ?彼に何をした?シャーロック!
IA : He'll be fine. I've used it on loads of my friends.
  彼は大丈夫よ、私それをいろんなおトモダチに使ってるの
J : Sherlock, can you hear me?
  シャーロック、俺の声が聞こえるか?
IA : You know, I was wrong about him. He did know where to look.
  ねえ、私、彼を見くびってたわ。彼、見るべきところを知ってた
J : For what? What are you talking about?
  何を見るって?何の話だ?
IA : The key-code to my safe.
  解錠コードよ、私の金庫の
J : What was it?
  何だったんだ?
IA : Shall I tell him?
 (シャーロックに)彼に言ってもよくって?

・もがいてるところをみるとジョンに知られたくなかったのかシャーロックw

IA : My measurements.
  私のスリーサイズv
(バスルームの窓から消えるアイリーン)

・この後、シャーロックが痙攣するように上体を跳ね上げ脱力して床に頭を打ち付ける、という描写があるんだけど、これって、もしかして性的絶頂の暗示なのか?

(再び荒野へ…)
IA : Got it!
  判ったわ!
S : Oh.
  あ…
IA : No, don't get up. I'll do the talking. So the car's about to backfire and the hiker, he's staring at the sky. No, you said he could be watching birds, but he wasn't, was he? He was watching another kind of flying thing. The car backfires and the hiker turns to look.
  ダメ、起きちゃダメよ、私がお話してあげる。さあ、車はまさにバックファイアーを起こそうとしている、そしてハイカー、彼は空を見ている。いいえ、貴方は鳥を見ているのかも、って言ったけど、違うんでしょ?他の、空を飛ぶものを見ていた。車はバックファイアーを起こし、ハイカーは振り向いた。
(何かが飛んで来てハイカーに当たる)
IA : Which was his big mistake. By the time the driver looks up, the hiker is already dead. What he doesn't see is what killed him, because it's already being washed downstream.
  それが命取り。ドライバーが気付いた時には、ハイカーはもう死んでいた。彼が見なかったのは何か、それは何がハイカーを殺したか。何故なら、既に川の流れに洗い流されてしまったから。
(川の中のブーメラン)
IA : An accomplished sportsman recently returned from foreign travel with a boomerang. You got that from one look? Definitely the new sexy.
  熟練のスポーツマンは最近海外旅行から帰ったばかり。ブーメランを携えて。貴方、これが一目見て判ったの?間違いなく新たな性的魅力ね
S : I… I…
  僕は…僕は…
(ベッドに倒れ込むシャーロック)
IA : Hush now, it's okay. I'm only returning your coat.
  今は黙って…大丈夫よ…コートを返しに来ただけ…

(目を覚ますシャーロック…221Bの自分の寝室)
S : John?
  ジョン?

・ちょっと待て、今夢うつつでアイリーンと話をしていたのにいきなり目が覚めたらジョンを呼ぶんかw 普通そこは嘘でもまずアイリーンの名前を呼んであげようよw 寝ぼけて呼ぶ名前がいかに我々の優先順位を暴露するかは驚くべきだよwww

(もがくが起き上がれないシャーロック)
S : John!
  ジョン!
(ベッドから立ち上がろうとして落ちるw)
J : You okay?
  大丈夫か?
S : How did I get here?
  僕はどうやってここへ?
J : Well, I don't suppose you remember much, you weren't making a lot of sense. Oh, I should warn you, I think Lestrade filmed you on his phone.
  ああ、覚えちゃないだろうがな、君もう支離滅裂だったんだぞ。あ、言っとくけどな、レストレードが君のこと携帯カメラで動画撮影してたと思うぞ

・ちょ、警部さんwww どうすんねんその動画www スコットランドヤードでみんなして愛でるんかいwww

S : Where is she?
  か、彼女はどこだ?
J : Where's who?
  誰が何処だって?
S : The woman, that woman.
  あの女性だよ、あの女性
J : What woman?
  女性がどうした?
S : The woman! The woman woman!
  あの女性! あのジョジェ、女性!
(呂律がwww)
J : Oh, Irene Adler? She got away, no one saw her. She wasn't here, Sherlock.
  ああ、アイリーン・アドラーか?彼女は逃げたよ、誰も見てない。ここにはいないよ、シャーロック
(床に倒れるシャーロック)
J : What are you… What? No, no, no. No. Back to bed.
  何やってんだ…おい?だめだめだめ、だーめ、ベッドに戻れ!

・シャーロック、ハウス!www
・自分よりかなりでっかいシャーロックをベッドに放り投げるジョンが素敵だw

J : You'll be fine in the morning. Just sleep.
  朝には良くなるよ。今はおねんねだ
S : Of course I'll be fine, I am fine, I'm absolutely fine.
  モ〜〜〜チロン、僕はよくなる、っていうか、大丈夫だし、ぜんっぜんだいじょーぶ
J : Yes, you're great. Now, I'll be next door if you need me.
  ハイハイ、偉い偉い。用があれば隣に居るからな
S : Why would I need you?
  なんで僕が君に用があるんだよ?
J : No reason at all.
  理由はないよ

・なんというか、ジョンの愛情って深いよね。ほんと、ジョンが居てよかったねシャーロック

(ドアを閉めるジョン…ドアのコート掛けに、アイリーンが着ていた筈のコートが…)
(ポケットの携帯に着信…)
携帯:アぁン

・wwwwww なんやそれwwww アイリーン自身の声かなあ?それともそういうアプリボイスがあるんか?

(テキストをチェックするシャーロック)
Text : Till the next time, Mr. Holmes
   次までお預けよ、ホームズさん



・ええっと、両人がどう思っていようが、まあシャーロックはそろそろ判って来てるみたいだけど、とにかくジョンがどう思っていようが、君たちふたりはお互いに必要とし合ってるんだよな、ってのを、厭と云う程確認させていただきました、ごちそうさま

・そしてジョンがアイリーンに対して、ひとッ筋も揺らいでいないのが凄いや。裸体にはビビったっぽいけど、そういうんじゃなくて、全く、意中に無い、というか、そういう意味での女性としてみていない、というか。はなっから世界の違う人間、っていう感覚なのかなあ、それともシャーロックの面倒見るので手一杯だったのかwww 普通の女性にはやたらとコナかけるくせになあw

・あ、そうそう、アイリーンのスリーサイズなんだけど…単位はインチだよね?で、バスト:32インチ≒81センチ… … … いやそんなに無いと思…ゲホゴホスミマセン



…えっと、ストーリィは次から次第にダウン系に… 



posted by radwynn at 18:13| 京都 ☀| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月26日

『SHERLOCK』/「A Scandal In Belgravia」プールサイド〜過ぎゆく日々〜荒野の怪〜バッキンガムの依頼

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
シーズン2第1話「A Scandal In Belgravia」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m

※シーズン1第3話「The Great Game」未見の方は要注意、このシーズン2第1話「A Scandal In Belgravia」の冒頭に非常に重要なネタばれが含まれます※

シーズン2第1話は「ボヘミアの醜聞」から、「あの女性」ことアイリーン・アドラー登場。タイトルはボヘミアをもじってベルグレイヴィア、ロンドンの中心地、各国大使館の集中する地区。

参考:wiki; Belgravia

プールサイド〜過ぎゆく日々〜荒野の怪〜バッキンガムの依頼

冒頭はシーズン1最終話のラストシーンのリプレイから。モリアーティと対峙するシャーロック…

<プールサイド>
(突然昔懐かしいメロディが流れる…www)
JM : Do you mind if I get that?
  電話に出ていいかな?
S : Oh no, please. You've got the rest of your life.
  ああ、いいとも。残された時間を有意義に使いたまえ
JM : Hello? Yes, of course it is. What do you want? Say that again! Say that again and know that if you're lying to me, I will find you and I will skin you. Wait.
  もしもし?そうだよ、もちろんじゃないか。どうしたいんだ?もう一遍言ってみろ!もう一遍言ってみろ、もしオマエがボクを騙してるんなら覚えておけよ、ボクはキサマを見つけて、皮を剥いでやる。待ってろ
(電話を見詰めるモリアーティ)
JM : Sorry, wrong day to die.
  ゴメンよ…死ぬ日を間違えちゃった…
S : Oh. Did you get a better offer?
  おや。他にいいお誘いが?

・これって、デートの日を間違えた、とかそういう雰囲気なんだよね?

JM : You'll be hearing from me, Sherlock.
  後で話すよ、シャーロック

・デートの最中に会社からの呼び出しを受けた彼氏みたいなモリアーティ

JM : So if you have what you say you have, I will make you rich. If you don't, I'll make you into shoes.
  だからもしオマエが自分で言ってるようなモノを持ってるんなら、 儲けさせてやるよ。もしそうじゃなかったら、オマエを靴にしてやる

・シティの連中の金融関連の電話みたいだな
・喋りながら去って行くモリアーティ、退場間際に指パッチン1発、ライフルのレーザーポインタ消失

J : What happened there?
  何だったんだ
S : Someone changed his mind. The question is, who?
  誰かが奴の気を変えさせた。問題は、「誰が?」だ

・電話を切る美しい手。黒いレースのシースルードレス、手には乗馬鞭…

♀ : Well, now, have you been wicked, Your Highness? Yes, Miss Adler.
  さあいいこと?悪い子だったわね、殿下?そうよ、アドラー様よ

・ベッドルームに縛り付けられた裸の男性らしき姿…鞭をうならせながら、ドアを閉める黒いドレスの女性… SMプレイやんけーwww ええんかこれBBCやろ、日本で云うたらNHKみたいなもんでっしゃろ?イギリスすげーwww

<過ぎゆく日々>
(221B)
・ブログを書いているジョンと、立ったままコーヒー?を飲みながら新聞を読んでいるシャーロック
S : What are you typing?
  何をタイプしてる?
J : A blog.
  ブログ
S About?
  なんの?
J : Us
  俺らの
S : You mean me.
  つまり僕のってこと
J : Why?
  何でだよ?
S : Well, you're typing a lot.
  そうだね、沢山タイプしてるから
(「何で?」なジョン、ドアベルの音)
S : Right, then. So, what have we got?
  そういうことだね。さて、何かな?

・壁にブログの内容が映る演出の、剥製の部分がちゃんと抜けになってるのがいいなあ
・次々に依頼者を追い返すシャーロック。ジョンのブログはそんなに読者層厚いんか!いろんな人が来るなあw
・やっぱシャーロック、ヲタ心が判るんだよね、うんうん、類友ってやつだよねw ひとつのことに特化された才能ってのは評価されるべきだよw

S : "Geek Interpreter", what's this?
 「解説ヲタク」?何だそれは?
J : That's the title.
  タイトルだよ
S : What does it need a title for?
  何にそんなタイトルが要るんだ?

・シャーロックの言ってるのは「称号」の意味だよね?

(検死中…)
S : Do people actually read your blog?
  ホントに皆君のブログを読んでいるのか?
J : Where do you think our client come from?
  どっから依頼者が来てると思ってんの?
S : I have a website.
  僕だってサイトを持ってる
J : In which you enumerate 240 different types of tobacco ash. Nobody's reading your website.
  240種類の煙草の灰の一覧か?誰も君のサイトなんて見ちゃいないよ

・ちょ、ジョン、酷いwww それは酷いよ、拙くも(ゴメン、シャーロックw)サイト持ってるものには結構キツいひと言よ、ソレwww
・シャーロック可哀想www この後、煙草の灰の一覧はサイトから削除したらしいwww

J : Right, then, dyed blonde hair, no obvious cause of death except for these speckles, whatever they are.
  ってことだ。さて、染めた金髪、死因ははっきりしない、これが何であれ、この斑点を除けば

・出て行っちゃうシャーロックwww 大人げないったらwww まあ、このシリーズのシャーロックはようやく「産まれた」ばかり、なんだから仕方ないかwww

(221B)
・ぽちぽちやってるジョンの後にそーっと回り込んで覗き込むシャーロックw さっきもなんか飲んでたけどまたなんかつまんどる。取り組んでる事件が無ければ結構食べてるんだwww

S : Oh, for God's sakes!
  ああもう、いい加減にしろよ!
J : What?
  何がだよ?
S : "The Speckled Blonde"
 「斑点金髪美人」

・子供にきちんと「死後」の「処理過程」を伝えてジョンに叱られるシャーロック。いや、ジョンよ、私はシャーロックが正しいと思うぞw

(車のトランクの死体)
L : There was a plane crash in Dusseldorf yesterday. Everyone dead.
  昨日デュッセルドルフで飛行機事故があった。全員死亡
S : Suspected terrorist bomb. We do watch the news.
  爆弾テロの疑いあり。ニュースで見た
J : You said "boring" and turned over.
  つまらんっつってチャンネル変えちゃったじゃないか
L : Well, according to the flight details, this man was checked in on board. Inside his coat he's got a stub from his boding pass, napkins from the flight, even one of those special biscuits. Here's his passport, stamped in Berlin airport. So this man should have died in a plane crash in Germany yesterday, but instead he's in a car boot in Southwark.
  いいか、搭乗記録によると、この男は、その飛行機に乗ってたことになっとる。コートには、搭乗券の半券、その便で使われてるナプキン、おまけに専用のビスケットまであった。ここにパスポートがある、ベルリン空港で押印済み。つまり、この男は、昨日のドイツの飛行機事故で死んでる筈なんだ。ところがその代わりにサザークの車のトランクの中にいる
S : Lucky escape.
  巧く逃げたね
L : Any ideas?
  考えは?
S : Eight so far. … Okay, four ideas. … Maybe two ideas.
  今のところ、8つ…(死体をチェック)なるほど、4つだ…(遺留品をチェック)おそらく、2つ

(221B)
・なんかの実験の途中でジョンのブログを覗き込むシャーロックw ちょ、自分は防護ゴーグルつけて手袋して持つような薬物のフラスコをジョンの顔の前でぶんぶんするんじゃない!www

S : No, no, no, don't mention the unsolved ones.
  だめだめだめ、未解決のには触れちゃだめだ
J : People want to know you're human.
  皆、君だって人間だって知りたいんだよ
S : Why?
  何故?
J : Because they're interested.
  興味があるからさ
S : No, they'er not. Why are they?
  まさか。何故そんな?
J : Hmm, look at that. One thousand, eight hundred and ninety-five.
  ふむ。これ見ろよ。1895
S : Sorry, what?
  なんだって?
J : I reset that counter last night. This blog has had nearly 2,000 hits in the last eight hours. This is your living, Sherlock, not 240 different types of tobacco ash.
  このカウンター、昨日の晩にリセットしたんだ。このブログはこの8時間で2000近いヒット数なんだぜ。これが生計を支えてんだよ、シャーロック、240種類の煙草の灰じゃなくてな

・ジョン、ひとこと多い!www

S : Two hundred and forty-three.
  243、だ

・子供かwww うん、子供だ

(事件現場、劇場)
S : So what's this one? "Bellybutton Murders"?
  で、この事件は?「へそ殺人事件」?
J : "The Navel Treatment"?
  「臍治療」?かな?
L : There's a lot of press outside, guys.
  表は報道陣で一杯だぞ、君ら
S : Well, they won't be interested in us.
  ああ、僕らに興味は無いだろう
L : Yeah, that was before you were an internet phenomenon. Couple of them specifically wanted photographs of you two.
  ああ、そりゃ君がネット上の有名人になる前の話だ。何社かは明らかに君らふたりの写真を欲しがってるぞ
S : For God's sake!
 (ジョンに)まったくもう!
(勝手に楽屋から帽子を取って)
S : John.
  ジョン
J : Hmm?
  ん?
S : Cover your face and walk fast.
  顔を隠してさっさと歩くんだ
L : Still, it's good for the public images, big case like this.
  まあ、公式画像としちゃいいんじゃないか、こういう大事件は
S : I'm a private detective, the last thing I need is a public image!
  僕は私立探偵なんだ。公式画像など願い下げだ!

・新聞に載ったシャーロックの写真を愛でるように撫でる美しい手。鞭を扱き、携帯で通話を…

♀ : Hello. I think it's time, don't you?
  もしもし?そろそろだと思うのだけど、いかが?


<荒野の怪>
(221B)
・お片づけするハドソンさん。ほんといい大家さんだわー
・冷蔵庫開けて…よかった首は無いwww 腐ったものを捨て始める…チルドルーム?から出て来たナイロン袋は…

H : Oh, dear! Thumbs?
  なにこれ?親指だらけ?

・突然入って来たふとっちょさん!ハドソンさん危うし?!

♂ : The door was… The door was…
  ドアが… ドアが…
(男、気絶する)
H : Boys! You've got another one!
  あなたたちー!次の事件よ!

・…ハドソンさんこの時、上の階に向かって叫んでるような気がするんだが、あれか、ふたりともジョンの寝室に行っとるのか?

S : Tell us from the start, don't be boring.
  最初から話して。退屈にならないように
(14時間前の荒野へ…)
・車がエンストしたおでぶさん。回りは丘と川、赤い服を着た人が川岸にぽつんと立っているだけ。見渡す限り何もなく、ふたりの他に誰も居ない
・仕方なくもう一度エンジンをかけるおでぶさん。突然バックファイアー、銃声のように響き渡る
・そして赤い服の人が倒れて… やはり回りには誰も居ない。異変に気付くおでぶさん…声をかけるが…後頭部から血を流して倒れている赤い上着の男性

(捜査中の警察車両)
警官 : Sir, phone call for you.
  お電話です
警部 : Carter.
  カーターだ
L : Have you heard of Sherlock Holmes?
  シャーロック・ホームズのことを聞いたことはあるか?
C : Who?
  誰だって?
L : Well, you're about to meet him now. This is your case, it's entirely up to you, this is just friendly advice, but give Sherlock five minutes on your crime scene and listen to everything that he has to say. And as far as possible, try not to punch him.
  ああ、今からまさに会おうとしてるヤツだ。これはあんたの事件だ、全権はあんたにある、これは只、親切心からの助言だ。だが、事件現場でシャーロックに5分だけ時間をやれ、そしてヤツの意見を聞くんだ。それとな、出来る限りヤツを殴らんように頑張れ

・最後のアドバイスがwww

(事件現場に到着した車)
警官 : Sir, this gentleman says he need to speak to you.
  警部、こちらの方がお話ししたいそうです
C : Yes, I know. Sherlock Holmes.
  ああ、判ってる。シャーロック・ホームズさん
(車から出て来たのはジョンw)
J : John Watson. Are you set up for Wi-Fi?
  ジョン・ワトスンです。Wi-Fi繋げます?

・シャーロックは221Bでシーツに包まったままでジョンからの通信を受けてるwww
・オフはそんなダメダメなんかオマエはwww シーツの微妙な位置を掴んだまま登場するな、吹き出しかけたがなwww
・冷蔵庫の左に通路があってその奥がシャーロックの寝室、で、ずーっと気になってるんだけど、冷蔵庫の右側に、窓みたいなのあるよね、あの窓の向こうって、風呂場?風呂場が見えてんの?
・片付けの苦手な人間の部屋あるある:棚の中には空の箱とかひっくりかえった籠とかしか入っていないwww それ収納家具の意味をなしていないwww

J : You realise this is a tiny bit humiliating?
  君な、これってちょっとばかし屈辱的だって気付いてるか?
S : It's okay, I'm fine. Now, show me to the stream.
  いいよ、僕は大丈夫。じゃ、川を見せてくれるか?
J : I didn't really mean for you.
  いや君の話じゃなくてだ(ため息)
S : Look, this is a six. There's no point in my leaving the flat for anything less than a seven, we agreed. Now go back, show me the grass.
  いいか、今6時だぞ。何があっても7時より早くに僕がこのフラットから出ることはないという点では合意しただろ。じゃあ後ろに下がって、草地を見せて。
J : When did we agree that?
  いつ合意したっけ?
S : We agreed it yesterday. Stop. Closer.
  昨日合意した。止まれ!近づいて

・シーツに包まったままのシャーロックと「いつだよ?」「昨日」とか囁き合うなバカー!妄想炸裂すんだろー!

J : I wasn't even at home yesterday, I was in Dublin.
  俺は昨日そっちにさえ居なかったぞ。俺が居たのはダブリンだ

・ちょっとほっとしたwww いや深い意味は無い…

S : It's hardly my fault you weren't listening.
  君が聞いてなかったのは僕の責任とは言い難い

・それ夫婦喧嘩のときの妻の台詞によくあるやつwww「私は言ったわよ、あなたが聞いてないのが悪いんでしょ!」

(ドアベルが鳴る)
S : Shut up!
 (ドアベルに)喧しい!
J : Do you just dairy on talking when I'm away?
  俺が居ない間も喋り続けてんのかよ?
S : I don't know, how often are you away?
  さあね、そんなにしょっちゅう居ないのか?

・えっと、後ろにカーター警部さんおるやろ?ちょっと控えようか、夫婦喧嘩は…しかもオマエら態々警察のWi-Fi使って…捜査しろ捜査!

S : Now, show me the car that backfired.
  さて、車を見せてくれ、バックファイアーの
J : It's there.
  あっちだ
S : That's the one that made the noise, yes?
  それがあの音を起てた、そうだな?
J : Yeah. If you're thinking gunshot, there wasn't one. He wasn't shot, he was killed by a single blow to the back of the head from a blunt instrument, which then magically disappeared, along with the killer.
  ああ、もし銃声のことを考えてるんなら、それはなかった。被害者は撃たれたんじゃない、後頭部への鈍器の一撃で殺害された。凶器は魔法のように消え去った、犯人と共にな
(パソコンで通信しながら歩き回るジョン)
J : It's got to be an eight, at least.
  そろそろ8時になるよな
C : You've got two more minutes, they want to know more about the driver.
  もう2分程いいかな、ドライバーのことを聞きたいんだが
S : Oh, forget him, he's an idiot. Why else would he think himself a suspect?
  ああ彼のことは忘れろ、只のマヌケだ。でなけりゃなんで自分自身を容疑者だなんて思う?
C : I think he's a suspect.
  (画面に割り込んで)私は彼を容疑者だと思っとるぞ
S : Pass me over.
  だったら僕のことは無視しろ
J : All right, but there's mute button and I will use it.
  判った判った、消音ボタンがあるから次から使うよ
S : Up a bit! I'm not talking from down here!
  もっと上に上げて!僕はこんな下から喋ってるんじゃない!
J : Okay. Just take it, take it.
  ハイハイ。(警部に)これ持って
S : Having driven to an isolated location and successfully committed a crime without a single witness, why would he then call the police and consult a detective? Fair play?
  人里離れた場所をドライブしていて成功裏に犯罪を犯し、ひとりの目撃者も居ない。では何故彼は警察を呼び、探偵に相談したのか?フェアプレーの精神?
C : He's trying to be clever. It's over-confidence.
  賢く立ち回ろうとしたのかもしれん。過信は禁物だ
S : Did you see him? Morbidly obese, the undisguised halitosis of a single man living on his own, the right sleeve of an internet porn addict and the breathing pattern of an untreated heart condition, low self-esteem, tiny IQ and a limited life expectancy and you think he's an audacious criminal mastermind? Don't worry, this is just stupid.
  彼を見ました?病的肥満、一人暮らしの独身男性の紛れも無い口臭、ネットポルノ中毒者であることを示す右袖、未治療の心臓病を示す呼吸のパターン、低い自己評価、非常に低いIQ、余命僅か。なのにあなたは彼が大胆な犯罪の首謀者だと思うんですか?(後ろの本人に)気にしないで、単なるバカだから

・本人居るんかい!www タイミングが正に吉本喜劇www
  
♂ : What did you say? Heart what?
  なんて言ってたんです?心臓がなんて?

