2012年11月19日

TORCHWOOD/トーチウッド FILE7(第13話・第14話)

torchwood1.jpeg




TORCHWOOD:
Outside the government, beyond the police.
Tracking down alien life on Earth, arming the human race against the future.
The twenty-first century is when everything changes.
And you've got to be ready.





第13話でシーズン1が終了、第14話からはシーズン2。
この2話の間にはどのくらいのブランクがあったんだろうなあ。放映自体は1年くらいのブランクみたいだけど、作中時間でもそのくらいなのかな。


<FILE7>

第13話:世界の終わり/End of Days
SFかと思ったらホラー仕立てになって、そうかと思ってると怪獣ものになってしまった、という、トンデモ最終回。
アバドンを呼び出したあの謎の老人は何者なのさ!何処行っちゃったのよ!だれか説明して!www

エゴイスティックにオーウェンを責めるキャプテンにちょっと何でよ?と思ったんだけど、自分を助ける為にオーウェンにリフトを開けさせてしまった自責の念が翻ってああいう言動を取らせてるんだろうか、とも思える。トーチウッドとしての使命と重責と上司と部下と云うよりは少し踏み込んだ彼らの関係が、時折こういう緊張状態を産むのかな。

とにかくこのシリーズ、碌な説明も無く辻褄も無くw やってみたらこうなりました結果オーライもしくは失敗したけどしょうがない、なノリなんですが、いきなりキャプテンがその身を捧げてしまったのにはほんとビックリ。根拠とか無しかよ!まあいいけどね、悶えるキャプテンとか見れたから。

まあ兎に角、死化粧のキャプテンの美しさは尋常じゃなかったっすね、キスで目覚めるとかどこの眠り姫か!とツッコミ入れてしまいましたさ…

大ラスのあれは「あの人」のところへ、ってことなんですよね?


第14話:キスキス、バンバン/Kiss Kiss, Bang Bang
腰砕けな感じのシュールなオープニングから一転緊張状態の対峙シーン、と思ったら妙におかし味のあるイアント君のリアクションと共にキャプテンの御帰還。この流れはなかなか気に入ったw
キャプテン居なくても大丈夫だったんじゃね?とかいう懸念もナキニシモアラズw

もともとエゴでチームを纏めてたみたいなとこのある人だからむしろ仕事のハンドリングはグウェンの方が向いてるんじゃね?とか思ってるうちに、キャプテンの昔の男が登場。
いきなりのものっそエロいがっつくようなキスシーンで始まる殴り合いとかもうほんとにどんだけ…orz 公式最大手ってのはこういうことなンすね…
「体重増えたな」「髪の毛減ったね」ってやり取りがおかしいw このふたり言い合い始めるとこういう掛け合い的やり取りが多くて確かに共に過ごして来た時間を感じさせる。絶妙に気の利いた台詞の演出だと思う。

タクシーでさんざんキャプテンの悪口を言ってるくせに、イアントの「でも…あの人と一緒だと楽しいよね」のひと言に全員被せ突っ込み気味に肯定するシーン、かなり好き。つかお前ら楽しいとかそういうノリなんかwww いいけど、そういうとこ大好きだけどwww

トシコのジャックに対するひと言は日本人はそういうのにフランク、って事なのか? トシコ、腐女子の鑑www

イアント君とキャプテンの距離もはっきり示されて、シリーズ1よりも人間関係は判りやすく整理された、のかな、と思ってたらまたキャプテンの次なる謎が提示される、と。
トーチウッドはもともとキャプテンの為のスピンオフだからキャプテンメインで話が流れるのがセオリーなんですね。

しっかしこれ、何時台の放映だったん?子供に見せてええんかいな、なネタが目白押しだったんですけど、この回…www

なんなんだろうなあ、シリアスかと思えば妙なおかし味を醸し出して来たり、上品な顔してへろっとお下品なネタ仕込んで来たり、これって好きな人には堪らんけど、受け付けない!って人には全く無理だろうなあ…ほんと、勧める相手を選ぶ作品だわwww



 

posted by radwynn at 17:58| 京都 ☀| Comment(0) | +TORCHWOOD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月12日

TORCHWOOD/トーチウッド FILE6(第11話・第12話)

torchwood1.jpeg




TORCHWOOD:
Outside the government, beyond the police.
Tracking down alien life on Earth, arming the human race against the future.
The twenty-first century is when everything changes.
And you've got to be ready.