・可哀想過ぎるwww

S : Go to the stream.
  川へ
C : What's in the stream?
  川に何があるんだ?
S : Go and see.
  見に行くんだ

H : Sherlock! You weren't answering your doorbell.
  シャーロック!あなたドアベルにお返事しなかったのね
(ハドソンさんの後ろから屈強な男ども…)
♂1 : His room's through the back, get him some clothes.
  彼の部屋はこの裏だ、何か着るものを
S : Who the hell are you?
  君たちは何者だ?
♂1 : Sorry, Mr Holmes…
  申し訳ありませんが、ホームズさん…
J : Sherlock, what's going on?
  シャーロック、どうなってるんだ?
♂1 : You're coming with us.
  我々にご同行ください
(PCを閉じる手)

J : I've lost him. I don't know what…
  切れちまった…何が何だか…
警官 : Dr Watson?
  ワトソン博士?
J : Yeah.
  ああ
警官 : It's for you.
  あなたにです
J : Okay, thanks.
  ああ、ありがとう
(携帯を受け取ろうと手を出すジョン)
警官 : Uh, no, sir, the helicopter.
  あ、いえ、ヘリコプターです

・お迎えのヘリコプターwww だからどうしてこういうSASネタを挟むwww 緊急時にヘリフォードを離れているSAS隊員はヘリが迎えにくる、というのはSAS伝説ネタのひとつw

(シーツに包まったままのシャーロックの前に着衣ひと揃い)
♂1 : Please, Mr Holmes, where you're going you'll want to be dressed.
  お願いです、ホームズさん。お連れする場所では着衣を求められます

・プロファイリング開始。 シャキン!キラン!テテテテ!みたいな効果音が笑えるwww

・そのころジョンはヘリで運ばれて行く…

(プロファイリング完了w)
S : I know exactly where I'm going.
  どこへ行くかは正確に把握したよ


<バッキンガムの依頼>
(豪奢な建物の中)
・案内されて行くジョン、部屋には既にシャーロックが。シーツのまんまでw
・「なにこれ?」「さあね」のボディランゲージの会話
・これって部屋って言うより、所謂、次の間、待ち合い、の部屋だよね、部屋と部屋を繋ぐ通路的な意味合いの場所

J : Are you wearing any pants?
 …パンツ履いてるか?
S : No.
  いいや
J : Okay.
  そうか

・顔を見合わせてたまらず吹き出すふたりwww なんか素っぽくて可笑しいwww

J : At Buckingham Palace. Right. I am seriously fighting an impulse to steal an ashtray.
  バッキンガム宮殿で、だぞ、そうだろ。俺今マジで灰皿パチる衝動と戦ってるぞ
(ひと息ついて)
J : What are we doing here, Sherlock? Seriously, what?
  俺たちここで何やってんだ?冗談抜きで、何なんだ?
S : I don't know.
  知らない
J : Here to see the Queen?
  女王陛下にお目見えか?
S : Oh, apparently, yes.
  ああ、どうやらそのようだ

・って、マイクロフトさん登場で「女王」とかwww
・吹き出すふたりに渋面のマイクロフトさんwww お兄さんも大変だなw

M : Just once can you two behave like grownup?
  一度でいいから、君らふたり、大人らしい態度がとれないものかね?
J : We solve crimes, I blog about it and he forgets his pants. I wouldn't hold out too much hope.
  犯罪を解決して、それをブログに書いて、こいつはパンツを忘れた。過剰な御期待には添いかねるよ
S : I was in the middle of a case, Mycroft.
  僕は事件捜査の真っ最中だったんだ、マイクロフト
M : What, the hiker and the backfire? I glanced at the police report, a bit obvious, surely?
  何かね、ハイカーとバックファイアーかい?警察の報告書を一瞥したが、明白過ぎやしないかね?
S : Transparent.
  判りやすいね

・兄弟の会話に「え?」「えっ?!」ってなってるジョンが可笑しいwww

M : Time to move on, then.
  ではこっちへ来なさい
(服を持って他の部屋へ行こうとする兄と動かない弟w)
M : We are in Buckingham Palace, at the very heart of the British nation. Sherlock Holmes, put your trousers on!
  我々はバッキンガム宮殿に居るのだよ、英国民において非常に重要な場所に。シャーロック・ホームズ、ズボンを履きなさい!

・お兄ちゃんが幼稚園の先生化しとるw

S : What for?
  何の為に?
M : Your client.
  クライアントの為に
S : And my client is?
  で、そのクライアントとは?
♂ : Illustrious, in the extreme. And remaining, I have to inform you, entirely anonymous.
  高名な方だ、極めて。その他のことについては、もっぱら匿名としかお伝え出来ないが。

・紳士登場、思わずジョンも起立

♂ : Mycroft.
M : Harry.

・名前で呼び合う仲なんかー!やっぱマイクロフトさん侮れんわー

M : May I just apologize for the state of my little brother?
  弟の状態についてお詫び申し上げます
H : A full-time occupation, I imagine. And this must be Dr John Watson, formerly of the Fifth Northumberland Fusiliers?
  フルタイムの勤務と想像するよ。そしてこちらが、ワトスン博士だね、元第5ノーザンバーランド・フュージリアーズの

・the Fifth Northumberland Fusiliers ! ジョン・ワトスンの元所属部隊は正典通り(笑)
・現イギリス陸軍にこの部隊名を冠する部隊は存在しとりません。第5連隊としては1881年までしか存在しておらず、最後の派兵がアフガニスタンで、正典のワトスンさんが傷痍兵となったのはこの時。その後ノーザンバーランド・フュージリアーズは1935年にロイヤルを冠し、1957年編成のフュージリアーズ旅団を経て、1968年にロイヤル・フュージリアーズ連隊へ第1大隊として統合。
・フュージリアーズは英国陸軍でも屈指の歴史ある部隊、その昔最新式のマスケット銃を配備した歩兵隊として登場、その後「フュージリアーズ」の名は重要局面に投入される精鋭部隊に与えられて歩兵の中核として活躍。現在はクイーンズ師団旗下に各フュージリアーズを統合。バッキンガムの衛兵も勤めてて、2008年からロイヤル・フュージリアーズが衛兵の番なんだそうだ
・往年の軍服は物語に登場するくるみ割り人形や鉛の兵隊さんのそれで、当時は兵隊さんって云えばフュージリアーズ、って感じだったのかなあ?銃を携えた姿がかっこいい、ってことだったのかな
・ということで、ジョンSAS説はとりあえず消えたんだけど、第5ノーザンバーランド・フュージリアーズが現状存在しないだけに、ではこの部隊は何の置き換えなのか、とか、妄想はつきなかったりするw とりあえず、ジョンが所属していたのは精鋭部隊だった、と思っておこうw
・って、だから、シーズン1第1話冒頭のマグカップの英国陸軍王立医療軍団のマークは?英国陸軍王立医療軍団→ロイヤル・フュージリアーズ、なん?
・お話にはまったく関係無いが「旅団」って響きはいいなあ

参照:wiki; ロイヤル・フュージリアーズ連隊
   wiki; Royal Northumberland Fusiliers


H : My employer is a tremendous fan of your blog.
  私の雇い主は君のブログの大ファンでいらっしゃる
J : Your employer?
  あなたの雇い主?
H : Particularly enjoyed the one about the aluminum crutch.
  とりわけ、「アルミニウムの杖」をお楽しみのご様子だった
J : Thank you.
  ありがとうございます
H : And Mr Holmes the younger, you look taller in your photographs.
  そして若きホームズ氏、君は写真の方が背が高く見えるね
S : I take the precaution of a good coat and a short friend. Mycroft, I don't do anonymous clients. I'm used to mystery at one end of my cases, both ends is too much work. Good morning.
  質の良いコートと背の低い友人で身を鎧っていますから。マイクロフト、僕は匿名の依頼は受けない。事件の片方の端に謎があるのは常だが、両方の端に謎では多過ぎる。(ハリーに)ごきげんよう

・立ち去ろうとするシャーロックのシーツの裾を踏むマイクロフト兄さんwwwwww ちょ、尻!バッキンガムで尻!www しかしマッパ天国の英国にして尻だけとはなんと奥ゆかしいwww もしかして流石に撮影とはいえ全裸は許可されんかったんかなwww
・カンバーパッチんの身体はイギリス人男性らしくむちっとしてていいですなv 腰からお腹の辺りとか撫で心地良さそうv

M : This is a matter of national importance. Grow up!
  国家の一大事なんだぞ。大人になりなさい!
S : Get off my sheet!
  シーツから降りろ!
M : Or what?
  さもなければどうするかね?
S : Or I'll just walk away.
  このまま歩いていくだけだ
M : I'll let you.
  できるものならやってみなさい
J : Boys, please. Not here.
  君たち、止めろよ、ここでは拙い

・ジョンが一番大人やんwww

S : Who in my client?
  誰が依頼主なんだ!
M : Take a look at where you're standing and make a deduction. You are to be engaged by the highest in the land. Now, for God's sake! Put your clothes on!
  自分の立っている場所を見て結論を導きなさい。お前はこの国で至高の存在から必要とされているのだよ。さあ、いい加減にしなさい!服を着るんだ!

・珍しく声を荒げるマイクロフト兄さんw

M : I'll be mother.
 (お茶を注ぎつつ)では私が母親役を
S : And there is a whole childhood in a nutshell.
  要するにここに居る全員が子供、か

・うわぁ!真っ赤なクッションの上におかれたカンバーパッチんの手が、まんま、ドールの手パーツやん!成人男性で本当にあんな手を持ってる人間って、居るんやねえ、居るところには…
 
H : My employer has a problem.
  我が主人は問題を抱えておいでだ
M : A matter has come to light of an extremely delicate and potentially criminal nature and in this hour of need, dear brother, your name has arisen.
  問題が非常にデリケート且つ潜在的犯罪性を持ち合わせているということが明らかになり、助けが必要とされた時、親愛なる弟よ、お前の名前が挙げられたのだよ
S : Why? We have a police force of sorts, even a marginally secret service. Why come to me?
  何故?まがりなりにも警察が存在し、お粗末とはいえ諜報部さえあると言うのに。何故僕に?
H : People do come to you for help, don't they, Mr Holmes?
  皆君のところへ助けを求めて来るのではないのかね、ホームズ君?
S : Not to date anyone with a navy.
  海軍に行ったという例はないですね
M : This is a matter of the highest security and therefore of trust.
  これは、最高機密の問題であり、それ故に高い信頼を要する問題なのだよ
J : You don't trust your own secret service?
  諜報部員は信頼してない?
M : Naturally not. They all spy on people for money.
  当然ながら信頼してはいない。彼らは皆金の為に人々をスパイしているのだから。
H : I do think we have a timetable.
 (マイクロフトに)時間に制約があったと思うのだが
M : Yes, of course.
  ええ、もちろん

・ここのシャーロックの表情は何なんだろう?単に、マイクロフトに命令を下せる立場のハリーの存在を面白がっているのか、それとも「時間の制約」から何かを嗅ぎ付けてるのか

M : What do you know about this woman?
  この女性について何か知っているかね?
S : Nothing whatsoever.
  全く何も
M : Then you should be paying more attention. She's been at the centre of two political scandals in the last year and recently ended the marriage of a prominent novelist, by having an affair with both participants separately.
  ではもう少し注意を払った方がいいだろう。彼女は去年ふたつの政治的スキャンダルの中心に居り、最近では著名な小説家の結婚生活を、夫と妻の両方と不倫行為を行うことで終わらせた
S : You know I don't concern myself with trivia. Who is she?
  僕がくだらない雑事に関心が無いことは知っているだろう。誰なんだ?
M : Irene Adler, professionally known as The Woman.
  アイリーン・アドラー、職業上は「あの女性」として知られている
J : Professionally?
  職業上?
M : There are many names for what she does, she prefers "dominatrix".
  彼女の職を表す言葉は多くあるが、彼女は「女王様」を好んでいる
S : Dominatrix.
  女王様…
M : Don't be alarmed. It's to do with sex.
  恐れてはいけないよ。それは性欲に関連するものだ
S : Sex doesn't alarm me.
  性欲は僕にとって警戒すべきものではない
M : How would you know?
  どうしてお前にそれが判るね?

・ちょ、兄さん、そんなシリアスな声音でそんなん言わんとってやってwww しかも鼻先で笑いながら(^^;;;

M : She provides, shall we say, recreational scolding for those who enjoy that sort of thing and are prepared to pay for it. These are all from her website.
  彼女は、何と云うか、娯楽的叱責を、そういうものを愉しみとし、またそれに支払う用意のある人々に提供している。これらは全て彼女のウェブサイトからだ

・サイトのタイトルが「The Woman」wwwww
・アイリーンの携帯に誰かからの「贈り物」…シーツに包まれたまま221Bを出るシャーロックの画像…

S : And I assume this Adler woman has some compromising photographs?
  そしてこのアドラーという女性が、不名誉な写真を幾枚か持っていると、いうこと?
H : You're very quick, Mr Holmes.
  理解が速いね、ホームズ君
S : Hardly a difficult deduction. Photographs of whom?
  難しい推論とは言えません。誰の写真です?
H : A person of significance to my employer. We'd prefer not to say any more at this time.
  我が主人にとって非常に重要な方だ。ここでこれ以上のことは言わずにおきたい
J : You can't tell us anything?
  我々には何も言えない、と?
M : I can tell you it's a young person. A young female person.
  私に言えるのはこれだけだ…お若い方だよ、お若い、女性でいらっしゃる
S : How many photographs?
  写真は何枚?
M : A considerable number, apparently.
  聞くところによると、かなりの枚数のようだ
S : Do Miss Adler and this young female person appear in these photographs together?
  アドラー嬢とその若い女性が一緒に写っている?
M : Yes, they do.
  そうだ
S : And I assume in a number of compromising scenarios?
  そして様々な不名誉な筋書きも共にしたということ?
M : An imaginative range, we are assured.
  想像の枠を出ないが、我々はそうだと確信している
S : John, you might want to put that cup back in your saucer now.
  ジョン、そのカップを今すぐ皿に戻した方がいいだろう
(ぽかーんとカップを持ったままの状態で固まってたジョンwww)
H : Can you help us, Mr Holmes?
  助けていただけるかな、ホームズ君?
S : How?
  どうやって?
H : Will you take the case?
  この事件を引き受けてくれるかね?
S : What case? Pay her, now and in full. As Miss Adler remarks in her masthead, know when you are beaten.
  どの事件?彼女に支払うといい、今すぐに、全額。アドラー嬢が受取人欄に記載した通りに。そして負けを認めるといい
M : She doesn't want anything. She got in touch, she informed us that the photographs existed, she indicated that she had no intention to use them to extort either money or favour.
  彼女は何も要求していないのだよ。連絡をよこして、写真の存在を知らせ、それらの写真を金銭や物品の要求に使用する意図は無いと表明した。
S : Oh, a power play. A power play with the most powerful family in Britain. Now that is a dominatrix. Ooh, this is getting rather fun, isn't it?
  ああ、権力闘争か。英国最強の権力を誇る一族との権力闘争。しかも現在「女王様」に分がある。ああ、面白くなって来た、そうじゃないか?
J : Sherlock…
  シャーロック…
S ; Hmm. Where is she?
  ふふん。彼女は何処に?
M : Uh, in London, currently. She's staying…
  あー、ロンドンだ、現在は。彼女が滞在しているのは…
S : Text me the details, I'll be in touch by the end of the day.
  詳細はテキストしてくれ、今日中には連絡する
H : Do you really think you'll have news by then?
  本当にそれまでに新しい知らせを手に入れられると思っているのかね?
S : No, I think I'll have the photographs.
  いいえ。写真をお持ち出来ると思っています
H : One can only hope you're as good as you seem to think.
  君が自分で評価している程に役に立てばよいがと願うばかりだよ
(ハリーをプロファイリング…)
S : I'll need some equipment, of course.
  もちろん幾つかの用意が必要だ
M : Anything you require, I'll have it sent over.
  必要なものはなんでも送ろう
S : Can I have a box of matches?
 (ハリーに)マッチを頂けますか?
H : I'm sorry?
  なんだって?
S : Or your cigarette lighter, either will do.
  もしくは煙草用のライターを、どちらでも結構
H : I don't smoke.
  私は吸わないんだよ
S : No, I know you don't, but your employer does.
  ええ、あなたが吸わないのは知っています。しかしあなたのご主人はお吸いになるでしょう?
H : We have kept a lot of people successfully in the dark about this little fact, Mr Holmes.
  我々はこの些細な事実に関して多くの人々に隠し仰せて来たんだ、ホームズ君
S : I'm not the Commonwealth.
  僕は英国連邦ではありません
J : And that's as modest as he gets. Pleasure to meet you.
  彼としては最も謙虚な態度です。お会い出来て光栄でした
S : Laters!
  また後でねー!

・ジョンはフォローが巧くなったねえw

(タクシー)
J : Okay, the smoking, how did you know?
  オーケー、煙草だ、どうして判った?
S : The evidence was right under your nose, John, as ever you see but do not observe.
  証拠は君のまさに鼻先にあったんだ、ジョン。いつものことだが、君は見ているが観察していない
J : Observe what?
  何を観察するって?
S : The ashtray.
  灰皿

・盗って来たんかい!www

・シャッターの連射音…アイリーンの携帯にタクシー内で会話を交わすシャーロックとジョンの画像が…

IA : Kate? We're going to have a visitor. I'll need a bit of time to get ready.
  ケイト?お客さまがいらっしゃるわ。お迎えの用意をする時間がちょっとばかり必要だわ
K : A long time?
  ゆっくり準備なさいます?
IA : Hmm, ages.
  ええ、たっぷりとね

・アイリーンの表情に、シャーロック好きの皆様は思わず「同志!」と叫んでしまったのではなかろうか。どう考えてもアイリーン嬢、シャーロックのファンやんw 同人作ってそうな勢いやでwww

・無垢な堕天使を己のものにしたいと思うのは汚れた者の持つ欲求としてはストレートなもんなんですかねw シャーロックってばアブナい人たちにモテモテw

・シャーロックとジョンはシーズン1より夫婦化してませんかwww やっぱあれか、シャーロックはプールサイドでジョンの大切さを再認識したんかなw

・どうもこのシーズン2第1話(通しで第4話)冒頭は、コメディタッチな気がするw シーズン1の第3話との対比かなあ


…ようやく導入部が終わったよ… なんかこのお話、長く感じるのはなんでだ?…レンアイカンジョウが混じって来たからか?(^^;;; やっぱり女性が登場するのはちょっと苦手だわ… 


posted by radwynn at 21:34| 京都 ☁| Comment(2) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月25日

『SHERLOCK』/「The Great Game」女主人の告白〜計画書の行方〜深夜のプールサイド

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
第3話「The Great Game」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m


女主人の告白〜計画書の行方〜深夜のプールサイド

<女主人の告白>
S : You know, it's interesting. Bohemian stationery, an assassin named after a Prague legend, and you, Miss Wenceslas. This whole case has a distinctly Czech feeling about it. Is that where this leads?
  さて、これは興味深い。ボヘミア製の封筒、プラハの伝説に因む名の暗殺者、そして、貴女だ、ウィンセスラスさん。一連の事件は全て明らかにチェコを匂わせている。結論はそこなんですか?

・ついでに云うならセムテックスもチェコで開発されてるんだけど、まあアレは世界中で使われてるから特に挙げることもないか…

S : What are we looking at, Inspector?
  我々は何を検討中だったかな、警部?
L : Well, criminal conspiracy, fraud, accessory after the fact, at the very least. The murder of the old woman, all the people in the flat…
  あー、犯罪共謀、詐欺、事後共犯、だ、少なくとも。あの老婦人の殺害、及びあのフラットの全員の…
W : I didn't know anything about that. All those things, please, believe me.
  何も知らなかったのよ!そのことについては何も。お願い、信じてちょうだい

・レストレードに軽く頷くシャーロックが、5年も一緒にやってるっていう連帯感を匂わせていい感じ

W : I just wanted my share. The 30 million.
  私は自分の取り分が欲しかっただけよ。あの3千万ポンド。
(ふたりを見詰めて、観念したのか…)
W : I found a little old man in Argentina. A genius - I mean, really. Brushwork, immaculate. Could fool anyone.
  (ため息をついて)アルゼンチンでちょっとした老人を見つけたの。天才、ってことよ、まさに。筆遣いは完璧。誰だって騙せたわ。
S : Mmm.
  ふん
W : Well, nearly anyone.
  ああ、殆ど誰でも

・こんなところで自己顕示せんでもええやんかシャーロックw 可愛いのうww

W : But I didn't know how to go about convincing the world the picture was genuine. It was just an idea. A spark which he blew into a flame.
  けど、私には、どうやって世間に絵が正真正銘の本物だと信用させればいいのか判らなかった。只の思いつきだった。ひらめきは彼が燃え上がらせたのよ
S : Who?
  誰?
W : I don't know. It's true! It took a long time, but eventually I was… put in touch with people. His people… Well, there was never any real contact. Just messages… whispers.
  知らないわ。本当よ!この件には随分時間をかけたけど、結局のところ私は…部下と関わっただけだった。彼の部下よ…。ええ、実際に会ったことは全くないの。伝言だけ… 囁き声の。
S : And did those whispers have a name?
  そして…その囁き声には名前がありましたね?
W : Moriarty.
  モリアーティ

・このシーン、カメラはほぼ固定で、前景にレストレードの横顔、中景に女オーナー、後ろにシャーロック、の配置も全く固定、で、ただ、視線のやりとり、顔の向き、それとフォーカスのみで表現してるんだけど、緊張感がすごく伝わって来る。フォーカスされている部分以外のボケ味で表現される奥行き感がハンパない。


<計画書の行方>
(バターシー駅の線路内)
J : So this is where West was found?
  じゃあ、ここがウェストの見つかった場所?
♂ : Yeah.
  そうだ

・ジョンはひとりでお使い状態w

♂ : Are you going to be long?
  長くかかるかい?
J : I might be.
  たぶんね
♂ : Are you the police, then?
  そんで、あんた警察?
J : Sort of.
  そんなものだ
♂ : I hate 'em.
  俺ゃ奴らが大嫌ぇだ
J : The police.
  警察が?
♂ : No, jumpers. People who chuck 'emselves in front of train. Selfish bastards.
  ちゃうよ、飛び込みだよ。自分で自分を電車の前にほり投げやがる奴。自分勝手なクソ野郎だ
J : Well, that's one way of looking at it.
  ああ、そういう見方もあるな
♂ : I mean it. It's all right for them, It's over in a split second, strawberry jam all over the lines. What about the drivers, eh? They've got to live with it, haven't they?
  マジだぞ。奴らにゃそれでいいだろうよ、あっという間に終わりだ、イチゴジャムを線路中にぶちまけてな。運転手はどうするよ、え?これでおまんま喰ってんだぞ、なあ?
J : Yeah, speaking of strawberry jam, there's no blood on the line. Has it been cleaned off?
  ああ、イチゴジャムって言えば、線路に血がついてないな。洗い流したのか?
♂ : No, there wasn't that much.
  いんや、そんなに血は出てなかった
J : You said his head was smashed in.
  頭が割れてたって言ったよな
♂ : It was, but there wasn't much blood.
  ああ、だけどそんなに血は出てなかった
J : OK…
  なるほど…
♂ : Well, I'll leave you to it, then. Just give us a shout when you're off.
  んじゃ、俺ぁもう行くわ。帰るときゃ、おらんでくれたらいいからな
J : Right.
  わかった

・最初このシリーズを見始めたとき、ジョンの台詞が聞き取り難いとか思ってたけど、とんでもねえなw このおっちゃんの台詞ほとんど聞き取れんwww

J : Right, so, Andrew West… got on the train somewhere. Or did he? There was no ticket on the body. How did he end up here?
  いいだろう、さて、アンドリュー・ウェストは…何処かから電車に乗った…のか?死体に乗車券はなかった。どうやってここで死んだんだ?
(ポイントが音を起てて作動する)
S : The points.
  それがポイントだ
J : Yes!
  なっ…!
(突然後ろから声をかけられて飛び上がるジョンw)
S : I knew you've get there eventually. West wasn't killed here, that's why there was so little blood.
  君がいずれはそこに辿り着くだろうと判ってたよ。ウェストはここで殺されたのではない、それがあまりにも少量の血液しか残されていない理由だ
J : How long have you been following me?
  いつから俺の後を追ってたんだ?
S : Since the start. You don't think I'd give up on a case like this just to spite my brother, do you? Come on, we've got a bit of burglary to do.
  始めから。僕が兄への嫌がらせでこんなふうに事件を投げ出すとは思ってない、だろう?行こう、ちょっと押し込みまがいのことをしなければ

(住宅街を歩くふたり)
S : Missile defense plans haven't left the country, otherwise Mycroft's people would have heard about it. Despite what people think, we do still have a secret service.
  ミサイル防衛計画書は国外には出ていない。さもなければマイクロフトの部下たちが聞き及んでいるだろう。世間がなんと思おうが、我が国には未だに諜報部が存在する。
J : Yeah, I know, I've met them.
  ああ、知ってる、会ったことあるよ
S : Which means whoever stole the memory stick can't sell it or doesn't know what to do with it. My money's on the latter.
  その意味するところはメモリースティックを盗んだ者が誰であれ、それを売ることは出来ない、とうことだ。もしくはそれをどうすればいいのか判らないのか。僕は後者に賭ける
(1件のフラットへ…)
S : We're here.
  ここだ
J : Where?
  どこだって?
(ドアをピッキングしようとするシャーロックに)
J : Sherlock! What if there's someone in?
  シャーロック!誰か居たらどうするんだ?
S : There isn't.
  居ないよ
J : Jesus… Where are we?
  まったくもう… ここ何処なんだ?
S : Oh, sorry, didn't I say? Joe Harrison's flat.
  ああ、すまない、言ってなかった?ジョー・ハリソンのフラットだ
J : Joe… ?
 ジョー…?
S : Brother of West's fiancee. He stole the memory stick, killed his prospective brother-in-law.
  ウエストの婚約者の兄だ。彼がメモリースティックを盗んだんだ、未来の義弟を殺して
(窓枠に血痕)
J : Then why did he do it?
  じゃあ、なんで奴はそんなことを?
(鍵を開ける音)
S : Let's ask him.
  聞いてみよう

・後ろ腰からシグを抜いて、そっと階段に近づき、気付いてとっさに自転車を投げつけようとするジョーにぴたりとポイントするジョンv
・今回シグの出番多くて嬉しいわw

J : Don't! Don't.
  やめろ!動くな

(ソファに座るジョー)
Joe : He wasn't meant to… What's Lucy gonna say? Jesus.
  そんなつもりじゃなかったんだ… ルーシーがなんて云うか… 畜生…
J : Why did you kill him?
  なんで彼を殺した?
Joe : It was an accident. I swear it was.
  あれは事故だったんだ。嘘じゃない
S : But stealing the plans for the missile defense program wasn't an accident, was it?
  しかしミサイル防衛計画の計画書の窃盗は、事故ではない。そうだね?
Joe : I started dealing drugs. I mean, the bike thing's a great cover, right? I don't know how it started. I just got out of my depth. I owed people thousands. Serious people. Then at Westie's engagement do, he starts tolling about his job. I mean, usually, he's so careful. But that night, after a few pints, he really opened up. He told me about these missile plans. Beyond top secret. He showed me the memory stick, he waved it in front of me. You hear about these things getting lost. ending up on rubbish tips and whatnot. But there it was. And I thought… Well, I thought it could be worth a fortune. It was pretty easy to get the things off him, he was so plastered. Next time I saw him, I could tell by the look on his face that he knew.
  俺はヤクの取引に手を染めちまって… 自転車ってのはいい隠れ蓑だ、そうだろ?なんでそうなったのか判らん。気付いたときにゃどっぷりだ。奴らに借金がかさんじまって…ヤバい奴らに。で、ウェスティの婚約パーティの時だ、あいつ、自分の仕事のことを喋り始めた。つまり、いつもは、あいつ、すげえ用心深かった。ところがあの夜は、数杯飲んだ後、やたらと喋りだしたんだ。俺にミサイル計画書のことを話した。とんでもねえトップシークレットだ、って。あいつは俺にメモリースティックを見せた。俺の目の前で降ってみせたんだ。あんたら、あれが無くなったって聞いてるんだろ。結局、しょうもないもんなんだろうな。けど、あれはそこにあって、で、俺は… そう、俺は、大金になると思ったんだ。あれをあいつからくすねるのは簡単だったよ、あいつもうベロベロに酔っぱらってたからな。次にあいつにあった時、俺はあいつの顔を見て、ばれた、と判った。
(階段の上で口論するジョーとウェスティ)
J : What happened?
  何があった?
(ウェスティを階段から突き落とすジョー)
Joe : I was going to call an ambulance, but it was too late. I just didn't have a clue what to do. So I dragged him on 'ere. I just sat in the dark, thinking.
  救急車を呼ぼうと思ったんだが、もう手遅れだった。その時はどうすりゃいいのか判らなかった。だからあいつをここまで引きずって来たんだ。俺は暗闇の中に座って、考えた。
S : When a neat little idea popped into your head.
  その時、巧妙なちょっとしたアイディアが浮かんだ
(窓の真下に停車した電車の屋根にウェスティの死体を乗せるジョー)
S : Carrying Andrew West way away from here. His body would have gone on for ages if the train hadn't hit a stretch of track with curves.
  アンドリュー・ウェストはどんどん遠くへ運ばれていった。もし電車があのカーブに差し掛からなかったら、死体は長時間運ばれていただろう
J : And point.
  それとポイント切り替え
S : Exactly.
  その通り
J : Do you still have it, then - the memory stick?
  じゃあまだ持ってるんだな、あのメモリースティック
(うなづくジョー)
S : Fetch it for me, if you wouldn't mind.
  取って来てくれないか、もしよければ
(立ち上がって取りに行くジョー)
S : Distraction over - the game continues.
  閑話休題、ゲーム続行
J : Maybe that's over, too. We've heard nothing from the bomber.
  そっちも終わりだろ。爆破犯からなんの連絡も無いじゃないか
S : Five pips, remember, John. It's a countdown. We've only had four.
  5粒の種だよ、思い出せ、ジョン。カウントダウンだ。まだ4つだ


<深夜のプールサイド>
(221B)
・コート着たままTV見てるしwww

S : No, no, no! Course he's not the boy's father. Look at the turn-ups on his jeans!
  違う違う、違ぁーう!もちろん彼はその少年の父親じゃない。ジーンズの折り返しを見ろ!

・シャーロックの頭ぴこぴこはイライラしたときの癖か?www

J : I knew it was dangerous.
  キケンな兆候だな
S : Hm?
  ん?
J : Getting you into crap telly.
  君がくだらんTVに熱中するとは
S : Not a patch on Connie Prince.
  コニー・プリンスとは比べ物にならんね

・ジョンがぽちぽち人差し指で入力してるのが妙におっさんくさいwww

J : Have you given Mycroft the memory stick yet?
  もうマイクロフトにメモリースティック渡したのか?
S : Yep. He was over the moon. Threatened me with a knighthood… again.
  ああ。大喜びしてたよ。…騎士道で僕を脅して…まただ
J : You know, I'm still waiting.
  あのさ、待ってるんだけどな
S : Hm?
  ん?

・ジョンはさ、シャーロックに「え?」って言わすこと多いよなwww しかも微妙に勘違いされかねない台詞を微妙に勘違いされかねない声音でwww やっぱ無意識にタラシなんだろうかwww

J : For you to admit that a little knowledge of the solar system and you'd have cleared up the fake painting a lot quicker.
  君が、少しでも太陽系に関する知識があればあの贋作を見破るのがもっと早かった、って認めるのをね
S : It didn't do you any good, did it?
  君だってそれを役立てることは出来なかったよね?  
J : No, but I'm mot the world's only consulting detective.
  ああ、でも俺は世界で唯一の顧問探偵じゃないからな
S : True.
  確かに
J : I won't be in for tea. I'm going to Sarah's. There's still some of that risotto left in the fridge.
  腹減ったな… サラんとこ行って来るよ、冷蔵庫にまだリゾットかなんか残ってた筈だから…

・なんも言い訳しながら行くこと無いやんかジョンwww

J : Milk, we need milk.
  あ、牛乳だ、牛乳が要るんだったな
S : I'll get some.
  買っておくよ
J : Really?
  マジかよ?
S : Really.
  マジだよ
J : And some beans, then?
  じゃあ…豆も?
S : Mm,
  うん

・これでジョンは今夜はサラんとこでゆっくりしてくるだろう、と思った訳だな…
・ジョンの頭に浮かんだ「買い物するシャーロック」の図を見てみたいwww

・ジョンが出て行くや否や、フォーラムに爆破犯を呼び出すメッセージを書き込むシャーロック…

(真夜中、無人のプールサイド)
S : Bought you a little getting-to-know-you present. That's what it's all been for, isn't it? All your little puzzles, making me dance. All to distract me from this.
  ちょっとしたご挨拶の贈り物を買って来たよ。全てはこれの為だったんだろう?全てのパズル、僕をその気にさせて。全てはこれから僕の目をそらす為だった…
(ドアの音…通路から現れたのは…)
J : Evening.
  こんばんは

・シャーロックの表情… 

J : This is a turn-up, isn't it, Sherlock?
  どんでん返しだろう、シャーロック?
S : John! What the hell… ?
  ジョン!何故…
J : Bet you never saw this coming.
  こんなことは起こらないとタカを括ってたね
(コートの前を開けるジョン…セムテックスにポイントされるレーザーポインタ)
J : What… would you like me to make him say… next?
  次に…彼に…何を言わせて欲しいかい?

・第1話、第2話で「ジョンはモラン大佐では」という伏線を幾つも張ってあるので、正典を知っていた人間はおそらくここで多少なりとも疑った。よね。 じゃあシャーロックはどうなんだろう。彼はジョンを疑っただろうか?それともその瞬間に、気付いていたか?疑ったのはTVのこっち側だけ、だよな。多分、シャーロックの選択肢には最初から「ジョンを疑う」ってのは含まれてない
・ジョンが必要以上に落ち着いてるのがまた余計に疑惑を助長するwww

J : Gottle o' gear, gottle o' gear. gottle o' gear.
  
・Gottle o' gear は未熟な腹話術師が「Bottle of beer」と言おうとして失敗している様子を表す、らしい。だからこのシーン、ジョンは腹話術師の人形のような仕草をしてる、んだな。破裂音が発音出来ないので、こうなる、ということのようなので、無理に日本語に訳すとしたら、「ビールひと瓶」が「ひーるひとひん」になるような感じ、かな…日本の腹話術の常套句って何かあったっけ?「ボク、ジム・ワトスン」とか名前を繰り返す、か?
・アルバムのタイトルになるくらいなので、英語圏ではGottle o' gear=腹話術、ってのは、当たり前のことなんだろうか…

参照:wiki; Gottle O' Geer (←字幕のとちょっと綴りが違うが意味的には同じだと思う)

S : Stop it.
  止めろ
J : Nice touch, this. The pool. where little Carl dies. I stopped him. I can stop John Watson, too. Stop his heart.
  気が利いてるね、プールとは。ちっちゃなカールが死んだ場所。あいつを殺してやった。ジョン・ワトスンも殺せる。心臓を止めて
S : Who are you?
  お前は誰だ?
(ドアが開く…)
♂ : I gave you my number. I thought you might call. Is that a British Army Browning L9A1 in your pocket, or are you just pleased to see me?
  携帯の番号を渡したじゃないか…電話して来ると思ってたのに…ブローニングL9A1をポケットに隠し持ってるのかい?それとも只挨拶に来ただけ?

・それブローニングL9A1ちゃう、シグP226R(L106A1)やw
・もともと英国陸軍の正規のハンドガンはブローニング、シグはSASにしか支給がなかった筈なんですが、どうやらアフガン派兵の際にはシグが支給されたらしいです…
・因にジョンが銃を持っているのは退役軍人とは云え普通なら違法所持だそうですw だからなんなんだよジョンよ、お前は…w

S : Both.
  両方だ

・シグを構えるシャーロック…あんま様になってないなあw

♂=JM : Jim Moriarty. Hi. Jim? Jim from the hospital? Oh, did I really make such a fleeting impression? But then, I suppose, that was rather the point.
   ジム・モリアーティだ。やあ。ジム?病院に居たジム?ああ、ほんとにそんな刹那的な印象だったのかな?とは言え、思うんだけど、それはどっちかって言うとボクの得点だよね
(ジョンに視線を投げるシャーロック)
JM : Don't be silly. Someone else is holding the rifle. I don't like getting my hands dirty. I've given you a glimpse, Sherlock, just a teensy glimpse of what I've got going on out there in the big bad world. I'm a specialist, you see. Like you.
  ふざけちゃダメだよ、ライフルで狙ってる奴がいるからね。自分の手を汚すのは嫌いなんだ。ちょっとだけ見せてあげたんだよ、シャーロック、ほんの少〜し、ちらっと、覗かせてあげたんだ、ボクがこの広い酷い世界でやろうとしてることをね。ボクは専門家さ、知ってるだろ。キミみたいにね
S : Dear Jim… please will you fix it for me to get rid of my lover's nasty sister? Dear Jim, please will you fix it for me to disappear to South America?
  親愛なるジム…私の愛人の意地悪な姉を始末する手筈を整えていただけませんか?親愛なるジム、南アメリカへ失踪する手筈を整えてくださいませんか?
JM : Just so.
  そういうこと
S : Consulting criminal. Brilliant.
  顧問犯罪者。素晴らしい
JM : Isn't it?
  だろう?

・シャーロック、銃を構えた腕がそろそろ限界w

JM : No-one ever gets to me. And no-one ever will.
  誰もボクには辿り着かない。これから先もね
S : I did.
  僕が辿り着いた
JM: You've come the closest. Now you're in my way.
  キミは最も近づいた。今ではちょっと邪魔になってる
S : Thank you.
  それはありがとう
JM : Didn't mean it as a compliment.
  賛辞じゃないよ
S : Yes, you did.
  いや、褒めたんだ
JM : Yeah, OK, I did. But the flirting's over, Sherlock. Daddy's had enough now. I've shown you what I can do. I cut loose all those people, all those little problems, even 30 million quid, just to get you to come out and play. So take this as a friendly worming… my dear. Back off. Although I have loved this, this little game of ours. Playing Jim from IT. Playing gay. Did you like the little touch with the underwaear?
  ああ、いいよ、褒めたんだ。さて、いちゃつくのはオシマイだ、シャーロック。パパはもう飽きちゃったよ〜♪ボクに何が出来るか見せてあげた。ボクはあいつら全員を、あのクダラナイ問題全部を、それに3千万ポンドも切り捨てた。ただキミを引っ張り出して遊ぶ為だけにね。だからコレは心からの警告として受け取って欲しいんだ…シンアイなるキミ… 引っ込んでろ でも楽しかったよ、このクダラナイ、ボクらのゲーム。IT会社のジムをやったり、ゲイのふりしたり。あの下着の工夫は気に入ったかな?
S : People have died.
  死人が出てる
JM : That's what people do!
  人ってのは死ぬもんだよ!
S : I will stop you.
  僕がお前を止める
JM : No, you won't.
  出来ないよ
S : Are you all right?
 (ジョンに)大丈夫か?
JM : You can talk, Johnny boy.
  喋れるかい、ジョニー・ボーイ
(シャーロックに頷くジョン)
S : Take it.
  持っていけ(メモリースティックを差し出す)
JM : Mm? Oh… That? The missile plans. Boring! I could got them anywhere.
  ん?ああ… それか?例のミサイル計画書…つまんなぁ〜い♪こんなもの何処ででも手に入れられる
(プールにメモリースティックを投げ込むモリアーティ、突然モリアーティの後ろから組み付くジョン)
J : Sherlock, run!
  シャーロック、逃げろ!
JM : Good! Very good!
  素敵!すっげー素敵!
J : If your sniper pulls that trigger, Mr Moriarty, the we both go up.
  きさまのスナイパーが引き金を引けば、モリアーティ、どちらも吹っ飛ぶぞ
JM : Isn't he sweet? I can see why you like having him around. But then, people do get so sentimental about their pets. They're so touchingly loyal. But oops!
 (シャーロックに)カレって可愛いよねえ?キミがカレを連れて歩きたがるの、判るよ。でもね、ペットに感傷的になり過ぎるのもどうかと思うよ。ペットってのは感動的に忠実だけどね、おっと!
(レーザーポインタ、一瞬消える)
JM : You've rather shown your hand there, Dr Watson.
  むしろココで手の内を見せるべきだったねぇ、ワトスン先生
(シャーロックの額にレーザーポインタ)
JM : Gotcha.
  つっかまっえたっ
(モリアーティから離れるジョン)
JM : Westwood. Do you know what happens if you don't leave me alone, Sherlock? To you?
 (スーツの皺を直しつつ)ウェストウッドなんだぞ。ボクの邪魔をすると何が起こるか判っているよね、シャーロック?君自身に?
S : Oh, let me guess. I get killed.
  ああ、当ててみよう。殺される
JM : Kill you? No, don't be obvious. I mean, I'm going to kill you anyway, some day. I don't want to rush it, though. I'm saving it up for something special. No, no, no, no, no. If you don't stop prying, I'll burn you. I'll burn the heart out of you.
  キミを殺す?ちょっと違う。つまりね、そのうち、どっちにしろボクはキミを殺すよ。でも急ぎはしない。それは特別なお楽しみとして取っておくよ。そうじゃない、違う違う。もし首を突っ込むのを止めないのなら…オマエを燃やしてやる…オマエの心臓を取り出して燃やしてやる
S : I have been reliably informed that I don't have one.
  信頼出来る情報筋によると僕にはハートは無いそうだ
JM : But we both know that's not quite true. Well, I'd better be off. Well, so nice to have had a proper chat.
  でもお互いにそれがホントじゃないって判ってる。 さて、ボクはそろそろ行った方がいいようだね。ちゃんとお話出来てとっても楽しかったよ
S : What if I was to shoot you now? Right now?
  ここで僕が君を撃つと云うのはどうだろう?正に今
JM : Then you could cherish the look of surprise on my face. Cos I'd be surprised, Sherlock. Really, I would. And just a teensy bit… disappointed. And of course, you wouldn't be able to cherish it for very long. Ciao, Sherlock Holmes.
  そしてキミはボクの驚いた顔をいい思い出にできる。なぜって、ボクは驚かされたよ、シャーロック。ほんとに。それから、ほんのちょっと…がっかりした。それに、もちろん、そんなに長い間楽しめる訳が無いけどね。チャオ、シャーロック・ホームズ
S : Catch you… later.
  捕まえてやる…近いうちに
JM : No, you won't!
  出来っこなーいよ♪
(ドアの閉まる音…)
(レーザーポインタの消えたのを確認、慌ててジョンの爆弾を外すシャーロック)
S : All right? Are you all right?
  大丈夫か?大丈夫なのか?
J : Yeah, I'm fine. I'm fine. Sherlock… Sherlock!
  ああ、大丈夫、大丈夫だ、シャーロック… シャーロック!
(コートごとセムテックスを遠くへ滑らせるシャーロック)
・大息ついていたジョンは急に膝かっくんw やっぱ君でも怖かったんかw まあ、セムテックスの威力を知ってる分、怖いわなー
・シャーロックは後方確認か?回りをチェックしてたみたいやね。シグ持ったまま檻の熊さんになっとるw

J : Are you OK?
  大丈夫か?
S : Me? Yeah, fine, I'm fine, Fine
  僕が?ああ、大丈夫。僕は大丈夫だ。問題ない

・あんま大丈夫そうにないぞシャーロックwww つか、なんでジョンがシャーロックを気遣うwww

S : That, er… thing that you… that you did, that, um… you offered to do… that was, um… good.
  さっきの、ええと…さっきの、君の…君のやったのは…あー…君が、やると提案したのは…あれは…うん、よかった

・落ち着けwww そんな緊張してたんかオマエwww
・やっぱりあの頷いたのはそうやったんか〜v やるジョンも理解して受けるシャーロックも、やっぱりお豆の半分のなせる技だなあ

J : I'm glad no-one saw that.
  誰も見てなくてよかった…
S : Mm?
  ん?
J : You ripping my clothes off in a darkened swimming pool. People might talk.
  暗がりのスイミングプールで君が俺の服を剥ぎ取ってるなんてな。絶対なんか言われる
S : They do little else.
  どうせ他の些細なことでも言うよ(にこっ)

・なんなんその「にこっ」はw 認めてるんかオマエはwww
・笑いながら立とうとするジョンの胸に再びレーザーポインタ…

JM : Sorry boys. I'm so changeable!
  ごめんねボクたちぃ〜 ボクってと〜っても気が変わりやすくって!

・問)この時のジム・モリアーティの心境を10文字以内で表せ
 答)リア充爆発しろ!

・ジョンにマイクついたままだしwww 筒抜けwww

JM : It is a weakness with me, but to be fair to misled, it is my only weakness. You can't be allowed to continue. You just can't. I would try to convince you, but everything I have to say has already crossed your mind.
  これがボクの弱点なんだよね〜、まあ、正直言って、唯一の、だけどね☆ キミたちもうこれ以上やってられないよ。もうダメ。キミを説得しようとしてみたんだけどねえ、でも、何もかも、ハナっからキミには判ってた、って言わざるを得ないんだもの

・このおふたりさんのきゃっきゃうふふには「ええかげんにせえよ」と思ってる人は多そうなので、きっと一瞬モリアーティの「You can't be allowed to continue. 」に頷いてしまうことだろう、特にレストレードとかw
・シャーロックにポイントされてるレーザーポインタがぶれ過ぎだしwww 狙撃手しっかり狙えwww

・「ここで一緒に死ぬことになってもいいか」のシャーロックの視線に、躊躇無く、微かにしかし重く頷いて応えるジョン。こういう絆はもう友情とか恋とか愛とかそういうレベルを超えてる。ジョンの見上げる視線が、信頼と慈愛に充ちてるのがいいなあ。シャーロックはほんとにジョンが居て幸せだよなあ

S : Probably my answer has crossed yours.
  おそらく僕の答えも君には判っているだろう…

・振り向き、モリアーティにシグをポイント…ゆっくりと射線を降ろして、未だに生きているセムテックスにポイント…
・暗転?! えっ? 暗転?! これシーズン1最終話やんね?! …ってなったwww 慌ててシーズン2第1話をチェックしたのは言うまでもないwww

・モリアーティがいっそ可哀想になるほどにラブラブなおふたりさんだったよ…orz


・シャーロックの倦怠とモリアーティの渇きは決して同じ場所から来るものじゃない、きっとジョンにもそれは判った、元々判ってたけどいやってほど確認出来た、というか、きっと安心したんじゃないかな、やっぱりシャーロックはシャーロックだ、ってことに
・天から堕ちてまで竜を狩ることに熱中するルシファの末裔と、人の心が欲しくて手に入れられない腹いせにそれを食い散らす形さえ持たない醜い黒い染み、狩るものと狩られるものの間にはもしかするとある種のシンパシーさえあるかもしれない、けどそれは決して相容れない存在であることは間違いない


・コメンタリには英語字幕も無いんだよな…日本版のには字幕がついてるのかなあ?

…シーズン1でさえもうお腹いっぱいなのに、さらにシーズン2に続くよ…www

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2012年07月23日

『SHERLOCK』/「The Great Game」アンドリュー・ウェストの周辺〜ゴーレム追走〜名画の真相

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
第3話「The Great Game」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m


アンドリュー・ウェストの周辺〜ゴーレム追走〜名画の真相

4つ目の種では人質の気配がなく、むしろリアルタイムで事態が進展している様相。シャーロックとジョンにも直接の危機が…(一発変換で「嬉々」とか出ちゃったのは内緒だ)

<アンドリュー・ウェストの周辺>
(アンドリューの婚約者ルーシー宅)
・ゲイティスさんはこのボンネットに反射した景色がお気に入りらしい

♀=L : He wouldn't. He just wouldn't.
  彼じゃないわ。 彼はそんなことしない
J : Stranger things have happened.
  信じられないことが起こったんだね
L : Westie wasn't a traitor. It's a horrible things to say!
  ウェスティは裏切り者なんかじゃない、そんなこと口にするのも汚らわしいわ!
J : I'm sorry. But you must understand that's…
  すまない、でも、判ってくれないか、これは…
L : That's what they think, isn't it, his bosses?
  それはあの人たちが考えてることでしょ、彼の上司たちが?
J : He was young man, about to get married, he had debts.
  彼は若くて、結婚を控えていて、借金があった
L : Everyone's got debts, and Westie wouldn't want to clear them by selling out his country,
  誰だって借金くらい抱えてるわ!それにウェスティは国を売ってまでそれを返そうとなんて思ってなかった
J : Can you, rem… Can you tell me exactly what happened that night?
  出来れば、ええと…出来れば、何があったか詳しく話してくれないかな、あの日の夜に?
L : We were having a night in. Just… watching a DVD. He normally falls asleep, you know, but he sat through this one. He was quiet. Out of the blue he said he just had to go and see someone.
  あの晩は一緒に居たの。DVDを見てただけだけど。彼っていつも途中で寝ちゃうのよ、でもあの時は最後まで起きてた。彼、静かだった。突然、すぐに出掛けて誰かに会わなきゃ、って言い出したのよ
J : And you've no idea who?
  それが誰だか全く心当たりはないんだね?
(泣き出すルーシー)
(玄関先、出て来るジョンとルーシー、帰って来る自転車の男)
♂ : Hi, Liz. You OK, love?
  やあリズ…大丈夫か?
L : Yeah.
  ええ
♂ : Who's this?
  (ルーシーに)こいつ誰だ?
J : John Watson, hi.
  ジョン・ワトソンだ、やあ
L : This is my brother, Joe. John's trying to find out what happened to Westie, Joe.
  兄のジョーよ。ジョンはウェスティに何があったのか調べてくれてるのよ、ジョー
♂=Joe : You with the police?
  警察の人?
J : Sort of, yeah.
  ああ、まあそんなものだ
Joe : Tell them to get off their arses, will you? It's bloody ridiculous.
  奴らにてめえでてめえのケツにぶちこんどけって言っとけ。クソバカバカしい
J : I'll do my best.
  出来る限りのことはするよ

・ジョンwww 軍に居れば罵倒文句には厭でも慣れるよなwww
・このシリーズ、無駄キャラは少ないので、出て来ただけで容疑者その1、だよな、ジョーw

J : Well, er, thanks very much for your help. Again, I'm very, very sorry.
  ええと、じゃあ… 協力してくれて本当にありがとう。重ねて言うが、本当にすまない
L : He didn't steal those things, Mr Watson. I knew Westie, he was a good man. He was my good man.
  彼は盗んでないわ、ワトスンさん。私はウェスティのことよく知ってた、彼は良い人よ。私の、いい人だったわ


<ゴーレム追走>
(221Bの前)
・ホームレスの女性が通行人に小銭をせびっている
・221Bから出て来たシャーロックとタクシーから飛び出して来るジョン

J : Alex Woodbridge didn't know anything special about art.
  アレックス・ウッドブリッジは美術に関する特別な知識は無い
S : And?
  それから?
J : And…
  それから…
S : Is that it? No habits, hobbies, personality?
  それだけ?習慣はなし?趣味は?人となりは?
J : Give us a chance. He was an amateur astronomer.
  俺にも喋らせろよ、彼は素人天文学者だった
S : Hold that cab.
  そのキャブ捕まえておいて
♀ : Spare change, sir?
  小銭は?旦那?
S : Don't mind if I do.
  頂くよ
(ホームレスの女性から渡されたメモには「VAUXHALL ARCHES」)

・「Don't mind if I do.」 は調査を依頼した時の「Cup of tea」に対応してるのかな?
・VAUXHALL ARCHESはヴォクソールの昔の線路跡のトンネル、かな?