ここまで一話完結でほぼ各話にには関連性は無かったんですが、シーズン1の終局に向けて、なのか、ストーリィ自体は独立しているものの、前後話との関連性が強くなって来ました…


<FILE6>

第11話:闘志/Combat
ネタは『ファイト・クラブ』。ぶつける対象が人間同士ではなくエイリアン、ってのが一応SFで、抱えてるものが自己矛盾と怒りではなくて虚無、ってところが、イギリス的、か。
オーウェン君がかなりいい味出して来てます。前話とコレでオーウェン君を見直した、って人、多いような気がするw

キャプテンは痛い程その抱えている虚無の怖さをしっているからこそオーウェンには厳しいのかもなあ。彼なら越えられる筈、って思ってるから余計に歯がゆい、っていうか。

ところで冒頭のウィーヴィル捕獲シーン、「いい子にしてれば楽に済むんだ」とか、キャプテンが言うとものっそヤバい台詞に聞こえるんですけど。
もちろんそれを計算に入れてのその台詞なんでしょうけど見事に踊らされる自分が情けない!いやいいけど踊らされて万歳だけどw

ラストシーンの意味はなんだったんだろう、と思う。
結局、人間も本能を持って生きる生物である事に変わりはなく、ウィーヴィルに通じる何かを秘めているのだ、って事なのか、それとも、作中で語られた「ウィーヴィルは人間の成れの果てなのかもしれない」という言葉への示唆なのか。


第12話:キャプテン・ジャック・ハークネス/Captain Jack Harkness
第10話とは逆に、キャプテンとトシコがタイムスリップ。
バロウマンさんの古風な二枚目顔は確かに1941年という年代にとても似合っていたw

キャプテンが名を借りた本物のジャック・ハークネス大尉の登場、全ての運命を知りつつ恋に落ちる2人、ってどんなメロドラマか。
でも軍人同士なんでメロウながらも妙に硬派な展開が面白かったっす。

ラストのキスシーンのなんと美しく激しく哀しいことか。
「It's my duty.」を別れの台詞に愛しい思いを振り切る男、そして死へ赴く男はたった数時間で出逢い別れる最愛の人を言葉ではなく笑顔の敬礼で送る、その高潔さと純情と諦観。こういう騎士道精神は日本の武士道に近いところがあってやっぱり葉隠的な心情は相通じる物があるんじゃないだろうか、と思ったり。
レンアイ物を観ないので他のキスシーンとあんまり比べられないけど(苦笑)。でも海外のyoutube動画でキャプテンのベスト・キスシーンには必ず入ってるところを見るとこれはいいキスシーンなんだよね、きっとw

メロドラマの裏側で、キャプテン達を助け出す為に強引にリフトを開くか否かで対立するオーウェンとイアントのドラマがきっちり描かれてて素晴らしかったw
「僕とジャックはそれ以上の関係だ」というイアントに「そりゃお前の夢だろ、イアント。ジャックにつまみ食いされてる時に見た哀れな夢だよ」と答えるオーウェンの「このリフトが俺の愛する人と"俺の"キャプテンを奪った」の台詞、その「愛する人」と「キャプテン」の間に揺らめいた僅かの間が、オーウェンのキャプテンへの愛なのだ、と気付いたイアントの表情がまた秀逸w

タイムスリップした先と現在の同じ場所を交互に見せる構成も面白かったし、過去からのヒントネタも新鮮味はないけどそこそこ面白かったし、良く出来たお話だったなあ、と思う。
ダンスホールが今も昔もほぼ同じ状態で存在してるってのが、映像が説得力を持つひとつの要因なのかもなあ。

以前に貼ったセットで歌うキャプテン動画は、この時のセットで撮影されたんだな…





 



posted by radwynn at 17:32| 京都 ☀| Comment(2) | +TORCHWOOD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月07日

TORCHWOOD/トーチウッド FILE5(第9話・第10話)

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TORCHWOOD:
Outside the government, beyond the police.
Tracking down alien life on Earth, arming the human race against the future.
The twenty-first century is when everything changes.
And you've got to be ready.