S : Fortunately, I haven't been idle. Come on.
  幸いなことに、僕は無駄にしなかった。行こう

(ヴォクソール・アーチ)
S : Beautiful, isn't it?
  美しい、ね?
(建物の間から見える星空)
J : I thought you didn't care about…
  興味ないんだと思ってたよ…
S : Doesn't mean I can't appreciate it.
  価値が判らないという意味ではないよ
J : Listen, Alex Woodbridge had a message on the answerphone at his flat. A Professor Cairns.
  あのな、アレックス・ウッドブリッジのフラットの留守電にメッセージがあった。ケアンズっていう教授から
S : This way.
  こっちだ
J : Nice. Nice part of town. … Any time you want to explain?
  いいね…いい地区じゃないか…説明したいならいつでもいいぜ?
S : Homeless network. Really is indispensable.
  ホームレスの情報網。真に欠くべからざるものだ
J : Homeless network?
  ホームレスの情報網?
S : My eyes and ears, all over the city.
  我が目と耳、この街に普く
J : Ah, that's… clever. So you scratch their backs, and… ?
  ああ、そいつは…巧い手だな。じゃ、彼らの背中を掻いてやって…?
S : Yes, then disinfect myself.
  そう、それから自分で消毒する

・You scratch my back, I'll scratch yours/あなたが私の背中を掻いてくれたら私があなたの背中を掻きましょう=持ちつ持たれつ、お互い巧くやろう、魚心あれば水心、という意味の諺のギャグ。っていうか消毒する、とか、なんかいいんかそれ、なギャグやけど(^^;;; 日本でやったら人権ナントカから苦情が来そう(^^;;;イギリスのブラックジョーク怖いわー

(住み着いているホームレスの間から、巨大な影が立ち上がる…)
J : Sherlock! Come on!
  シャーロック!こっちへ!
(壁に隠れるふたり)
J : What's he doing sleeping rough?
  何やってんだ?野宿か?
S : Well, he has a very distinctive look. He has to hide somewhere where tongues won't wag… much.
  そう、彼は非常に特徴のある容姿をしている。隠れなければならないのさ、噂にならない…なり難い場所に
J : Oh, shit…
  ああ、くそ…
S : What?
  何だ?
J : I wish I…
  願わくば…
S : Don't mention it.
  言っちゃだめだ

・これって、「願い事は口に出して言うと叶わない」ってやつ?こんな緊迫したシーンでこいつらwww
・っていうかジョンはいつからシグ携帯してたんや?今日、まだ一回もフラットに戻ってないはずやから、朝からずっと持ってたんか!

(逃げる影、車で逃走)
S : No! No! No! No! It'll take us weeks to find him again.
  ダメだ、ダメだ、ダメだ!もう一度奴を見つけるのに1週間はかかる!
J : Or not. I have an idea where he might be going.
  でもないかもな。奴が向かう場所に、心当たりがある
S : What?
  何だって?
J : I told you, someone left Alex Woodbridge a message. There aren't be that many Professor Cairns in the book. Come on.
  言ったろ、誰かがアレックス・ウッドブリッジに伝言を残してた、って。電話帳にケアンズ教授はそう沢山載ってないだろうぜ、行こう

・第2話でシャーロックが言ってた台詞のまねっこw しかしここのジョンはまたごっつ男前だw

(プラネタリウム)
・試写中のケアンズ教授、ゴーレムが迫る…なんか昔のディズニーのアニメみたいな手法

ナレーション:Many are actually long dead exploded into supernovas. Discovered by Urbain Le Verrier in 1846…
      (恒星の)多くは爆発し超新星となって一生を終える。(海王星は)1846年にユルバン・ル・ヴェリエによって発見され…
(ゴーレムに襲われる教授、テープは狂ったようにスキップと再生を繰り返す)
S : Golem!
  ゴーレム!
(照明落ちる)
S : John, I can't see him.
  ジョン、奴が見えない
J : I'll go round.
  回り込む
S : Who are you working for, Dzundza?
  誰の手先になっているんだ、ズンザ?

・志村ー、うしろー!www

(頭を掴まれるシャーロック、ズンザにポイントするジョン)
J : Golem! Let him go… or I will kill you.
  ゴーレム!放せ…さも無ければきさまを殺す

・銃を蹴り飛ばすゴーレム、乱闘になる3人…ジョン、ちょーっと身長が足りなかったね、全体重かけてのネックチョークはなかなかいい作戦だったけどwww つか、この後の捜査のことを考えると簡単にはゴーレムを殺せない、ってのは、ちぃっと厳しい状況だよな
・シグを拾ってゴーレムを狙うシャーロック、もちろん当たらん…

<名画の真相>
(ギャラリー)
S : It's a fake. It has to be.
  これは偽物だ。そうでなくてはならない
W : That painting has been subjected to every test known to science.
  この絵は現代科学で考えられ得るあらゆる検査を受けているのよ
S : It's a very good fake, then. You know about this, don't you? This is you, isn't it?
  ならば素晴らしく出来の良い贋作だ。ご存知なんでしょう?貴女の仕業なんでしょう?
W : Inspector, my time is being wasted. Would you mind showing yourself and your friends out?
  警部さん、時間の無駄だわ。よろしければあなたご自身もお友達にも出て行っていただけるかしら?
(携帯に着信)
S : The painting is a fake. It's a fake, that's why Woodbridge and Cairns were killed.
  絵は偽物だ。これは偽物だ、それがウッドブリッジとケアンズが殺された理由だ
(携帯沈黙)
S : Oh, come on, proving it's just a detail. The spinet is a fake. I've solved it, I've figured it out.
  どうしたというんだ、証明など些細なことだろう、この絵は偽物だ。謎は解けた、僕はそれが判ったんだ
(携帯沈黙)
S : It's a fake, that the answer, that's why they were culled.
  偽物だ、それが答えだ、彼らが殺された理由だ
(携帯沈黙)
S : OK, I'll prove it. Give me time. Will you give me time?
  よかろう、証明しよう。時間を。時間をくれるか?
(カウントダウン開始!!!)
Phone : 10…
    じゅう…
L : It's a kid. Oh God, it's a kid.
  子供だ。なんてこった、子供だぞ!
J : What did he say?
  なんて言ったんだ?
Phone : 9…
    きゅう…
S : He's giving me time.
  時間だよ、僕に与えられている
L : Jesus…
  クソッタレ…
S : It's a fake, but how can I prove it? How?! How?!
  偽物だ、だがどうやってそれを証明する?どうやって、どうやって?
Phone : 8…
    はち…
S : This kid will die, Tell me why the painting is a fake, Tell me!
  この子供は死にかけているんだ。この絵が偽物である理由を教えろ、教えるんだ!
Phone : 7…
    なな…
S : No, shut up. Don't say anything. It only works if I figure it out.
  いや、黙れ。何も言うな。僕が見つけるのでなければだめだ
(シャーロック絵に向き合う)
S : It must be possible. It must be staring me in the face.
  出来る筈だ、目の前にあるに違いない
Phone : 6…
    ろく…
S : How… Woodbridge knew, but how?
  どうやって…ウッドブリッジは判ってた、何故だ?
Phone : 5…
    ご…
J : It's speeding up! Sherlock!
  急げ、シャーロック!
Phone : 4…
    よん…
S : Oh! In the Planetarium, you heard it too. Oh, that is brilliant, that is gorgeous!
  ああ!プラネタリウムだ!君も聞いたじゃないか。輝かしい!実に見事だ!
Phone : 3…
    さん…
(携帯をジョンに押し付けて自分のスマホで検索開始)
J : What's a brilliant? What is?
  輝かしいって何が?何なんだ?
S : This is beautiful.
  素晴らしい
Phone : 2…
    に…
L : Sherlock!
  シャーロック!
S : The Van Buren Supernova.
  (携帯に)ヴァン・ビューレン超新星!
(カウントダウン停止…)
Phone : Please, is somebody there? Somebody help me.
    おねがい、そこにだれかいるの?だれかたすけて…
(レストレードに携帯を渡しつつ)
S : There you go. Go and find out where he is and pick him up.
  さあ、あなたの番だ。この子が何処に居るか捜して、迎えに行ってくれ
(ジョンと目を合わせて、絵の一点、夜空の星のひとつを指差す)
S : Van Buren Supernova, so-called. Exploding star. Only appeared in the sky in 1858.
  ヴァン・ビューレン超新星、そう呼ばれている。爆発する星。空に現れたのは1858年だけだ

・1858年に発見された超新星は無いようなので、ヴァン・ビューレン超新星は創作、なんでしょうか…

J : So how could it have been… painted in the 1640s?
  じゃあ、なんでこれが…1640年代に描かれてんのか、ってことだな?
(感心しきりのジョンの携帯に着信)

My patience is wearing thin.
Mycroft Holms.
我慢もそろそろ限界だが
マイクロフト・ホームズ


・なんとか4つ目の種も無事拾われた… ジョンはマイクロフトの使いっ走り状態だな
・カウントダウンのギリギリ感はいいね、シャーロックの言う「人質に気を取られると云う間違いは犯さない」ってことの正しさが図らずも証明された、よね


…さて、次で終われるか、な? シーズン2の放映も始まってネタばれも解禁なので、早くシーズン2やりたいんだけどw


posted by radwynn at 11:45| 京都 ☁| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月21日

『SHERLOCK』/「The Great Game」パトスとロゴス〜テムズ河岸の謎〜美術館の疑惑

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
第3話「The Great Game」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びがっつりネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m

パトスとロゴス〜テムズ河岸の謎〜美術館の疑惑

ジョンとシャーロック、初めてきちんと諍いする、の巻き

<パトスとロゴス>
(221B)
・爆発によって12人の死者が出たことを伝えるTVニュース、但し発表では「ガス管の不備による爆発」ということになっている

J : Old block of flats. He certainly gets about.
  古いアパートだったんだな。奴が逃げたのは確実だな
S : Well, obviously I lost that round. Although technically, I did solve the case. He killed the old lady because she started to describe him. Just once, he put himself in the firing line.
  そう、今回は明らかに僕の負けだ。正確に言えば僕は事件を解決していたが。奴があの老婦人を殺したのは、彼女が奴について語り始めたからだ。只1度、奴は自分で最前線に出た
J : What d'you mean?
  どういうことだ?
S : Well, usually, he… must stay above it all. He organizes these things, but no-one ever has direct contact.
  そうだな、通常、奴は…全ての物事の上にあって、それらをオーガナイズしている。しかし誰も奴と直接に接触してはいない。
J : What, like the Connie Prince murder, he arranged that? So, people come to him wanting their crimes fixed up, like booking a holiday?
  え?…例えばコニー・プリンスの殺人とかを、奴が、お膳立てした、ってのか?じゃ、あれか、休暇の予約を取るみたいに、犯罪の手配をしてもらう為に奴のところに行く、って?
S : Novel.
  画期的だ
J : Huh!

・画面にコニー・プリンス事件の犯人ラウル・デ・サントスの逮捕の様子が写る

S : Taking his time this time.
  今回は随分時間がかかってるな…
(携帯を見詰めるシャーロック)
J : Anything on the Carl Powers case?
  カール・パワーズの件、進展は?
S : Nothing. All the living classmates check out spotless, no connection.
  なにも。生存している同級生は全員白の裏付けがとれた。関係無し
J : Maybe the killer was older than Carl?
  犯人はカールより年上かも?
S : The thought had occurred.
  その考えも考慮済みだ
J : So why is he doing this, then? Playing this game with you. Do you think he wants to caught?
  で、なんで奴はこんなことをやってんだ?君とこのゲームをやってる。奴は捕まりたがってる、って思うか?
S : I think he wants to be distracted.
  思うに奴は気晴らしがしたいんだ…
J : Oh… I hope you'll be very happy together.
  は!…末永くお幸せに!
S : Sorry, what?
  …何だって?

・ここのシャーロックの間がいいなあ。ジョンの行動の予測のつかなさがいいよね

J : There are lives at stake, Sherlock. Actual human lives! Just so I know, do you care about that at all?
  賭けられてんのは命だぞ、シャーロック!現実の人間の命だ!俺にだって判る、お前そもそもそのことを気にしてるか?
S : Will caring about them help save them?
  気にかければ彼らを救う役に立つとでも?
J : Nope.
  いや
S : Then I'll continue not to make that mistake.
  では僕は今後もその過ちは犯さないだろう
J : And you find that easy, do you?
  それがお前には簡単なことだってんだな?
S : Yes, very. Is that news to you?
  当たり前だ。初耳かい?
J : No, no.
  いや。知ってた
S : I've disappointed you.
  御期待に添えなかったようだな
J : That's good, that's a good deduction, yeah.
  そりゃいいや、いい結論だ
S : Don't make people into heroes, John. Heroes don't exist, and if they did, I wouldn't be one of them.
  人を英雄に祭り上げるんじゃない、ジョン。英雄など存在しない、よし存在したとして、僕はその一員にはなりたくない

・コメンタリでゲイティスさん曰く、この対立シーンで「ジョン=感情/動」と「シャーロック=理性/静」の対比を表したかった、とのこと。
・ジョンは判ってるんだよね、判ってるけど、言わずには居れない、シャーロックにもジョンが判ってるって判ってる、けど言わざるを得ない、なんだよね…って考えるとまんま古女房との喧嘩じゃないかw なんというか、お互いの絆の確認、みたいなもんなんだろうな
・「英雄になどなりたくない」…ジョンはきっとこの言葉をずっと覚えてるんだろうな…

(携帯に着信)
S : Excellent.
  素晴らしい

<テムズ河岸の謎>
(時報2回、テムズ河岸の写真)
S : A view of the Themes. South Bank, somewhere between Southwark Bridge and Waterloo. You check the papers, I'll look online.
  テムズの景色だ。サウスバンク、サザークブリッジからウォータールーの間の何処か。新聞をチェックしてくれ、僕はネットを捜す

・動かないジョン…

S : Oh, you're angry with me, so you won't help. Not much cop, this caring lark.
  ああ、君は僕に腹を立てている、だから手伝いたくないんだね。役たたずだね、このお節介ヒバリさんは

・not much cop = not very good
参照:URban DICTIONARY; not much cop

・シャーロックも結構腹立ててるんじゃんwww
・家に居るんだからPC使えばいいのになんでわざわざスマホで検索してんだろ…その方が慣れてんのかな
・結局新聞を捲り始めるジョンwww

J : Archway suicide…
  アーチウェイで自殺…
S : Ten-a-penny.
  ありふれてる
J : Two kids stabbed in Stoke Newington. Ah, man found on the train line, Andrew West.
  ストック・ニューイントンで子供がふたり刺されてる。ああ、男性、線路上で発見、アンドリュー・ウェストだ。
S : Nothing! It's me. Have you found anything on the South Bank between Waterloo Bridge and Southwark Bridge?
  (スマホの検索を止めて)何も無い!(電話をかけて)僕だ。サウスバンクのウォータールー橋からサザーク橋の間で何か発見されていないか?

(翌朝、テムズの河岸に死体が…)
・テムズって満ち引きするんだよねー、最初知ったとき吃驚した。河なのに?!って

L : Do you reckon this is connected, then, the comber?
  関係あると思ってんだな?じゃあ、これも爆破犯の仕業か?
S : Must be. Odd, though, he hasn't been in touch.
  その筈だ。しかし奇妙なことに連絡は無い
L : Then we assume that some poor bugger's primed to explode, yeah?
  じゃあどっかの哀れな野郎が爆破用の火薬をくくりつけられてるってのが前提なんだな、ええ?

・警部ってば、人質のことをbastardとかbuggerとかめちゃくちゃ言うなあ…w

S : Yes.
  そうだ
L : Any ideas?
  何か考えは?
S : Seven, so far.
  今のところ、7つ
L : Seven?
  7つ?

・死体をチェックし、ジョンにもチェックさせるシャーロック、自分はスマホで検索し始める

J : He's dead about 24 hours. Maybe a bit longer. Did he drown?
  死後約24時間。もう少し長いかもしれない。溺れたのか?
L : Apparently not. Not enough of the Thames in his lungs, asphyxiated.
  違うらしい。肺にはそれほどテムズの水は入っていない。窒息だ。
J : Yes, I'd agree. There's quite a bit of bruising around the nose and mouth. More bruises… here and here.
  ああ、同感だ。鼻と口の回りにかなりの痣がある。他にも痣が…ここと、ここ
S : Fingertips.
  指先だ
J : He's late 30's, I'd say, not in the best condition.
  30代後半、状態は良いとは言えない
S : He's been in the river a long while, the water's destroyed most of the data. But I'll tell you one thing, that lost Vermeer printing's a fake.
  被害者は長い間河の中にあった、水が殆どの情報を台無しにしてしまった。しかしひとつ言っておこう。失われたフェルメールの絵画は偽物だ

・ちょ…www 吹っ飛ばし過ぎだってwww 結構狙ってるよなシャーロックwww 「what?」って言って欲しいんだろw

L : What?
  えっ?

・レストレードが言ってくれたよw ジョンはまだちょっとわだかまってんなw

S : We need to identify the corpse, find out about his friends and…
  死体の身元を割り出さなければ。捜し出すんだ、彼の友人や…
L : Wait, wait, wait, wait. What painting? What are you on about?
  待て待て待て待て。何の絵だ?何のことを言っとるんだ?
S : It's all over the place, haven't you seen the posters? Dutch old master, supposed to have been destroyed centuries ago. Now it's turned up, worth £30 million.
  そこら中にあるじゃないか、ポスターを見てないのか?オランダの巨匠の作品だよ、数世紀前に破損したとされていた。それが発見された、3千万ポンドの価値だ。
L : OK, so what has that got to do with the stiff?
  判った、で、それがこの仏さんの何と関係があるんだ?
S : Everything. Have you ever heard of the Golem?
  全てだ。ゴーレムについて聞いたことは?
L : Golem?
  ゴーレム?
J : It's a horror story, isn't it? What are you saying?
  そりゃホラーだろ?何を言ってるんだ?
S : Jewish folk story, a gigantic man made of clay, it's also the name of an assassin. Real name - Oskar Dzundza. One of the deadliest assassins in the world. That is his trademark style.
  ユダヤの民話だよ、泥から作られた巨大な男。そして暗殺者の名前でもある。本名はオスカー・ズンザ。世界最凶の暗殺者のひとり。これは奴の特徴的な殺害方法だ。
L : So this is a hit?
  ってことは、こりゃ殺しか?
S : Definitely. The Golem squeezes the life out of his victim with his bare hands.
  その通り。ゴーレムは被害者の命を素手で絞り出す
L : But what has this got to do with that painting? I don't see…
  しかしそれがあの絵とどう関係するんだ?俺にゃ見えて来んのだが…
S : You do see, you just don't absolve!
  見えてるさ!観察していないだけだ!
J : Yes, all right, all right, girls! Calm down.
  ああ判った判ったお嬢ちゃんたち!落ち着けよ

・あぁんもうジョンったら男前v そりゃシャーロックも惚れるよねー

J : Sherlock, do you want to take us through it?
  シャーロック、俺たちに説明してくれないか?
S : What do we know about this corpse? The killer's not left us with much, just the shirt and the trousers. They're pretty formal, maybe he was going out for the night. The trousers are heavy duty. Polyester, nasty, same as the shirt, cheap. They're both too bug for him. So some kind of standard-issue uniform. Dressed for work, then. What kind of work? There's a hook on his belt… for a walkie-talkie.
  この死体について何が判るか?犯人はそれほど多くを残してはいない、シャツとズボンだけだ。かなり改まった服装だ、おそらく彼は夜に出掛けていた。ズボンは丈夫なものだ、ポリエステル、低品質、シャツも同じ、安物。どちらも彼には少し大き過ぎる、よってある種のお仕着せの制服だろう。仕事用の服装。何の仕事か?ベルトにフックがついている…トランシーバー用だ。

・どうでもいいがこのシーン、シャーロックが後ろ向きに歩いてるんだけど、瓦礫だらけで足下大丈夫か、ひっくり返んないか、とか心配になってしまったwww

L : Tube driver?
  地下鉄の運転手?
(表情で「違う!」なシャーロック)
J : Security guard?
  ガードマン?
S : More likely. That'll be borne out by his backside.
  そっちが近い。彼の臀部から裏が取れる
L : Backside?
  尻だと?
S : Flabby, you'd think he led a sedentary life. Yet the soled of his feet and the nascent varicose veins in his legs show otherwise. So, a lot of walking and a lot of sitting around. Security guard's looking good. The watch helps too. The alarm shows he did regular night shifts.
  たるんでいる、彼が長時間座る生活を送っていたと考えられるだろう?また彼の足の裏と脚部の初期の静脈瘤が別の面を示している。つまり、よく歩き、よく座る。ガードマンはいい線だ。腕時計も助けになる。アラームから彼が定期的な夜勤だったと判る。
L : Why regular? Maybe he set his alarm like that the night before he died?
  何故定期的なんだ?彼が死ぬ前の晩にその時間にアラームをセットしたかもしれんじゃないか?
S : No, no, no. The buttons are stiff, hardly touched. He set his alarm like that a long time ago, his routine never varied. But there's something else. The killer must have been interrupted, otherwise he would have stripped the corpse completely. There was some kind of badge or insignia on the shirt front that he tore off, suggesting the dead man works somewhere recognizable, some kind of institution. I found this inside his trouser pockets. Sodden by the river, but still recognizably…
  いや、いや違う、ボタンは固まっていた、ほとんど触られていない。アラームはずっと以前にセットされたままだ、彼の日課に変化は無かった。さて他にもある。犯人は邪魔をされたに違いない、そうでなければ死体を完全に裸にした筈だ。シャツの前の部分にはバッジか徽章があったが犯人が引きちぎった、それは被害者がどこかよく知られた場所で働いていたことを示している。何かの公的施設だ。これをズボンのポケットから見つけた。河でずぶ濡れになっているが、まだ識別出来る…
J : Tickets?
  チケットか?
S : Ticket stubs. He worked in a museum or gallery. Did a quick check. The Hickman Gallery has reported one of its attendants as missing, Alex Woodbridge. Tonight, they unveil the rediscovered masterpiece. Now, why would anyone want to pay the Golem to suffocate a perfectly ordinary gallery attendant? Inference, the dead man knew something about it, The pictures are fake.
  半券だ。彼は美術館かギャラリーで働いていた。ちょっと調べてみた。ヒックマン・ギャラリーから係員がひとり行方不明との報告が上がっている。アレックス・ウッドブリッジ。今夜、ヒックマン・ギャラリーで、再発見された名作を公開する。さて、只の平凡な係員を窒息死させる為にゴーレムに金を払ったのは何故か?推論。この男は何かを知った、オーナーが3千万ポンドを手に入れるのを妨げる何かを。絵は偽物だ
J : Fantastic.
  素晴らしい
S : Meretricious.
  もっともらしいことを…
L : And a Happy New Year.

・レストレード警部ってばジョンとシャーロックのびっみょーな雰囲気を察してるっぽいよ。「Meretricious(Merry Xmas) And a Happy New Year」などとさっむいギャグで余計にふたりを固まらせてるw
・シャーロックがさっきの口論を引っ張ってるってのは可愛いな。やっぱり君は優しい堕天使なんだねえw ジョンは流石にタラシだなw

J : Poor sod.
  (足下の死体に)可哀想にな
L : I'd better get my feelers out for this Golem character.
  俺はそのゴーレムとやらに探りを入れた方が良さそうだな
S : Pointless, you'll never find him, but I know a man who can.
  的外れだ、あなたには見つけられない。しかし僕はそれが出来る人間を知っている
L : Who?
  誰だ
S : Me.
  僕だ

<美術館の疑惑>
(タクシー)
S : Why hasn't he phoned? He's broken his pattern. Why? Waterloo Bridge.
  何故奴は電話して来ない?今までとは違う。何故だ?(運転手に)ウォータールーブリッジへ
J : Where now, the gallery?
  何処へ向かってる?例のギャラリーか?
S : In a bit.
  ちょっと寄るところが
J : The Hickman's contemporary art, isn't it? Why have they got hold of an old master?
  ヒックマンって現代美術じゃなかったか?なんであそこが古典名画なんて手に入れたんだ?
S : Don't know. Dangerous to jump to conclusions. Need data…
  判らない。結論に飛びつくのは危険だ。情報が要る…
(メモを書いて破りとり、紙幣に折り込むシャーロック)
S : Stop! Can you wait here? I won't be a moment.
  止めて!ここで待ってもらえるかい?すぐ戻る
J : Sherlock?
  シャーロック?

・柵をひらりと飛び越える長身のシャーロックと戸惑うジョンwww いや越えれるけどさ、みたいなw
・橋の下の物乞いの女性に近づくシャーロック

♀ : Change? Any change?
  小銭ありませんか、小銭?
S : What for?
  何の為に?
♀ : Cup of tea, of course.
  一杯のお茶の為に決まってるわ
S : Here you go, a 50.
  さあ、始めてくれ、50ポンドだ
♀ : Thanks
  ありがと
J : What are you doing?
  なにやってんだ?
S : Investing.
  投資

・メモを読む女性…浮浪児のグループ“ベイカー街遊撃隊”の、現代版。ホームレスたち。なんとなく、都市って、今も昔も根本的に変わってないような気がする

S : Now we go to the gallery. Have you got any cash?
  さあ、ギャラリーへ行こう。…現金持ってる?

・今ので終いかい!www カードッ子はこれだからwww キャブってカード使えなかったっけ?新しい車だけかな

(到着、降りようとするジョンを留めて)
S : No, I need you to find out all you can about the gallery attendant. Lestrade will give you the address.
  いや、あの係員に関して、調べられる限りのことを調べて来て欲しい。レストレードから住所を聞けるだろう
J : OK
  オーケー

・そっか、さっきの「現金持ってる?」はここで自分が降りるからかw ジョンはまだシャーロックのカード借りてるんかなw
・ひとりギャラリーへ向かうシャーロック。なんかこの日は風強いね、シャーロック御髪がくしゃくしゃっすよ

(アレックスのフラット)
・屋根裏部屋だー暑くて寒いかもしれないけどちょっとアコガレるよねーv
♀ : We'd been sharing about a year. Just sharing.
  一年程シェアしてたの。シェアしてただけよ

・望遠鏡に気付くジョン

J : Stargazer, was he?
  天文ファンだったんだね
♀ : God, yeah. Mad about it. It's all he ever did in his spare time. He was a nice guy, Alex. I liked him. He was, er… never much of a one for hoovering.
  ほんと、そう。夢中だったわ。暇さえあればそればっかり。アレックスはいい人だった。彼のこと好きだった。彼は…ええと…掃除が得意な方じゃなかったわね…
J : What about art? Did he know anything about that?
  美術については?何か知ってた?
♀ : It was just a job, you know?
  只の仕事、ってやつ、ね?
J : Mmm. Has anyone else been round asking about Alex?
  ふむ。アレックスについて聞いて回ってたやつ、他に居たかい?
♀ : No. We had a break-in, though.
  いいえ。泥棒になら入られたけど
J : When?
  いつ?
♀ : Last night. There was nothing taken. Oh, there was a message left for Alex on the land line.
  昨日の晩。盗られたものはないの。ああ、そうだ、アレックスへのメッセージが固定電話に残ってるわ
J : Who was it from?
  だれから?
♀ : I can play it for you, if you like. I'll get the phone…
  よければ再生しましょうか?電話とってくるわ…
J : Please.
  頼む

(電話の録音)
♀ : Oh, should I speak now? Alex? Love, it's Professor Cairns. Listen, you were right. You were bloody right. Give us a call when...
  ああ、ちょっとお話していいかしら、アレックス?ケアンズ教授よ。いいこと、あなたは正しかったわ。全く正しかった。電話ちょうだい…

J : Professor Cairns?
  ケアンズ教授?
♀ : No idea, sorry.
  全然判らないの、ごめんなさい
J : Mmm. Can I try and ring back?
  ふむ。折り返しかけ直してみてもいいかな?
♀ : No good. I've had other calls since. Sympathy ones, you know.
  だめだわ、もう他の電話がかかって来てるから。お悔やみの電話よ
(ジョンの携帯に着信)
RE: BRUCE-PARTINGTON PLANS
Have you spoken to West's fiancee yet?
Mycroft Holmes
ウエストのフィアンセとはもう話したかな?
マイクロフト・ホームズ


(ギャラリー)
・絵の前に佇む警備員らしき男…
♀ : Don't you have something to do?
  何かやることは無いの?
♂ : Just admiring the view.  
  風景画を称賛してるだけです
♀ : Yes. Lovely. Now go back to work - we open tonight.
  ええ。素敵ね。じゃあ仕事に戻りなさい、今夜オープンするのよ
♂=S : Doesn't it bother you?
  これが気になりませんか?
♀ : What?
  え?
S : That the painting's a fake.
  この絵が偽物だということが
♀ : What?
  何ですって?
S : It's a fake. It has to be. It's the only possible explanation. You are in charge, aren't you. Miss Wenceslas?
  これは偽物だ。そうでなければならない。それが唯一可能な解釈だ。あなたが責任者ですね、ウェンセスラスさん?
♀=W : Who are you?
  誰なの?
S : Alex Woodbridge knew that the painting was a fake, so somebody sent the Golem to take care of him. Was it you?
  アレックス・ウッドブリッジはこの絵が偽物だと知っていた、そこで誰かが彼の始末をする為にゴーレムを差し向けた。貴女ですか?
W : Golem? What the hell are you talking about?
  ゴーレム?あなたいったいなにをバカなこと言ってるの?
S : Are you working for someone else? Did you fake it for them?
  他の誰かの為に働いている?彼らの為にこれを偽造した?
W : It's not a fake.
  偽物じゃないわ
S : It's a fake. I don't know why. But there's something wrong with it, there has to be.
  偽物だ。何故かは判らない。しかしこれには何か間違いがある筈だ、なければならない
W : What the hell are you on about? You know I could have you sacked on the spot.
  何をバカなことを長々と喋ってるの?この場であなたをクビに出来るのよ
S : Not a problem.
  問題ない
W : No?
  ない?
S : No, I don't work here, you see. Just popped in to give you a bit friendly advice.
  ええ、僕はここで働いているのではない、お判りか?ちょっと寄って貴女に親切心からご忠告申し上げただけだ
W : How did you get in?
  どうやって入ったの?
S : Please!
  ご勘弁を
W : I want to know.
  知りたいわ
S : The art of disguise is knowing how to hide in plain sight.
  変装術とはいかにしてありふれた景色の中に隠れるかを知ること
W : Who are you?
  あなた誰なの?
S : Sherlock Holmes.
  シャーロック・ホームズ
W : Am I supposed to be impressed?
  感心した方がいいのかしら?
S : You should be. Have a nice day.
  そうなさい。ごきげんよう

・うむ、シャーロック、その格好は似合わんわwww 顔長いからかなあw つかその退場の仕方コメディみたいだw



…キリがいいのでこの辺で一旦ぶつ切り。次はウェスティの彼女への聞き込みから。ジョン大忙し。
posted by radwynn at 23:10| 京都 ☁| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月20日

『SHERLOCK』/「The Great Game」人気パーソナリティの死に関する疑惑〜猫の爪〜コニー・プリンスの真相

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
第3話「The Great Game」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m


第3の種…
ジョンの目から見ると次第に「非人道的」になっていくように見えるシャーロック、己の「愉しみ」の為に待ち望んでいたゲームに嬉々として参加しているように…

ところで私、この第3話まで、221BのどこにTVが置いてあるのか、判ってませんでしたw 画面には映り込んでいる筈なのに、ちっとも認識してなかった。人間の目って、不確かなもんですねえ

人気パーソナリティの死に関する疑惑〜猫の爪〜コニー・プリンスの真相

<人気パーソナリティの死に関する疑惑>
・大衆食堂っぽい店で、喰ってるジョンと見てるシャーロック。またかw シャーロックは自分は喰う訳でもないのに一緒に来るんだw ジョンの喰うの見てるの楽しいのかな。なんとなく判る気はするけどw

S : Feeling better?
  落ち着いた?
J : To be honest, we've hardly stopped for breath since this thing started.
  マジな話、これが始まってから俺ら、息つくヒマもなしだったもんなあ

・シャーロックが「次のパズル」を待っていることに気付くジョン

J : Has it occurred to you...
  気付いてたか…
S : Probably.
  そうだったかもな
J : No, has it occurred to you that the bomber's playing a game with you? The envelope, breaking into the other flat, the dead kid's shoes - it's all meant for you.
  違う、聞けよ、爆破犯は君とゲームをしてやがるんだ、ってことだよ、気付いてたか?あの封筒も、下のフラットに侵入したのも、あの死んだ少年の靴も──みんな君宛じゃないか
S : Yes, I know.
  ああ、知ってる
J : Is it him, then? Moriarty?
  ってことは、奴なのか?モリアーティ?
S : Perhaps.
  (周囲に気を配りつつ)おそらく
(携帯に着信)
(時報3回、女性の写真)
S : That could be anybody.
  こんなの誰でもいいじゃないか
J : Well, it could be, yeah. Lucky for you, I've been more than a little unemployed.
  ああ、そうかもな、うん。俺がここんとこしばらく無職でラッキーだったな
S : How d'you mean?
  どういう意味だ?
J : Lucky for you, Mrs Hudson and I watch far too much telly.
  ハドソンさんと俺がTVの見過ぎで、ラッキーだった、ってことだよ

・食堂のTVを操作するジョン、画面に写真の女性が写る、何かの番組のパーソナリティらしい…

(携帯に着信)
S : Hello?
  もしもし?
♀ : This one… is a bit… defective. Sorry. She's blind. This is a funny one. I'll give you… 12 hours.
  この人間は…少しばかり…不完全だ。申し訳ない。彼女は目が見えない。こんどのはおもしろいぞ。12時間与えよう
S : Why are you doing this?
  何故こんなことを?
♀ : I like… to watch you…dance.
  お前が…悶えるのを…見るのが好きだから

・画面の女性は人気番組のパーソナリティのコニー・プリンスで、2日前に、弟と一緒に住んでいる家で急死したことを知らせるニュースリポーター
・住所は、ハムステッド、って聞こえた

(遺体安置所)
L : Connie Prince, 54, she had one of those makeover show on the telly. Did you see it?
  コニー・プリンス、54才、TVのイメチェンショーのひとつが彼女の冠番組だった。見たことあるか?
S : No.
  いいや
L : Very popular, she was going places.
  大人気だった。彼女は成功してたんだ
S : Not any more. So, dead two days. According to one of her staff, Raoul de Santos, she cut her hand on a rusty nail in the garden. Nasty wound. Tetanus bacteria enters the bloodstream, good night, Vienna.
  もう無理だが。さて、死後2日、彼女のスタッフのひとりラウル・デ・サントスによると、庭で、錆びた釘で手を切った。ひどい傷だ。破傷風バクテリアが血流に入り込み、“グッドナイト・ヴィエナ”(この世からずらかった)

参照:wiki; グッドナイト・ウィーン

J : I s'pose.
  俺もそう思う
S : Something's wrong with this picture.
  この青写真はどこか間違っている
L : Eh?
  え?
S : Can't be as simple as it seems, otherwise the bomber wouldn't be directing us towards it. Something's wrong.
  見かけ程単純である訳が無い、そうでなければ爆破犯が我々をここへ導くことは無い。何かが間違えている
(遺体を再スキャンし始めるシャーロック…)
S : John?
  ジョン?
J : Mm.
  ん
S : Cut on her hand, it's deep. Would have bled a lot, right?
  手の切り傷は深い。出血は大量だっただろうね?
J : Yeah.
  ああ
S : But the wound's clean. Very clean, and fresh. How long would the bacteria have been incubating inside her?
  しかし傷は汚れていない。非常にきれいで、新鮮だ。バクテリアが彼女の体内で潜伏する時間はどのくらいかな?
J : Ooh, eight, ten days. The cut was made later.
  んーと、8〜10日間。…切り傷は後でつけられたのか
L : After she was dead?
  彼女の死後に?
S : Must have been. The only question is, how did the tetanus enter the dead woman's system? You want to help, right?
  違いない。只ひとつの疑問は──破傷風バクテリアはいかにして彼女の循環器系に侵入したか?(ジョンに)手助けがしたいと言ったね?
J : Of course.
  うん

・なにをいちゃついとるかきさまら!www なんなん、その囁き方はwww レストレードも居るっつーの、ちっとは人の目を気にしろっつーのwww

S : Connie Prince's background - family history, everything, give me data.
  コニー・プリンスのバックグランド──家族歴もなにもかも、僕に情報をくれ
J : Right.
  よし
L : There's something else that we haven't thought of.
  他にも俺たちが考えにゃならんことがあるぞ
S : Is there?
  そうかい?
L : Yes, why is he doing this, the bomber? If this woman's death was suspicious, why point it up?
  あるとも!なんで奴は、爆破犯はこんなことをするんだ?たとえこの女性の死が疑わしかろうが、何故そんなことをあげつらう?
S : Good Samaritan.
  善きサマリア人
L : Who press-gangs suicide bombers?
  強制自爆犯は誰なんだ?
S : Bad Samaritan.
  悪しきサマリア人
L : I'm… I'm serious, Sherlock. Listen, I'm cutting you slack here. I'm trusting you, but out there somewhere, some poor bastard's covered in Semtex, and he's just waiting for you to solve the puzzle, so just tell me - what are we dealing with?
  お、俺は真剣なんだぞシャーロック。いいか、ここは大目に見てやる、俺は君を信頼してる。だがな、外のどこかで、可哀想な野郎がセムテックスに埋もれて、ひたすら君がパズルを解くのを待ってるんだ。だから、教えてくれ。俺たちはいったい何の相手をしてるんだ?
S : Something new.
  新しい何か、だ

参照:wiki; セムテックス(チェコで開発されたプラスチック爆弾)


<猫の爪>
(221B)

S : Connection, connection, connection. There must be a connection.
  関連、関連、関連、関連がある筈だ

・壁一面に地図と資料を貼っつけて、超高速常行三昧状態のシャーロック。レストレードも居る、けどジョンが居ない

S : Carl Powers, killed 20 years ago. The bomber knew him, admitted that he knew him. The bomber's iPhone was in the stationery from the Czech Republic. The first hostage from Cornwall, the second from London, the third from Yorkshire, judging by her accent. What's he doing? Working his way round the world, showing off?
  カール・パワーズ、20年前に殺された、爆破犯は彼を知っていた、知っていたと認めている。爆破犯のiPhoneはチェコ製の封筒に入っていた。最初の人質はコーンウォール、次のはロンドン。3番目は、ヨークシャーだ、訛りから判断するに。奴は何をしているんだ?世界中で働いている跡を見せびらかそうと?
(携帯に着信)
♀ : You're enjoying this, aren't you? Joining the… dotted. Three hours. Boom… boom.
  楽しんでいるね?そうだろう?点と点を…結んでいる。3時間だ。どかーん…どかーん

(プリンス邸)
♂1 : We're devastated, of course we are.
  ひどくショックだったよ、もちろんのこと、だが
♂2 : Can I get you anything, sir?
  なにかお持ちいたしましょうか?
J : Er? No, no, thanks.
  えっ?あ、いや、結構

・去って行く青年を見やりつつ、マントルピースにカッコつけて寄りかかるおっさん。情報収集に来たジョンはソファに…猫嫌いなん?www

♂1 : Raoul is my rock. I don't think I could have managed. We didn't always see eye to eye… but my sister was very dear to me.
  ラウルは頼りになる男だよ。私は耐えられるとは思えなかった。わだかまりが無かった訳ではないが、姉は私にとって大切な存在だった
(猫を膝からそーっと降ろすジョン)
J : And to the, er, public, Mr Prince.
  そして、えー、大衆にとってもそうでしたよね、プリンスさん
♂1=P : Oh, she was adored. I've seen her take girls who looked like the back end of Routemasters and turn them into princesses.
  ああ、彼女は崇拝されていた。彼女が見場のよくない少女たちを連れて来て、お姫様に変身させるのを見たものだ

・back end of a bus = a girl who doesn't look very good ; Routemasterはロンドン名物の二階建てバス
参照:URban DICTIONARY: backend of a Bus
参考:wiki; ルートマスター


P : Still, it's a relief, in a way, to know that she's beyond this veil of tears.
  しかしながら、ある意味では、彼女がこの悲しみのベールのかなたに旅立ったというのは、残された者には心休まることではないかね
(猫を膝からそーーーーーーーーーーーっとどかしつつ)
J : Absolutely.
  まったく…その通りですね

(221B)
S : Great. Thank you. Thanks again.
  素晴らしい、ありがとう、感謝します
H : It's a real shame. I liked her. She taught you how to do your colours.
  ほんとに残念だわ。私、彼女好きだったのよ。彼女はね、色をどうすればいいかを教えてたの
L : Colourd?
  色?
H : You know, what goes best with what. I should never wear cerise, apparently. Drains me.
  そうよ、どれどどれが一番いいか。それによるとね、私はサクランボ色は絶対に着ない方がいいの。疲れて見えるのよ
L : Who's that?
  (シャーロックに)誰からだ?
S : Home Office.
  内務省
L : Home Office?
  内務省!?
S : Well, Home Secretary, actually. Own me a favour.
  ああ、内務大臣だよ、実は。僕に借りがあって頼みを聞いてくれた
H : She was a pretty girl, but she messed about with herself too much. They all do these days. People can hardly move their faces. It's silly, isn't it? Did you ever see her show?
  彼女、可愛らしい少女だったのよ、でもちょといろいろいじりすぎちゃったのね。最近は誰でもやってるけど。でも顔なんていじるもんじゃないわよねえ、おバカさんよね、そうでしょ?(シャーロックに)あなた彼女のショー、見たことある?
S : Not until now.
  今までは無かった
(PCで動画を再生するシャーロック、画面に男性の姿)
H : That's the brother. No love lost there, if you can believe the papers.
  これが弟よ。なんの愛情も無かったそうよ、新聞を信じるならね
S : So I gather. I've just been having a very fruitful chat with people who love this show. The fan site's indispensable for gossip.
  だから捜した。このショーの熱烈なファンと有意義なチャットをしたところだ。ファンサイトはゴシップには不可欠だ

(プリンス邸)
P : Yeah, it's more common than people think.
  ああ、一般に考えられてるよりよくあることだよ。
J : The tetanus is in the soil. people cut themselves on rose bushes, garden forks, that sort of thing. it left un…treated…
  破傷風菌は土の中に居て、薔薇の茂みや鋤や、そういうもので怪我をして、手当をせずに放って…おくと…
(おっさん突然ジョンの横に着地)
P : I don't know what I'm going to do now.
  私は今自分が何をしようとしているのか判らない
J : Right.
  はい?
P : I mean, she's left me this place… which is lovely…but it's not the same without her.
  つまり、彼女は私をここに置き去りにした…ここは素敵だが…彼女が居たころとは違う
J : That's why… my paper wanted to get the, rem… the full story straight from the horse's mouth.
  それですよ…うちの新聞が、ええと、直接当事者の口から、全容を聞きたいと思ってるのは
(ジョン、おっさんから距離をとるw)
J : Are you sure it's not too soon?
  本当に早過ぎるとは思っていない?
P : No.
  思っていない
J : Right.
  なるほど
P : You fire away.
  何でも聞いてくれ

・wwwジョン逃げてーwww つか、君は時々、赤面するような台詞をぺろっと口にするな、自分では判ってないんだろうけどwww

(221B)
(携帯に着信)
S : John.
  ジョン
J : Hi. Look, get over here quickly. I think I'm onto something. You'll need to pick up some stuff first. Have you got a pen?
  いいか、急いで来てくれ。思い付いたことがある。先ずは用意しなければならないものがある。ペンはあるか?
S : I'll remember.
  記憶する

・なにを必要以上にサスペンスフルにwww この口調で「pick up some stuff」とか、火器でも用意させるつもりか、ってのwww これってジョンのシグへのミスリーディングだよね。こういう台詞ってネタ元あるのかなあ?マフィアものとかスパイものにありそうw

(プリンス邸)
・カメラマンとして登場したシャーロック、おっさんをバシャバシャ撮りまくる
(猫の鳴き声)
S : Oh, who's this?
  おや、こちらは?
P : Sekhmet. Named after the Egyptian goddess.
  セクメト、エジプトの女神の名前からとったんだ
S : How nice. Was she Connie's?
  いいですね。これは、コニーの猫?
P : Yes, a little present from yours truly.
  小生からのささやかなプレゼントだよ

・おっさんに猫を抱かせてストロボで目くらましかまして、猫の前足をチェックするジョン。
・「君たちいったい何をやってる!ローレル&ハーディか!」と突っ込み入れられながら退散www うん、おっさんあながち間違ってないww

参照: wiki; ローレル&ハーディ(極楽コンビ)

J : Yes, Ooh, yes!
  (笑)よっしゃぁ!