9、10話は共に「大人の為のお伽噺」風味。10話で少しだけキャプテンの「事実」の暴露。

<FILE5>

第9話:エイリアンの目玉/Random Shoes
ユージーン君、後の『SHERLOCK』シーズン1第2話のディモック警部w 彼の名演でひっぱった第9話。
トーチウッドというよりユージーン君の独り舞台だったんだけど、それが良かった。ちょっとした舞台劇を見ているような感覚。一発芸的な演出だけど、嫌いじゃないよw 演じる俳優さんの技量に左右されるけどねw
説教臭くなりそうな気配もありーの、しかしギリギリのところで「ほっこり」「じんわり」で終わって、見終わった後にさっぱりした気持ちになれたのは、トーチウッドとしては珍しい気がするw

しかしよく考えると可哀想と云うかイタい話ではあるのだが。どこまでもシニカルな演出がツボ。シニカルとコミカルが組み合わさってなぜか雰囲気はハートウォーミング、ってどうなってんだw

トーチウッドの部分を他のものに置き換えれば一般的な少年少女向け文学作品的にさえなりそうなお話だったなあ。これをトーチウッドでやるところが不思議ちゃんだよBBC


第10話:過去からの訪問者/Out of Time
過去からの来訪者。トーチウッド見始めて初めてのタイムスリップネタか。
ものっそ地味。実際、一般人がタイムスリップして来たらこう対応するしか無いよな、っていうリアル感が妙に可笑しい。
タイムスリップして来た方もなんだかよく判ってない、っていう、あまりにもフラットな演出が、次第にラストへ向けての内圧を高めていく感触が、ちくちく心に刺さってなんとなく居心地の悪さを感じるんだよなあ

一番強かったのがもっとも女性らしい女性、これから普通の母になって「家系」を繋いでいくであろう彼女だったのが暗示的といえば暗示的か。やっぱり女は、母となるべき人種は強い。

絶望で死を選ぶ人の横で、その最後の呼吸を聞きながら、その選択肢さえ許されないキャプテンは何を考えていたんだろうなあ。寂しいよねえ、辛いよねえ。きっと少し彼のことが羨ましかったよねえ。抱き締めて、君は独りじゃないよ、と言ってあげたくなるような、迷い子のような瞳が哀しいなあ

キャプテンの台詞から:
・キャプテンの居た元の世界は作中での「未来」である
・かつて1度「死」を経験している
・「アメリカ人だね?」の問いに「そうだ」と答えてるし、グウェンも最初にキャプテンの事をアメリカ人だ、って言ってたけど、なんかそんな感じでもないんだけどなあw

まだドクター・フーを見ていないんだけど、ドクター・フーの世界は、この作品の「未来」なんだろうか「過去」なんだろうか。タイムスリップしまくりな感じなんでどこをとって「未来」だの「過去」だの言うのか、って気もするけどw



 
posted by radwynn at 11:50| 京都 ☁| Comment(0) | +TORCHWOOD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月03日

TORCHWOOD/トーチウッド FILE4(第7話・第8話)

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TORCHWOOD:
Outside the government, beyond the police.
Tracking down alien life on Earth, arming the human race against the future.
The twenty-first century is when everything changes.
And you've got to be ready.