・喜んでるジョンに水を差すのがちょっと申し訳ないかなーと思ってるけどやっぱり楽しんでるシャーロックw

S : You think it was the cat. It wasn't the cat.
  猫だと思ってるね。猫じゃないよ。
J : What? Yes. Yeah, it is. It must be. It's how he got the tetanus into her system. Its paws stink of disinfectant.
  え?何?うん、猫だよ。そうに決まってる。それが彼が彼女の体内に破傷風菌を入れた方法だよ。あの猫の肉球、消毒剤臭かった
S : Lovely idea.
  すてきなアイデアだね
J : No, he coated it onto the claws of her cat. It's a new pet, bound to be a bit jumpy around her. A scratch is almost inevitable. She wouldn't…
  マジだって。猫の爪に塗ったんだよ。新しいペットだ、当然、彼女の回りで暴れ回るだろ。引っ掻き傷はほとんど避けようがないよ。そうとも知らず彼女は…
S : I thought of it the minute I saw the scratches on her arm, but it's too random and too clever for the brother.
  僕もそれは彼女の腕の引っ掻き傷を見たとき一瞬考えた。しかしそれはあまりにも偶発に過ぎるし、あの弟にしては巧妙過ぎる
J : He murdered his sister for her money.
  彼は金目当てで姉を殺したんだ
S : Did he?
  彼が?
J : Didn't he?
  だろ?
S : Nope. It was revenge.
  いいや。これは報復だ
J : Rev…? Who wanted revenge?
  報復?だれが報復なんてしたがってた?
S : Raoul, the houseboy. Kenny Prince was the butt of his sister's jokes week in, week out. Virtual bulling campaign. Finally, he had enough, fell out with her badly. It's all on the website. She threatened to disinherit Kenny, Raoul had grown accustomed to a certain lifestyle…
  ラウルだよ、下男の。ケニー・プリンスは毎週毎週、姉に物笑いの種にされていた。実質上のいじめ行為だ。とうとう、彼はうんざりして、彼女の暴露話を告白しようとしていた。これは全部ファンサイトに載っていた。彼女は相続権を盾にケニーを脅した。ラウルはあの生活に慣れきっていて…
J : Wait. Wait! Wait a sec. What about the disinfectant, then, on the cat's claws?
  待て待て!ちょっと待てよ。じゃ消毒剤はなんなんだよ、猫の爪の?
S : Raoul keeps a very clean house. You came through the kitchen door, saw the state of that floor - scrubbed within an inch of its life. You smell of disinfectant. I know the cat doesn't come into it. Raoul's internet records do, though. I hope we can get a cab…
  ラウルは家を非常に清潔にしている、台所のドアから入って床の状態を見て見るといい、親の仇かと思う程磨き上げられてる。君も消毒剤の匂いがするよ。猫はこの件には関係無い。さて、ラウルのネット上の記録をチェックしなくては。キャブを拾えればいいが…


<コニー・プリンスの真相>
(警視庁)
S : Raoul de Santos is your killer. Kenny Prince's houseboy. Second autopsy shoes it wasn't tetanus that poisoned Connie Prince, it was botulinum toxin. We've been here before. Carl Powers. Tut-tut. Our bomber's repeated himself. 
  ラウル・デ・サントスが犯人だ。ケニー・プリンスの下男。2度目の解剖結果によるとコニー・プリンスを冒したのは破傷風菌ではない。ボツリスヌ毒素だ。前にもあったね。括弧カール・パワーズ括弧閉じる、だ。爆破犯は彼自身の犯行を繰り返している。
L : So how''d he do it?
  で、どうやったんだ?
S : Botox injection.
  ボトックス注射だ
L : Botox?
  ボトックス?
S : Botox is a diluted from of botulinum. Among other things, Raoul de Santos was employed to give Connie her regular facial injections.
  ボトックスはボツリヌス菌を希薄化したものだ。注目すべきは、ラウル・デ・サントスはコニーに定期的に美顔術用の注射を施す為に雇われた、ということだ。

参考: wiki; ボツリヌストキシン

S : My contact at the Home Office gave me the complete records of Raoul's internet purchases. He's been bulk ordering Botox for months. Bided his time, then upped the strength to a fatal dose.
  内務省の連絡係がラウルのインターネット購入の完全な記録を送って来てくれた。この数ヶ月でかなりの量のボトックスを注文している。好機の到来を待ち、突如致命的な行動を起こした。
L : Are you sure about this?
  確かだな?
S : I'm sure.
  もちろん
L : All right, my office.
  いいだろう、オフィスへ
J : Hey, Sherlock, how long?
  おい、シャーロック、いつからだ?
S : What?
  え?
J : How long have you known?
  いつから判ってた?
S : Well, this one was quite simple. And like I said, the bomber repeated himself. That was a mistake.
  そうだな、これはちょっと簡単だった。それにさっき言った通り、爆破犯は同じことを繰り返している。これは奴の過失だ
J : No, but, Sherlock, the hostage, the old woman, she's been there all this time!
  違う、あのな、シャーロック、人質だよ、あの老婦人、彼女はずっとあのまんまなんだぞ!
S : I knew I could save her. I also knew that the bomber had given us 12 hours. I solved the case quickly, that gave me time to get on with other things.Don't you see? We're one up on him.
  彼女を救えるってことは判っていたさ。そして爆破犯が12時間の猶予を我々に与えたことも。僕は早急に事件を解決した。そのことで他の事に着手する時間が出来るからだ。判らないのか?僕らは奴に一歩先んじたんだぞ

・ジョンよ…それがニュートラルとライトサイドの考え方の違いなんだよ…彼らは最善を尽くす為にどこまでも非情になれる、その冷たくも美しい精神構造を、シャーロックは生まれながらにして備えた者たちの一員なんだよ… ただシャーロックはそれでも優しく且つ弱い、君という人間を心から愛することが出来る程

(フォーラムに書き込むシャーロック。携帯が鳴る…)
S : Hello.
  もしもし
♀ : Help me…
  助けて…
S : Tell us where you are. Address?
  何処に居るんですか?住所は?
♀ ; He was so… his voice…
  彼はとっても…彼の声は…
S : No, no, no, no! Tell me nothing about him, nothing.
  だめだめだめ、彼のことを言っちゃいけない、何も言わないで
♀ : He sounded so soft.
  とっても、優しそうだったのよ…
(レーザーポインタがプラスチック爆弾にポイントされ…)
(通話が遮断される)
S : Hello?
  もしもし?
L : Sherlock?
  シャーロック?
J : What's happened?
  どうした?

・切れた電話…呆然とする3人…


・「オレンジの種5つ」は、正典のなかでも数少ないシャーロックが失敗するエピソード、なんですよね。パズルの始まりにおいてこのエピソードからの引用があった時点で、シャーロックが人質を救えないパズルが存在する、ってのは判っていたけれど…


…脚本のゲイティスさん的「重要ポイント」のジョンとシャーロックの諍いは次に…

posted by radwynn at 14:42| 京都 ☁| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月18日

『SHERLOCK』/「The Great Game」置き捨てられた車〜レンタカー屋の疑惑〜RX-8の真相

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
第3話「The Great Game」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足、及びネタばれなのでご注意くださいm(_ _)m


置き捨てられた車〜レンタカー屋の疑惑〜RX-8の真相

2つ目のパズルは、持ち主の消えた血まみれの車。
正体不明の爆破犯からのアプローチはシャーロックへの執着を匂わせ始め、シャーロック自身もこの「パズル遊び」に次第に引き込まれて行く…


<置き捨てられた車>
(警視庁)

・ひとつ目のパズル、地下室に置かれていた靴の謎を解き、人質の女性を救出したシャーロックたち

L : She lives in Cornwall. Two men broke in wearing masks, forced her to drive to the car park and decked her in enough explosives to take down a house. Told her to phone you. Check the read-out from thin - pager.
  被害者の女性はコンウォール在住だ。覆面の男ふたりが押し入り、駐車場まで強制的に運転させて、家を吹っ飛ばせるほどの爆薬で飾り立てた。そして君に電話させた。こいつの表示を確認して読み上げたんだ─ポケベルだ
S : And if she deviated by one word, the sniper would set her off.
  そしてもし彼女がひと言でも違う言葉を発すれば、スナイパーが誘爆させる
J : Or if you hadn't solved the case.
  もしくは君が事件を解決できなければ
S : Oh… Elegant!
  ああ…見事だ
J : Elegant?
  見事…だと?
L : What was the point? Why would anyone do this?
  どういうことなんだ?なんでこんなことをせにゃならん?
S : Oh… I can't be the only person in the world that gets bored.
  ああ…僕はこの世界に倦んでいるたったひとりの人間ではないんだ

・シャーロック、違う、彼と君の間には、マリアナ海溝よりも深い違いがある…

(携帯に着信)
Phone : You have one new message.
    一件のメッセージをお預かりしています
(時報が4回)
J : Four pips.
  4回
S : First test passed, it would seem. Here's the second.
  最初のテストは合格、ということのようだ。2つ目だ
(車の画像)
S : It's abandoned, wouldn't you say?
  これは放置されたものだ、そう思わないか?
L : I'll see if it's been reported.
  報告が上がってるか調べてみよう
(ドノバンの携帯に?シャーロックへの電話)
S : Hello.
  もしもし
♂ : It's OK that you've gone to the police.
  警察に行ったのは許そう
S : Who is this? Is this you again?
  誰だ?またお前か?
♂ : But don't rely on them. Clever you. Guessing about Carl Powers. I never liked him. Carl laughed at me so I stopped him laughing.
  しかし奴らを当てにはするな。君は賢い。カール・パワーズに関する推測。彼が大嫌いだった。カールは私を笑った。だから笑うのを止めてやった。
S : You've stolen another voice, I presume.
  他人に喋らせているんだと推測するが
♂ : This is about you and me.
  これは君と私の問題だ
S : Who are you? What's that noise?
  お前は誰だ?この音は?
♂ : It's the sounds of life, Sherlock. But don't worry. I can soon fix that. You solved my last puzzle in nine hours. This time you have eight.
  命の音だ、シャーロック。しかし心配しなくていい、すぐに止めれる。君は先のパズルを9時間で解いた。今回の君の持ち時間は8時間だ

L : Great! We've found it.
  よし!(シャーロックに)見つけたぞ!

(テムズ河畔の再開発現場、かな?)
L : The car was hired yesterday morning by an Ian Monkford. Banker of some kind. City boy. Paid in cash. Told hid wife he was going away on a business trip and he never arrived.
  車は昨日の朝、イアン・モンクフォード名義で借りられてる。銀行家かなんかだ、シティの連中。現金で支払ってる。妻の弁では、彼は出張に出て、向こうに到着しなかったそうだ。

D : You're still hanging round him.
  まだアイツと一緒にいるのね
J : Yeah, well…
  ああ、まあ…
D : Opposites attract, I s'pose.
  正反対同士は引かれ合う、ってやつね
J : We're not…
  そういうんじゃないって…
D : You should get yourself a hobby. Stamps, maybe. Model trains. Safer.
  自分自身の趣味持った方がいいわよ。切手とか。鉄道模型。そのほうが安全よ

L : Before you ask, yes, it's Monkford's blood. DNA check out.
  聞かれる前に言っておくがな、それはモンクフォードの血だ。DNA鑑定済みだ
S : No body.
  死体は無し
D : Not yet.
  まだ、ね
S : Get a sample sent to the lab.
  サンプルを研究室へ
(ドノバンに目顔で指示するレストレード)

S : Mrs Monkford.
  モンクフォードさん?
♀ : Yes. Sorry, but I've already spoken with two policemen.
  ええ…ごめんなさい、もう警官の方おふたりにお話ししましたのよ
J : We're not from the police, we're…
  我々は警察のものではないんです、ええと…
S : Sherlock Holmes. Very old friend of your husband's. We, um… We grew up together.
  (涙声で)シャーロック・ホームズと申します、ご主人のごく古い友人です。僕らは… 僕らは共に育ちました
♀ : Sorry, who? I don't think he ever mentioned you.
  すみませんけど、どなたですって?主人から貴方のことを聞いたことはないと思うわ
S : Oh, he must have done. This is… This is horrible. I mean, I just can't believe it. I only saw him the other day. Same old Ian. Not a care in the world.
  いえ、そんなことはないはず…この度は…本当に酷いことに…まだ信じられませんよ、ほんの数日前にお見かけしたのに。いつものイアンだった。悩みなどなさそうで
♀ : Sorry… My husband has been depressed for months. who are you?
  ちょっと…主人はこの数ヶ月鬱状態でしたのよ。あなたどなた?
S : Really strange that he hired a car. Why would he do that? It's a bit suspicious, isn't it?
  本当に不思議ですね、彼が車を借りたとは。何故そんなことを?ちょっと疑わしいですよねえ?
♀ : No, it isn't. He forgot to renew the tax on the car, that's all.
  いいえ、そんなことはないわ。彼は自動車税を払い忘れてたんです、それだけのことよ
S : Ah, well! That was Ian. That was Ian all over.
  ああ、なるほど。それはイアンらしい。イアンはいつもそうだった
♀ : No, it wasn't.
  そんなことありませんでした
S : Wasn't it? Interesting.
  (いつもの声で)違った?それは興味深い

・ちょ、吉本喜劇並みの変わり身やなwww

J : Why did you lie to her?
  なんで彼女に嘘を?
S : People don't like telling you things. They love to contradict you. Past tense, did you notice?
  人と云うのは物事を話したがらない。否定したがるものなんだ。過去形だ、気付いたかい?
J : Sorry, what?
  すまん、何だって?
S : I referred her husband in the past tense. She joined in. Bit premature. They've only just found the car.
  僕は彼女の夫のことを過去形で言及した。彼女も同調した。少し早計じゃないか。見つかったのはまだ車だけだ
J : You think she murdered her husband.
  彼女が夫を殺した、って考えてるのか
S : Definitely not. That's not a mistake a murderer would make.
  全く違う。これは殺人者が犯す間違いではない
J : I see… No, I don't, What am I seeing?
  なるほど…じゃない、判んないよ。俺は何を考えりゃいいんだ
D : Fishing. Try fishing.
  釣よ!釣してみなさいよ
J : Where now?
  (シャーロックに)次はどこへ?
S : Janus Cars. Just found this in the glove compartment.
  ヤヌス・カーズ。これをグローブボックスで見つけた

・「ヤヌス」はローマ神話の門の神
・ジョンの方を見ないで当然のようにものを渡すのはみなさん萌えポイントのようで、このシーンよくファンフィクビデオに使われてますなw

<レンタカー屋の疑惑>
・ジョンに聞き込み係をさせておいてうろうろするシャーロック…君デカイから目障りだよwww
♂ : Can't see how I can help you gentleman.
  おたくさんたちのお役に立てるとは思わんのだがね
J : Mr Monkford hired the car from you yesterday.
  モンクフォード氏はこちらで昨日車を借りてますね
♂ : Yeah, lovely motor. Mazda RX8. Wouldn't mind one of them myself.
  ああ、いい車だ。マツダRX8。1台自分で持ちたいもんだ

参考:Mazda RX-8

S : Is that one?
  あれですか?
♂ : No, they're all Jags, I can see you're not a car man, eh!
  いやこれは全部ジャガーだ。あんたが車好きじゃないってのが判るよ、なあ?
S : But surely you can afford one - a Mazda, I mean.
  しかし、おたくなら1台くらい自分のものにできるでしょう、マツダを、ってことですが
♂ : Yeah, that's a fair point. You know how it is. It's like working in a sweet shop. Once you start pick up the Liquorice Allsorts, when does it all stop, eh?
  ああ、そこんとこが大切なとこだ。どういうことかわかるだろ。菓子屋で働いてて、いっぺん駄菓子をくすねるともう止まらない、ってのと同じだ
  
参照:wiki; Liquorice Allsorts

J : You didn't know Mr Monkford.
  モンクフォード氏をご存じない?
♂ : No, he was just a client. He came in here and hired one of my cars. I've no idea what happened to him. Poor sod!
  ああ、只の客だ。ここへやって来て、車を1台借りた。そいつに何があったかなんてまったく判らんよ。可哀想なやつだな
S : Nice holiday, Mr Ewart?
  いい休暇でしたね、エワートさん?
♂=E : Eh?
  え?
S:You've been away, haven't you?
  お出かけだったんでしょう?
E : Oh, the… No, it's sunbeds, I'm afraid. Too busy to get away. My wife would love it, thought - bit of sun.
  ああ、これ…いや、日焼け用ベッドだよ、残念ながらね。忙しくて出掛けられんよ。でもうちのが好きなもんでね、肌を焼くのが
S : Have you got any change for the cigarette machine?
  煙草の自販機使いたいんですけど、小銭に交換してもらえますか?
E : What?
  何?
S : I noticed one on the way in and I haven't got any change. I'm gasping.
  ここに来る途中に1台あったんですけど、小銭の持ち合わせがなくて。ニコチン中毒なんです

参照:URban DICTIONARY; gasping


E : Um…Oh! No, sorry.
  ああ… いや、無いな、すまんが
S : Oh, well! Thanks you very much for your time, Mr Ewart. You've been very helpful. Come on John!
  いえ、結構。お時間を割いて頂いてどうもありがとうございます、エワートさん。非常に有益でした。さあ行こう、ジョン
J : I've got change, if you still want to…
  小銭あるぜ、もしまだ欲しいってんなら…
S : Nicotine patches. Remember? I'm doing well.
  ニコチンパッチ。覚えてるだろ?順調だ
J : So, what was all that about?
  じゃあれは何の為だ?
S : I needed to look inside his wallet.
  彼の財布の中が見たかったんだ
J : Why?
  なんで?
S : Mr Ewart's a liar.
  エワート氏は嘘つきだ

(研究室)
(携帯に着信)
S : Hello.
  もしもし
♂ : The clue's in the name - Janus Cars.
  鍵は名前にある──ヤヌス・カーズ
S : Why would you be giving me a clue?
  何故僕に鍵を与える?
♂ : Why does anyone do anything? Because I'm bored. We were made for each other, Sherlock.
  皆が何かをするのは何故だ?私の場合は退屈だからだ。私たちはお似合いだ、シャーロック

・今回はドノバンの意見の方に賛成だ。「正反対同士は引かれ合う」。似てるからお似合い、ってのは往々にして悪い結果を産むぞ。それに、君たちは、ちっとも似てない。全く、別物だ

S : Then talk to me in your own voice.
  ならばお前自身の声で僕と話せ
♂ : Patience.
  待っていろ

・人に本当の恋愛感情を抱いたことの無いもの同士の疑似恋愛の酩酊感、か… 彼の「執着」とシャーロックの「興奮」が全く異質の根源から来るものだと、シャーロック自身でさえ、気付くのは随分後になってからなんだろうなあ

<RX-8の真相>
(駐車場)
S : How much blood was on that seat, would you say?
  シートの血液の量はどれほどだったと言ってたかな?
L : How much? About a pint.
  量か?1パイント程だ
S : Not about. Exactly a pint. That was their first mistake. The blood's definitely Ian Monkford's, but it's been frozen.
  程、ではない、丁度1パイント、だ。それが彼らの最初の失策だ。血液は確かにイアン・モンクフォードのものだ、しかし冷凍されていた
L : Frozen?
  冷凍?
S : There are clear signs. I think Ian Monkford gave a pint of his blood some time ago, and that's what they spread on the seat.
  それらが明確に指し示している。思うに、イアン・モンクフォードは自らの血液を1パイント過去に提供した。そしてそれが彼らがシートに散布したものだ
J : Who did?
  やったのは誰だ?
S : Janus Cars. The clue's in the name.
  ヤヌス・カーズ。鍵は名前にある
J : The god with two faces?
  2つの顔を持つ神?
S : Exactly. They provide a very special service. If you've got any kind of a problem - money troubles, bad marriage, whatever - Januse Cars will help you disappear. Ian Monkford was up to his eyes in some kind of trouble - financial at a guess, he's a banker - couldn't see a way out. But if he were to vanish, if the car he hired was found abandoned with his blood all over the driver's seat…
  その通り。彼らは非常に特殊なサービスを提供している。もし、何か問題に見舞われたら──金銭上のトラブル、悲惨な結婚生活、何であれ──ヤヌス・カーズは、姿をくらます手伝いをしてくれる。イアン・モンクフォードは何かのトラブル──おそらく金融関係だろう、彼は銀行家だ──で、ままならぬ状態だった。出口は見えない。しかし彼が突然に消え、彼の借りた車が、運転席を彼の血だらけにして置き捨てられていたとしたら…
J : So, where is he?
  じゃあ彼は何処へ?
S : Colombia.
  コロンビア
L : Colombia?!
  コロンビアだと?
S : Mr Ewart, of Janus Cars, has a 20,000 Colombian peso note in his wallet. Quite a bit of change, too. He told us he hadn't been abroad recently. but when I asked him about the cars, I could see his tan line clearly. No-one wears a shirt on snubbed. That, plus his arm.
  エワート氏、ヤヌス・カーズの、彼の財布には20,000コロンビアペソの紙幣が入っている。かなりの数の小銭も。彼は我々に最近海外に行ったことはないと語った、だが車のことを聞いた時に日焼けのラインがはっきりと見えた。シャツを着たまま日焼け用ベッドに寝る者はいない。それに加えて彼の腕。
L : His arm?
  奴の腕?
S : He kept scratching it, Obviously irritating him, and bleeding. Why? Because he'd recently had a booster jab. Hep-B, probably. Difficult to tell at that distance. Conclusion - He'd just come back from settling Ian Monkford into his new life in Colombia.
  彼はしじゅう掻いていた。明らかに痛痒があり、そして出血もあった。何故か?何故なら彼は最近追加免疫接種を受けたからだ。おそらくB型肝炎ワクチン、あの距離で識別するのは困難だ。結論──彼はイアン・モンクフォードをコロンビアでの新しい生活に移住させて、帰って来たばかりだ

参照:B型肝炎

S : Mrs Monkford cashes in the life insurance, and she splits it with Janus Cars.
  モンクフォード夫人は生命保険を換金し、それをヤヌス・カーズと山分けする
J : Mrs Monkford?
  モンクフォード夫人?
S : Oh, yes. She's in on it too. Now, go and arrest them, Inspector, that's what you do best. We need to let our friendly bomber know that the case is solved.
  ああ、その通り。彼女も一枚噛んでる。さあ、行って彼らを逮捕したまえ、警部。お得意だろう?僕らは親愛なる爆破犯に事件が解決したことを知らせなければ
(去って行くシャーロックとジョン)
S : I am on fire!
  熱くさせるじゃないか!

(221B)
・フォーラムに書き込むシャーロック、直後に携帯に着信
♂ : He says… you can come and fetch me. Help. Help me, please.
  彼が…連れに来ていいよ、と… 助けて、助けてください!

・ピカデリーサーカスじゃん…だれか気付いたらどうするんだったんかな…その時点でどかん、か…



・パズルを解いて行くに連れ、シャーロックは次第に興奮状態になって来てる、んだけど、それに比例して、人としてのニュートラルさを失って行く…というか、“爆破犯”の触手にじわじわと冒され始めて、ひと時の愉悦に身を任せようとしている、という感じかな。ジョンはそのシャーロックの様子をひどく心配してるっぽい。シャーロックが闇に覆われて行くのではないかと思っているようだけど、でも、多分、ジョンは、根っこのところで、爆破犯とシャーロックの違いについては、判ってる…理解してなくても、知っている、筈だから…
ほんと、ジョンが居ることが、この第3話の、オアシスになってるなあ…私的に…



…今のところ、種は無事に拾い上げられてる…果たして次の種は…?  
posted by radwynn at 21:35| 京都 ☁| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月17日

『SHERLOCK』/「The Great Game」地下室の靴〜モリーの彼氏〜スニーカーの真相


BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
第3話「The Great Game」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足なのでご注意くださいm(_ _)m


さて、ここから、シャーロックに宛てた「ちょっとしたパズル」が始まります。
ひとつの「パズル」を解くと、またひとつ、と、次々に仕掛けられる謎、加えてマイクロフトの持ち込んだ「国家の重大事」、と、時間と謎に追われ続ける展開になっていくわけですが…
以下、がっつりネタばれしてますので、ドラマ未見でネタばれNGな方は、閲覧ご注意くださいm(_ _)m

地下室の靴〜モリーの彼氏〜スニーカーの真相

<地下室の靴>
・タクシーでロンドンの街を行くシャーロックとジョン。いつも思うんだがなんでタクシーの中のシャーロックはあんな色っぽいデスカ?女性が綺麗に見えるシーンを「夜目遠目傘の中」と云うたのは江戸の人ですが、「夜目遠目キャブの中」と言い換えたいくらいだ。

L : You like the funny cases, don't you? The surprising ones.
  君は奇妙な事件がお好みだろ?吃驚するようなやつが
S : Obviously
  その通り
L : You'll love this. That explosion.
  ならこれは気に入るだろう。あの爆発だ
S : Gas leak, yes?
  ガス漏れ、だね?
L : No.
  いや
S : No?
  違う?
L : No. Made to look like one.
  違う。偽装だった
J : What?
  何だって?
L : Hardly anything left of the place, except a strongbox. Very strong box, and inside it was this.
  殆ど何も残っちゃいなかった、金庫を除いては、な。非常に頑丈な金庫だ。で、中身が、これだった
S : You haven't opened it?
  開封しなかったのか?
L : It's addressed to you, isn't it? We've X-rayed it. It's not booby-trapped.
  こいつぁおたく宛てだ、だろ?X線検査はしたよ。罠は仕掛けられてない
S : How reassuring.
  それは心強い
(デスクライトで封筒を確認するシャーロック)
S : Nice stationery. Bohemian.
  いい文房具だ。ボヘミア製
L : What?
  何だって?
S : From the Czech Republic. No fingerprints?
  チェコのものだよ。指紋は無し?
L : No.
  無い
S : She used a fountain pen. Parker Duofold, Meridian nib.
  彼女は万年筆を使った。パーカー=デュオフォールド、ペン先はメリディアン

・メリディアン、ってペン先がよく判らなかった… メリディアン、ってペン先メーカー?
参考までに:パーカー

J : She?
  彼女?
S : Obviously.
  明白に
J : Obviously.
  明白に…か…
(開封するシャーロック、中には…)
J : That… That's the phone, The pink phone.
  それ…あの携帯じゃないか、あのピンクの携帯
L : What? From "The Study In Pink"?
  何だと?「ピンク色の研究」のか?
S : Well, obviously, it's not the same phone, but it's supposed to look like…"Study In Pink", you rad his blog?
  ああ、明らかに、同じ携帯ではない、だが同じに見えるように… 「ピンク色の研究」だって?彼のブログを読んでるのか?
L : Of course I reds his blog. We all do. Do you really not know that the Earth goes round the sun?
  もちろん読んでるさ、皆読んでるよ。君、本当に地球が太陽の回りを廻ってるって知らんのか?

・ジョンが反省しとる。多分、ジョンは自分がブログを書くってことがどういうことかあんま判ってなかったんだよね。シャーロックを傷つけることになるんだ、って事実をようやく知ったんだからしょうがないけど…

S : It isn't the same phone. This one's brand new. Someone's gone to a lot of trouble to make it look like the same phone. Which means your blog has a far wider readership.
  これは同じ携帯じゃない。新しい機種だ。誰かは知らないが、同じ携帯に見せかける為に随分苦労したようだ。(ジョンに)つまり君のブログは随分と幅広い読者層を持っている、ということだ
(携帯をタップするシャーロック)
Phone:You have one new message.
    一件のメッセージをお預かりしています
(時報音が5回)
J : Was that it?
  それだけ?
S : No, that's not it.
  いや…ちがう
(携帯のビープ音、送信されて来たのは、地下室らしき暖炉のある部屋の写真)

L : What in the hell are we supposed to make of it? An estate agent's photo and the bloody Greenwich pips.
  こりゃいったい何をどうすりゃいいってんだ?不動産屋の写真に馬鹿げた時報の音だと?
S : It's a warning.
  警告だ
J : A warning?
  警告?
S : Some secret societies used to send dried melon seeds, orange pips, things like that - five pips. They're warning us it's going to happen again. I've seen this place before.
  ある秘密結社では、乾かしたメロンの種やオレンジの種を使った、これを、5粒の種、という。これらは、再発を警告しているんだ。この場所は前に見たことがある
J : Hang on. What's going to happen again?
  ま、待てよ、何がまた起きるって?
S : Boom!
  どかーん!

・正典「オレンジの種5つ」より…ということは…不穏な予感…

・レストレードと共に221Bに帰って来たシャーロックが向かった先は…「221C」!
・鍵を持って来るハドソンさん…硝子扉の向こうが彼女のフラットかな?

H : You had a look, didn't you, Sherlock, when you first came to see about your flat?
  あなたもう見たでしょ、シャーロック、最初にあなたのフラットを見に来た時に…
S : The door's been opened. Recently.
  開けられてる。最近だ
H : No, can't be. That's the only key. I can't get anyone interested in this flat. It's the damp, I expect - that's the curse of basements. I'd a place once when I was first married. Black mould all up the wall…
  そんなはずないわ、鍵はそれひとつなのよ。このフラットに興味を持つ人なんて居ないの。湿っぽいと思うわよ、地下室だから仕方ないけど。最初に結婚した時に一度使おうと思ったのよ。壁が黒カビだらけで…
(ハドソンさんを無視してフラットに入る3人)
H : Oh. Dear me.
  ああ、もう…
(階段を下りる音…ドアを開けるシャーロック)
・廃墟じみた部屋の真ん中にぽつんと、ハイカットの白いスニーカー… キモい!めっさホラーじみてる…
・地下室とは言っても、半地下のようになっていて、道路と建物の間を掘り下げてあるので、窓からは日光が入るから、あんまり暗いイメージじゃないんだけどねえ

J : Shoes…
  靴…

・だから!BGMもジョンの台詞回しもホラーくさいからー!下手に惨殺死体や体の一部があるよりも、こういう「不可解」なモノの方が怖いよね、理解出来ない怖さ、不条理の怖さ、っていう…

(スニーカーに近づこうとするシャーロックに)
J : He's a bomber, remember.
  奴は爆破犯だ、忘れるな

(携帯に着信!)
・画面に大写しになっているのはやや逆光になったシャーロックの斜め後ろ姿、部屋の片隅のすすけた鏡が画面中央の奥に、ぼんやりとシャーロックの“こちらに向いた”姿を写して… 何かの暗喩なのかと思わせる程の奥行きと深みのある画面…
(非表示着信…)
S : Hello.
  もしもし?
(携帯から女性の泣き声)
♀ : Hello, Sexy…
  やあ…かわいこちゃん…(泣き声)
S : Who's this?
  誰だ?
♀ : I've…sent you… a little puzzle. Just to say hi.
  君に…ちょっとしたパズルを送ったよ…ほんのご挨拶だ
S : Who's talking? Why are you crying?
  喋っているのは誰だ?何故泣いている?
♀ : I'm not crying. I'm typing. And this… stupid bitch is reading it out.
  私は泣いていない。テキストをタイプしている。そしてこの…アホなスベタが、読み上げている
S : The curtain rises.
  幕が上がった…

・嬉しそうだよシャーロック…

J : What?
  何?
S : Nothing.
  何でも無い
J : No, what did you mean?
  いや、どういう意味だ?
S : I've been expecting this for some time.
  こういうのを待っていたんだ
♀ : 12 hours to solve… my puzzle, Sherlock… or I'm going to be… so… naughty.
  パズルを解くのに12時間だ、シャーロック…そうしないと…いたずらッ子になっちゃうぞ

・ジョンがシャーロックの揺れに気付いてるのが嬉しいなあ

<モリーの彼氏>
(聖バーソロミュー病院)
・スニーカーを調べるシャーロック…不思議な画面、窓の向こうに小さな窓、そこにシャーロックが見えている…この景色を見ているのは、一体、誰?
・窓の向こうの、そのまた窓の中の、シャーロックが大写しに…でもカメラは、まるで窓の隅から覗き見しているかのよう…

(いつもの研究室)
J : So, who do you suppose it was?
  で、誰だと思ってるんだ?
S : Hmm?
  ん?
J : Woman on the phone - the crying woman.
  電話の女性。あの、泣いていた女性だよ
S : Oh, she doesn't matter, she's just a hostage. No lead there.
  ああ、彼女は関係ないよ、只の人質だ。そこに手掛かりは無い
J : For God's sake, I wasn't thinking about leads.
  ああ、くそっ、手掛かりのことなんて考えてなかった
S : You're not going to be much use to her.
  彼女にかかずらってちゃだめだ
J : Are they trying to trace it - trace the call?
  警察は逆探知を?あの電話の?
S : The bomber's too smart for that.
  爆破犯が一枚上手だよ
(携帯に着信音)
S : Pass me my phone.
  携帯取ってくれ
J : Where is it?
  どこだ?
S : Jacket.
  上着

・つまり今着てる上着のポケットの携帯を取れとwww

(内ポケットを探るジョン)
S : Careful!
  丁寧に!
(携帯を取り出してテキストを読むジョン)
J : Text from your brother.
  君の兄さんからのテキストだ
S : Delete it.
  消去して
J : Delete it?
  消去する?
S : Missile plans are out of the country now. Nothing we can do about it.
  ミサイルの計画書はもう国外だ。僕らに出来ることは何も無い
(マイクロフトのテキスト)
RE: BRUCE-PARTINGTON PLANS
Any progress on Andrew West's death?
Mycroft
返信:ブルースパーティントン計画書
アンドリュー・ウェストの死について、進展は?
マイクロフト

J : Well, Mycroft thinks there is. He's texted you eight times. Must be important.
  でもマイクロフトはあると思ってる。8回もテキストが来てるぞ。重要なんだろ
S : Then why didn't he cancel his dental appointment?
  じゃあなぜあいつは歯医者の予約をキャンセルしなかったんだ?
J : His what?
  何だって?
S : Mycroft never texts if he can talk. Look, Andrew West stolen the missile plans, tried to sell them, got his head smashed in for his pains, end of story. The only mystery is this - why's my brother so determined to bore me when somebody else is being so delightfully interesting?
  マイクロフトは話が出来るなら決してテキストしない。いいか、アンドリュー・ウェストはミサイルの計画書を盗み、それを売ろうとして、苦労のかいもなく頭に一撃喰らった、お話終わり。只ひとつの謎は──なぜ僕の兄はそれほどむきになって僕の邪魔をするのか、何者かがこれほどに素晴らしく興味深くなってきたというのに?
J : Try and remember there's a woman who might die.
  死にかけてる女性が居るっての、思い出してくれないか
S : What for? There's hospitals full of people dying, Doctor. Why don't you go and cry by their bedside and see what good it does them?
  何の為に?病院には死にかけている患者が一杯だよ、先生?何故行って彼らの枕元で嘆いてやらない?そしてそれが彼らにとって何の役に立つか見るといい

・検索中だったアナライザーが検索完了を告げるビープ音、駆け込んで来るモリー…モリーの後からもうひとり…

♂ : Oh, sorry, I didn't…
  あ、ごめん、僕…
M : Jim, hi! Come in! Come in! Jim, this is Sherlock Holmes.
  ジム!あら!入って入って!ジム、こちらが、シャーロック・ホームズ
♂=Jim : Ah.
   ああ
M : And… er… Sorry.
  そして…ええと…ごめんなさい
J : John Watson. Hi.
  ジョン・ワトスンだ。やあ
Jim : Hi. So, you're Sherlock Holmes. Molly's told me all about you. You on one of your cases?
  やあ…じゃあ、あなたがシャーロック・ホームズ?モリーから全部聞いてる。事件の捜査中?
M : Jim works in IT, upstairs. That's how we met. Office romance.
  ジムは上の階のIT会社で働いてるの。それで出会ったの、職場恋愛ね
S : Gay.
  ゲイ
M : Sorry, what?
  ごめんなさい、なんて?
S : Nothing. Um, hey.
  何でも無い。やあ
Jim : Hi. Sorry. Sorry! Well, I'd better be off. I'll see you at the Fox. About sixish?
  やあ(机の上の物を落として)ごめん、ごめんよ。ああ、僕はもう行った方がいいね。じゃ、フォックスで会おう、6時頃でいい?
M : Yeah.
  ええ!
Jim : Bye. It was nice to meet you.
  (モリーに)じゃあね(シャーロックに)会えてよかったよ
(完無視のシャーロック、ジョンが替わりに)
J : You too.
  こちらこそ
(出て行くジム)
M : What do you mean, gay? We're together.
  ゲイ、ってどういう意味?私たち、付き合ってるのよ?
S : And domestic bliss must suit you, Molly. You've put on three pounds since I last saw you.
  そして家庭のもたらす喜びは君を満足させているに違いないね、モリー。君は最後に見た時から3ポンドは体重が増えている
M : Two-and-a-half.
  2ポンド半よ
S : No, Three.
  いや、3ポンド

・やっぱシャーロックにとってモリーは特別なんだなあ…

J : Sherlock.
  シャーロック
M : He's not gay! Why do you have to spoil…? He's not!
  彼はゲイじゃない!なんで邪魔しなくちゃいけないの?彼は違うわ!
S : With that level of personal grooming?
  あれほどお手入れしているのに、かい?
J : Because he puts a bit of product in his hair? I put product in my hair.
  あいつが髪になんかつけてたからってのか?だったら俺だって整髪料つけてるぜ?
S : You wash your hair, there's a difference. No no - tinted eyelashes, clear sings of taurine cream around the frown lines. Those tired, clabber's eyes. Then there's his underwear.
  それは髪を洗うからだ。それとこれとは違う。全く違う。染めた眉毛、眉間の皺の回りに明らかなタウリンクリームの跡、クラブ通いの疲れ目、そして下着。
M : His underwear?
  下着?
S : Visible above the waistline. Very visible. Very particular brand.
  ウエストラインの上に見えていた、かなり上にね。所謂その筋のブランドだ。

・えっと、台詞は「睫毛」なんだけど、画面に写ってるのは「眉毛」で、染めたり整えたりするのって、多分、「眉毛」の方だと思うんで、「眉毛」で訳しておきました… 
・あのさあシャーロック、なんでそっち関係にそんなに詳しいんかな?

S : Plus the extremely suggestive fact that he just left his number under this dish.
  加えて極めて示唆的な事実、彼は今この皿の下に彼の携帯番号を残して行った

・…シャーロック、もしかして君以前にもこういうことよくあったんかな?つまり、その筋の男性に、携帯番号押し付けられる、っての…つまりそれは君も彼らの方から見て彼ら側に見えてる、ってことじゃないの…か?

S : I'd say you'd better break it off now and save yourself the pain.
  今のうちに別れた方が痛い目に遭わずに済むと思うが?

・去って行くモリーを見送るシャーロックの、なんと無垢な可愛らしい顔!何も判っていない赤子のようだ。シャーロックよ、君はいつ、気付くのかなあ、君のその行為が、君の中にある、人を愛しく思う気持ちの、無意識のうちに表面化したものなんだ、ってこと…
・この時、シャーロックは「彼がモリーに近づいたのは、自分へのアプローチに利用する為だ」と気付いていたんだよね?だったら、どうして、そこから「何故、彼は?」って踏み込まなかったんだろう?それこそが、シャーロックがモリーを大切に思ってる証拠のような気がするんだよね…それとも単に「地下室の靴」に忙しかったから他のこと考えるの止めてたんかな?
・モリーもさあ、シャーロックのことよく判ってるんだからさぁ、やり方はやや歪んでるけど、これが本当に君のことを思ってのことだ、って、気付いてあげなよー まあ、女性として見ていると云うよりは、肉親に抱く感情に近いとは思うんだけどな

<スニーカーの分析>
J : Charming, well done.
  素晴らしい。上出来だ
S : Just saving her time. Isn't that kinder?
  無駄な時間を省いてやっただけだ。親切、じゃないか?
J : Kinder? No no. Sherlock, that wasn't kind.
  親切?違う、違うぞ。シャーロック、それは、親切じゃない
(スニーカーをジョンに示して)
S : Go on, then.
  さあ、始めて
J : Hm?
  ん?
S : You know what I do. Off you go.
  僕のやり方は知ってるだろ。やれよ
J : Oh… No.
  いや、いいよ
S : Go on.
  やれよ
J : I'm not going to stand here so you can humiliate me while I try and disseminate…
  恥かかされるなんて願い下げだ、俺がやってる間に君は…
S : An outside eye, a second opinion. It's very useful to me.
  第三者の目、セカンド・オピニオン。実に有益だ
J : Yeah, right.
  ああ、そうだな
S : Really!
  本当にね!
(視線の攻防)
J : Fine.
  いいだろう
(靴を手に取る)
J : Oh, they're just a pair of shoes. Trainers!
  ただの一組の靴だよ。スニーカー
S : Good.
  いいね
J : Um…They're in good nick. I'd say they were pretty new, except the sole has been well worn, so the owner must have had them for a while. Er, very '80s. Probably one of those retro designs.
  あー…状態はいいな。かなり新しいと思う。靴底は結構すり減ってるから、持ち主はしばらく使ってたんだろう。えーと、かなり80年代っぽいから、多分復刻版だろう
S : You're on sparkling from. What else?
  冴えてるじゃないか。他には?
J : They're quite big, A man's.
  結構でかいから、男性のもの
S : But…
  しかし…
J : But there's traces of a name inside in felt-tip. Adults don't write their names inside their shoes, so these belong to a kid.
  しかし…内側に、フェルトペンで書いた名前の跡がある。大人は靴の内側に名前を書いたりしないから、つまり、子供の持ち物
S : Excellent. What else?
  素晴らしい、他には?
J : Er… That's it.
  ええと…以上
S : That's it.
  それだけか
J : How did I do?
  出来はどうだ?
S : Well, John. Really well. I mean, you missed almost everything of importance, but, you know…
  上出来だよ、ジョン。実に上出来だ。つまり、君は殆どの重要な事柄を見落としてはいるが、しかし、ね…
(シャーロックにスニーカーを渡すジョン)
S : The owner loved these. Scrubbed them clean. Whitened them where they got discolored. Changed the laces three… no, four times. Even so, there are traces of his flaky skin where his fingers have come into contact with them, so he suffered from eczema. The shoes are well worn, more so on the inner side, which means the owner had weak arches. British-made, 20 years old.
  持ち主はこの靴がお気に入りだった。擦って汚れを落とした。変色したところは白く塗った。靴紐を3回…いや4回取り替えた。しかし彼の指が接触したところにかさかさの皮膚の痕跡がある、つまり、彼は皮膚炎を患っていた。靴はかなりすり減っている、内側の方がよりすり減っている、これは持ち主が扁平足気味だったことを意味する。英国製だ、20年前のもの。

参照:What are Weak Arches?

J : 20 years?
  20年前?
S : They'er not retro, they're original. Limited edition - two blue stripes, 1989.
  復刻版ではない、オリジナルだ。限定版、2本の青いストライプ、1989年のだ。
J : There's still mud on them. They look new.
  まだ泥がついてるぜ?新しく見える
S : Someone's kept them that way. Quite a bit of mud caked on the soles. Analysis shows it 's from Sussex with London mud overlaying it.
  誰かがこのまま保管してたんだ。かなりの泥がこびりついている。分析でこれがサセックスの泥の上にロンドンの泥が重なっていると判る
J : How do you know?
  どうして?
S : Pollen. Clear as a map reference to me. South of the river, too. So, the kid who owned these trainers came to London from Sussex 20 years ago and left them behind.
  花粉。地図に明確に示されている。河の南も。つまり、このスニーカーの持ち主である子供は、20年前にサセックスからロンドンにやって来て、これを置いて行った
J : So, what happened to him?
  つまり、彼に何があったんだ?
S : Something bad. He loved those shoes, remember. He'd never leave them filthy. Wouldn't let them go unless he had to. So, a child with big feet gets… Oh!
  何か悪いことが。彼がこの靴を大のお気に入りだったことを思い出せ。決して汚れたままにしなかった。そうしなければならないのでない限り置いて行くことはないだろう。つまり、大きな足の子供が…   ああ!

・この、ピースがハマった瞬間のシャーロックの色っぽさといったら。ドノバンの云うのも判るような気がするよw 「彼はこれでイクのよ」

J : What?
  どうした?
S : Carl Powers.
  カール・パワーズ
J : Sorry, who?
  すまん、誰だって?
S : Carl Powers, John.
  カール・パワーズだよ、ジョン
J : What is it?
  何なんだ?
S : It's where I began.
  僕の出発点だ

・微妙に揺れたシャーロックの声の裏には何が滲んでたんだろう?幼かった自分への後悔か、微かな郷愁か?

<シャーロック・ビギニング>
(帰路のタクシー内)
S : 1989, young kid, champion swimmer, came up from Brighton for a school sports tournament, drowned in the pool. Tragic accident. You wouldn't remember it. Why should you?
  1989年、水泳の優勝者だった少年が、ブライトンから、学校の体操競技会の為にやってきて、プールで溺死した。悲劇的な事故だった。君は覚えていないだろうけど。覚えている筈がない。
J : But you remember.
  けど君は覚えてた
S : Yes.
  ああ
J : Something fishy about it?
  何かおかしなところが?
S : Nobody thought so. Nobody except me. I was only a kid myself. I read about it in the papers.
  誰もそうは思わなかった。僕以外の誰も。僕自身も子供だった。新聞で読んだんだ
J : You started young, didn't you?
  子供の頃からやってたんだな
S : The boy, Carl Powers, had some kind of fit in the water, but by the time they got him out, it was too late. There was something wrong somewhere and I couldn't get it out of my head.
  その少年、カール・パワーズは、云うなれば水に慣れ親しんでいた。だが、彼が引き上げられた時には、既に手遅れだった。どこか何かおかしい。そして僕はそれを頭からぬぐい去ることが出来なかった
J : What?
  何が?
S : His shoes.
  彼の靴
J : What about them?
  それがどうかしたのか?
S : They weren't there. I made a fuss. I tried to get the police interested but nobody seemed to think it was important. He'd left all the rest of his clothes in his locker. But there was no sign of his shoes. Until now.
  無かったんだ。僕は騒ぎ立てた。警察の注意を引こうとしたんだ、でも誰もそれが重要だとは思っていないようだった。彼は他の全ての服をロッカーに残してあった。しかし靴の痕跡はなかった。今に至るまで
(残り時間は6時間)

<マイクロフトの執務室>
(221B)
・キッチンを閉め切って昔の事件を再考察中のシャーロック、ガラス戸の向こうで動物園の熊さん状態のジョン、とうとう戸を開けて顔を出す

J : Can I help? I want to help. There's only five hours left, isn't it?
  何か手伝えるか?手伝いたいんだ。あと5時間しかない、だろ?
(ジョンの携帯に着信)

Any developments?
Mycroft Holmes
何か進展は?
マイクロフト・ホームズ

J : It's your brother. He's texting me now.
  君の兄さんからだ。とうとう俺にテキストしてきたぞ
(ふと気付くジョン)
J : …How does he know my number?
  …なんで俺の番号知ってんだ?
S : Must be a root canal.
  根管治療だな

・ジョンが「How…」って言い始めた瞬間に「根管治療」とか言い出すシャーロックwww 少しは相手してやりなよー
参照:根管治療

J : Look, he did say… national importance.
  なあ、言ってたじゃないか、国家の重大事だ、って
S : Hmm! How quaint!
  は!なんという古風な!
J : What is?
  何がだ?
S : You are. Queen and country.
  君が。「女王と国の為に」
J : You can't just ignore it.
  無視する訳にはいかんぞ  

・うはは、ジョンてば軍人魂がちょっぴり刺激されたなwww

S : I'm not ignoring it. Putting my best man onto it right now.
  無視してるんじゃない。まさに今、最良の人物を任命するところだ
J : Right, good. …Who's that?
  そうか、よかった。…誰?

・ほんと、マーちんの間の演技は素晴らしいわーwww

・マイクロフトのオフィス…殆ど間接照明だけの、暗くて全てが茫洋とした、古めかしい「執務室」でぽつねんと待つジョン
・なんかこの「執務室」、「山家」みたい…あくる日もう一度行こうとしたらどうしても辿り着けない、っていう、昔話のあれ。あくる日行って見たら、真っ白の何も無い空間になってそう…

M : John, how nice! I was hoping it wouldn't be long. How can I help you?
  ジョン、よく来たね!長く待たせたのでなければいいのだが。用件はなにかな?

・指先の仕草ひとつで、人を動かすことに慣れているマイクロフト…

J : Um… I was wanting to… Your brother sent me to collect more facts about the stolen plans - the missile plans.
  ええと…ですね、情報の不足を補いたいと…貴方の弟は僕を盗まれた計画書─ミサイルの計画書についての情報の収集によこしたんです

・まさか?という表情で振り返るマイクロフト。なんでこの人はこんなにも黒幕な薫りを振りまくかなあ…

M : Did he?
  あれが?

・この声怖い(^^;;;

J : Yes. He's investigating now. He's, er… investigating away.
  ええ。彼は今、捜査中です、ええと…調査に出てます

・ジョンはさあ、マイクロフトのこと「敵」だと思ってた時の方が、怖くなかったんだろうねw この人の後ろの闇の深さを知ってしまうと、ほんと怖いと思うわー。マイクロフト自身がライトサイドにある分、後ろの闇が一層暗い。国家の存続・安寧の為にはジェノサイドをも肯定する、そういう完璧なライトサイドだと思う。
・そんなマイクロフトさんは虫歯が痛いwww

J : Um, I just wondered what else you could tell me about the dead man.
  ええ、と、例の死んだ男に関して、何か他に聞かせてもらえれば、と思うんですが
M : Er… 27. Clerk at Vauxhall Cross. MI6. He was involved in the Bruce-Partington Program in a minor capacity. Security checks A-OK. No known terrorist affiliations or sympathies. Last seen by his fiancee 10.50 yesterday evening.
  あぁ… 27才。ヴォクソールクロスの事務官。MI6のね。彼は少人数でのブルースパーティントン計画に従事していた。セキュリティチェックは問題なし。テロリストとの提携、共感の情報も無い。最後の目撃は彼の婚約者によるもので、昨夜の10時30分…

・Vauxhall CrossはSIS(旧名称MI6)の所在地
参照:wiki; Secret Intelligence Service

♂ : Lucy, Love, I've got to go out. I've got to see someone.
  ルーシー、俺、行かなくちゃ。人に会わなくちゃいけない
♀ : Westie!
  ウェスティ!

J : He was found at Battersea, yes. So he got on the train?
  そして彼はバターシーで見つかった。じゃあ、電車に乗ったんですか?
M : No.
  いや
J : What?
  え?
M : He had an Oyster card… but it hadn't been used.
  彼はオイスターカードを持っていたんだが…(歯が痛むwww)使われていないのだよ
J : He must have bought a ticket.
  チケットを買ったんですね
M : Hm. There was no ticket on the body.
  ふむ。死体にはチケットはなかった
J : Then…
  じゃあ…
M : Then how did he end up with a bashed-in brain on the tracks at Battersea? That is the question - the one I was rather hoping Sherlock would provide an answer to. How's he getting on?
  ではいかにして彼はバターシーの線路内で頭を叩き割られて生涯を終えるに至ったのか?それこそが、質問、だよ。シャーロックにその答えを提供してもらえまいかと私が望んでいたところの、ね。あれはどうしているかね?
J : He's fine. And it is going… very well. He's, um… He's completely focused on it.
  元気ですよ。それに、ええ、うまくいってます、とっても。彼は…ええと、完全に、集中してます、この件に

・持って回った台詞の後に肉親の愛情と策略の入り交じった「心情」を滲ませる、その一瞬の変化。ゲイティスさんすげえ
・ジョンは喋れば喋る程ツボ踏むんだから黙れよwww

<スニーカーの真相>
(221B)
・お夜食を持って来るハドソンさん。ほんといい大家さんだよねえ。ジョンはマイクロフトのところから帰って来たとこかな
S : Poison!
  毒だ!
H : What are you going on about?
  あなた何をやってるの?
S : Clostridium botulinum!
  (テーブルを叩いて)ボツリヌス菌!