7話8話は共にちょいとばかりエロティック。7話は文字通りに、8話は「死」の向こうに。
そしてこの2話を通じて、キャプテンの背景が少し、垣間見えるのに、思いっきり引っ張られてしまうw いかん、制作側の思う壷に嵌ったwww

<FILE3>

第7話:ピロクテテスからの贈り物/Greeks Bearing Gifts
前回がまったく「SF」じゃなかった分、今回はがっつりSF。
エイリアンのCGも美しい。キモはこのエイリアンの形状なんだよな、気色悪いと美しいのせめぎ合い、見ようによっては美しい、ってのが、人の心に及ぼす影響ってのを考慮してるんだろうなあ。
CG駆使したエイリアンが登場しオーパーツ的ガジェットや過去からの凄惨な事件も盛った上で、テーマは「人の心」なんだよなあ。
テーマとしては普遍的で扱い自体もさほど目新しさはないんだけれど、綺麗に収まって、また諦観で纏めてるのが、イギリスらしい、というべきか。

しかしあれだ、己のフェロモンを囮に使うって、それ、そのエイリアンとやってることほぼ同じなんじゃないんですかキャプテンw 機能しちゃうのがまた問題なような気もするんですがどうなんですかそれw
笑顔とジョークで一つの生命体を死に追いやり「殺したのね」の言葉に「YES!」と言い捨てるキャプテンが怖い。

「心を読む」ペンダントでも読めない、まるで「死者のような」空洞を抱えたキャプテンの、能天気やご陽気な素振りでは糊塗出来ない孤独と「死」の匂い。

タイトルのピロクテテスは作中でエイリアンが名乗りその背景を匂わせるギリシャ神話の登場人物ですが、キャプテンってそういう雑学的知識も豊富なんすね。


第8話:スージーの思惑/They Keep Killing Suzie
えーえーえーストップウォッチ使って何するんすか皆を帰した後で、ってちょっとそれイアントさんから御提案ってもうツボ過ぎるんすけど君らの関係www
ってそんな感想www
いや「死」の概念とか面白かったんだけどね、最後に持ってかれちゃったよwww

そんな感想を書いている場合ではない、かなりに重いお話だったのですよ、第8話。
推理小説並みのどんでん返しありーの、キャプテンの秘密に触れる会話ありーの、カソリックからは批難されそうな「死」の概念についての言及ありーの、かなり充実した脚本だったんですよ。

でも頭に残ってるのはストップウォッチwww
いつになく意気消沈しているキャプテンに声をかけるイアントさんの、台詞回しがあまりにツボ。己が主体ではなく常にキャプテンが主体なんだね、君の場合。

イアントさんの歪み具合がひじょーに好みですw


サブスクリプトをアップしてくださっているサイトさんを発見、「ストップウォッチ」シーンをいつもながらの異訳で。ええ、いつもながらの、己の楽しみの為にw

<モルグ>
ジャック:すまんな…
イアント:仕事ですので
ジャック:いや、これは私がやるべきだ…だが… いつか空きがなくなるな…
イアント:興味がおありでしたらですが、僕はまだあのストップウォッチを持っていますよ
ジャック:だから?
イアント:ええ、考えてみてください。いろんなことがあなたにはできますよね、ストップウォッチで
ジャック:ああ、そうだな、幾つか思い付くよ
イアント:随分なリストになりますよ(ここの台詞回しからするとむしろ「(いままでにあなたがなさった事を)全部リストにして差し上げましょうか?」な感じw)
ジャック:皆を早く帰す事にしよう。10分後に私のオフィスに
イアント:10分ですね、数え始めます。──ああ、ジャック、死因ですが、何と書くようにお望みですか?
ジャック:良い質問だ
イアント:彼女、何度も死んでますのでね
ジャック:そうだな…「トーチウッドによる死」
イアント:ドアに気をつけるようにしますよ、また彼女が歩き回るといけない
ジャック:いや、それはもうないな。ありがたいことに復活祭は終わった
イアント:おや…僕はそれほど確信は持てませんね…。グローブなんですから。もう片方がありますよ

「あの」ストップウォッチなんだwww リストにするほどいろいろやってるんだwww もうホントにwww あけすけなエロティックシーンよりもよっぽどヤバいよなあwww
そして支えになろうとしてるくせにその舌の根も乾かぬうちにキャプテンの能天気さに釘を刺すイアントさんの冷たさがまたツボだwww







posted by radwynn at 13:52| 京都 ☁| Comment(2) | +TORCHWOOD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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