・小動物のように逃げて行くハドソンさんw よく判んないけど逃げた方がいい、ってまさに動物的勘www

S : It's one of the deadliest poisons on the planet.
  この惑星上で最も恐ろしい毒のひとつだ

参照:wiki;ボツリヌス菌

・帰って来たとこで?マークのジョンwww ハドソンさんの去った方を指差していいのかあれ?とか、忙しいなw

S : Carl Powers.
  カール・パワーズだよ
J : Oh, are you saying he was murdered?
  おい、彼は殺された、って言ってんのか?
S : Remember the shoelaces.
  靴ひもを思い出せ
J : Mmm
  ん?
S : The boy suffered from eczema. It would be the easiest thing in the world to introduce the poison into his medication, Two hours later he comes up to London, the poison takes effect, paralyses the useless and he drowns.
  少年は皮膚炎を患っていた。彼の治療薬の中に毒物を混入するのはこの世で最も簡単なことだろう。2時間後、彼はロンドンへやって来た、毒は効果を発揮し、筋肉が麻痺して、彼は溺れる
J : How come the autopsy didn't pick that up?
  なんで検死解剖でそれを検出できなかったんだ?
S : It's virtually undetectable. Nobody would have been looking for it.
  実質的には検知できないさ、誰も捜そうともしていなかったんだ
(ネットのダイアログボックスに捜査の結果を書き込むシャーロック※彼自身のHPのフォーラムへの書き込み)  
S : There's still tiny traces of it left inside the trainers, from where he put the cream on his feet. That's why they had to go.
  スニーカーの内側にまだ微かな痕跡が残っている、クリームを塗ったのは足だ。だから靴が持ち去られたんだ
J : So, how do we let the bomber know?
  で、どうやって爆破犯に知らせる?
S : Get his attention, stop the clock.
  奴の注意を引いて、時限装置を止める
J : The killer kept the shoes all these years.
  殺人犯はこの靴をずっと持ってたのか
S : Yes. …Meaning…
  そうだ。…つまり…
J : He's our bomber.
  奴が爆破犯か
(携帯に着信)
♀ : Well done, you. Come and get me.
  よく出来ました。来て私を捕まえて
S : Where are you? Tell us where you are!
  何処に居る?何処に居るか言うんだ!
(爆弾処理班が現場に向かう…)

・ひとつめの種は無事に拾い上げられましたとさ…


・このシーズン1第3話、シャーロックの、ニュートラルとカオスの間をふらふら彷徨う感じが、妙に切ない…この子はライトサイドに産まれながらにしてカオスに導かれた、堕天使的存在なんだよねえ。それを自覚しつつ、己を否定しない、ってのが、唯一の光なのかも
カオスからニュートラルに己の力で這い上がり、己の産まれた場所としてのカオスを内包しつつ、しかし尚かつ己の脚でしっかりとニュートラルを踏みしめてる、そういう人間であるジョンが、シャーロックの傍に居ることが、本当に救いになってるなあ…作中人物にとっても、視聴する側にとっても



…種はまだまだあるんだよ…ということで、次はふたつめのパズル…

posted by radwynn at 21:39| 京都 ☀| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月16日

『SHERLOCK』/「The Great Game」シャーロックの不機嫌〜ブルースパーティントン計画書

BBC制作の『SHERLOCK』をイギリス版英語字幕で鑑賞中。
第3話「The Great Game」からジョンとシャーロックの会話を中心にトンデモ異訳と所見メモ。
※独断と偏見と英語能力不足なのでご注意くださいm(_ _)m

あっ、そうだ、またまた今更ですが、当ブログ主は、シャーロック・ホームズに関する知識は、原作読んだことがある、程度です。多分、シャーロキアンの皆さんは、この作品のあらゆるシーンの片隅、あらゆる台詞のひと言の中に、正典の片鱗を見つけて楽しめるのだろうなあ、と、ちょっと羨ましかったりしています。私に判るのは、有名どころだけなので…

この第3話「The Great Game」でシーズン1終了。なんだか3話はいろんなネタがてんこ盛り。上記の件ではないけれど、シャーロキアン的見方が出来たらさぞかし面白かっただろうなあ…

例に寄ってシーン分割は勝手にキリのいい処で、ですm(_ _)m

シャーロックの不機嫌〜ブルースパーティントン計画書

<シャーロックの不機嫌>

・冒頭は極寒のベラルーシ、コメンタリによるとマジで「冷凍庫」みたいな寒さのベラルーシでの撮影だったそうで、「この息の白いのはフェイクじゃないんだ」とか

・このドラマは公式に用意された登場人物のブログと連動してて、第3話ではドラマの中でもそれがはっきり示されているんですが、ブログの方でも、前回の事件の後、ジョンのブログのコメント欄に「ベラルーシに行かなくては!ジョン、エアチケットの手配して!」っていうにシャーロックからの書き込みがありました…w

(221B)
・銃声、横たわったシャーロックの横顔…次の瞬間、壁に向かって唐突に銃を撃つ。正典での有名な「銃弾で書かれたVR」の替わりに、壁には黄色いペンキでスマイリーフェイス…ちょっとグロいけどwww

(駆け上がって来るジョン)
J : What the hell are you doing?
  何やってやがるんだよ!?

・ジョンは診療所から帰って来たんかな…てことは、シャーロックの“御不興”はジョンが自分を放っといて出掛けてたことにも一因が?前回も、面接から帰って来たジョンにいきなり「1時間前にペンとってって言ったのに!」とかだだ捏ねてしなあw 初弾2発→ドアの音→次弾→ジョンが駆け上がってくる、だから、ジョンが帰って来るのを見計らってこういうことやってるんだよね?www

S : Bored.
  退屈だ
J : What?!
  何?!
S : Bored!
  退屈だー!(立ち上がって銃を構える)
J : No
  やめ…(耳を押さえる)
S : Bored! Bored!
  退屈だ!退屈だ…(連射)

・慌ててシャーロックから銃を受け取ってマガジンを抜くジョン、受け取るのは左で受け取るんだけど、扱うのは右で扱ってるのが徹底してるなあ

S : Don't know what's got into the criminal classes. Good job I'm not one of them.
  犯罪者連中は何をやっているんだ…僕が奴らの一員じゃなくて幸いだな
J : So you take it out on the wall?
  んで、壁にあんなもんを?
S : The wall had it coming.
  この壁はこうなるべきだったんだ
J : What about that Russian case?
  ロシアの事件はどうたったんだ?
S : Belarus? Open and shut domestic murder. Not worth my time.
  ベラルーシ?単純な家庭内殺人だ。時間の無駄。

・シャーロック、裸足なんだよねーv 足をぐーっと伸ばしてソファにぴったり収まるのが、猫科の動物っぽくていいv(病)

J : Oh, shame.
  そりゃ残念

・台所の惨状を見て「なんじゃこりゃー」なジョン、冷蔵庫へ向かいつつ…

J : Anything in? I'm starving.
  何かあるか?腹が減ってんだ…

・冷蔵庫を開ける…首!wwwwww

J : Oh! f…
  うわあ!クソッ…

・4文字言葉をFで止める常識人のジョンwww もちろんTVドラマ、しかもBBCなんで言っちゃだめなんだろうなあwww
・衝撃をやり過ごした後もう一度開けるwww なんで開ける、なんで見詰めるwww ここのマーティンの演技がすんげーツボったwww

J : There's a head. A severed head!
  首だ…(シャーロックに)切断された首!
S : Just tea for me, thanks.
  お茶だけでいいよ、ありがとう

・喰うんかwww

J : No, there's a head in the fridge.
  そうじゃなくて!冷蔵庫の中に首があんだよ!
S : Yes?
  それがなにか?
J : A bloody head!
  ゲロ首だ!

・bloodyは血まみれっていうより最悪の意の俗語の方かな、だってあの首、別に血は出てなかったしw

S : Well, where else was I supposed to put it? You don't mind, do you?
  じゃあ他に何処に置けばよかったのかな?気にしないだろ?
J : Well…
  え…
S : Got it from Bart's morgue. I'm measuring the coagulation of saliva after death.
  バーツの死体安置所で手に入れた。死後の唾液の凝固を計測してるんだ

・やっぱりジョンを選んだのはこういうことに耐えれると読んでのことだったんかなwww

S : I see you've written up the taxi driver case.
  君がタクシードライバーの事件を書いたのを見たよ
J : Er… yes
  あー、うん

・ここでジョンはいつもシャーロックが座る椅子に座るんだけど、やっぱ、顔を見合わせて喋る為なんかな

S : "A Study In Pink". Nice.
  ピンク色の研究。いいね

・niceはイギリスではむしろ皮肉で使うんだと聞いたことがあるw

J : Well. You know, pink lady, pink case, pink phone. There was a lot of pink. Do you like it?
  ああ、ほら、ピンクの女性とかピンクのケースとかピンクの携帯とか、いろいろピンクがあったからさ。気に入った?
S : Um…… No.
  ん〜〜〜 …いいや
J : Why not? I thought you'd be flattered.
  なんで?喜ぶかと思ったのに
S : Flattered?! "Sherlock sees through everything and everyone in seconds. What's incredible, though, is how spectacularly ignorant he is about some thing"
  喜ぶ?!「シャーロックはほんの数瞬で全てのこと全ての人を見通す。驚くべきは、しかし、彼が幾つかの事柄についてとんでもなく無知だということだ」

・正典でもワトスンさんがホームズの「知識の偏向表」っての作ってたような…w

J : Hang on a minute, I didn't mean that…
  いやちょっと待てよ、俺は別にそういう意味で…
S : Oh, you meant "spectacularly ignorant" in a nice way. Look, it doesn't matter to me who's Prime Minister or…
  あー、君は「とんでもなく無知」を良い意味で使ったって言うのか。あのねえ、僕にはどうでもいいんだ、誰が首相だとか…
J : Yeah, I know…
  ああ、判った判った
S : …who's sleeping with who…
  誰が誰と一緒に寝てるだとか…
J : Whether the earth goes round the sun.
  地球が太陽の回りを廻っていようがいまいが
S : Not that again! It's not important!
  またそれを!そんなことは重要じゃない!
J : Not imp..?! It's primary school stuff. How can you not know that?
  重要じゃ無い?!小学校レベルだぞ?なんで知らないなんてことが有り得るんだ?
S : Well. if I ever did, I've deleted it.
  あぁ、もし習ったんだとしたら、僕はそいつを削除したんだ

・カンバーパッチん脚長いなぁ、ソファに横たわる姿が綺麗だ

J : Deleted it?
  削除した?
S : Listen. This is my hard drive, and it only makes sense to put things in there that are useful. Really useful. Ordinary people fill their heads with all kinds of rubbish. That makes it hard to get at the stuff that matters. Do you see?
  聞けよ。(自分の頭を指差しつつ)これは僕のハードディスクで、こいつは、有益なことを入力したときだけ機能するんだ、本当に有益なことをね。凡人は頭にあらゆる種類のゴミを詰め込んでる。それが問題の事象に到達するのを困難にしてるんだ。判る?
J : But it's the solar system!
  だって、太陽系だぞ!
S : Oh, hell! What does that matter?! So we go round the sun. If we went round the moon, or round and round the garden like a teddy bear, it wouldn't make any difference!
  あークソッ!それが何だっていうんだ?!ああ、僕らは太陽の回りを廻ってる。たとえ月の回りを廻っていようが、テディベアみたいに庭をぐるぐるしていようが、そんなことはどうだっていいじゃないか!

・テディベアwwww なんで突然テディベアwww 「テディベアみたいに庭をぐるぐる廻る」ってなんなんだろう?なんかネタあるんかなあ?アニメ?んな訳ないか、シャーロックの「ハードディスク」に入ってるんだから… 突然思い付いたんだとしたら、シャーロックの頭も結構お花畑だなあwww
↓調べてみた
・あった!あったよ、テディベア!www 子供の手遊び歌だった。「round and round the garden like a teddy bear」て歌詞そのままっぽい。
参照:お庭をぐるぐる/Round and Round the Garden

S : All that mattered to me is the work! Without that, my brain rots! Put that in your blog. Or, better still, stop inflicting your opinions on the world!
  僕にとって問題なのは仕事だけだ!それなしでは僕の脳は腐ってしまう!ブログにそう書いておいてくれ。いや、それより、君の意見を世間に押し付けるのを止めてくれる方がましだ!

・拗ねてソファに丸まるシャーロック。んー、こりゃジョンが悪いなw

S : Where are you going?
  どこに行くんだ?
J : Out! I need some air.
  外だよ!息抜きだ!
(出て行くジョン、ハドソンさんとすれ違う)
H : Oh, sorry, love!
  あら、ゴメンナサイw

・「love」って呼びかけいいなあ、ハドソンさんくらいのご婦人が使うと素敵。っていうかまたなんか勘違いしたよねハドソンさん…て、もうそろそろ、勘違いとも言えなくなって来たなあwww

H : Woo hoo! Have you two had a little domestic?
  うっふー!あなたたち、喧嘩しちゃったの?

・domesticて…夫婦喧嘩だよなあw もうハドソンさんの中ではすっかりそういう関係なんだろうなあwww
・ソファの上で丸まったり伸びたりするシャーロックがでっかい猫みたいだv
・窓までの最短距離を取ってテーブルの上を踏み越えるシャーロック。オフな格好がとことんだめだめな感じでおかしいったらw
・なんでこっちの窓から覗いてるんだろう…ソファの処にももうひとつ窓あるんだけど…こっちの窓の方が、歩いて行くジョンを長いこと見てられる角度なのかなあ。演出的にはこの後の爆破シーンで部屋の真ん中に立たせておきたいからなんだろうけど、こっちの窓から見る必然性は?ソファんとこの窓際になんか置いてあったっけかな?

H : Ooh, it's a bit nippy out there. He should have wrapping himself up a bit more.
  うー、外はちょっぴり寒いわよ。彼、もうちょっと着込まなきゃ
(去って行くジョンを見ながら…)
S : Look at that, Mrs Hudson. Quiet. Calm. Peaceful. Isn't it hateful?
  見てごらん、ハドソンさん。静かで平穏で平和… 憎しみに充ちてませんか?

・シャーロックのこういうところが、ドノバン曰くの「サイコパスは退屈するのよ。ある日奴の置いた死体の回りに、私たち、立つことになるんだわ」ってやつでしょうな…シャーロックも、自分でそれが判ってる、だからジョンを選んだんだと思うなあ
 
H : Oh, I'm sure something will turn up, Sherlock. A nice murder. That'll cheer you up.
  あら、きっと何か起こるわよ、シャーロック。素敵な殺人があなたを元気づけてくれるわ
S : Can't come too soon.
  そんなにすぐには来てくれないさ…
J :Hey! What have you done to my bloody wall?! I'm putting this on your rent, young man!
  ちょっと!あなた私の素敵な壁になんてことを!家賃に上乗せしますからね!

・素敵な殺人、てハドソンさんてばwww 降りて行くハドソンさんをへらへら笑いで見送るシャーロック。一息ついた瞬間に…窓が吹っ飛ぶ。飛ばされて倒れるシャーロック…暗転/うなり声



<ブルースパーティントン計画書>
(サラのフラット)
・てことはジョンてばお泊まりかい!

Sa : Morning.
  おはよう
J : Oh…m-morning.
  あ、お、おはよう(首をさすりながら)
Sa : See, told you you should have gone with the Lilo.
  ほら、だから言ったでしょ、ライロー使った方がいいって
J : No, no no, it's fine, I slept fine.
  いやいや、いいんだ、よく眠れたよ

・…なんだよろしくやってんじゃないのかwww ソファで寝たのかよwww
・Lilo(ライロー)はプールに浮かべて使うエアマットなんだそうだ、商標だそうなので、定冠詞で頭大文字なんですな…
参照:wiki; Air mattress 画像はこんなの
   amazonでも売ってた→Swimming Pool Lilo

J : It's very kind of you.
  ほんと、ありがとう
Sa : Well, maybe next time I'll let you kip at the end of my bed, you know.  
  そうね、多分、次の時は、私のベッドの端っこに寝かせて上げるわ、ね
J : What about the time after that?
  その後はどうする?

・ジョンは誘うよねーwww つか、この台詞男前だよねーvvv

Sa : So, do you want some breakfast?
  あ…朝ご飯、食べる?
J : Love some.
  ああ、いいね
Sa : Yeah, well, you'd better make it yourself because I'm going to have a shower.
  そう、じゃあ自分で作って。私これからシャワー浴びるから

・TVでベイカー街の爆発事件を知り、飛び出して行くジョン

J : Sarah! Sarah! Sorry! I've got to run!
  サラ!サラ!すまない!帰らなきゃ!

(ベイカー街)
・221Bの向かいのビルの1階が吹っ飛んでいる

(221B)
J : Sherlock!
  シャーロック!
S : John.
  ジョン

・ぴっちりスーツを着てバイオリンを指先で弾いているシャーロック。このスーツ、黒に見えたり濃紺に見えたりするんはうちのモニタの所為ですか?

J : I saw it on the telly. Are you OK?
  TVで見たんだ、大丈夫か?
(振り向くマイクロフト)
S : Me? What? Oh, yeah, fine.
  僕が?何?…ああ、うん、大丈夫だ

・部屋は硝子が飛び散っているだけでそれほどの惨状でもない、片付けたと云うよりはいつもとあんま変わらん、というべきかw

S : Gas leak, apparently.
  ガス漏れ、とのことだ(バイオリンをはじく)
S : I can't.
  (マイクロフトに)出来ない
M : Can't?
  出来ない?
S : Stuff I've got on is jut too big. I can't spare the time.
  今抱えている仕事が大き過ぎてね。時間の余裕がない
M : Never mind your usual trivia. This is of national importance.
  いつもの雑事など気にしなくてよい。これは国家の重大事なのだよ
S : How's the diet?
  ダイエットの調子は?
M : Fine.
  上々だよ

・またダイエットネタwww 正典のままの容姿ならマイクロフトやらなかった、とか言ってたゲイティスさんwww

M : Perhaps you can get through to him, John?
  できれば君から彼に言ってもらえるかな、ジョン?
J : What?
  何?
M : I'm afraid my brother can be very intransigent.
  残念なことに我が弟は時に非常に非妥協的になることがあってね
S : If you're so keen, why don't you investigate it?
  それほど熱心なのなら、どうして自分で捜査しない?
M : No no no no no. I can't possibly be way from the office for any length of time. Not with the Korean elections so… Well, you don't need to know about that, do you?
  いやいやいやいやいや、私はオフィスから少しの間も離れることは出来ないのだよ。と言って、韓国の選挙の件ではないのだが…さて、これ以上知る必要はないだろう、そうだね?

・何を裏から操作してるんだろうなこの人は…

M : Besides, a case like this, it requires… legwork.
  それに、このような事件は…脚を使う捜査が必要だからね

・厭そうに「脚を使う仕事」って言うマイクロフトとヴァイオリンの弦をきつく弾くシャーロック、お前ら似たもの兄弟だよやっぱりwww

S : How's Sarah, John? How was the Lilo?
  サラはどうしてた、ジョン?ライローの具合は?
M : Sofa, Sherlock. It was the sofa.
  ソファーだよ、シャーロック。ソファだった(時計を確認しながら)
S : Oh, yes, of course.
  ああ…ほんとだ
J : How… Oh, never mind.
  なんで… いやいいんだ

・もうジョンも諦めとるなwww 似たもの兄弟にダブルでいじられたらそりゃあなあwww 「never mind」ってそれむしろ自分に言いたいだろwww
・シャーロックが素直に「ほんとだ」とか認めてるのって、このふたり子供の頃からこんなことやってて、正典通りマイクロフトの方が上だったんだろうなあ…

M : Sherlock's business seems to be blooming since you and he became… pals. What's he like to live with? Hellish, I imagine.
  シャーロックの仕事は盛況のようだね、君と彼が…相棒になって以来。一緒に暮らして、どうだね、彼は?最悪、だと思うが?

・「pals」の前の間はなんなんですかマイクロフト兄さんwww

J : I'm never bored.
  退屈はしないね
M : Good. That's good, isn't it?
  いいね、それはいい。そうだろう?
(資料を受け取らないシャーロック、変顔した後ジョンに手渡すマイクロフト)
M : Andrew West, known as Westie to his friends. Civil servant. Found dead on the tracks at Battersea station this morning, with his head smashed in.
  (ジョンに)アンドリュー・ウエスト、仲間内ではウェスティで通っている。公務員。今朝、バターシー駅の線路内で死んでいるのが発見された。頭部に打撃痕。
J : Jumped in front of a train?
  列車に飛び込んだ?
M : Seems the logical assumption.
  論理的憶測のようだね

・シャーロックが「ふ」て鼻で笑ってるwww「logical assumption」て言い方はむしろマイクロフトの口癖なのかな?

J : But?
  しかし?
M : But?
  しかし?
J : Well, you wouldn't be here if it was just an accident.
  ええと、只の事故ならここにはこないだろ?
S : Huh!
  ふふん
M : The MoD is working on a new missile defense system, the Bruce-Partington Program, it's called. The plans for it were on a memory stick.
  国防省は新ミサイル防衛システムに携わっている。ブルースパーティントン計画と呼ばれているものだ。その計画書はメモリースティックに納められていた

・MoD = Ministry of Defense
・「ブルースパーティントン計画」は正典の「ブルースパーティントン設計書」から

J : That wasn't very clever.
  そりゃあんまり賢くないな
M : It's not the only copy.
  それが唯一のコピーだというわけではないよ
J : Oh
  ああ
M : But it is secret. And missing.
  しかしこれは機密事項だ。そして、紛失した
J : Top secret?
  最高機密?

・ちょ、ジョン、軽いってwww

M : Very. We think West must have taken the memory stick. We can't possibly risk it falling into the wrong hands. You've got to find those plans, Sherlock.
  極めて。我々はウエストがメモリースティックを盗んだに違いないと思っている。それが間違った手に落ちるなどという事態は絶対にあってはならない。お前はその計画書を捜し出さなければならないよ、シャーロック

・マイクロフトとシャーロックの確執って何が原因なんだろう…シャーロックの劣等感かなあ

M : Don't make me order you.
  私に命令させないでくれないか
S : I'd like to see you try.
  しようとしてるところを見てみたいね
M : Think it over.
  よく考えてみるのだな

・この兄弟怖いよー(^^;;; 兄弟喧嘩とかごっつ陰険口喧嘩な罵り合いだったんだろうなあ。どっちも間違えてないのがきっと最悪なんだぜw

M : Good by,John.
  さようなら、ジョン
J : Mm.
  ああ…
M : See you very soon.
  またすぐに会えるだろうね

・去って行くマイクロフト、ヴァイオリンをかき鳴らすシャーロック

J : Why did you lie?
  なんで嘘ついた?
(シャーロック振り向く)
J : You've got nothing on. Not a single case. That's why the wall took a pounding. Why did you tell your brother you were busy?
  何もやってないじゃないか。事件は一件もない。だから壁があんな目にあったんだろ。なんで兄さんに忙しいなんて言ったんだ?
S : Why shouldn't I?
  何故そうしちゃいけない?

・子供のいい訳になっとるwww 「なんでしちゃだめ?」とか訳したいwww

J : Oh!
  あー!

・ほらジョンもそう思っとるやんwww

J : Nice.
  なるほど

・うひひひ、シャーロックがwww「あ、まずった…」ってなっとるwww
・やっぱ「nice」は皮肉っぽく使われることが多いのかなあ

J : Sibling rivalry. Now we're getting somewhere.
  兄弟間の反目、ね。なら何処にでもある話だ

・ジョン、なんかシャーロックのやり込め方が判って来た?www

・シャーロック、携帯の呼び出し音に助けられるwww

S : Sherlock Holmes.
  シャーロック・ホームズだ
(顔つきが変わってくるシャーロック)
S : Of course. How can I refuse? Lestrade. I've been summoned. Coming?
  もちろんだ。どうして拒否なんてできる?(ジョンに)レストレードだ。召喚された。来るかい?
J : If you want me to.
  君が望むなら
S : Of course. I'd be lost without my blogger.
  もちろんだ。僕のブロガー抜きではやっていけない

・…あのう、なんでしょうか、これはあれですか、謝ってないけど謝ってるとかそういうレベルではなくて…プロポーズじゃねえか… っていうかジョンも受けてるじゃないか事前に!…orz もういいやははははお幸せに!

・Lestradeって慣例的にレストレードって表記してるけど、台詞聞いてると「レストラード」の方が近いような気がするなあ

・ちょっと短いけどキリがいいのでとりあえずこれにて。

…次は、シャーロックに宛てた「ちょっとしたパズル遊び」の始まり…


posted by radwynn at 00:43| 京都 ☁| Comment(0) | +SHERLOCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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